まるぼ-のつぶやき日記
2010 年 6月
2010/08/02 更新
4月から6月にかけて 4月になるとすぐにやってくるワタシの誕生日。友達からうれしいスイーツが届いてゴキゲン。 少し早めの3月に友達から届いた手作りのビーズのネックレスもうれしかった。あの頃は精神的 にマイっていたので本当にうれしかった。 オットは職場の呑み会だったけど(呑み会多いんだ〜)、帰りにコンビニでケーキを買ってきて くれたのでヨシとしよう。呑んだ帰り、タクシーの運転手さんにあちこちケーキやさんに寄っても らったらしいけど、どこも閉まっていたようだ。おかげでローソンのプレミアムロールケーキの旨 さを知ることができたし。 3月の終わり頃からはいよいよ桜の撮影に忙しくなってきた。 初めて過ごす京滋の春。もう行きたいところがあり過ぎて舞い上がってしまい、どこへ行って いいのか分らない。結局は京都府庁・醍醐寺・石山寺・三井寺の夜桜ライトアップ・奈良の吉 野へも行った。醍醐寺の枝垂れ桜は二人のあこがれだった。念願叶ってうれしかった。三井 寺の桜は夜空を覆う桜ドームに圧倒されっぱなしだった。 奈良吉野の桜も死ぬまでに見たい桜のひとつだった。まさかこんなに早く実現してしまうとは 夢にも思わなかったので、オットがそれを口にした時は驚いた。しかし遠いよな。車は混むだ ろうからと電車で片道3時間。まだ「全身の疲れがスッキリ取れる本」を読んでなくて、背中の 張りと疲労感が取れなかった頃だったのでちょっとしんどかった。 吉野駅に着いて電車を下りるとものすごい人の山だった。うわぁ〜すごい人!普通ならぞっと してしまいそうなところなのだけど、なぜかその人の山を見てテンションが上がってしまったワ タシだった。バスで途中の中千本辺りまで行く予定だったようだけど、交通渋滞でバスも時々 動けないらしく、行けるところまで歩いて上って行ってみることにした。狭い坂道をたくさんの人 の波に揉まれて歩く。両側にはみやげ物やさんが軒を連ねていて、川魚の串焼きを売ってい たり、桜に因んだきれいなものやお菓子が並んでいて、先を歩くオットとの差は広がるばかり。 それはそれは楽しい道のりだった。実はこんなところだとは思ってなくて、ただ車でどこか高い ところへ行き、ただ桜を眺めるだけだと思っていたので、朝のしんどさはどこへやらという感じ だった。帰りは歩いてくる予定だったらしいけど、どうしても下り坂はスピードが出てしまうので、 上りが歩きで正解だったようだ。 ところどころから眺める吉野桜はよく写真などで見たことのあるもので、あぁここだったんだと カンゲキ。上千本から奥千本へはバスに乗れそうだったので乗った。ここへ来るまでもずっと 坂道で既に足は筋肉痛だったけど、奥千本の入り口から奥へはさらにすごい傾斜の坂道だっ た。それは下ってみるとよく分った。大腿筋をめいっぱい使った。登ったり下ったり、登ったり 下ったり・・・下半身の筋肉を表も裏も側面も・・・これでもかっていうくらい全部隈なく使って歩き 回った。言うまでもなく翌日は全身筋肉痛だった。 京都の桜ももちろんきれいだったけど、吉野の桜には敵わないと思った。なんと言ったらいいの か・・・侘びた感じがとても好みで山桜のやさしさに癒された。何となく吉野の桜っていうと年を取 ってから行くのが似合うような気がしていたのだけど足腰が元気じゃないととても来れない。今回 は日帰りってこともあってゆっくり回りきれなかった。もっと撮影ポイントもあったろうに、またゆっ くり来たいな。出来れば今度は一泊で。 スターズオンアイスにも行った。 これまた、オット共々一度でいいから行ってみたかったものの一つ。かなりお高いのだけど、ちょ うどオリンピックのあった後だし、富山にいてはなかなか行けないだろうから思い切った。 るんるんだったのは言うまでもない。ここへ来て初めての大阪だった。久しぶりの環状線。 その最寄の駅に下り立ったワタシはしばし呆然・・・。 八幡?八幡って・・・あの八幡? そこはなんと、大阪に住んでいた頃、若かった母のこぐ自転車の後に乗せられて度々訪れたこと のある懐かしい商店街?のようだった。えっ?うそ・・・。信じられなくて、見覚えのある景色を見 つけ出したくて自然と足は速まるけど周辺のことはよく覚えてないし、当然今の景色とも違う。 商店街もこんなに放射線状になっていたかどうか覚えが無い。でもでも、やっぱりあそこなのだ。 地理的に間違いなさそうだった。動き回るうちにちっちゃな公園を見つけた。あぁそうそう・・・ちっ ちゃな公園あったっけ。よくこの公園の傍で飴細工のおじさんがいて色んな形に作られていく飴を 眺めていたっけなぁ・・・。かあちゃーーーん!って叫び出したくなった。あの頃のかあちゃんとワタ シがどこかにいる気がして。 ただでさえ大好きな大阪。ただでさえ大好きな商店街。 それだけでもう充分なのにこんなことって・・・。 うれし過ぎてもう舞い上がってしまって、念願のアイスショー前にこんなにも盛り上がってしまい、 その商店街をウロウロ嬉しげに歩き回って、そこでお好み焼きを食べた。 アイスショーはまぁこんなものかなって感じだった。きっと一番下の高い席だと目の前をシューっ て氷を削って滑っていくところが見れて迫力なんだろうけどな。 帰りは、最寄の駅は混んでそうだったこともあり、弁天町駅まで歩いて行くことにしてもらった。 ここをまっすぐ歩いて行ったらワタシが暮らしていたとこらへんのハズだから。その場所には大人 になってから2度程訪れていた。ちゃんと家が残っていたことと周辺の道路が狭かったことに心底 驚いたことを覚えている。 だけど、本当にここを歩いて行ったらたどり着けるのか自信がなかった。 自分ひとりだったら、間違えていても徒労だったとしても好きなだけ気の済むまで歩き回るのだけ どオットが一緒となるとちょっと気を遣う。まわりの景色があまりにも変わりすぎている。当たり前だ。 もう30年以上も月日が流れているのだから。何か・・・当時と変わってなさそうなものを探してみる。 何がある?ちっちゃかったワタシが覚えているものって・・・。銀行!銀行もなぁ・・・色々合併してた りしてて、あったとしても名前変わってるしなぁ・・・。合併でダブって閉店になってるかもしれないし・・・。 それが・・・あった。名前は変わっていたけど、変わらない場所にあったのが救いだった。 そうそう、ここここ。ってことは向こうに商店街があって・・・よし。間違いない。向かい角にあった銀行、 ここは母とよく来たところだ。ここも名前は変わっていたけど店は残っていた。確信を得た途端に足が 速くなる。ワタシが夜中に熱を出して駆け込んで、当直の先生が外科の先生だったからかどうなのか まずい白い薬を飲まされた病院もまだあった。 そして、家も周辺もまだあった。銭湯もあった。 全てがあの頃と同じままではないけれど、変わらないところもあるんだな。父ちゃんや母ちゃんと来た かった。家の前に出ていた人もいたけど、あの頃の人なのかどうかも分からない。そうそう、ちらっと 見えたお向かいの家の表札がワタシよりもちっちゃかったボクの名前に変わっていた。まだココに住 み続けている人もいるんだ。学校までの道も歩いてみたかった。また来たいな。滋賀にいる間に。 なつかしいワタシのふるさと。来ようと思えばいつでも来れるんだな。 せっかく大阪へ来たのだからと、造幣局の桜の通り抜けへ連れて行ってもらった。 八重桜が殆どで人も大勢だった。写真にするのはなかなか難しかった。 中味のやたら濃ゆい一日だった。 桜といえばもう一つ、湖北の海津大崎の桜も見事だった。 もう毎週毎週、何かにとり憑かれたみたいに桜の撮影に出歩いた。 今年の桜はあちこち一斉に咲いてあっという間に満開になったので本当に忙しかった。 桜や地元の情報はラジオやテレビや新聞もそうだけど、美容院のセンセからも得ていた。 若い人がいる美容院は疲れそうだから、お母さんみたいな人がしている個人の美容院がいいなぁと 思っていたのだけど、勇気を出して行ってみたそのお店はピンポンだった。よくこんな引っ込んだところ にあるお店が分りましたねって言われたけど、そうゆうのもご縁なんだろうな。地元のオイシイものや 病院の情報なんかもそこで仕入れてくる。 それはそうと、引越ししてからずっと気になっていたことがあった。 転勤が決まる少し前に友達が貸してくれたたくさんの本。『猫村さん』や『岳』や『一瞬の風になれ』 大切な友達の大切な本を返さなければ。だのに、もう引越ししてずいぶん経って生活も落ち着いて来て るっていうのに、なんとワタシはそれらの本を1ページもめくっていなかった。本を読む習慣を取り戻さな くては。 それで、先に友達に、今度富山に帰った時に会う約束をして、本を返すって宣言した。 それからがーーーって読んだ。猫村さんはやっぱりいいなぁ。一人で声をあげて笑ってしまったり。 オットにはその面白さが理解できないらしいんだけど、「A!B!C!」とか最高なのに。 一瞬の風もよかった〜。連サイコー。リレーの疾走感がたまらなかった。久しぶりに青春させてもらった。 お尻に火が付かないと何も出来なくて、あんなに慌てて読んでしまったのがもったいなかった。そうそう 歯医者で苦手な型どりされてる間に読んでたら、物語に入り込んでしまってちっとも苦にならなかったんだ った。 GWには高速が混みそうだったから帰省しないで、地元で小じんまりと遊んだ。 ガイドブックにも載っていた沖島っていうところへ船で渡って猫の写真を思いっきり撮ってみたかったので 早速連れて行ってもらった。島へ向う船着場で既に猫が居てもうルンルンだったのに、向こうに着いた途端 ケンケン山とやらへ登らされた。いつものことながら下調べもなにもせずオット任せで行く方も行く方だけど、 低い山とは言え、ぜんぜん山歩きに適した服装ではなかったので暑くて参った。でも、小高いところからの 眺めはよかった。魚港のねこは憧れだったので、ちゃんとねこに逢えてよかった。この島では車が走ってな いからか、ねこも人もの〜んびりしていて、ゆったりした独特の島時間が流れているようだった。食べ物や さんが無かったのは想定外だったので、おにぎりを持って行ってて本当によかった。 そして、おNEWの車でのオット念願の車中泊デビューも果たした。 車中泊で何が心配って、他に泊まっている人がいなくてワタシ達だけだったらどうしよう・・・とか、コワイ人が 来たらどうしよう・・・ってことなんだけど、そこはGWなので結構な仲間がいそうだった。昼間に伊吹山に行き、 オットが予め探しておいてくれたお風呂に早めに入り、とにかく駐車場の確保。去年の棚田の時は駐車場が 狭かったからお風呂に入りに行ってる間にもう満車になってて、ちょっと下り気味になってるところで平行じゃ なくて、とても寝にくかったから。 場所を確保してから、さて今度は晩ごはん確保へと道の駅へ行ったのだけど、お弁当・惣菜類は売り切れ。 しまった。みんな考えることは同じなんだ。この辺はちょっと辺鄙なのでコンビ二も近くにない。でも、何も食べ ないワケに行かないので、せっかく場所を確保したのだけど満車になる程ではなさそうなので、あとで出掛け ることにして、とにかくは夕暮れ時の撮影に。帰ることを考えずに心行くまで撮影出来るのはやはりうれしい。 たくさんの人が夕焼けを眺めに辺りをのんびりと思い思いにウロウロしているのがいかにもGWだなって感じ がした。カメラを構えていると結構色んな人に声を掛けられる。やはり旅行で来ている人が多かった。 辺りがすっかり暗くなるまで写真を撮りまくってから、食べ物やさんを探してまたお出かけ。随分走ったけど、 好みの食べ物やさんは見つけられず、結局はコンビニで弁当と明日の朝ごはんを買って帰った。 お弁当を食べてからは寝床作り。後の座席を倒して、この為に買い揃えたマットレスを敷き、窓ガラスには 目隠しと断熱効果を兼ねたものを吸盤でくっつけて・・・って、ほとんどオットがするんだけど、なんかこの一連 の作業が巣作りをしているようで自分達が小さな動物になったような気がしてちょっと楽しい作業だった。 車中泊やっほ〜って感じだった。シートはフルフラットにはならないので、マットレスの下に毛布を敷いたりして 上手く調整し、後の座席と前の座席の間に出来る隙間には、オットが手作りした蓋のない木箱を横にして入れ れば高さ調整はバッチリだった。この木箱は優れもので、普段は車の後ろで仰向けになって物入れになってい るが、外でごはんを食べたりして椅子が欲しい時には椅子やテーブルにもなるのだ。さすがオット。 勝手を知らないワタシがごにょごにょしてる間にもう出来上がり。 出来上がった”巣”に靴を脱いで上がり込むとこれまたなんと楽しいおままごと 気分。うほほ〜いってな感じだった。寝そべってみてもちゃんと足を伸ばせるし、何より目隠しがあるのが安心 だった。やはりこの為に買い揃えてあったライトを点けて持って来た本をぺらぺらとめくってみたりして・・・何と も贅沢な時間を過ごした。 夜もオットみたいにすぐに眠りには落ちないけど(オットはどこでもすぐにぐーすか眠りに就いてしまう)まぁまぁ 眠れた方だ。朝の光も撮りたいので、昨日買っておいたパンなどを食べて6時半前からすぐ目の前の琵琶湖 の撮影へ行った。昨日の逆光と違って順光は順光でまた緑がきれいでよかった。その足で奥琵琶湖パークウ ェイを走ると、まだ桜を見ることができた。琵琶湖の水の色も深いグリーンできれいだった。琵琶湖は本当に 大きくて色んな表情を見せてくれる。 途中眠くなってきたので駐車場で仮眠。 その為に後の座席はまだ”巣”のままにしてあった。少し眠ってからお昼を食べに行ったりして、日中の光は 師匠曰く面白くないらしいので、寝たり起きたり本を読んだりして自由気ままに過ごした。琵琶湖の周りを行っ たり来たりして車で泊まって本当に安上がりだったけど楽しかった。 一方、社宅の暮らしはどうも仮住まい感が抜けず、いつまで経っても自分たちの部屋という気がしないので 思い切って色々買ってみた。日本手ぬぐいのプリントのかわいいものをタペストリー風に階段脇の白い壁に 飾ってみたり、殺風景だったトイレのペーパーホルダーを華やかなカバーで飾ったり、自宅から持って来た カジュアルな版画の絵を飾ってみたりした。すると、随分と自分の家らしくなってきた。こうゆうことって大切な んだなって改めて思った。ついでに、華やかなピンクのバラの花がプリントされた麻のエプロンも買ってみた。 ちょっと重くて肩が凝りそうになるけど、これを身に付けるだけですぐにぱぁっと気分が華やかになる。一番 大切なのは日々の暮らしだと思っているから、少しでも気分よく過ごす為にたまにはこうゆう出費も必要なん だな。 極めつけは、たまたま出かけた時にアウトレットの家具やさんで、2階で使う机と椅子のセットをオットが即決 したことだった。ここの1階の茶の間は午後になると陽が当たらないので暗く、文字を書いたり読んだりする には灯りを点けないといけないのがどうもイヤで、せっかく明るい2階があるのだから、2階で使う折りたたみ 式でもいいから小さなテーブルが欲しいとは思ってた。自宅があるから物は増やせないけど折りたたみの机 くらいなら・・・と思っていたのが、まさかこんなでーんとした机を買うって言うとは思ってもみなかったから心底 驚いた。でも、うれしかった。それくらいワタシ達の好みにぴったりのモノだった。仮住まいだからって何もかも がそういう一時的なものばかりに囲まれていると、何だか気持ちが貧しくなるような気がしていたからなお更だ った。 5月の末にはワタシの父方の伯母が亡くなったので、一人帰省してお通夜から七日の法事に出て来た。 実は恐れていたことだった。3月に親戚に不幸があったときは、たまたま帰省予定していた日程だったのだけど もう高齢の親戚が何人もいる。知らせが入った時オットは「何も迷うことない。行ってこられ。」とあっさり言ったの で迷わず行くことが出来た。父や母が亡くなった時、料理上手な伯母がたくさんの美味しいお惣菜をこしらえて くれたのだった。ああゆう時は、人が作ったお惣菜がどんなにありがたいものかが身に沁みたものだった。親が 亡くなってから何度か家にお邪魔した時も、自家製の野菜をたくさん持たせてくれたり、とにかく優しい伯母だった。 6月になると、オットがガチガチの庭を耕し、大量の土を買い、運び入れて春に植えたじゃがいもの収穫期。 ワタシの大好きなじゃがいも。しかも、キタアカリ。初めてのじゃがいも栽培なのであまり期待はしていなかった けど、根元にごろごろごっそりとじゃがいもが生っていた。じゃがいもは晴れが続いた時に収穫するのがいい らしく突然の収穫。早速のじゃがバターはそれはそれは美味だった。ただこの頃から、庭に出さえすれば2人して やぶ蚊に何カ所も刺されて酷い目に遭う様になってきた。虫除けスプレーも携帯用カトリスも効かず、もう軽い ノイローゼ状態。ちょっと洗濯物を干しに出ただけでも、庭の隅から猛スピードでやってくるものだから本当に恐怖 としか言いようがなかった。今は蚊取り線香を焚いて、それを持ち歩きながら庭仕事をしている常態。 末には富山から友達が遊びに来た。 普段は働いているんだけど、金曜日に休みが取れたから日帰りで遊びに来てもいい?って。もちろんですとも。 まさかこんなに早く遊びに来てくれるとは思ってもみなかったのでホントにうれしかった。 その頃は、サッカーW杯で大いに盛り上がっていた頃だった。 それこそ全く期待してなかった日本代表が大健闘してくれて、初戦のカメルーン戦の後半以外は全てリアルタ イムで観ていた。時間帯がキビシイので初めは観るつもりなんてなかったんだけど、お試しでツイッターを始め てみたので、オットが寝ていても試合を観て共感し合える人たちがいたので楽しかった。 眠いけど、どれだけ翌日のダイジェスト版を観てもゲームの全ては分らない。ゲームを録画をしていたとしても 結果の分ってしまった試合っていうのはどうも観る気がしないのでしょうがなかった。 メンバーもW杯が始まる前は何だか地味な人ばっかりだなぁ・・・って全く興味もなかったのだけど、だんだんと 阿部やら松井やら・・・と好きな人が増えていった。今度の代表選手はとてもチームワークがよかったようで、そう いうニュースを見るにつけ、どんどん好きになっていった。肩を組んで国歌を斉唱したりする場面も何度見てもよ かったなぁ。 そうそう、それで、あのデンマーク戦の明けた日に友達が来ることになっていた。 このゲームに負けてしまったらもう日本代表の試合は観れないと思うと、やっぱり観るしかないって思った。 その前日は友達と遠足の行程のことで、あれやこれやとメールでやり取りをしていたまま布団に入ったので その段取りで頭が興奮状態で殆ど眠れなかった。まるで子供だ。それと、早起きしないといけないと思うと、どう も緊張して眠れないのだった。3時にセットしたアラームも鳴る前に止めて下の茶の間に下りていった。すごい ゲームだった。当然仕事のオットだけど、せめて後半戦だけでも・・・と5時過ぎに起きてきた。がんばって起き て観ていたゲームが素敵な結果で本当によかった。ありがとう。 さすがにほぼ一晩中眠れていないアタマがぼんやりして来たので、オットを送り出したあと少しだけ眠った。 そんなアタマで待ち合わせの最寄の駅へ。開口一番「まるぼーちゃん大丈夫?」と言われた。目の下にクマが 出来ているらしかった。「ダイジョーブ、ダイジョーブ」その時はほんとに大丈夫だった。カノジョは家族中で起き てゲームを観ていたらしかったけど、こっちへ来る電車の中で眠れたようだった。 予定していた通り電車に乗ってお寺に行ったりランチに行ったりして、あちこち喋りながらウロウロ歩き回った。 途中何度かクラ〜っとなって、なんでこんなにしんどいんやろ・・・と思ったりもしたけど、すぐにそのワケを思い 出して納得していた。理由が分ると安心するものだ。友達も家に帰ってお昼寝した方がいいよって言ってたけど 家に帰るにしても時間がかかるし(タクシーで行けばよかったなぁ)なんか時間がもったいない気がして、とにか く涼しい建物の中に入って冷たい飲み物飲んで、湖畔のベンチにでも腰掛けてお昼寝しようかって思っていた のに外に出たら雨が落ちてきた。仕方なく、その建物の中のベンチに座って休憩。さすがに徹夜に近い状態で はしんどくなってきた。さてと、ウトウトとする前にトイレトイレ・・・と真剣に就寝準備。それが、トイレに行った後に 通りかかった本屋に立ち寄り、カノジョが帰りの電車で読む本を選ぶのを付き合っているうちに、気が付いたら ふたりしていつの間にやらリフレッシュしていた。不思議なもんだな。やっぱり疲れも脳からなんだなって納得した。 夕方になってきたのでそろそろ京都へ。幸い、オットは飲み会なのでトコトン付き合う。 一緒に京都に行って伊勢丹をぶらぶらした。なぜかワタシまでお土産を買い(西湖っていうれんこん菓子)、カノ ジョが電車の中で食べるお弁当を選びに惣菜コーナーへ向っているとふとカレーのいい匂い。その匂いに誘わ れて吸い込まれるようにふらふらと・・・。ふと「まるぼーちゃん、カレー食べて帰ろうか♪」とカノジョが言い出した。 思いがけない提案だったけど、そうだ、どうせワタシも一人で何か食べなきゃいけないんだった。カノジョも隣に どんな人が乗ってるか分らない電車の中で気を遣いながらお弁当食べるよりはずっとラクだし美味しく食べれる だろう。うんうん、そうしよう。ふたつ返事でカレー屋さんに入った。ワタシが頼んだのは夏野菜たっぷりのカレー。 ふたりとも大満足だった。 分かれ際に駅でトイレを済ませる時、大きいバッグをカノジョに預けたらあまりの重さに驚いていた。 遠くから来ているのに身軽なバッグのカノジョと地元なのに重いバッグのワタシ・・・これはいつものことなのだけど、 ワタシのバッグの中にはデジイチが入っていた。せっかく遥々来てくれたのだから写真を撮ってあげようと思って 持って来ていたのだった。友達をカメラに収めるのは初めてのことだったので照れてしまったのだけど、なるべく 自然な表情を撮りたかった。慣れてないのでピンボケも多々あったけどいい表情のも撮れたと思う。後で数枚送っ たら喜んでくれた。こっちこそ、ありがとね。それに、バッグはちっとも重くはなかった。こっちへ来てから新しい カメラバッグを新調してもらい、今までより多くのレンズや飲み物を自分で持ち歩けるようになっていた。そのおか げか、重いものを背負って歩くのにいつの間にか慣れていたようだった。この日の万歩計は自己最高でなんと2万 2千歩を過ぎていた。家に帰るとぐったり心地よい疲れに襲われて何も出来ず、今日のW杯関連のニュースをただ ただぼんやりと眺めていた。カレー食べて来て本当によかったよ。それにしてもワタシよりも歩きにくいサンダルだっ たのにたくさん歩かせてしまったなぁ。もう二度と御免って言わないでね、 4月から始まっているNHKの朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」今回は本当にいい。もう初回から面白さを確信していた。 前回のがちょっと・・・だったのでなお更だ。主役の夫婦もみーんな好きだけど、特に好きなのは布枝さんのお父さ ん役の大杉漣さんと茂のお父さん役の風間杜夫さんだ。途中からだけど、オットまで毎朝楽しみに観る様になった。 そんなこんなで暑い夏を迎えているのだけど、父の日にオットにプレゼントしたおしゃれなステテコが思いがけず好 評で仕事から帰って来るととりあえず履き替えるのがハーフパンツじゃなくて、そのステテコってところがオモシロイ。 オットはどんなものでも気に入らないものは身に着けないタチなので、一か八かで買ってみたステテコが無駄になら なくて、ワタシが履いたりしなくて済んで本当によかったと思っている。肌触りと柄がお気に召したようで何よりだ。 |