まるぼ-のつぶやき日記

2006年 10月

2006/10/26 更新


10月26日(木)曇り時々晴れ

長いこと日記をお休みしてしまったので、更新の仕方に戸惑ってしまうくらいだ。
10月7日(土)にオットのおばあちゃんが亡くなったので、何やかやとバタバタしてい
た。98歳の大往生だった。

3連休だったけど、いろいろがんばった割にはワタシの膝はまだ正座も出来ないまま
だったので、泣く泣く山は諦め、オットは弟と涸沢へ行くことに決めたところだった。
入院先の近くの病院から危篤の知らせを受けて、3人で駆けつけたけど間に合わなか
った。

先生に「さっき呼吸が止まったんですけど」って言われて「でも、今はまた落ち着かれ
ています」って続くものだと思って疑わなかった。おばあちゃん、やっぱり〜・・・って思
ったけど今度はそうじゃなかったようだ。口を開けて寝ているのだと思っていたので、
心の底から驚いた。

ほんとに逝っちゃったんだ。。。

先週も危篤状態に陥っていたし、危篤とまでは行かなくても危ない状態になったことは、
数年前から何度もあったので、またおばあちゃんのことだから今回も大丈夫かも・・・
なんて思っていたけど。何度も何度もワタシ達に心の準備と予行練習をさせて、とうとう
ほんとに逝ってしまったんだ。

その後はもうあたふたと忙しくて忙しくて。。。
親戚はいるけど、もう代も替わって距離も付き合いも遠くなっているので、誰にも頼れ
る人はいなかった。喪主のオットとふたりでてんやわんやだった。オットは式関係、ワ
タシは接待関係と自然に分かれたけど、とにもかくにも分からないことだらけで大変だ
った。

狭い家なので、とりあえず邪魔なものはみんな車庫に放り出したので、とったは、
何事かと思ったろう。用があって車庫に行くと、たくさんの荷物の間から「ねぇねぇ、どう
したの?一体何があったの?」って言わんばかりの不安げな顔で出てくるのだった。

オットもワタシも、ワタシの親の時に経験したこととはいえ、あの時は、親戚がわんさか
駆けつけてくれて、ワタシ達はただ、言われた通りにしていればよかったけど、今回は
0から100までだった。こんなこと、前もって経験していたくはなかったけど、経験してい
たことが少しは役に立ってくれた。

まず、お寺さんの都合がつかなくて、友引までも絡んで、葬儀がものすごく遅くなりかけ
たのだけど、何とか都合をつけて下さって本当によかった。葬儀の日は、この秋一番の
冷え込みとなり立山連峰は真っ白になった。青い空に白い立山。気持ちの良い日だった。

山はさぞかし冷え込んでいただろうと思っていたら、遭難された人がたくさんいたようで、
涸沢はそんな危険なところではないけれど、前日は荒天だったし、おばあちゃんが止め
てくれたのかな・・・って思った。

その後は、ありがたいことに晴れた日がが続いてくれたので、客布団を干したり、カバー
類を洗ったり。。。また、当日に来れなかった親戚やオット母の知人が、ポツリポツリ・・・
とみえたり、泊まっていかれたりして、バタバタは続いている。

あと個人的なことで、書いて提出しないといけない書類が、おばあちゃんが亡くなった翌
日にタイミングよく届いて、それを仕上げなければいけなかったこともあって、なかなか更
新出来ないでいたのだった。

今少し落ち着いてみると、おばあちゃんが最後は病院で亡くなってくれたことが、オット母
にはよかったように思う。昨日までここで寝てたのに・・・って思わなくてもいいからだ。
最後の最後は病院だったけど、オット母の献身的な看病によって、それまで充分におばあ
ちゃんは家にいたと思う。

それと、1週間前の危篤騒ぎの時に、オット母が狭い部屋を片付けて、おばあちゃんが
寝ていた大きなベッドに、オットが作った板を渡して、テーブルクロスを掛けて、机みたいに
してしまっていたこともよかったと思う。空っぽのベッドを見ると、いたたまれなくなるだろう。

だからといってはなんだけど、おばあちゃんがまだ病院にいるような気がしてならない。
毎日病院通いをしていたオット母がまた「病院行ってくるね〜」って出かけて行きそうな気
がしてならない。そう思うと、これもよかったような気がする。

7年前におばあちゃんと同居を始めた頃は、まだ歩けてたし、一緒にごはんを食べてたこと
が遠い昔のことのようだ。

おばあちゃん、長いことお疲れ様でした。



葬儀のバタバタで悪化しかけた膝も、ようやくよくなった。
なぜか、体重が恐ろしく重い。
これも、膝がおかしくなってからだ。
すぐに寒い冬がやってくるから、そろそろウォーキングを・・・と思い、先週から始めたら風邪を
引いてしまった。

早急に再開しなければ。。。


9月の末から10月にかけて

このところ、何やら急激に忙しく過ごしている。
9月の末には、久しぶりに休暇をとった友達と秋の遠足に行ってきた。
買い物もしたかったけど、たまには・・・と宇奈月温泉まで足を延ばした。
ほんとはトコトコ・・・と電車で行くのも楽しそうでよかったのだけど、当日の朝になって
突然決めたことだったので、車で行くことになった。

途中で、美味しいパスタランチを食べて宇奈月温泉へ。
着いた頃には雲が多くなり風も出てきて、薄ら寒くなってきていたので、早速、足湯へ。
めんどくさがりやの私たち?(少なくとも私は)にとっては、足湯はもってこいだった。

服を脱いで化粧を落として温泉に入って・・・、んで上がったら、髪を乾かして服を着て
化粧をして・・・なんてめんどくさくってしょうがないのだった。それに、足湯はタダだし♪

その点、足湯なら、靴下を脱いで、ジーパンを少しめくれば済む事だった。
しばらくすると、全身ぽかぽか・・・としあわせな気持ちになってきた。

身体もあったまったので、狭い温泉街だけどぷらぷらぷら。。。
あのまま、寒いままでいたら、きっと二人とも風邪を引いていたかも。

ふと通りかかった”民芸・和紙”のお店に入ってみたら、これが当たりだった。
元々和紙は好きで、大きさや厚みがまちまちの単庫本のブックカバーに好きな色の和
紙を折って使ったりしていたのだった。その他にも、着物に合いそうな丈夫そうな和紙の
手提げなんかもあった。

和紙以外にも、古い着物の布で作った小物がたっくさんあって、どれもこれも、いちいち
かわいかった。見事に私たちのツボだった。きゃっきゃ言って、隈なく見てまわっていた
ら、あっという間に時間が過ぎていたので、もうひとつある足湯に入って帰ることにした。

こちらも先客がいて、男の人2人に女の人1人かぁ・・・って思いながら、靴下を脱いで
顔を見上げたら、何の疑いもなく女の人だと思っていた人は男の人だった。・・・あ・・・あ
れ?もしかして、オカマ・・・ちゃん?何となく、気まずかったけど、素知らぬフリをして、
仲間に入れてもらった。

離れ気味の方がいいかな・・・って思ったけど、お湯の出ている場所の具合で熱く、近寄
らざるを得なかった。「そっちは熱いでしょう。」みたいに言われたし(笑)。腰を落ち着けて、
改めて、なるべく普通にしつつ見てみると、髪型はショートボブっぽく、化粧は女の人その
もの。でも、首から下は男の人のファッションだった。強いて言うなら、カバちゃん。っぽか
った。

その後もどんどん人が来たのでさらに賑やかになり、そのご一行様とも談笑したりした。
前から居たご一行様が先に出ることになって、お湯から上がりながら、その中の一人(男)
が「この人男に見える?女に見える?」と、これまたストレートな質問をかましてきた。

小市民のワタシと友達が困る間もなく、他のおばさんは即座に答えていた。
「何て言って欲しいが?」って(笑)。「そりゃ男でしょう。」って。
やっぱり、ご一行様もワタシ達の微妙な空気を感じていたのだろう。そして、それを楽しん
でいたのだろう。たまにオカマちゃんと目が合うと、「ねぇねぇワタシってどう?どうよ?」っ
て言ってるみたいにこっちの反応をうかがって、楽しんでいた様な気もする。

ご一行様が行ってしまった後、残ったワタシ達はまた、おばさん達と大盛り上がりだった。
「だって、すごい指輪してたし。」とか「バックが女ものでステキだった。」とか・・・。おばさん
達の観察力には感心した。ワタシ達は、とてもそんな勇気はありません。。。

身体もあったまったし、お湯から出て駐車場へ向かう途中、観光事務所みたいなところで
やけにたくさんの仕事してる風の人がいるなぁと思った。何やら器具もたくさんだったから。
テレビかなって思ったけど、カメラとかそれらしいものは見えなかったので、事務所の掃除
の業者さんかと思って通り過ぎた、次の路地のところにものすごく見覚えのある人がイスに
腰掛けているのが見えた。

なんと、小林念侍さんだった!

あ、あーーーーーーっ!え〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?
なんてワケの分からない声を発しながら、最後には「こんにちわ〜」と会釈をして通り過ぎて
しまった。って、近所の人じゃないんだから・・・( ̄w ̄;)

すると、小林念侍さんさんも、あの、テレビで見かけるのと同じように会釈を返して下さった。
後から思えば、握手をしてもらえばよかったかな・・・と思ったりもしたけど。小林念侍さんは
好きな役者さんではあるけれど、ミーハー的に好きなワケではないからかなぁ(笑)。

とにかく、そんなこんなで、短い秋の遠足は、まるで用意されていたみたいにやたら盛りだく
さんで、めちゃめちゃ楽しいものになった。



その後は、住民運動会だった。
今年はオットと二人で町内の役員をしている上に、運動会では本部の役員まで仰せつかっ
てしまったので、打ち合わせやら、前日からの準備等々いろいろ借り出された。町内の、運動
会の練習にまでも出た。ワタシは玉入れだけだけど、オットはムカデも決まっていた。ムカデ
なんて、練習しないとちょっと怖い。玉入れも、これまでは、見ていてすごく楽しそうで、玉入れ
なら喜んで出るのに〜って思ってたけど、実際にやってみると、カゴが小さくていびつなので、
全然入らないのだった。

当日は、ワタシは賞品係だったので、殆ど本部にいて、フィールド内で旗やら棒やらを持って
立っているオットを見かけた。お♪いるいる♪って。たまに、バッタリ出会ったりすると、懐かしく
もあった(笑)。

運動会に出たことはあっても、こうして一日中ずっと居て、全ての競技や出し物を見ていること
なんて、まずないので、いろんな人を見れて面白かった。今時珍しいリーゼントの人がいたりな
んかして、”ひとりリーゼント保存会”って名前を付けていたら、オットが「もう一人おるよ」と言う。
むむっ、もう一人いたのか〜。オットもよく見ているではないか。

そうやって、二人で洗剤とサランラップとせっけんを稼いだ(笑)。
本部役員全員にもらえるのだった。

それが終わったら今度は町内の打ち上げ。
これが余計で疲れるのだけど(だって、結局その後片付けをするのはワタシたち)、今年はオッ
トと二人しているので、晩御飯はそこで済まそうとガツガツ食べていたら、今度はおばあちゃん
の危篤騒ぎ・・・。(既に過去形で今も存命中)

翌日はさすがに、どっと疲れが出て、久しぶりに昼間から爆睡してしまった。

NHKに朝の連ドラも、めでたしめでたし♪で終わるのかと思えば、最後の週にやってくれたよな
ぁ。。。桜ちゃんや冬吾さんや達彦さんにもう会えなくなってさみしいなぁ・・・と思っていたけど、
新しいドラマはまた、これまでのと趣ががらっと変わって、フレッシュな感じはないのだけど、理
屈抜きに面白い。小さい頃から、父と一緒によく見ていたので、ついつい藤山直美さんのことを
藤山寛美と言ってしまう。いっそのこと襲名すればいいのにと思う(笑)。オープニングの歌もひと
聴きして好きになってしまった。朝のスタートに元気をもらえそうで、毎日楽しみだ。



そんな日々を送りつつ、今日は久しぶりにリフレクソロジーへ行ってきた。
膝もずいぶん良くなったけど、あと一歩のところで、膝そのものっていうよりむくみが気になった
ので、接骨院よりも足裏マッサージはどうかな・・・と思い行ってみた。

気持ちよかったぁ〜〜〜〜〜。


実は、週末に、出来れば山へ行きたくて(笑)。
行けるかなぁ。。。