まるぼ-のつぶやき日記
2007年 3月
2007/03/28 更新
3月28日(水)晴れ 相変わらず何やかんやとドタバタ過ごしている。 親戚や友達に本を送ったり届けたり・・・、急にお父さんを亡くした友達に便り を送ったりしている。おかげで少し筆まめになった。 17〜18日には、オットの研修にくっついて京都へ小旅行へも出かけた。 その数日前から全国的に真冬の寒さが続き、選りにも選って何もこんな時に こんなに寒くならなくても・・・と泣きたい気持ちだった。 出発の前日には妙な寒気に襲われ、もしや・・・京都で発熱・・・?なんて地 獄絵図を想像してぞっとした。慌てて地獄絵図を振り払って用心の為、漢方 でも強力に効く風邪薬を飲んで布団に入った。ぱきらが赴任先から帰る金曜 日はどうしても遅くなる。その翌朝、超早起きで自由席に並んで行くのだ。風 邪を引く条件は充分に、揃いすぎるくらい揃っていたけど、幸い翌朝熱は出て いなかった。 こうなったらもう格好なんて気にしている場合ではなかった。 「旅の恥は何とか・・・」じゃないけど、観光客だらけのところへ行くのだ。 見た目を気にして薄着して風邪を引くよりは、風邪を引かない温い服装を 選んだ。 それで正解だった。 気温はこちらよりは高いだろうけど、風が全然違っていた。 でも、何と言ってもダントツ一番で寒いのは京都駅だ。あそこはほんとに ー風の通り道作ってみましたーみたいなところだ。 一日目は平等院と醍醐寺へ行った。 醍醐寺は二人とも初めてだった。三宝院の庭園がきれいで、思わず先を 行くぱきらに「お〜い♪こっち向いてぇ〜♪」と声を掛け、カメラを向けそうに なった。ここは撮影禁止なのだった。見事な枝振りの枝垂桜がたくさんあっ て蕾も随分膨らんでいた。いつか桜の季節に来たいなぁ。。。でも、その時 はものすごい人なんだろうなぁ・・・。桜が満開の様子を想像して後にした。 とにかく風が寒いので今日は早く宿に帰り、早く美味しいものを食べて早く 寝たかった。いつかの京都で、晩ご飯を食べる為にえらく待たされ酷い目に 遭った事がトラウマになっていた。 晩ご飯は、ぱきらがリサーチした結果ホテルの近くの『楽膳』というお店に 決定。全国どこへ行こうとも”魚”が食べたいぱきらが選んだお店だった。 富山の魚は美味しいに決まっているけれど、その土地にはその土地の美 味しいものもあるに違いないのだった。 やはり寒いので熱燗を頼み、一品ずついろいろ頼んでいった。 もはや何を食べたのか忘れつつあるのだけど、印象に残っているのは二人 とも初めて食べた”のれそれ”だった。アナゴの稚魚とやらで、透き通ってい て思ったよりも大きくて、つるんと美味しかった。何より酢の物好きのワタシ 達にとっては”酢”だけでも充分イケルのだった。”本体”を食べ終えた後の ほのかにすだちの香る”三杯酢”をちびちびと舐めるワタシ達だった。 あぁ、そうだった。”ハスイモ”とやらも初めて口にしたけど、食感がおもしろ かった。注文した新しい料理が運ばれてきて気をとられているうちに、いつの 間にか大事な大事な”のれそれの後の三杯酢”の入った鉢が下げられてい て落ち込んだ。必ず最後にはごはんものを食べないと気の済まないワタシは、 焼きおにぎりの茶漬けを頼んだけど、これも美味しかった。どれもこれも美味 しかった。 翌日の予定も決めてなかったのだけど、やはりお疲れのぱきらは予定の時 間に起きれず、朝はゆっくり休んだ。そうなのだ。いつもなら、疲れをとらなけ ればならない土日に丸々遊ぼうというのだからちょっとハードなのだ。朝から 雪が降っていてお天気もイマイチだったので、大エルミタージュ展に行くことに なった。富山にいてはなかなかお目にかかれない、本物の絵の気を感じて きた。 京都市美術館に行くと、いやでも目に入る大きな赤い鳥居。 修学旅行以来行ったことはなかったけど、平安神宮でも行ってみるか・・・み たいな気持ちでぷらぷらと歩いていった。やはり年を重ねてくると、見るポイ ントが違ってくるものだ。今回は、お金を払って初めて神苑とやらにも入って みた。これまたなかなか良いところだった。花が咲いていたらもっとよかった のだけど・・・。結婚式を終えたばかりの初々しい白無垢の花嫁さんと羽織袴 の花婿さんを見ることも出来た。 結構じっくり楽しんで、お腹が空いて向かったお店は、神宮前でチラシを配っ ていたうどんやさんだった。メニューを見た瞬間に”ごぼうと牛肉とのおうどん” に即決した。少し前から”ごぼうブーム”が始まっていたワタシだった。 このお店は当たりだった。ごぼうが最高に美味しかった。 ぱきらが肉うどんが好きなのでよく作るのだけど、そこにごぼうを入れることな ど思いつきもしなかった。他に頼んだかやくごはんには、大きめに切った甘〜い にんじんがたっぷり入っていて、しあわせな気持ちになれた。赤ちゃん連れの 後から来たお客さんにボックス席を譲ったお礼にと、若い店主が手作り杏仁豆 腐をおまけしてくださったのだけど、これもまた美味しかった。食べるものはもち ろん器も好きなカンジで、今回の旅行(食べ物編)は当たり続きだった。(実は 去年の夏前に行った時はボロボロだったのだった) お腹も心も満腹になって、今度は京都市美術館の向かいにある近代美術館へ 入った。普通、神社仏閣ばかり・・・とか、美術館ばかり・・・って言うのは飽きる し疲れるのだけど、連続ではないからか、やけくそなのか、珍しくぱきらの足が 向かった。アール・デコ・ジュエリーも世界とやら。世の中にはいろんな世界が あるものだ。 今日はとにかく”その辺り”でちまちま〜っと効率よく?省エネで遊んだ。 往きはぱきらと一緒だったけど、月曜日に研修のぱきらとは帰りは別々だった。 いつもの逆パターンだった。往きはヨイヨイ帰りは・・・。でも、ひとり分の旅費が 浮くのだから贅沢は言ってられなかった。帰りは京都からだと席がないだろうか ら指定を取ってもらっていた。 取れた時間の関係で丸々一日ゆっくり、晩ご飯も一緒に食べれることになって はいたのだけど、昼ごはんを食べたのが2時だったので二人とも全くお腹が空 いていなかった。さてさて何を食べようか・・・。同じ電車で帰れるのなら、いつも みたいにラーメンを食べて、地下でバラ売りのお寿司を適当に買って電車に乗込 むのだけど・・・。京都に来ると必ず食べるラーメンも、さすがに入りそうになかった。 ふたりでうんうん唸った挙句、お茶漬けやお寿司みたいなのなら食べたい、とい うことになった。 いっそ昨日のお店に行こうかとも思ったけど、荷物を引取ってしまうと歩き回るの もナンなので伊勢丹の食堂街を探してみた。ぱきらが食べたがっていたお寿司 の店は行列が出来ていた。結局、時間も迫って来ていたし、空いていたお店にな った。メニューを見て、ワタシは鯛茶漬けとぱきらはちらし寿司を、そして最後にも う一度と思ったのか、ぱきらはまた”のれそれ”と刺身を注文した。 出て来た”のれそれ”を見てワタシ達はのけぞった。 す、少ない・・・少なすぎる・・・。昨日のお店では両手の平サイズの鉢にたっぷり 入っていたっていうのに、ここのは・・・。大皿の上にきれいに盛り付けられたお猪 口みたいなのに数匹入っているだけだった。なんとまぁ・・・。 刺身を食べ、そろそろとお腹もいいカンジに空いて来て、先に運ばれて来た鯛茶 漬けを美味しくいただいていると、お待ちかね、ぱきらのちらし寿司が出て来た。 だけど・・・これまたちっちゃかった〜。目が点になる、っていうのはこのことだった。 どうしたのでしょう・・・何がどうしてこんなにちっちゃいのでしょう・・・と実況中継せ ずにはいられなかった。親指と中指で輪っかを作ったような大きさ(深さも)の器の 中に、きれいに生ちらしの刺身が並んでいた。 ちなみに、ワタシの鯛茶漬けは普通のどんぶりに入っててごはんもたっぷりだった。 実をいうと、ちらし寿司ではお腹がいっぱいになりそうだから茶漬けを選んだのに、 真逆の結果になってしまったのだった。最後の最後にやられてしまったけど、風邪 も引き込まずに良い旅となった。改札口で別れるときには、遠恋の人たちみたいで ちょっと切なかった。 そうこうしているうちに、連ドラが続々と最終回を迎えて行った。 『華麗なる〜』はそーゆうオチがあったなんて!何も知らないワタシだった。 『ハゲタカ』は最初から最後まで良かった。最後になって、大森さんがあの役に起 用された理由が納得出来た。意外な結末できれいに終ったし、言うことなし! 今週には楽しませてもらってきた『いもたこなんきん』が終ってしまう・・・。 火野正平さんを見ていると、なぜか父を思い出してしまった。 ベッカムを見ても、柴田恭平を見ても、奥田英二を見ても思い出される父・・・。 何が共通しているのだろうか・・・。 今回の地震に際して、皆さんからお見舞いや安否を気遣う書き込み・メールをいただ き本当にありがとうございましたm(__)m 実は地震に弱いワタシです。本当に足が震えるのです。 ぱきらもそばにいなかったし、不安でいっぱいだったので本当にありがたかったです。 感謝カンゲキ雨あられですm(__)m |
3月13日(火)くもりのち晴れ エルニーニョが終息したようで、今頃になって寒さが戻ってきて雪の舞う 日が続いている。ぱきらにツラレテ早朝や夕方の寒い時に白鳥を見に行 ったり、梅を見に行ったりしてると、どうしても風邪を引く機会に恵まれて しまう。でも、オットがいないんだもん。風邪なんて引かないぞ〜。 風邪といえば、去年の今頃は、あの・・・忌々しいお腹に来る風邪にやら れて酷い目に遭っていたっけ・・・。あんな想いはもう二度としたくはない ので気をつけなければ・・・と思う。ちょっとでも、お腹がきゅるきゅる言った りすると、もしや?!と青ざめて、お尻を浮かせ気味にしてみたりして・・・。 もう完璧なトラウマになっている。 うがい・手洗いはもちろんのこと、マスク着用。寒い思いをしないよう、手首・ ネックウォーマーに耳あてなど防寒グッズもバッチリ揃ってはいるけど、 ぱきらが急に思い立って「山が見えてきたから写真を撮りに行く!」と言った 時は慌てふためいて出かけていくので、忘れ物をしないよう要注意だ。 ”防寒非常持ち出し袋”なんてのを作っておけばいいのかも。 さて、去年から突然始めた確定申告。 医療費控除のためなのだけど、今年も医療費は10万円を超えただろうか ・・・。と、申告期日も迫った最終日曜日に計算してみたら、オットとワタシ の二人分だけで無事?超えていた。あぁ、今年も行かなくちゃ・・・と思い、 せっせと明細を書き出して準備をしていたら・・・あれ?肝心要の源泉徴収 票は? オットに訊くと、会社にあると言う・・・。なんで?なんで会社にあるの? 申告期日は今週15日だ。オットは15日は休暇で帰って来るけど、最終日 は相当混むだろうから出来ることなら避けたい。それで、オットに郵送して もらうことにした。 自分宛の封筒を作りながら、ふと、去年もこんなことをしていたような気がし てきた。そうだそうだ〜間違いないぞ。確か、郵便受けから自分で書いた自 分宛ての郵便物を取り出したハズだ。 何事も切羽詰らないと出来なくて、ギリギリになってようやくコトを始めた自 分も悪いけど、会社に置いてるオットもオットだ。年末の大掃除の時だけじゃ なく、こんな時季にも「来年こそは〜」が出てきた。 来年こそは・・・。 つまるところ、常に余裕を持ちましょう・・・ということですね。 |
3月5日(月)強風のち雨 またまた久しぶりだと何から書けばいいのか戸惑ってしまうのだけど、 とにかくNHKドラマ『ハゲタカ』が面白い。 何と言っても、恭兵ちゃんと大森南朋、主役二人とも好きなのだから もうたまらない。一時間中ずっと、画面にかじり付いている。 これまでは脇役でしか見たことがなかった南朋さんだけど、今度の 役はちょっとこれまでとは違う。一見冷酷な風に作ってはあるけど 実はそうじゃないのだと思っている。そう思わせられている、ってい うか・・・。 それにしても、メガネひとつであれだけ印象が変われるものなのか ・・・と感心してしまう。いや、メガネの力もあるけど、それだけじゃな い。当然、南朋さんの演技力がすごいのだ。 松田龍平さんもお父さんそっくりで、かっこよくて演技が上手い。 声を聴いて「そっくりやなぁ・・・」と思わず、オットとハモッてしまった。 とにかく、脇役陣も気になる人がたんまりで、いろんな意味で目が 離せないドラマだ。 大河ドラマ『風林火山』の方も、ますます面白くなってきた。 武田晴信役の市川亀治郎さんははまり役だし、生まれて初めて千 葉真一さんを「かわいい」と思えた。役どころというのは、こんなにも 見方を変えてしまうもののようだ。 それに比べて『華麗なる〜』の方は・・・・・・『コント』と付けたくなって しまう。特に、鯉の”将軍”や猪が出てくる場面など、突っ込みどころ 満載だ。なぜだろう。こちらも豪華そうな顔ぶれに見えたのだけど・・・。 今日はテレビネタにしてしまおう。 そういえば!大好きな『ゆるナビ』のナレーションがいつの間にか替わ っているではないか。なんか違うぞ。なんか違うぞ・・・。丁寧な感じが なく、ちょっとがさつな感じがするなぁ・・・って思って聴いていたら「ナレ ーション 村上淳」と出た。ん?村上淳・・・?って誰だぁ?根上淳? いやいや、根上淳さんはもっとお年を召した方でもうこの世には・・・。 ワタシが忍成修吾さんの名前を覚えられなかったからだろうか・・・。 わぁ〜ん、ごめんなさ〜い。忍成さんがいいよぉ〜。これは、たまのピ ンチヒッター?それとも、タッチ交替? そのうち、ようやく村上淳さんの正体が解った。 これまたワタシの大好きな『ナヴィの恋』の村上淳さんだぁ〜! そう思って、彼の顔と風貌を思い浮かべてみた。 すると、がさつな感じも、照れ?なのかなぁ・・・と思えてきた。繊細な 忍成さんとは違うけど、ひょうひょうとした明るさもまたいいかもしれない。 声だけに意識を集中して聴いているのもまた面白いものだ。 このところ、ぱきらと一緒に近くにある”白鳥の里”へ、写真を撮りに行く のにハマッている。1時間くらいは粘るので、スキーウエアを着込んで 完全防備で。 写真を撮るとなると、どうしても朝か夕方になってしまう。 金曜の夜遅くに赴任先から帰ったオット。日頃はPCを触れないので 自宅に帰るとついついPCの前に座りっぱなしで1時2時・・・なんてこと が多くなってしまう。ワタシもさっさと先に寝ればいいのだけど、ついつ いツラレテ遅くなってしまう。 さっき寝た、と思ったら、もうオットの携帯のアラームが鳴った。 もう外は明るかった。え〜っ、もう朝なのかぁ・・・。昨日遅かったから、 今朝はゆっくりしていたくて目覚ましのセットは遅めにしていたのだけど、 まさかオットのアラームがこんなに早く鳴るなんて・・・。しかも、セットした 本人は起きる気配もなく、松山千春の着うたが長いこと鳴り響いていた。 まだ6時だった。 なんでこんなに早起きしたかったのかって寝ぼけ眼でキレ気味に訊くと 「風が吹いてたら白鳥を見に行こうかと思って・・・」って、うそやろ〜。。。 結局、起き上がって窓の外を見たオットは、またすぐに布団に戻った。 風は吹いてなかったのだろう。どのみち、オットも眠くてとても白鳥どころ ではなかったはずだ。 おかげでその日は、ふたりして一日中ヘンに眠かった。ずっと「眠い眠い ・・・」と言っているオットに「当たり前じゃ〜!」と言うしかなかった。 でも、白鳥の方はもうすぐ北帰行が近いようで、しきりと羽ばたきの練習 をしたり、飛行訓練を繰り返している。”ぱきらぎゃらり”の方に写真UPし てますのでよかったら見てやってください。 |