まるぼ-のつぶやき日記

2008年 11月

2009/09/18 更新


水疱瘡明けの6月から9月にかけて

またまた長く更新をおサボリしてしまった。無事に元気に過ごしておりました。
水疱瘡が完治してからは、やれ芍薬だ!鮎だ!蛍だ!紫陽花だ!立山だ!花火だ!・・・と次々にテーマを打ち
出す(?)オットと共に(時には義母も)週末ごとに撮影に飛び回っていた。水疱瘡の病明けから処方されていた
薬のおかげか、いつもはダルダルの梅雨時も元気に過ごせた。

そういえば写真部のフォトコンテストで、皆で投票して決める賞もあったのだけど、なんとそれにワタシの写真が選
ばれてしまい、本当にびっくりだった。賞品として三脚をいただいた。
http://www.kabegami.com/shashin-bu/C00201/show/id/PHOT000000000000B90C

冷夏だった今年の夏は、なんと5泊6日で山へ行ったりもしていた。
(この話はまたトレッキング奇行に書いて残しておきたいと思っているので、気長にお待ちください(^-^;A")
今年はアルペンクラブとやらに入ってみたので立山へもよく行っている。行けば行くほど交通費が安くなるので。
そういえば、そこでものすごい落し物を拾ったんだった。

その物体を見つけた時、ごくりと生唾を飲み込んで恐る恐る近づいてみた。
すぐ傍に持ち主がいるかと思ったけどいなかった。一瞬「持って帰りたい!」と思った。
だけど・・・こんなもの、なんで落としていくかなぁ・・・ちょっと信じられない光景だった。
同時に、これを落としたことに気付いた持ち主はきっととてもとても落胆しているだろうなぁ・・・今頃どこを歩いている
のやら・・・と。

その落し物はカメラのレンズだった。
しかも、ワタシ達が使っているCANONの長くて白いレンズだった。
白いレンズは高いということだけは知らされていたので。

あっちの方で写真を撮っていたオットがこっちに来たので、まだ手を触れていない物体を指差すと驚いていた。
そこは山小屋のすぐ前だったので、そこへ届けることにした。その日だったか翌日、警察から連絡があり、万が一
持ち主が現われなかった場合は3ヶ月で拾い主のモノになると聞かされ、複雑な気持ちだった。

結果的には、無事持ち主のもとに返ることができた。よかった〜。
もしも自分だったら・・・持ち主がどれほど落胆していただろうと思っていたので、本当によかった。
万が一現われなくてワタシ達のモノになったとしても、何となく気持ちはすっきりしないだろうから。

持ち主の方とも直接電話で話し、是非自分が撮った写真を見てほしいから住所を教えて欲しいと言われ、後日、
きれいな朝焼けの剱岳の写真が2枚送られてきた。お礼はお断りしていたのだけど、図書カードがそえ添えられて
いた。この図書カードは第一発見者のワタシのモノだ。


今年の夏は本当に短かった。
殆どお日様を拝めなかった7月は、毎日どんよりしていて、おかげで、夏に洗うべき毛布やなんかの大物洗濯の
存在をすっかり忘れていて、9月になってから慌てて洗っているところだ。

お盆の中頃からようやく夏の陽射しが現われたので、これまたどんより空のおかげですっかり忘れていた梅干し
干しをし、やれやれ・・・と思っていたら、もう鈴虫が鳴き始め、朝晩涼しくなり、ちょっと前までの温暖化が進む前の
普通の夏のようだった。おかげで、海にも入れなかった。

今年の夏は、姪っ子が中学に入り、部活の関係で義弟一家全員でのお泊りはなかった。

こう振り返ると寂しい夏だったように感じられるかもしれないけど、友達と会う機会がたくさんあったし、ちゃんと楽しく
過ごしていた。

そうだそうだ♪無料だったので、立山山麓音楽祭なんてのに初めて行ってみたけど、野外のライブはかなり久しぶり
だったので楽しかった。
出演者の中には安倍なつみさんもいたので興味津々だったのだけど、小さくて見えなかった。(前の人が立つから)
この方のファンと思しき方々は県外からも大勢来ていたようで、本人様を見れない代わりにその方々を見ていたら
結構面白かった。

中西圭三さんはとても面白い人だったし、なんと言っても一番聴きたかった大トリの山本潤子さん。出だしの一発目は
「海を見ていた午後」で鳥肌が立ち、うるうるになった。ユーミンの曲ってすごいなぁと改めて思った。荒井由実の頃の
レコードが聴きたくなった。一時期中古レコードを買い漁っていたことがあったけど、どうだったかなぁ・・・っと、今見てみ
たらあったあった!わぁ〜あとで聴こうっと♪

山本潤子さんの声がとても好きで、あとは「翼をください」が聴きたい〜!と祈るような気持ちでいたら、「卒業写真」の
後、最後の最後のエンディングで皆で歌ってくれた。あ〜素敵だった。

珍しく連ドラも見ていたっけ。
『白い春』阿部ちゃんとエンケンさんの男同士のやり取りが本当に切なくて、また大橋のぞみちゃんがもうかわいくて
かわいくて・・・この先どうなるのかな・・・とドキドキしながら見ていた。ちょっと心臓に悪かったと思う。最後は・・・春男に
は生きていて欲しかったけど。

去年の秋に放送されていたけど、オットの仕事が忙しく連日10時過ぎの帰宅だった為、録画しておいた『風のガーデン』
もようやく見ることが出来た。初めて見た時から好きになり、あとはもう、どんどん見ていった。大好きな緒方拳さんの
遺作になってしまって残念だけど、本当にいいドラマだった。これは永久保存版。

NHKの朝ドラ『つばさ』も大好きで欠かさず見ている。
梅雀さんと吉行和子さんがかわいくて特にお気に入り。

映画も劇場・録画分を含めてたくさん観たので、記録の為に少し記しておきたい。


【剱岳・点の記】
この映画には、ワタシの元の職場でお世話になった方がエキストラ出演されているので、もう随分前から公開を待ちわ
びていた。どうせ始めの頃は混むだろうから、少し経って落ち着いた頃でいいやと思っていたのだけど、オットが「どうせ
観るなら公開初日だ!」と言って聞かないので、いつもよりも早めに劇場に向った。早く行ったおかげで一回目の席が
取れたのだけど、やれやれ・・・と始まるのを待っていると、どこからともなく「舞台挨拶がどーのこーの・・・」という会話が
耳に飛び込んできた。はっ!地元での初日なんて舞台挨拶があるに決まってる。だけど・・・まさかココではないだろう。
となると、あそこだ!あそこに行っていたら見れたのに〜!と途端に悔しさがこみ上げてきた。ワタシとしたことが迂闊だ
った。うだうだ言ってると、オットは「別に浅野忠信とか香川照之とか見たって・・・あおいちゃんが来るなら話は別だけど」
なんてほざいていた。くっそ〜〜〜!

と、前置きはこれくらいにして、映画そのものは本当に素晴らしかった。
カメラマンの監督ならではのこだわりが感じられる素晴らしい映像だった。
後半は、撮影の苦労や当時のことなど色んなことを想い涙が止まらなくなってしまった。
最後のエンドロールを見終えた後、ワタシ達の席の前にいたオジサンが手を叩いたので、ワタシ達も残っている人達も
一緒に賞賛の拍手を送り、何とも言えなかった。
ワタシの知り合いの人もちゃんとカットされずに写っていた(笑)。
あの暑かった日に岩峅寺駅まで見に行ったことが懐かしく思い出された。
それにしても、日本山岳会のリーダーを演じていた中村トオルのファッションはかっこよかったなぁ。
昔はあんな格好で山に登っていたなんて信じられない。

【アマルフィ】
予告CMを見る度に、あのサラブライトマンの曲が流れる度に、もう観たくて観たくてしょうがなくなっていた。
曲とオールイタリアロケということ、それに何と言っても佐藤浩市さまが出てるから。でも、オットは一向に興味なし。
「原作真保裕一だって〜」って言っても興味なし。真保裕一といえば、「ホワイトアウト」の時は松嶋奈々子ちゃんが出て
いたからって劇場まで足を運んだくせに。
まっ、近頃はテレビで放映されるのも早いのでそれまで観れないのかな〜って諦めかけていた頃、友達から遅い夏休み
の知らせが来た。「アマルフィでも観てくる?」っと思いがけない展開だった。わぁ〜いわぁ〜い、日頃の行いだ。
目出度く観ることが出来た映画は、やはり面白かった。公開から随分経っているし、そんなに観客はいないだろうと思って
いたら、妙齢のおばさま方が結構いらっしゃってびっくりだった。みんな誰が目当てなんだろう(笑)。

映画を観終えたワタシは、すっかり織田祐二のとりこになっていて、同じく佐藤浩市さまファンの友達にヒンシュクをかって
しまった。織田祐二って言うよりも、彼が演じていた外交官黒田のキャラが超かっこよかったのだ。殆ど笑わなかったんじゃ
ないだろうか。そこは「ホワイトアウト」の時と同じだけど、とにかくファッションがかっこよくてシビレテしまった。大好きなサラ
ブライトマンの『
Time to say good bye』も聴けて大満足だった。

【HACHI】
写真部のフォトコンテストで、オットの出品したとったの写真が入選し、ペア鑑賞券を頂いたので観てきた。こんなことでも
なければ劇場には行かなかっただろう。
『忠犬ハチ公』といえば、仲代達也だろう。ワタシは映画館で大泣きしてしまい、恥ずかしくてしばらく席を立てなかったくらい
だ。まだ犬を飼ってない頃のことだ。奥さん役の八千草薫さんが言ったセリフも今でも覚えている。日本犬が出てくる話なの
にハリウッドで映画化なんて・・・青山テルマの歌なんて・・・と、文句タラタラでそんなに感情移入は出来ないだろうと思ってい
た。でもでも、やっぱり泣いてしまった。声をあげて泣いてしまいそうだった。愛しかった。

【クライマーズハイ】
録画してあったもの。
オットは原作も読んでいて、ワタシもNHKドラマで見たことはあったので、さほど期待はしていなかった。
が、始めからぐいぐい引き込まれ、身を乗り出して観てしまった。シリアスな内容なのだけど、時々笑える場面もあったり、
時には涙する場面もあったりして、ワタシの大好きなテイストが満載だった。これはNHKドラマよりもこの映画の方がよかっ
た気がする。主役の堤真一もぴったりだったし、堺雅人も思ったよりハマッてた。何より、エンケンさんがぎらぎらしていて
よかった(笑)。

【初恋】
これも録画分。
三億円強奪事件の実行犯は高校生だったーという腰を抜かしてしまうような設定のお話。
主役があおいちゃんだとオットは興味津々だ。いつからこんなになったんだっけ。『篤姫』からかなぁ。
これは何だか切なくて胸がきゅんとする映画だった。観終わったら消せると思っていたのだけど、保存版になってしまった。
ただ、あおいちゃんのファッションは昭和30年代にしてはかわい過ぎた。あおいちゃんの私服ではないかと思うくらいかわい
かった。

【ゲド戦記】
これも録画分。今頃ですが(笑)。
これはちょっと微妙な感じだった。『テルーの歌』はとてもよかったのだけど。
ゲド戦記っていうけど、映画の中ではゲドは殆ど闘ってないんですけど・・・。
もう一回観るかどうかは分らない。

冬の出来事は、ひとりごとに書きます(^-^;A"
今度こそマメに更新出来ますように。(祈りを込めて)