まるぼ-のつぶやき日記

2006年11月

2006/11/27 更新


11月27日(月)雨

引っこ抜かれて行く木を、変わって行く景色を見届けよう・・・。
そう思っていたのだけど、案の定?風邪を引いてしまった。頭痛から始まって、喉へ行
き、おばあちゃんの四十九日法要を挟んでいよいよ発熱した。タイミングよく医者へ行っ
たおかげか、ニラ粥を食べ続けたおかげか、その後は順調に快復しつつあり、残るは少
しの咳となった。

背中の肉離れ以来、医者通いに翻弄されるのも嫌だったので、漢方のお医者さんへは
行けなくなってしまい、随分久しぶりとなった。個人開業医なのに、春に先生が変わって
しまい、いくらカルテを引き継いだとはいえ、まだ充分に慣れてはいないまま遠のいてし
まっていたので、少し不安ではあったけど、上手い事処方してくださってよかった。

寒気がしてて、腰や背中が痛み始めていて、血圧も上が123と、私としてはビックリする
程高く、きっとこの後熱が出てくるのだろうな・・・という状況の中でも、持って行った本を
読んでいた私。『運命は口ぐせで決まる』おもしろかった〜。物事口ぐせ通りになって行く
らしい。へぇ〜。。。

元々残り少なかったので、すぐに読み終えてしまい、ふと待合室の本棚に目をやると、結
構興味をソソラレルものがたくさんあった。これって、先生の?奥様の?趣味なのかな。
これらの本読みたさにまた通ってもいいかな〜って思った(笑)。

昨日はとても暖かい日で、久しぶりにオットと園芸をした。
いつもだったら、オットはオットのテリトリーの分をちゃっちゃと植え、寄せ植えの組合せなど
をぐずぐず悩むワタシの分は翌日以降に持ち越されることが殆どだった。だって、主婦は園
芸の他にも、いろいろ家事をしないといけないのだ。そして、ビニールポットに入ったままの
花苗は車庫に忘れ去られて、瀕死の状態になることが多かったのだけど、珍しく昨日は全
部植えた。一昨日買って来たもの全部、一気にえいっと。

これは気持ちがよかった〜。
持ち越し分がないと言うのがこんなに気持ちの良いものだとは、思ってもみなかった。
前の週に風邪を引いていたのでアイロンがけもまだだったし、また新しょうがを収穫して、か
き揚げを作らなくてはいけなかったし・・・決して余裕があったわけではなかったのだけど。

オットと仲良く並んで、夏前からずっと植えっぱなしで咲き続けていてくれたジニアとアゲラー
タムを掘り起こし、その辺に侵入してきたツルニチニチソウを整理していたら、草むらの中か
ら何やら、不自然な草の塊を発見した。

ん?なに?

ウン○のような気がするけど、それにしては、やけにに草だらけだったし、カラッカラだった。
そういえば、ワタシはマスクをしているというのに、そこはかとなく、それっぽい匂いもしてくる
ような気もする。

でも・・・気のせい?

思わず、スコップにそれをころっと乗せて、オットに匂いを嗅いでくれと言わんばかりに、オット
の方へ近づけた。

「うわぁーーー!ウン○くさーーーーー!これウン○や〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

やっぱり、ウン○だったんだ〜。
何の抵抗もなくスコップにそれを乗せた時点では、まさかそれがウン○だとは思ってもみなか
った。慌てて、スコップを洗いにいった。

そうだったんだ〜。ウン○だったんだ〜。
どこのどいつや〜!こんなところでウン○しやがって〜!

それにしても、そんなウン○かもしれないものを自分で確かめようともせず、オットに確かめて
もらおうとしたことや、それをオットが全く拒否しなかったことが、後になって、おかしくておかし
くてしょうがなくなって笑い転げてしまった。



ようやく花も球根も植えたし、先週は2台分のタイヤも替えてもらった。残るはあと1台。
着々と冬の準備が整って行く。。。

と、言いたいところだけど、まだまだ外の鉢を中に入れたり、庭のテーブルとイスも車庫に入れ
ないと・・・。雪の降る地域の冬支度は何かとたくさんある。

「忙しい、忙しい」と言いたいところだけど、勤めていたことを思うと、またフルで働いている人
や子育てしている人のことを思うと、ワタシにはなんてたくさんの時間があるのだろう。あの本
を読んだからには、口ぐせを変えないと。

ワタシには、た〜っくさんの時間がある( ̄v ̄*)
ワタシは風邪を引かない( ̄v ̄*)
ワタシはきれい( ̄v ̄*)



11月15日(水)しぐれ模様

いよいよ寒くなってきた。
今年の秋は早かったけど、10月半ばからは暖かく、この寒がりなワタシでもまだセー
ターに袖を通していない。いつもすぐに寒くなるので、活躍期間の短いカットソーなど
が大活躍だった。おかげで、去年のスピッツのコンサートで買ったTシャツも、思いが
けず出番が多かった。

でも、冬は確実にやってくる。
冬がやってこないことは絶対にないので、寒さに備えての体力づくりを早急にしない
といけなかった。少しでも筋肉を増やさないといけなかった。9月にバランスボールを
買ってもらい、PC用のイスとなっているけど、有酸素運動もしたい。

んで、先月の後半からようやくウォーキングを再開した。
再開した頃はまだ膝が完全復活してなくて、恐る恐る・・・だったけど、今では普通に
歩けるようになった。おぉ・・・この普通に体重移動出来る事のうれしいこと。

日々移り変わってゆく秋を眺めながら、たったの30分だけど、それはそれは気持ちの
良いひとときだ。春を過ぎ、夏を過ぎて、移り変わっていく畑の野菜を見るのもまた楽
しい。何より、指先まで全身に血が通っていくのが分かるのが一番うれしい。

ちょうど去年の今頃、仕事を辞めてウォーキングを開始した。
立山が良く見える、この辺りでは広い田んぼの残っているところを過ぎて、新しい住
宅地をぐるっとまわって帰って来るコース。

始めの頃、吠えられていたゴールデンレトリーバーにも、だんだん慣れてもらって、そ
のうち吠えられなくなった。お腹の風邪やら、背中の肉離れやら・・・で、今年はウォ
ーキングも中断しないといけないことが度々あって、再開する度に、そのゴールデンが
忘れないでいてくれてるかな・・・と楽しみだった。

今回も久しぶりに行った時、最初は「ん?」って顔を持ち上げるのだけど、「なんだ〜
あいつかぁ・・・」みたいに、また元の前足の間に顔を戻すのだった。もうすっかり大丈
夫なようだ。

歩き始めは、通勤で通っていたコースだった。
小学校があって、木の葉の色づくのを見ることが出来たから。
落ちた葉っぱをかさかさと踏みしめて歩くのも好きだった。

でも、その小学校は今はもぬけの殻だ。
道路拡張による移転で、こないだからグランドの方で、何やら工事が始まっていた。
大きなポプラの木が道路沿いに何本も植えられていて、いちょうの木もきれいだった。
この木達はどうなってしまうんだろう・・・って思っていた。

そしたら、昨日から、比較的小さい木(大人の背丈ぐらい)を重機で引っこ抜き始めた。
へぇ〜・・・あぁやって、大男が指で草を摘まんで引っこ抜くみたいにするんだ〜。
って、歩きながら興味津々で見ていた。引っこ抜かれた木は、大きなトラックに積み込
まれていった。

歩いていくうちに、今度は大きいポプラの木が目に入った。
この大きな木はどうするんだろう。。。

そしたら今日、何だか景色がいつもと違うな・・・って思っていたら、昨日の小さめの木
は全て引っこ抜かれ、今日はいよいよポプラに取り掛かっていた。近づいていくと、既
に何本かのポプラは根元で切り倒されていた。

そうかぁ・・・やっぱりポプラもかぁ。。。

切り倒された木は一箇所にまとめられていた。
その中には、まだ黄色い葉を残したいちょうの木もあった。
これらの木を移転するなんて、どえらいお金がかかることだろうけどちょっと胸が痛んだ。
何年ここにこうしていたんだろう。どのくらい根っこが張っているのだろう。。。雑草だって
ものすごい根っこを張っている。たかが草でもそうなのだ。ましては大きな木となると・・・。

平家物語じゃないけど、何事も変わっていかないことなんてないのだけど。。。

明日になると、景色はどう変わっているのかな・・・。
見るのはちょっと怖いような気もするけど、見届けようと思う。


さて、↓は、我が家のかぶとだいこん。
今年初めて冬野菜に挑戦( ̄v ̄*)
ちっちゃいけど、かわええ〜♪





食べるとこあるのかな・・・( ̄w ̄;)



11月10日(金)晴れのちくもり

この秋から始まったドラマで、何と言っても楽しみなのは『のだめカンタービレ』だ。
頭の中を真っ白にして楽しんでいる。

原作の存在は知っているけど、読んだことはなかったし、始めから、もんのすごく
楽しみにしていたわけではなかった。「見とくかな・・・」程度で、でもなぜか、録画を
しつつ、見てみると、引き込まれてしまって、結局全部見てしまったのだった。

見てる間もそうだけど、見終わった後も、頭の中がぽかぽかとあったかいカンジが
していた。まるで自分が”のだめ”になったようだった。それに、玉木宏や瑛太がかっ
こいいではないか。竹中直人だって小池恵介だった面白いし。それに何より音楽が
溢れている。

このドラマ・・・ワタシは気に入ったけど、オットはどうだろう。。。
「バカっぽい」で一蹴されてしまうかもしれないけど、案外ハマルかもしれない。第一
のだめがかわいい。紙一重でどうにも判断がつかなかったので、2週間分撮り溜
めたものを、激務で疲れているオットに無理やり見せた、っていうか、映像を流して
みた。

そしたら、それまで、今にもうたた寝しそうだったオットが、お目目パッチリ!
しっかりと目を開けて、見ているではないか!しかも・・・笑っている。顔がにやけて
いる。

そうだそうだ〜。
ワタシもきっと、ひとりで見ているときも、こんな顔をして見ているに違いないのだ。
オットのそんな顔を見ていると、ワタシもしあわせな気持ちになる。ひと粒で何度で
も美味しいドラマだ。

オットもすぐに引き込まれ、続けて2話分を見た。
満場一致で、このドラマは永久保存版として残されることに決まった。
1週間に1時間でも、楽しみなドラマがあると思うとまた頑張れるではないか。

でも今は、一日に15分の楽しみもある。
『いもたこなんきん』が本当におもしろい。

そういえば、ワタシの言葉尻がおかしい。
いつの間にか「・・・・だでねぇ。。。」なんて言ってる。これは・・・まだ誰かの話言葉が
移ってしまったかな・・・と思っていたら、前の朝ドラだった。
名古屋が舞台だったから・・・。

オチもついた?ところで止めとこうと思ったけど、今日はテレビネタ特集?にしてしま
おう。『みんなのうた』で宇多田ヒカルが歌っている『ぼくはくま』がものすごーくかわい
いのでもしも見たことない人がいたら、是非番組表をチェックして見てみてください〜。

『月』も面白い歌です。久しぶりにYouが歌っている(笑)。
これまたアニメーションがすごくて圧倒されてしまった。
わーーーーーーーーって、どこかへ運ばれて行ってるようで、なぜかワタシは癒されま
した。

http://www.nhk.or.jp/minna/

今日、偶然入れてたNHKのローカル番組でテレビ絵本館って言うのをやっていて、お
昼ごはんの準備をしながら何気なく見ていて、泣いてしまった。

『おうだんほどうかります』っていうお話で、地元の絵本館主催の過去の絵本コンクー
ルの入賞作品らしかった。データー放送でも見れるって聴いて、データー放送で紙芝
居みたいにして見て、また泣いた。

いいお話だったなぁ・・・。
欲しくなったけどアマゾンにはなかったなぁ。。。
たくさんの人に見てもらいたいと思ったけど・・・図書館にならあるのかな。。。
(こちらの図書館にはありました)


支離滅裂ですみませんm(__)m
コマメニ更新しないとこうなってしまいます(^-^;A"



11月4日(土)晴れ


長いこと通常の日記を更新していなかったけど、書きたいことは
山のようにあった。

季節は食欲の秋。
新米の季節( ̄w ̄)

今年もまた、新米をいただいたので、ありがた〜くいただいている。
美味しいごはんは、おかずに手を付けないまま、パクパクパク〜って食べてしま
う。。。美味しいごはんには何もなくてもいいくらいだけど、漬物があるともっと旨
い。

今年の夏からぬか漬けを始めた。
一体何度目の挑戦になるだろうか・・・。
いつも夏になると、きゅうりとなすのぬか漬けが食べたくなって、生協でチャック
シールのものを求めて始めるのだけど、そのうちだんだんと掻き混ぜるのがめん
どくさくなってきて、ぬか床をダメにしてしまい、冬までには冷蔵庫から消えている
のだった。

でも、やはり、ぬか漬けは旨い。
これさえあれば何も要らないとさえ思えてくる。
ワタシも、オットの居ない手抜きしがちな食卓で、少しでも栄養を摂りたい。
何より、オットが好きなのだった。

それが、夏が過ぎ、秋が来ても、まだ今のところ、ぬか床は健在だ。
この、毎日ぬか床を掻き混ぜるって言う、たったそれだけのことが、勤めて
いた頃には出来なかったんだなぁ・・:・としみじみ思う。チャックシールもバ
カになってしまったので、ちゃんとした陶器の入れ物に移し替えた。

季節が変わり、なす・きゅうりから他の野菜へと変わってきている。
かぶや大根、にんじん・・・。あと何を入れようか・・・と思う。夏野菜の旨さには
敵わない様な気がしてくる。ブロッコリーの茎は旨かった。もったいないので、
茎も茹でて一緒に食べるのだけど、ぬか漬けの方が断然旨かった。他に何かない
かなぁ・・・。ぬか床がいつまで持つか分からないけど(笑)。



先日、おばあちゃんの葬儀にお参りしてくださった、お茶の先生と、稽古で一緒
のTさんのところに、挨拶がてら、ちょっとつまめる気軽な菓子を持っていった。

玄関先で少し話し込んでから帰ろうとしたら「ちょっちょっと待っとられ〜」と奥へ
引っ込んでいった。再び出てきた時には、手に大きな洋ナシを持っていた。
「これ持ってって食べられ〜」

それから、また少しすると、「あ!そうだ♪ちょっと待っとられ〜」
今度は、まだ温かい大判焼きだった。
「さっき買ってきたんやけど、お父さんと二人で食べきれんから〜」って。

結局ワタシは、自分が持っていったものよりも重いものをいただいて帰ることに
なってしまった。親戚でもないのに(笑)。

Tさんは、ワタシの母を小さい頃から知っている人だった。
「アンタもひとりだから、また出てこられ〜」と。そうだった。この人もひとりっこだっ
たのだった。

そして、帰るワタシを、玄関の外に出て、ワタシがひとつめの門を曲がるまで
見送って下さったのだった。門を曲がって見えなくなるまで自分のことを見送って
くれる人が母の他にもいたんだ・・・と思うと、なんだか照れくさかったり、胸が熱く
なったり・・・。ほんと、親戚でもないのに(笑)。

とにもかくにも、お米を送ってくださった方、見送ってくださった方、ありがとうござい
ます。