まるぼ-のつぶやき日記

2008年 11月

2008/11/19 更新


11月19日(水)曇り時々雪(初雪)

同じ月の中で2日目の更新をするのが久しぶりだった為、ー行の挿入ーなんてのを久しぶり
にして、これでよかったかな・・・と一瞬焦った。

今日は本当に寒い日になった。朝から時々雪がちらついている。
今週の月曜日には最高気温が20度近くもあったっていうのに・・・突然過ぎる。身体がついて
いかない。昨日から軽く頭痛がしている。また風邪を引いてしまいそうなので家で大人しくして
いた方が身の為のようだ。
やはり温暖化の影響なのか、ここ数年、季節の移り変わりが急なような気がする。雷鳥が心配。

前回の日記を書いた後もまだちょっと微熱が続いてだるくて何もする気になれなかった。
今年こそは今月から心して年末大掃除を始めたいねと話していたけど元気がなかった。
有難いことに週末のお天気も悪く、さらにまた有難いことにオットもここんとこの激務(連日の残
業・突然の夜勤・休日出勤・・・で疲れが溜まり、同じような体調だったため二人して平和に、
久しぶりにのんびりだらだらと過ごしたりしていた。

そのおかげで、久しぶりに撮り溜めてあった録画を観た。
『武士の一分』ワタシ達はなぜか二人してアンチきむたくなので、積極的に観ようとは思って
なかったのだけど、義母が観たそうだったのと、監督も良く、良い映画って評判だったことも
あり撮ってあったものだった。なかなかよかった。何と言っても笹野高文(こんな名前だったかな)
さんが最高だった。ちょっと重く辛い場面でもコミカルな役どころというか独特の演技で何度笑っ
たか分らななかった。最後もよかった。観てよかった。

そういえば、9月頃に観た録画映画があったっけ。
『手紙』これはもう上映時から観たくて観たくてしょうがなかった映画だ。
あのCMで小田和正の歌が流れる度に胸が震える気がしていたけど、実際観ると結構辛くて
・・・。でも、前の職場で一緒だった方の話では「いい映画だった」ってことだったので、きっとラス
トはいいのだろうと期待してがんばって観ていた。もう号泣しましたよ。小田和正の歌とともに。
あのお兄ちゃん役の人もよかった。

最近は本を読む習慣も取り戻しつつある。
と言っても、今ハマッテイルのは漫画だ。
『岳』友達が貸してくれたものだ。
随分前に王様のブランチでも取り上げられていたので知ってたし、オットの弟が前に貸してくれた
ことがあったのだけど、元々漫画は殆ど読まないのと男漫画はちょっととっつきが悪く読む気がし
なかったので、オットだけがさらっと読んで返していたものだったけど、親友のオススメとあらば見
ないわけにはいかなかった。で、読み出したらグイグイ引きこまれてしまった。死と隣り合わせの
現場で毎回結構うるうるさせられてしまったいる。

それをオットに話すと漫画は漫画だと一蹴された。
実は、ワタシは今までに山岳小説を何一つ読んでいなかった。
差し当たっては来年公開される剱・点の記』は富山でもロケが行われたものなので、映画より先
に原作を読まなければ・・・と思っている。

今日は寒いのと荒天のため買い物に行かなかったので運動不足・・・。
車庫の階段で上り下りでもしようかな(笑)。
11月7日(金)くもり時々雨

先月久しぶりに日記を更新して、その後もちょくちょく更新するつもりでいたのだけど
ちょっと予定が立て込んでいて忙しかった。

まず、久しぶりに茶事があった。
茶事では手作りの本懐石料理を出す。
先生不在の水屋(台所)に入るのは二回目だった。(先生は客として茶室に入ってしまわ
れるので、本番が始まってしまうと何も聞けなくなる〜〜〜)
また、前回のように各料理の細かな手順を書き出して、万が一当日パニックになって
頭が真っ白になっても大丈夫なようにしてあったので何とかなったが、水屋三人のうち
一番頼りにされてしまっていたので、前日の準備から何かと大変だった。銀杏の皮を
上手くペンチで剥けるように練習したりもした(笑)。

でも、全ての料理を出し終えて、水屋組でお昼ご飯をいただいた時はもう13時半を過ぎ
ていたけど、しあわせだった。
鯛の昆布締め・えびしんじょう・さわらの味噌漬け焼き・ほうれんそうとしめじのゆず醤油
・・・先生が決めた献立だったけど、その日出した料理のおこぼれをいただけるのだ。
本当に美味だった。あぁそれからナント言っても一番はからすみ!からすみは本当にウ
マイ!日本酒を呑みたくなってしまう。完璧に出来たわけではないけど、それで当たり前
いつも練習だと思っているので、とにかく終ってほっとした。

星野道夫さんの写真展にも行って来た。
入替え前、先月にも見に行ったのだけど、その時は入り口の主催者の言葉と奥様の言
葉だけでもう既にカンゲキして涙があふれて仕方がなかった。アラスカをこよなく愛して
そのために写真家になられたそうだ。43歳の若さで熊に襲われて亡くなられてしまった
星野さん。その日記も公開されていた。大きな写真の横には星野さんのメッセージもあり
そのひと言ひと言が胸に沁みた。もうこの世にいない人なんだ・・・と思うと胸がいっぱい
になった。

今回は涙が出ることはなかったけど、奥様のトークショーが聞けてよかった。
思ったよりお若い方だな〜って思ったけど、歳の差ご夫婦だったようだ。
結婚してからわずが3年しか一緒にいられなかったことを聞いてまたちょっとショックを受
けた。ってことは・・・お子さんはお父さんの記憶があるのかな。。。でも、星野さんの
ーたとえこころざし半ばにして倒れても、もしそのときまで全力をつくして走りきったなら
ば、その人の一生は完結しうるのではないだろうかーという言葉が思い出された。奥様も
お子さんもきっとわかっていらっしゃるはずだ。

そうそう、ご自身のセルフポートレートもあったのだけど、どこかで見たことある・・・っていう
か、誰かに似てると思っていたらチョン・ウソンさまだった(笑)。大きい写真は迫力があって
特にこういった大自然の写真はたまらなかった。

その後、義母が風邪を引き、珍しく高熱が出たので医者に連れて走ったり、お粥を炊いたり
と自分の身体もしんどいときだったがそんなことも言ってられなかった。用事が済むと布団に
潜り込む日もあった。

その後も休みになってはオットと写真を撮りに走り忙しくしていたら、とうとうワタシも風邪を
引いてしまった。この季節はいつも弱いなぁ・・・。いつも近くの銀杏並木が色づく前にせっせ
と歩いているのだけど、黄色がきれいになる頃は養生して見れないことが多いのだ。ワタシの
苦手な季節がやってきた。今年はまだ暖かい方だけど、この頃の気候は急に寒くなるから
さらに気をつけたい。