まるぼ-のつぶやき日記

2007年 1月

2007/02/01 更新


1月まとめ書き

仕事を辞めてからはこんなに日記をサボったことはなかったのだけど、ちょっと忙しくしてたので、なかな
か更新できなかったので、久しぶりのまとめ書き。

っと、改めて書こうと思うと、何から書いていいのやら・・・久しぶりになると戸惑ってしまう。カレンダーでも
見ながら思い出そう。

まず、町内の役員の新年会。
この季節の公民館は暖房がエアコンのみでとても寒く、おまけに近頃じゃ珍しい分煙されてない領域なの
で煙たいし・・・。煙たいのが嫌だからいつもマスクで自衛しているのだけど、新年会で飲み食いするのに
マスクしてるわけにも行かないし・・・。いくらタダ酒でも参加したくはなかったのだけど、オットが年末の夜
回りの時に「行くって返事しといたから」って。人のことだと思って・・・。

んで、仕方なく、義務感からいやいや行ったのだけど、帰ってきたワタシはご機嫌な酔っ払いで、いつも以
上にとったを撫で回していた。やはり寒いので、いきなり湯飲みに熱燗をいただき、普段は仏頂面してい
てるあるオジサン(どちらかと言えば好きな方ではなかった)の言ったひと言がツボにはまってしまい、オ
ジサンとふたりゲラゲラゲラゲラ笑って楽しいお酒になった。

「プラスアルファちゃあるけど、マイナスアルファちゃないがよのぉ〜」
確かにそうなのだ。本当にそうなのだ。プラスアルファはあるけど、マイナスアルファはない。一般的な使わ
れ方としては。その、たったひと言がおかしくて、何度も思い出しては笑った。人は見かけで判断してはい
けないのだと思った。

そんな新年会の数日後に行われる予定だった、町内全体の新年会(含む餅つき大会)には、ちょうど?お
ばあちゃんの納骨が重なり、オット共々お役ごめんをせざるを得なかった。暖冬とはいえ、昔の成人式頃に
はよく雪が降ったので、寒がりのワタシはお天気ばかりが気になったが、晴れ男のオットと、おばあちゃん
のおかげで、雪もなく、雨もなく、時々陽も射すまずまずのお天気になって本当に良かった。

おばあちゃんの納骨でもうひとつ欠席せざるを得なくなったのは、初釜だった。
先生も喜寿を過ぎると一年一年が大事で、茶事も出来るだけ出たかったのだけど仕方がなかった。

こんな暖冬だけど、一応スキー場には雪があるらしかった。(一部営業出来てないところもあるけど)
おかげで、ワタシはひと月に2度目のスキーに連れて行かれることになった。オットは大抵前日の夜になっ
て、突然「明日スキー行くか」言い出す。冗談かと思うけど冗談ではないのだ。全くあてにならない天気予
報を信じず黙って天気図を睨みながら、パウダースノーが楽しめて、晴れる日を狙っているのだった。

「え〜〜〜〜〜〜〜っ!明日?」
前回もそうだったけど、次の日から仕事だ。5時起きだ。
でもまぁ・・・、仕事に行くのはオットだけで、ワタシはオットを送り出しさえすればなんとでもなるのだ・・・。
そう思うと、断固として拒否は出来なかった。それに、今までワタシが勤めていた頃はそんな気力も体力
も残ってなく、オットも行きたかったのを我慢していたのだろうな・・・って。あとそれと、身体を動かしたいと
いう思いも少しはあった。

今までの板に危険を感じ始めたオットが、ワタシに初のマイスキー板を買い与えてくれた。
「おニューはどう?」と訊かれても、どうとも返事のしようがなかった。
まだそんなレベルではなかった。とにかく降りてくるのに必死だった。

相変わらず、有無を言わさず一番上へ連れて行かれ、急斜面におののいて下りれずにいる横を、ちっちゃ
い子供がスイースイーと何の躊躇いもなく滑り下りていく。あのくらいの子供はまだ恐怖感がないのだろう
なぁ・・・。いいなぁ。。。

今回はパトロール隊の方にお世話になりかけもしなかったけど(過去2回なり掛けている)、目の前で、
ぐるぐる巻きにされて死んだ人みたいになって運ばれていく人を見た。お世話になりかけはしなかったけど
リフトを止めてしまいました。ゴメンナサイ。本当に『どんくさい』のひと言しかないワタシです。

ボーダーさんでも、自分と同じ初心者マークの人は匂いで分かる(笑)。
ちょっと幅の狭くなっているところや、人が混み合っているところがとにかくイやで、人が空くのをずーっと待
っているのだった。「アナタもですか?ワタシもですよーーーー!怖いですよねーーー!でも、がんばりまし
ょう!!」と手を取り合いあいくらいだった。

ワタシがスイスイ滑れる日なんて永遠に来ないような気がする。オット曰く、ものすごい後傾姿勢、つまりへ
っぴり腰なのだそうだ。だから余計スピードが出て怖いのだ。「よくそんな姿勢で滑れるなぁ。特技やなぁ」
とまで言う。

小学校3年生くらいの女の子がお父さんに「腰、腰、腰〜〜〜〜!」とか「ある程度スピード出ても怖がらん
と〜〜〜!」なんて怒鳴られながら恐々滑っているのを見ると、自分のことのようだった。頭では分かってい
るのだけど、なかなか体が言うことを聞いてくれないんだよね〜。お父さん、スパルタはかわいそうですよ。
スキーが嫌いになっちゃうかも。

でも、身体を動かせたのは気持ちがよかった。
あちこち筋肉痛になったけど、心地よい疲労感だった。
おニューの板はかわいそうに、早くも傷だらけになってしまったけど。

勤めていた職場の上司が転勤になり、ミニミニ送別会に声を掛けていただいたので、のこのこ出かけて行っ
たりもした。いろいろお世話になったもので。

え〜〜〜っとそれから、ドラマは、大河の『風林火山』と『華麗なる一族』を見ている。
『華麗なる〜』の方は、原作が山崎豊子さんと知ってこれは!と思ったけど・・・。キムタクが・・・・キムタク
の演技がどうもしっくり来なくてう〜ん・・・と言ったカンジだ。全体的にも、なんだかなぁ。。。もうどれだけ突
っ込みを入れているか分からない。

『風林火山』の方はなかなかええです。
内野さんはかっこええです。

今年は本当に暖冬中の暖冬で、雪が降らないばかりか最高気温も10度前後の日が続いたりして、もうい
きなり春みたいで身体もおかしなカンジだ。おかげで”にごり酒”という気分でもないのだけど、季節限定な
ので、今しか飲めないので、とりあえずゲットしていただいている。今年は五郎八のにごり酒を初めていた
だいたのだけど、これがまた旨いのだった。

そんな話をしていたら、ようやく雪が降ってきたようだ。屋根に薄っすらと雪が積もり始めている。
地面も暖かいままだから、そんなに積もりはしないだろう。平地はこのぐらいの雪で、ちょうどにごり酒もま
すます旨くなるだろう。



1月10日(水)雨ときどき曇り

成人式がらみの3連休に、ようやく休めるようになったオットが、もう1日休暇をくっつけたので、我
が家はまったり4連休だった。

いつもなら、お正月明けてすぐのこの3連休にはワタシの初釜があるので、前日からもお手伝いに
行ったりして、全然ゆっくり出来ず、年末年始の疲れと相まって、よく風邪を引いたりしたものだけど、
今年は先生のお孫さんが成人式なので、初釜は一週遅れとなり、夢のまったり4連休が実現したの
だった。

お天気もイマイチで何もする気が起こらないので、またまたお正月に取り溜めたテレビ番組や映画
を見まくった。必要最低限の家事だけをして「今日何見るぅ?」と、お茶の入ったポットと、何かしら
お菓子の袋をこたつに広げ、録画リストからどんどん見ていった。

中でも、『下妻物語』は思ったよりもヒットだった。
オットは面白がってはくれないだろうなぁ・・・これは女の子のお話だもんな・・・って思っていたのが、
始まった途端もうオットは引き込まれていた。”のだめ”にハマッタ時と同じ状態だった。なぜか、
お互い、途中でウルウル来たことも後になって判明した。自分の中では、まさか!と打ち消したの
だけど、仲間がいたとは・・・。

今日の休みが終っても明日がある♪明日の休みが終っても、まだ明後日もある♪うふふふふ〜〜♪
もううれしくてうれしくて・・・。ワタシ達の周りには”まったりオーラ”が出続けていたに違いない。天
気予報を見る度に、まったり注意報、いや警報が出ているのではないかと思うくらいだった。

年末年始の疲れを取るのにちょうどいい、ありがた〜い休日となった。

そのまった〜り・・・な日々に、突然終止符が打たれたのはオットのひと言からだった。
4連休の最終日の9日はお天気も回復傾向だから、スキーに行こうと言うのだった。

この寒いのにスキー?

ワタシは、スキーはあまり得意ではない上に、オットと行くと、有無を言わさず一番上へ連れて行か
れるので、スキーと言われても、京都へ行くみたいにふたつ返事で「うんうん♪」とは言えない。

でも、久しぶりの真冬のスキーだった。勤めていた頃は冬はとにかく風邪を引いていることが多く、
スキーに行ける頃といえば3月の春スキーで、雪質もじょりじょりしていてなんだかなぁ。。。ってな
カンジだったので、久しぶりの新雪でのスキーにちょっとだけソソラレてしまった。

午前中の半日リフト券で充分ということになり、朝5時起きでお隣岐阜県の流葉スキー場へ向かった。
ワタシは5時起きだったけど、オットは寝過ごす恐怖から?4時前に目が覚めたらしく、隣でごにょご
にょ言っていたかと思えば、そのまま起き出して茶の間に行った。そんなこともあって、5時起きと言
ってもワタシは4時前に起されていてもう一度寝たので、アタマも身体もへんてこりんな具合で、前日
からの肩こりも酷く、食欲もなく、コンビニで買った菓子パンをひとかじりしただけだった。

とにかく1本目は一番下のゲレンデで足慣らしをして、次は、もうひとつ上のゲレンデへ。
そこのリフト乗り場で、何故だか待ち位置が悪かったようで、オットがワタシと一緒のリフトに乗ることが
出来ず、それを見たワタシは座りかけていたリフトから転がり落ちるようにして下りた。いや、もう立派
に転がり落ちていた。スキー板をVの字にして、うつ伏せに倒れたまま、どうして起き上がったらいいの
か分からないでもがいていたら、見るに見兼ねて手を差し伸べてくれたのは、係りのオジサンだった。

し、信じられない。。。
「なんで手を貸してくれなかったのぉーーー!」って言うと、「自分で起きれるやろと思ったから」と平気
で言った。今日はほんとに大丈夫なのかなぁ。。。。何だか嫌な予感がしてきた。

そこのゲレンデを何とか下りてくると、今度はもう、一番上へ行くと言い出した。
ここの一番上へは行ったことないから無理だって言っても「大丈夫、大丈夫〜ちゃんと迂回路もあるし」
と言って聞かない。ワタシがまだぐずぐずとコース地図を見ている間に、オットはとっとと次のリフト乗り
場に向かっている。さっき下りてきたコースも『上・中級コース』って書いてあったけど、一番上の傾斜は
10度〜35度となっていた。

ったくも〜!
こうなったら、負ぶってでも下りてきてもらおうじゃないか!

リフトはどんどん上へ上へと登っていく。
「ここは樹氷が見れるんやで〜♪まるぼー見たことあるか♪」とか
後ろを振り向いては、「山が見えるそ♪あの山は何やろう?」とか言って、きゃぴきゃぴしているオットに
は、もう生返事しか出来ないワタシだった。樹氷も山も今のワタシにとってはどうでもいいことだった。

本当に下りて来られるのだろうか。。。
迂回路は急斜面じゃないとしても、たいがい狭いのだ。まだ、広い緩斜面でないと足を揃えて滑ることが
出来ないワタシにとっては迂回路も結構恐怖なのだった。

そうこうしているうちに一番上に着いてしまった。
均してなくて積雪が思ったよりあり、板が雪に埋もれるくらいで、逆に滑らなくて怖くはなかった。
これなら、この積雪なら大丈夫かもしれない、と思った。

でも、それは甘かった。

ボーゲンでしかターンできないワタシ。このごぼごぼした積雪では全くターン出来る気がしなかった。
それに、積雪の多さで恐怖感が薄らいでいたけど、ここは結構傾斜がキツかった。
いつの間にか下に滑り下りたオットが、一歩ずつ横向きに下りてきてもいいよ、と声を張り上げていた。

そうするしかなかった。
ワタシにはそうやって一歩一歩下りていくことしか出来なかった。

それがたいそうしんどかった。
ツルツルの斜面ではこんなこと、逆に恐ろしくて出来ないのだけど、20cmくらいもある積雪を一歩一歩
跨いで、板をずらして、短くはないこの斜面を下りて行くのはまるで雪上訓練のようだった。この後、熊鍋
とかが待っていたりして。。。

ずっと下で待っていたオットが、もう少し下り切ってリフトに乗ってまた上から来るから、と言ってひとまず
下りていった。その間も、少しずつ少しずつ・・・地道に一歩一歩下りて行った。

オットが上から下りて来てくれた。
自分の後について、斜面を長く横切って滑り下りろって言うけど、それが出来ればとっくにやっている。
誰だって、こんなしんどいこと好きでやってるわけではないのだ。

オットに言われて、少しだけ滑ってみたけど、こんどはずぶずぶと足が沈みこんでいった。
雪は、ワタシの膝の高さまでもあった。片方の足が沈み込むとなかなか抜けない。あり地獄に落ちたみ
たいでもがいていたらオットが言った。

「もしかして、スキー板外れてない?」

は?!そういえば、どうりで足が片方だけ、ずぶずぶと沈みこむはずだった。
そうか、板が外れていたのかぁ〜♪
板がないと、こんなにしんどい想いをしないといけなくなるのだと思い知らされた。

オットと、ストックでその辺の雪を突付いてみるけど板はなかった。
オットは自分の板を脱いでもうちょっと広範囲に探してみたけど、ワタシの長い板はどこにもなかった。
足が沈みこんでた時点でもう板は外れていたのだ。それからそんなに移動してはいないはずなのに不
思議だった。そうやって、板を探していたら、突然ぺこっ!と激しくお腹が空いた。

「どうして板外れたことに気付かんかったかなぁ?」

そう言われても必死だったし・・・。
それに、ワタシは新婚旅行の時にも、シュノーケリングの体験ツアーで、フィンを片足無くしたことに気
付かずにいたのだった。

だから、こんなとこに連れてこんかったらよかったんに・・・。
と、喉元まで出掛かっている言葉を何度も飲み込んだ。
オットも、それ以上は怒ったり責めたりしなかったから。
ふたりで黙々と雪を突付きまわした。

そんなワタシ達の横を、何度か人が滑り下りていった。
平日の午前中でまだ人は少なかった。少なくてよかった。

その中で「板無くなった?」と声を掛けてくださった人がいて、少しすると、パトロールの人を連れて手伝い
にきてくださった。

実はその少し前、オットが無事、板を見つけてくれていた。
オットももう諦めかけていたところだったらしい。ワタシが思っていたよりも、もう少し上のところで雪に埋
もれていた。

「板、ありました〜!すみません。ありがとうございます。」
見上げると、上からどんどんパトロールの人が下りてきていた。
すみませ〜ん。。。

とにかく、見つかってよかった。
20年以上も前に、友達のお姉ちゃんから譲ってもらった古い板で、そろそろ買い換えようかと話していた
ところではあったけど、もしも、今日あのまま見つからなかったら、ワタシはとぼとぼと歩いて?下りてい
かなければならなかったのだろうか・・・と思うとぞっとする。

見つかった板を、オットが均してくれたところで履いて、うるさいのでオットの言うようにした。
ゆっくりと斜めに斜面を横切り、ターンは初めに習った最も古典的な方法で試みた。

そんなバレリーナみたいに、足を180度には出来ないよ〜。
と言ってもきかない。

どてっと転んで、七転八倒してターンしたりもした。
こんな急斜面でこんなことやってる人いないぞ〜。。。
ほんとに人が少なくてよかった。恥ずかしいよりも、お互いに危険だ。

とにもかくにも難所を下り切った。
さすがのオットも、もう一度あの斜面を下りるとは言わなかった。

これで2つ目だった。
2度あることは3度ある。
気をつけなければいけない。

その後は少し下の比較的緩やかなところで何度も滑った。
珍しく天気予報は当たり、時々青空も見えて、なんと遠くに槍ヶ岳が小さく見えた。
へぇ〜・・・槍ヶ岳が見えるんだぁ〜♪
樹氷も見れた。これはほんとにきれいだった。

でも、最後の最後はここを下りなくてはいけない。
そのときワタシはどうなるのだろう・・・そのことを思うと、とってもブルーになるのだった。
そして、3つ目はあるのだろうか・・・。

午前中いっぱいギリギリまでリフトに乗り、レストランでごはんを食べてから滑り下りて行く事になっていた。
レストランへ向かう時、何でもないようなところでどてっとこけた。これで3つ目?にしてくれない?

そうは問屋が卸さなかった。
3つ目はレストランで起こった。

プラスチックのトレーに乗せた、プラスチックのラーメン鉢が、何かに気を取られている間にすりすりとトレ
ーを滑り、ラーメンがこぼれ始めてようやく気が付いた。見ると、ラーメンと汁はウエアをつたい、床に少し
落ちていた。

おぉ・・・・・なんてこったい・・・やってしもたぁ。。。。

これで、3つ目ということにしておくれでないかい。

それでも、少しのこぼれで気が付いてよかった。
全部床にぶちまけてなくて本当によかったと思う。

ごはんを食べながら、帰りの不安をオットに訴えると「何言うとんがけ〜ここからは、朝来て2番目に滑っ
たあのコースやで〜」って言うけど、はぁ・・・?

オットは明らかに勘違いしていた。
もう1本リフトを乗り継いで来ていることをすっかり忘れているのだった。

改めて、コース地図を取り出して見て、ようやく自分の勘違いに気付いたのだった。
それでも絶対に迂回路はあるはずだから大丈夫だと言い切った。

ー初心者の方は、ここより下りリフトでお下りくださいーって書いてあった。
下りリフトに乗って、ラクラク下りて行けると思っていたけど、オットは「大丈夫〜大丈夫〜」と相変わらず
ワケの分からない自信を持っていて、聞く耳を持たない。

アナタは大丈夫でもワタシは大丈夫じゃないんだけど。
オットは、自分が先輩方に鍛えられたようにワタシを鍛えようとしている。
ワタシは一応女なのだ。スパルタにも程がある。

ブリブリブリブリ言いながらついていったけど、やはりワタシにとっては全然迂回路ではなかった。
きゅ、急だ・・・。それに、やっぱり狭い。。。

すると今度はまた自分の真似をしろ、と言って、横向きになりつつ、ずりずり滑り下りろと言うのだった。
そんな裏技、ワタシは初めてだったのだけど、恐る恐るやってみた。そうやって、下りていくしか他に方法
はないようだった。それに疲れると時々ボーゲンで下りて行ったりした。

そんなこんなで、何とか2番目に滑った地点まで辿り着くことが出来た。
ほ〜・・・やれやれ。。。
一時はどうなることかと思ったけど、怪我もなくて本当によかった。
長い長い半日が終った。

この”まったり4連休”で一番長い半日だった。
でもまぁ、ダイヤモンドダストは確かにきれいだったけど。


年の瀬から年明けにかけて

今年こそは!今年こそは大掃除を早めにやっつけて、余裕で年末を迎えるハズだったのだけど、
クリスマスを挟んで、どうしても仕上げてしまわないといけないことが出てきて、結局それに丸々
三日間も要してしまったので、その後は、いつもと変わらない、死に物狂いの年末となった。

オットがしている体育系の町内の役員の忘年会に、クリスマスイブの昼日中から、なぜか家族ぐ
るみで引っ張り出されたりもした。行事が日曜日ばかりで、家族にも協力してもらってるから、な
のだそうだ。別にいいのに〜。

そんな年の瀬も押し迫った26日、小林念侍さんに遭遇した秋の足湯遠足以来、なかなか休み
がとれずに会えなかった友達と、年忘れデトックス大作戦に出かけた。リフレクソゾジーで至福
の時を過ごし、暖冬で早めに安くなってたセーターを買い、ランチをして、お互いこんなに忙しい
時にこんなことをしていていいのだろうか・・なんて後ろめたい気持ちは封印して、それからの
年末年始の為の英気を養った。

でも、あの日があったからこそ、がんばれたのだと思う。
『前もってご褒美』もいいのかもしれない。

しかし・・・、毎度の事ながら、自分が年末に一度にすることの多さにめまいがしてしまう。
死に物狂いの年末に引き続いて、ひと息付く間もなく接待が待っているのだった。
1月2日にワープしてくれたらどんなにうれしいだろうと本気で思った。

あぁ・・・それもこれも、みんなワタシの日頃が悪いからなのだ。
とったのお風呂や、とった関係の敷物洗いなんてことから大掃除は始まっているのだった。
これって年末にすることじゃないよなぁ・・・。なぜもっと早くに・・・と思うのだけど、今月は月初め
にもちょっとした頼まれ事があって。

また、いつもと同じことを思いながら大掃除をしていた。
神様、来年こそは〜来年こそは〜、まとめて大掃除なんてしないでもいいように、新しい年が明け
たからって安心しないで、常日頃から、こまめに掃除をしますからぁ。。。
年末にワタシがする仕事量を日々に散らすだけで、もう家中すっきり!の、ぴっかぴか♪のハズ
なのだ。

そして、心残りは、今年中には間違いなく下山しているハズの槍ヶ岳から、未だに下山出来てな
いことだった。

春先のお腹に来たしつこい風邪に始まって、背中の肉離れや、虫さされの掻き壊し傷にばい菌が
入って酷いことになったり、原因不明の膝の腫れ・・・等々に免じて堪忍してください。
(実は、掻き壊し傷のところは、今でも痒かったりする。いつまでもこーゆう傷の治りにくいワタシ。)

この暮れに、勤めていた職場の職員の女の子が結婚退職することになっていた。
一時期、同じ部門で一緒に仕事をして苦楽を共にしていたこともあるけど、同じおひつじ座で誕生
日も2日しか違わなくて、机の引き出しの中の付箋に小さく丸くなった消しゴムがくっついていたの
がおかしくてたまらないような、そんな笑いのツボが同じで、しんどい中でも楽しく過ごせたコだった。
お客さんから見えないように、よく、端末の陰にしゃがんで笑いを押し殺していたこともあった。

ひとこと電話を・・・と思うのだけど、年末の月末なんて一年で一番忙しい日に電話するのも躊躇わ
れた。結局、閉店して1時間して、まだまだ忙しいけどそろそろひと息くらいは付ける頃かな・・・と
思われる頃、お店に電話してみた。ちょうどいい頃合だったようだ。どうか、しあわせになって欲しい。






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜紅白歌合戦・行く年来る年〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



さて、モチュウのハズの我が家なのだけど、なぜかいつもと変わらず、義弟一家が来て賑やかな
お正月だった。

おせちは作らずオードブルで、ってことにしたけど、外注ものばかりではあんまりなので・・・と、紅
白なますや黒豆をオット母が自ら作り、ワタシも煮物などを作り・・・。ただ、お正月飾りと年賀状が
なく、オット母が少し静かで、「おめでとう」と言わないことを除けば、いつもとあまり変わらない、よ
く分からないモチュウのお正月となった。

まぁ、モチュウだからって、ワタシ達だけでしぃ〜〜〜〜〜ん・・・としているのよりは、これでよかっ
たのだと思う。ワタシはいつものように、義弟のヨメさんや姪っ子とげらげら笑って喉がひりひりした。
雪もなく、穏やかに晴れた新しい年の始まり。
オットは、相も変わらず、元旦の朝、
写真を撮りに行き、釣りでは、なまこを持ち帰った。

家族は一人少なくなってしまったけど、他の家族は揃って元気に新しい年を迎えることが出来ました。
近頃ちっとも話題に上らなかったオカヤドカリも、一応年末に3匹全員の生存が確認されました。
一番古参のサザエさんは5度目の冬。ちびっこ2匹組のチビコロとコロスケは3度目の冬となり、
ずいぶん大きくなりました。(近々写真を(^-^;A")

ぬか床も今のところまだ、珍しく健在です。

去年は、命にも、骨にさえも関わることではない小さなことばかりだけど、不快な体の異常が続いた。
ワタシの体は一体どうなってしまったんだろう・・・って、もう、とにかく情けなくて。
でも、そのおかげで、いろんな情報を集め、自分で自分の身体を整える術を身に付けることが出来
たような気がする。

そんな系統の本ばかり読み漁っていたので、去年は物語を殆ど読めなかったなぁ・・・。
『東京タワー』も読まないうちに、SPドラマ化され、じきに連ドラが始まってしまう。(でも、もこみちでは
ちょっと・・・)今年は物語を読みたいな。

オットの単身赴任生活も一年を超え、面倒がらずに、自分のひとりごはんも、何とか工夫してラクし
て作れるようになってきた。目下、電子レンジ調理の技を習得中。

自分の身体は自分で守ってあげなければいけないのだから。

そうそうー自分の身体は自分で守るーで、思い出したけど、DVDレコーダーの録画があまりにも
ラクちんなので、お正月映画などを録画しまくり、映画三昧をしたのだった。

『ミリオンダラー・ベイビー』の最後はああなるとは知らなかったので、かなり哀しかったけど、クリン
トイーストウッドとモーガンフリーマンは渋かった〜。きっと噛みしめるといい映画なのだろうけど。

『亡国のイージス』はワタシの大好きな佐藤浩一さまが出ていてかっこよかった〜。ちょっと考え
させられる映画だった。

そして何といっても『チキチキバンバン』は最高だった。
これはDVDを買ってあったのだけど、オットもワタシも大好きな映画。

あと、楽しみにしていた、NHKのお正月時代劇『堀部安兵衛』ももちろん録画したのだけど、あわ
あわしていた時に予約を入れたら、前編だけしか撮れてなくてかなり凹んだ。
結局は、執念で?他の放送日を探した。今度こそは〜。

とにもかくにも、DVDレコーダーフル稼働の年末年始だった。

今年も体力筋力増強に努め、食材等を無駄にすることなく、引き出しの中も、お腹周りも、どこもかし
こもすっきり暮らせるようにがんばろう。

っと、いつものように、新しい年の始まりの今だけは、やたら勢いのあるワタシ。。。
この勢いが持続できればいいのだけど、スグに息切れしてしまうのだろうなぁ。
せめて想いだけでも持続できますように。
今年もゆるゆるやっていきます。

こんなワタシですが、今年も変わらずよろしくお願いいたしますm(__)m



新年早々、宇宙人を捕獲したので載せときます( ̄w ̄)