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温故知新(故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る) 豊岡のめがね橋を守る会

活動報告report

「豊岡のめがね橋を守る会」の活動報告

 日 時  場  所  項  目  内  容
 2017/02/01  豊岡のめがね橋を守る会が発足されました。    
2017/05/13
〜05/14
 大分県宇佐市院内町
院内文化交流ホール
 日本の石橋を守る会#38総会・記念イベント  内容は、こちらをご覧ください。
 2017/06/13  熊本市  熊本市議会  原口亮志熊本市議会議員 一般質問
 2017/08/06  熊本県上益城郡山都町 @ 石橋技術者養成講座 ・開講式
・座学
・実習
代表ブログ
 2017/08/22  玉名市役所 ・日本の石橋を守る会
・玉名市役所文化課
 第1回打合せ
  日本の石橋を守る会#39総会・記念イベントに関する打合せ
 2017/09/16  熊本県下益城郡美里町
二俣橋
 C石橋技術者養成講座  ・実習
代表ブログ

活動報告写真

☆豊岡のめがね橋の復元へ向けて、大きく一歩前進しました。
 平成29年6月13日(火)に行われた熊本市議会において、原口亮志熊本市議会議員が、「豊岡の眼鏡橋の保存方針について」と言う内容で一般質問されました。
【原口熊本市議会議員】
 田原坂国指定公園内の「豊岡の眼鏡橋」について質問いたします。

 この石造眼鏡橋は両脚の幅11.2メートル、高さ4.4メートルの単一アーチ橋であります。享和壬成年月吉日の刻印があり、年号の確かな石橋眼鏡橋では県内最古の橋といわれております。
 さて、この橋ですが川沿いに旧道があり、国道208号線に出たところに「田原坂攻撃官軍第一線陣地跡」の石標が立っており、官軍は田原坂本堂の丘の上の右翼及び左翼に本眼鏡橋を渡って出撃したものと考えられます。
 現在この豊岡の眼鏡橋は劣化と震災のダメージは計り知れず、後世にこの史跡をつなぐことが困難な状況にあります。また、今日までの修復もモルタルを表面に付したもので文化財としての扱いすらなされていないのが現状であります。
 本市としても経済環境局所管のもと、市民共有の歴史的文化遺産を調査するともに、適正に保存、整備、活用し、後世に継承していきます。と事業概要を示しております。市指定の文化財、「豊岡の眼鏡橋」の保存方針についてご答弁ください。

活動報告写真

【中村経済環境局長】
 「豊岡の眼鏡橋」の保存方針についてお答えを致します。豊岡の眼鏡橋につきましては、議員ご紹介のとおり貴重な文化財として認識しており、現在、市の有形文化財に指定しているところでございます。また、西南戦争の歴史を伝える重要な遺構ともとらえており、国指定史跡西南戦争遺跡の構成要素として、文化庁からの承認を得られるよう測量などの調査を行っているところであります。以前は、道路として使用されていたこともあり、アスファルトや鉄製の欄干などの老朽化がめだって来ていることは承知しておりますが、幸いにも昨年の熊本地震による被害は、比較的軽微であったと認識しているところでございます。現在、熊本地震で多くの文化財が被災する中、豊岡の眼鏡橋につきましては、早急な保存整備は難しいと考えておりますが、引き続き文化庁とも協議しながら、「当時の姿に戻す」などの保存整備について検討してまいりたいと考えております。

【原口熊本市議会議員】
 県内最古の豊岡の眼鏡橋の保存方針については、大変消極的なご答弁と感じました。しかし、国指定史跡として文化庁からの承認を得て・・・。と言うお答えに期待をいたして今後もその進捗状況は私なりに確認させていただきたい。

以上が原口熊本市議会議員の一般質問の内容とそれに対する熊本市の回答になります。
 こういった活動はどうしても行政の力が必要です。
そこで原口熊本市議会議員が、本活動に賛同され熊本市議会での一般質問に至ることになりました。
中村経済環境局長の答弁の中で「当時の姿に戻す・・・」と言う言葉が出ただけでも大きな進歩かと思います。
今後、熊本市の保存整備がどのような方向へ向かっていくか期待します。
原口熊本市議会議員、今後とも宜しくお願い致します
※原口熊本市議会議員の一般質問の内容はこちらでご覧になれます。


「豊岡のめがね橋」の景観と現状

活動報告写真

☆「豊岡のめがね橋」は熊本県内で、創建時の位置に保存されている石橋の中では最も古い石橋です。
(移転復元された、より古い石橋はあります。)
 どのような必然と経緯があって、この社会資本がこの場所に作られたのか、建造当時の歴史背景や精神文化を今に留める、熊本の貴重な財産です。また、西南戦争では、その悲惨さを間近で見てきた歴史的な文化遺産です。
 私たちはその貴重な文化遺産や史実を大切に受け継ぎ、適正に保存・整備・活用し、後世に継承していく義務があると思います。
 いま、豊岡のめがね橋が、大切にされている・景観が良いとは、とても思えない現状となっており、残念でなりません。幾度かの増水により壁石が流され、そのつど修復されてきたようですが、修復工法に一貫性が無く、石橋全体としての景観・芸術性などは完全に無視された継ぎ接ぎ状態です。人為的に損傷を受けた石橋としか言えない現状となっています。
景観と現状の写真はこちらでご覧ください。

「豊岡のめがね橋を守る会」の活動目的

活動報告写真 『豊岡のめがね橋を守る会』(仮称)とは
 200数十年前に造られた「豊岡のめがね橋」を、架けられた当時の姿に戻したい、復元したい・・・。
との願いから発足した会です。

 江戸後期に造られた豊岡のめがね橋は、セメントを使わない空積みの、アーチ・壁石・中詰からなる集合離散体という柔軟な特殊構造です。
 コンクリートや鉄骨の橋の耐用年数は最大でも100年に対し、豊岡のめがね橋は風雨災害に耐え、200年以上も生きてきました。これから更に200年は充分に人の役に立つ、社会資本のお手本だと言えるこの橋を、私たちは後世に守り伝えていく義務があると思います。
 熊本県最古の貴重な歴史的石橋を本来の姿に戻し、熊本の優れた文化を後世に残すための修復が必要かと考えます。 

豊岡のめがね橋を守る会 -掲示板-

〒861-0163
熊本県熊本市北区植木町豊岡