04年6月19日追加
「長距離輸送に使うクルマ」だからこそ必要と言える装備




最近、乗用車の快適装備、安全装備の進化は目覚しく、先進技術を
惜しみなく投入し、各メーカーともしのぎを削っている。
エアバッグやABSがあれば、過信してはいけないが「いざ」と言う
時助かる場合があるし、パワーステアリングでハンドルを楽に操作
することができたり、今当たり前のようについているこれらの装備
も技術の進化の証と言えよう。
但し、今例にあげた装備は何も乗用車に限らない。乗用車には当た
り前のようについているという感覚でいると思うが、大型トラック
など、いわゆる長距離輸送に用いるクルマの方が乗用車以上に必要性
があると思われる装備が意外にあるといえる。
いくつか例にあげてみると・・・

1. パワーステアリング

大型車というととにかく巨体である。ステアリングだって乗用車以上
に重くなるはずだ。パワーステアリングでサポートすれば、ドライ
バーの負担が大きくなくて済むし、疲れも違ってくるだろう。

2. ABS

ものすごい大きなクルマがいざ急ブレーキをかけた時のことをイメー
ジしてみると、意外と恐ろしい。濡れ道などでロックした、滑ったな
んてことになったら乗用車以上に一大事ではなかろうか。こういう
大きなクルマこそいざと言う時でも確実な制動力を得られる装備が
必要となってくるわけだ。
横滑り防止装置やトラクションコントロール等も必要と言えるかも
しれない。

3. ディスチャージヘッドランプ

長距離輸送の世界は昼も夜も眠らない。ドライバーが交代し、昼も
夜も輸送を続けているのだ。高速道路は渋滞があまりない深夜の時間
帯を走ることが多く、乗用車にとっては深夜の高速道路は案外怖かっ
たりする。特に東名高速道路は昼夜問わず、大型車の通行が多く
みられる。夜に走ることが多いからこそ、より明るいヘッドランプが
必要となってくるのである。

まず、これだけ挙げてみた。実際は長距離輸送用だからこそ必要と
いう装備がもっと出てくるかもしれない。
もうひとつ強いてあげるとCDチェンジャー。長距離を走るわけ
だから、ラジオだけでは退屈になるかもしれない。何枚か好きな
CDを持ち込み、1枚演奏が終わったら運転中でも自動的に次のCDに
切り替えてくれる。こういうアイテムも、もしかしたら「長距離
用だからこそ必要な装備」と言えるものなのかもしれない。



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