まるぼ-のつぶやき日記

2008年 5月

2008/05/16 更新


GWのこと

ワタシの方は相変わらずオークションにはまっていて、オットはオットで白鳥以来かなり
写真に入れ込んでいて、写真を投稿するサイトに入りびたりで、ふたりしてホームを留
守にしているカンジですみません。。。

ちゃんと元気に過ごしております。
GWはワタシにだけだけど、母方の親戚の法事が入っていたので、去年みたいな夜行
列車で青森へみたいなサプライズもなく、いつものように県内をウロウロして財布にやさ
しい連休だった。

法事もめんどくさいな〜って思ったけど、でも、遠方のおじやおばに会えるのはこんなとき
くらいなので懐かく時間が早く過ぎた。おばが携帯でみんなの写真を撮りだして、おばの
娘(ワタシのいとこ)に送っていたのを見て、ワタシも撮ろうかなって思ったけど、撮ったと
ころで家に帰って見せる父も母もいないので、そう思うと無性にさみしくなったりもした。
父ちゃんや母ちゃんが生きていたら、ワタシは法事に出なくてよかったんだよ。。。

その夜は、大潮で大漁のホタルイカが予想される日だった。
やはり、先月の大潮の日にたくさん湧いて、オットは念願だった砂浜に青く光るホタルイカ
の写真を撮ることが出来たのだった。今月はそろそろシーズンも終わりということでもちろ
んぱきらは出陣の予定だった。そこへ、別の親戚の家に泊まっている県外組の親戚がホ
タルイカを見たくなったという連絡があり、もうお酒を飲んでしまったおじの為に、夜中に送
り迎えをすることになった。昼間あれほど誘っても夜中の12時なんてとても起きてはいられ
ないって言ってたおじの気が変わったらしかった。

結果的に、ホタルイカはいたにはいたけど、先月ほどではなく、砂浜の青い光は臨めなか
った。せっかくだったのに残念だったけど、まぁ、全然いないよりはよかったかな。

そういえば、GW初っ端には、我が家と義弟の家族とで室堂雪の大谷へ初めて行ったの
だった。いつも暦どおりの休みの私たちなので、普通の週末気分で来てみたらものすごい人
で、それで初めて世間はGWに入ったのだと自覚した。ぱきらと来るとただ雪の壁をぼーっと
見るだけでは済まされない。オットは雷鳥の撮影目当てだったので、アイゼンを履いて皆で雪
の斜面を少し歩いた。スキーさえしたことのない義母にはさぞかしハードだったことだろうと思う
けど、オットが目を付けて歩いた岩場にはやはり雷鳥がいて、それはそれはかわいかった。こ
の季節に立山に来たのは初めてで、ほぼ全身白の雷鳥を見たのも初めてだった。雪の上を尾
っぽを上げ気味で歩く姿は、よちよちよち・・・といったカンジで、とてもかわいくどれだけ見てい
ても飽きなかった。この季節、雷鳥は縄張り意識が強いため結構見ることが出来るらしく、他の
場所でも2〜3度見ることが出来た。それにしても近隣諸国の同じような顔をした外国人観光客
の多いのにはびっくりだ。ぎゅうぎゅう詰めのケーブルの中では特に、日本人が肩身が狭い気さ
えする。

低山にも行った。
何度も行ったことのある上市のハゲ山に行った。登山道への道のりは里山の景色そのもの
で、この季節は昼間だというのにカエルの大合唱があちこちで聴こえていて本当に長閑でい
いところだ。途中、田植えの準備中と思しきトラクターに乗ったおじいさんが「ハゲ山行くがけ」
と声をかけて下さり、確か前に来た時も声を掛けられたなぁと思い出した。その辺の方たちは
はげ山が好きなのだろうなぁ。その小さな低い山を登っていくと、ところどころに地元の子供達
の手作りのカラーではないのだけど、励ましの道しるべがあってなかなか楽しかった。頂上付
近にはーあともうちょっとだよ。がんばれがんばれーなんてのもあった。その日は山が見える
には見えたのだけど、ちょっと薄いカンジで写真的にも身体的にも何だか物足りなかったので、
車ですぐ近くの城山にも足を延ばしてみた。

オットの「ちょっとあそこの展望台まで」っていう「ちょっとそこ」につられて登って行ったけど、
そうそう「すぐそこ」には着かなかった。。城山にも何度も来たことがあったけど、ワタシとしたこと
がまたやられたなぁ・・・と思った。ただ、身体はほんとに元気で大丈夫だった。以前ほんの少し
の登りでもひぃひぃ言ってたのはやはり貧血だったからなのだ。元々三千メートル級の山で生活
していたワタシにとって、登山はこの上ないしんどいことだったのだ。よくもぱきらについて行って
たものよのぉ・・・(涙)。それが改善された今となっては、自分でも元気だと自覚できる。低いとは
いえ、一日に山二つラクに行けた。

途中、小さな子供を抱っこした、若い若い見るからに元気なお母さんに出会った。お父さんと思し
き人も一緒だったけどなんと元気な。若さだなぁ。その後オットが「大したもんやなぁ」と感心して
いたので、てっきりさっきの若いお母さんのことだと思ったら、「一日に山ふたつも梯子出来るよう
になったかぁ・・・」とワタシのことだった。てへっ。

とにかく、ぱきらの写真への情熱というか・・・そういうのがやたら強く、GWだと言うのに一度も
釣りには行かなかった。こんなことは結婚して初めて?!のことではないかと思う。撮影のため
にあちこち出かけるのはいいけど、山の帰りに海へ蜃気楼を・・・なんてこともざらで、朝早くから
夕方まで丸々一日の遠足になった。蜃気楼も出そうにないので諦めて帰る道で、真っ赤なお花
畑が見えたと思ったらチューリップ畑だった。チューリップはもう終わりかと思ってたのでラッキー
だった。真っ赤なチューリップの中にところどころ白い花が混じっていて、それをおじさんとおばさ
んが一本一本抜く作業をしていた。面白そうで、手伝いたいくらいだったけど、見ている程ラクでは
ないのだろうな。オットが毛勝三山をバックにチューリップを撮っている間、ワタシもその辺をウロウ
ロしていたら、おじさんが「そこのチューリップ欲しかったら持ってっていいよ」と声を掛けてくださっ
た。

あぜ道には、そうやって抜き取られた白いチューリップのたっくさん入った肥料用の袋がぽんぽん
置かれてあった。よく見ると真っ白ではなく、赤がいろんな具合で混ざっていてきれいだった。全部
持ってっていいよって言われたけど、ひと袋だけよろこんでもらって帰った。近所の人にお裾分け
したあとは、ありとあらゆる花瓶や空き瓶を総動員して、部屋中チューリップを活けまくった。こんな
にたくさんの花を贅沢に活けられることなんて、100万本の薔薇でももらわないと出来ないだろう。
楽しませてもらった〜。

そんなこんなで今年のGWは終った。
その後は冬物を洗ったり整理したりして大忙しの毎日だ。
毎年のことながら、季節ごとのいろんなものの入替えが大変だぁ〜常夏の国へ行きたいよ〜。