まるぼ-のつぶやき日記

2007年 2月

2007/02/23 更新


2月21日(水)晴れ

ようやく忙しかった日々が一段落してほっとしている。
こないだの日曜日は、婦人部の最後の行事で、今頃新年会?だった。
比較的近くにあるのだけど、こんなことでもないとなかなか行けないようなお店へお昼ごはん
を食べに。

四十数人の参加となると、ちょっとしたクラス会のようで、大広間にずらっと御膳が並んでいた。
まだまだ知らない人の方が多いので、二台目のマイクロバスで到着して、襖の隙間から部屋の
中が見えても、他の団体さんかと思ったくらいだった。

始めに到着した人達は思い思いに好きなようにご膳についていたので、いやな具合にぽつん
ぽつん・・・と所々に空席が残っていた。数少ない顔見知りの役員の人と席を並べたかったの
だけど、部長さんに割り振られてしまっては従わざるを得なかった。

まずはビールで乾杯なのだけど、バスを待っている間に体が冷え切ってしまい、部屋も暖房ら
しいものが効いてなかったので寒くて仕方がなく、とてもビールを飲む気にはなれなかった。
熱燗が飲みたいよぉ・・・。寄付金目当てに?招待した幹部役員がいるので熱燗は来るかもし
れないけどワタシには回ってくるだろうか・・・。とにかく寒かった。

しばらくすると、お顔を知らない隣の方々と名乗り合い「あぁ・・・♪あそこのお家の・・・」などと
言葉を交わすことも出来た。思ったとおり、幹部役員のところにだけ銚子が5本運ばれてきた。
けれども、さすがに1本下さいとは言えなかった。お酌をしにいったらもらえるかな・・・なんてこ
とまで考えてしまう程、何か温かいもので冷え切った体を温めたかった。

そのうち、ようやく温かい椀物が出てきた。
蓋を取ってみると、蟹しんじょうだった。でも・・・、いつもワタシ達が茶事の時にいただくしんじょう
の半分以下の大きさだった。多分、どこで食べてもそんなものなのだろう。先生のが大きいのだ。
あんなのを食べていたら、他のでは満足できなくなってしまう。ワタシはすり鉢仕事がヘタクソな
ので、いつも他の作業をしているのだけど、先生が元気なうちにしんじょうの作り方もマスターし
ておかなくては、と思った。

汁を飲むとようやく体が温まった。
ちょうどその頃、店の女将さんが皆にお酒を注いで回り始めた。
チャンス到来!とばかりに、待ってました!と言わんばかりに盃を差し出した。
ちっちゃ過ぎる盃だったけど、それでも五臓六腑に染み渡った。ワタシはいつからこんな風にな
ってしまったのだろう。

余興にくじ引きが用意されてて、景品の引き換えのお手伝いをしていると、「あ!」と、とったの
散歩でよくお会いする人がいた。出会ってしまうと吠え合ってしまうので、いつも互いに「すみませ
んすみませ〜ん」と謝り倒しながら足早に通り過ぎるのだった。

その人:「お名前は?なんて仰るの?」
ワタシ:「犬の名前ですか?」
その人:「いえ・・・」
ワタシ:「○班の何某です。」

くじの番号をもらい、景品を引き換えながら、ワタシも名前を訊かないと失礼かな・・・と思い、名前
を尋ねると、にこやかに「栗と書いて、マロンと呼びます〜♪」と仰った。

栗?
マロン?

しばらくしてから、ようやく理解できた。
ワタシ:「あぁ・・・犬の名前ですね。あ・・・いえ、そうじゃなくてぇ・・・。」

そんなこんなで、何とか終った。
こういうところに出てきて、唯一いいところは、挨拶出来る人が増えることだけど、帰りもバス待ち
でくたびれた。家に帰るとどっと疲れが出て、チョコレートを食べまくっていた。このぐらい疲れて
いたら、チョコってこんなに美味しいんだ〜って改めて思った。



さて、ぱきらがTOPページで宣伝してくれてますが、本の件。。。
かりのちゃんへの返信で、掲示板の方にも書きましたが、どうか無理に買ったり、感想言わないと
だめかな・・・とか思ったりはされないでくださいね。

HPの方で公表するか悩んでいたのですが、もう本にしてしまったんだし、印刷してしまったんだし、
それなら、せめて存在だけでも知ってもらえたら・・・と思ったので。そうそう本屋さんには並べて
もらえないだろうから(笑)。

期間限定で
出張所にもいますので、よかったらこちらの方も覗いてやってください。
とったのHPはこれまで通り、ゆるゆるやっていきますので、これからもよろしくお願いいたします。


2月14日(水)強風のち雨

こないだの3連休は、茶室開きの水屋(台所等裏方)を仰せつかっていた。
一緒にお茶を習っている(その方は先生級なのだけど)やがて喜寿を迎える人の
茶室開き。

話を聞いたのはつい2週間程前で「えぇぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!せっかくの3連休
なのにーーーーーー!」って思ったけど、茶室開きに呼ばれたのは初めてのことだ
ったし、お目出度いことなので、そういったことに巡り会えたことを喜ぼうと思った。

それに、着物は着なくていいし楽ちんだ。(着物は、着たら好きだな・・・と思うんだけ
どそれまでがめんどくさくて)水屋仕事は好きだった。ただ、今回は、先生は水屋に
はノータッチで、客として楽しみたい、とのことで、自分達だけで仕切る初めての茶事
となった。

え?私たちだけで?
あんなことが出来るのだろうか。。。

いつも先生は、全ての茶懐石料理を家で手作りされていた。
温かいものは温かく、冷たいものは冷たく。
席入りのタイミングを見計らって、ごはんを炊き始めたり、器を温めたり・・・。
ある程度進むまでは、台所は戦場になるのだった。

ただ、水屋の人数だけは多かった。
私たち3人と、そこの家の娘さん(稽古はされてない)の計4人。
先生宅では通常は2人だ。ただし、先生がいろいろ指図してくださっていた。

前日から皆が集まって、鰹節を削り、大量の出汁をとり、蛤しんじょうを作った。
分からないもの同士で水屋をする初めての茶事。始まってしまうと、誰もがテンパって、
てんやわんやになるのは目に見えていたので、とにかく段取りはしっかりと、と思った。

献立表をもらい、想像力を働かせて料理を思い浮かべて、いちいち事細かに亭主(ホスト
長)に確認した。亭主でさえも当日はテンパるだろう。何を聞いてもまともな返事は期待
できそうになかったので、確認事項は前日のうちしかないと思われた。

そして、その料理を作る為にしなければいけない全ての作業を夜のうちに書き出し、だい
たいのタイムテーブルを作った。これを見れば、分からないもの同士でも、次に何をすれ
ばいいのか分かるだろう。一応みんな主婦だし、頭数だけはたくさんいるのだから。私も
頭の中が随分すっきりした。

このメモが随分と重宝した。
準備の終ったものからマジックで消していくと、一層すっきりした。
いつもだったら先生が味付け済みなのだけど、やっかいな味付けを誰もしてくれそうにな
かった。仕方なく、えぇぇぇいっ!と味付けした。煮物椀用、炊き合わせ用、汁物用、二杯
酢、甘酢。

一時、料理の順番が?になって停滞したため(先生の勘違いか亭主の勘違いか・・・。私
達は書かれてある通りに出しただけ)少しぬるくなったりもしたけど、だいたいは大きな混
乱もなく、何とかかんとか無事終えることが出来た。気が付くと、飲まず食わずで2時を過
ぎていた。

ようやくほっとして、亭主が用意してくださっていた巻き寿司と私達が出した料理の残りを
がっついていると「皆さんのお顔を見たいそうです」と半東(副ホスト長)さんが呼びに来ら
れた。まるで「シェフを呼んで下さい」みたいだね〜と、みんなでエプロンを外してぞろぞろ
と控え室に行くと、お褒めの言葉をいただいた。今回のことは全て水屋に任せてました、
と亭主が先生に言うと「へぇ〜・・・ウチの人達もだいぶ出来るようになったねぇ。。。」と言わ
れたそうな。でも、これだけ出来るようになったのは、何度も先生がやって見せてくださった
からなのだ。

炊き合わせの海老の尻尾を取ろうか付けておこうか・・・非常に悩んだ挙句、見栄えを優先
して付けて出したら、先生からの伝言は「私だったら取っておきます」だったり、茶懐石はい
ろいろと難しい。でも、大変だったけど面白くもあった。一度、先生ナシでやってみたかった。
「また楽しみにしております」と先生は仰ったけど。。。

さて、今日はバレンタイン。
我がいとしの?オットには12日に渡してある。
ほんとは、着替えの中などにこっそりとチョコを潜ませてもよかったのだけど、私もおこぼれ
に与りたいもので。

せっかく家にいるのだから、また1年ぶりに恐怖のブラウニーを作ろうかな・・・と思わなくも
なかったのだけど、茶事があったので、とてもそんなエネルギーをかけてはいられなかった。
簡単そうなオレンジピールにコーティングしたものでも・・・と思ったけど、そんな板状?のオ
レンジピールは売ってなかったので、結局市販のものになってしまった。

チョコは大好きなので、またしても、ついついいろいろと買ってしまった。
私のあげたチョコをみんな持っていく?って聞くと「少しだけ持っていく」って言うので、小さい
空き箱に6個、入るだけ詰めて持たせた。

その、持って行かなかった、置いて行ったチョコが目の毒で目の毒でしょうがない。
「食べてもいいよ」って言って行ったし、私も当然そのつもりでいたのだけど、何故だか呪縛
にかかったように食べれないで我慢しているのだった。(でも、さっきひとつ食べました。ミン
トチョコも食べました。)何だか腑に落ちないので、また新たなチョコを買ってきたりもした。

そんな私を知ってか知らずか・・・、離れたところに住む友達から昨日郵便が届いた。
膨らんだ、少し大きめの封筒を見ると、何だろう♪とうれしくなる。2階の茶の間に持ってきて
くれたオット母に「なんやろね?」って言うと「チョコじゃないがけ」と言った。ほぅ〜・・・スルド
イ。私は思いもしなかったのだけど。

封を開けると、私の大好きな(簡単に言うと)チョコがけオレンジだった。やっほぅ♪
前にもこのチョコを送ってくれたことがあったので、その旨さはよ〜く知っていた。
もう一度、宛名を確認してみる。その友達とは夫婦互いによく知っている仲だった。
間違いなく私宛だ〜。私に宛てて送ってくれたチョコ♪食べていいんだ〜。

でも、何だかもったいなくて未だに食べれない私なのだった。
どうせ、オットと一緒に食べても、オットは私程はカンゲキしないのは分かっているのだけど。




2月7日(水)晴れ

毎週水曜日の夜11時からNHKでやってる「ゆるナビ」が好きで、時々見ている。
寝る前のほんのひとときを穏やかにゆるやかに過ごせる、ほっと出来る番組だ。
そして、そのナレーションの声がまた好きなのだった。程よくあたたかみがあって
程よく軽やかだった。

”忍なんとか・・・”って言うその声の主はどんな人なのだろう・・・。
どんな顔をしているのだろう・・・。顔のつくりが似ている人は声も似ている。
”忍なんとか・・・”さん(ゴメンナサイ覚えられない)の声に似ている人はいない
かなぁ。。。なんて、番組を見る度に、ワタシはいつもうっとりと夢見る乙女のよう
だった。声のカンジからして、若い人であることだけは確かだった。

それが!その声の主が、遂にテレビにお目見えしてくれたのだった!
それは、もう2〜3週間も前に遡る。毎週欠かさず見ていたワケではなかったので
たまたま見た、その夜の放送予告に巡りあえたことがラッキーとしかいいようが
なかった。

”忍なんとか・・・”さんは期待通りの、それはすてきな若者だった。
これからは、顔を思い浮かべながら、ありがた〜くナレーションを聞かせていただき
ます。




ところで、

大根とったど〜〜〜〜〜〜〜!



どんなに大きくなってるかと期待にムネを膨らませていたけど、こんなんでした〜。

でも、これでも大根サラダ2〜3人前は取れた。
甘くて美味しかった〜。来年もメゲズニ植えようと思う。