まるぼ-のつぶやき日記
2005年 10月
2005/11/01 更新
10月31日(月)晴れ 泣いても笑っても今日で終わり。 今日一日、いつものように出勤して、5時間半働いたら終わり。 そう思うと、朝から何だか落ち着かない。ものすごくさみしい。 おまけに、このところの公私共に忙しかったおかげで、まだ本調子ではない ようだ。疲労もピークに達していて、肩から背中にかけてがぴりぴり痛くてし んどい。 まったく、最後の最後までしんどいしんどい・・・って言い続けて終わるんだ なぁ・・・。情けないなぁ・・・。職場の人達へのお礼の菓子箱を食堂に置き、 朝から栄養ドリンク剤をぐびっと飲んで営業場へ下りていった。 朝はそうでもなかったのだけど、いつもの時間になるとやっぱり忙しくなった。 ひっきりなしに処理に追われ、ひぃひぃ言いながらも、こんな思いももう最後 なんだぁ・・・って思った。 ちょうどその忙しい時に、ロビーの係りの人から名前を呼ばれて顔を上げると、 歳の離れたお姉さん的友達が来てた。お客さんに対応するように近づくと、 小さな花束を手渡された。あまりにも思いがけなかったので、びっくりしたけど 感激してる余裕はなかった。 落ち着かない理由はもうひとつあった。 たぶん、時間になって帰るとき、内々だけのミニ夕礼があってひとこと挨拶を 求められるだろう。 先週はパートなのに送別会も開いてもらい、ひと足早く色紙をいただいた。 皆から温かいメーセージをたくさんいただいたので、ワタシからももちろん伝え たいことはたくさんあった。でも・・・、恥ずかしいのだ。 無駄口は得意なのだけど、かしこまって大勢の前で話をするのは苦手だ。 いつも、言いたいことはたくさんあるのだけど、大勢を前にすると、ものすごー くかいつまんでしまって、実にあっさりと終わらせてしまうのだ。だから、こう やって文章を書いているのだけど。 そして、月末の忙しさに追われ、てんやわんやしているうちに、シャッターの 下りる音がして閉店した。どきどきどき。。。もう1時間もしないうちに終わるの だ。 勘定が合わなくてバタバタしてたけど、やはり「ひとこと頼むわ」と上司に言わ れ、同じ課の女の子だけが集められた。来たわ〜。。。と思ったとたんに泣き そうになってしまった。でも、このくらいの小さい輪ならまだだいじょうぶ。短か ったけど言いたいことはちゃんと言えた。 ー仕事はしんどいことが多かったけど、楽しいこともたくさんありました。 濃い時間を過ごさせていただきました。 ここでの4年間はたぶんワタシにとっての宝物になると思いますーって。 締めくくりの決まり文句もちゃんと言えた。パートの先輩に助け舟を出してもら ったけど(^-^;A"。これでいいのだ。 ひとりひとりにも挨拶をしてまわり、オペレーションカードと名札、ロッカーの鍵 も返した。本当にお世話になりました。皆にもさみしいと言われたけど、ワタシ もさみしいよぅ〜。でも、今のワタシには”さみしい”だけだけど、職場で残され た皆にとっては、それだけじゃなく、仕事がますますきびしくなる現実があるん だよね。。。 ロッカーの中の私物は、少しずつ持って帰ってたつもりだったのだけど、いざ 最後になるとものすごい量になってしまった。ワタシのすることなんて、どうせ こんなものだ┐(´-`)┌ その他に制服やら内履き。ありがたいことに今日いただいた頂き物などで、も う大変な荷物になった。冗談じゃなく軽トラを借りてくればよかった。さらに、一 番かわいがっていただいたパートの先輩が、帰りに大きい花束を買ってくださ った。うれしい悲鳴というのはこんなことをいうのか。 それでも、ワタシは根性でさらに買い物をしなければならなかった。 ガムを一番安く買える近くの薬局でガムをたくさん買っておかねばならない。 ガム中毒からも、そろそろ足を洗わないといけないな。 それから、好きな無印でお得意さまナントカをしているので、どうしても欲しい ものもあった。期間は今日までなのだ。 買い物をし財布を出す時は、たくさんの荷物(含む花束)を片方の手に集中し て持たせる為に、少しの間でも腕がプルプルした。そのうち、諦めて地べたに 置くようになった。 とても歩いて帰るのは無理なので、最寄の駅にはオット母にお迎えをお願い した。オット母は、車から下りてお迎えしてくれた。 大変な思いをして持って帰った花束。花束をほどくのがもったいなくて、下の 方だけ破って花瓶に挿した。こうして、晴れて重いのから開放されてしみじみ 眺める。ほんとにきれいだ。花束を一日に2つもいただくことなんて、そうそう ないだろうな。ありがたいな。 家に帰り着いてもしばらく腕はプルプルしたままだった。 4年間近く、ほんとにほんとーにありがとうございました。 信頼できる良い上司にも恵まれました。 ワタシは、この、関西弁の人が多くて、ボケたり突っ込んだりが日常的な職 場が大好きでした。 そういえばオモシロイことがあった。 パート初日もそうだったのだけど、先週、ラスト2の金曜日、またワタシの旧姓 のはんこを押した通帳がまわってきたのだった。なつかしい旧姓のはんこが ちゃんと見送りもしてくれた。 これからは、職場のみなさんからいただいた温かいメッセージを胸に、主婦業 に邁進?していきたいと思います( ̄v ̄*) あいにく、今日飲み会だったオットは、帰りにコンビニで新作チョコを買って来て 労ってくれた。 さぁて、明日からはまた気持ちを入れ替えてがんばるぞ〜! |
10月24日(月)晴れ このところのワタシの大部分を占めているのは「さみしい」っていう気持ち。 あともう少しで、いやな仕事から解放されるっていう気持ちよりも、だんだん 大きくなってきているのはその「さみしい」っていう気持ちだった。 職場の人達とお別れするさみしさ。 賑やかな場所から遠ざかるさみしさ。 制服とさよならするさみしさ。 仕事をしている自分とさよならするさみしさ。 収入の減る心細さ。 毎日をだらだら過ごしてしまいそうな恐怖。 未だに、職場の人からも「ほんとーに、ほんとーーーーに辞めるの?」って 何度も訊かれてしまう。 ずっと「辞めたい辞めたい」って言いながらも仕事してたし、一度はほんとに 辞めるつもりで上司に話もしてたからだ。 変わって行くことが苦手なワタシは、出来ることなら、同じ場所で同じ人達 と同じように続けて行きたかった。でも、それが無理だと自分で決断したの だ。それなのに、揺らいでしまう。 たとえ、ワタシが変わらなくても周りはどんどん変わっていくのだ。 失ってしまうことばかりを考えないで、仕事を辞めることによって得られるこ とを考えよう。 自由な時間。 イライラしなくていい心のゆとり。 もう、仕事の夢でうなされることもなくなる。 冷房地獄からも開放される。 部屋をきれいにして(出来るかな(^-^;A")、これまで手抜きしまくっていた 料理を楽しもう。お菓子も作ろう。 友達にも会える時間も増える。 全然手入れの出来てなかった庭をいじって、花だらけにしよう。 HPの更新だってバンバン出来るぞ。 残すところあともう4日間となった。 1年生の研修が多く、相変わらず忙しい。自分が何をやっているのか分らな いくらい脳が飽和してしまってて、その都度声に出して何度も何度も指差し 確認しながら仕事をこなしている。トシのせいかも・・・って思うけど、若い人 もそう言っている。 ふと見ると、職場で色紙らしきものが回っているのが見えた。 この職場では、転勤や退職の度に皆で色紙を書いて回す。今月誰か辞め る人いたっけ・・・?転勤出たんだっけ・・・・?どうもワタシしかいないようだ けど・・・。でも、ワタシはパートだしなぁ。。。と思いつつも、急に”いい人”に なるワタシだった(笑)。 先週はお坊さんのお通夜に行って来た。 実家の両親を見送って下さったお坊さんが亡くなられたのだった。 いつもニコニコしていて人間味が溢れていて、とったを飼い始めて散歩に出 かけていて、うっかりお寺さんが来る日を忘れていても、玄関先でにこにこ 待ってて下さった方だった。 お通夜に出ながら、両親が亡くなってすぐに、枕元でお経をいただいたこと を思い出していた。さみしいなぁ。。。 |
10月12日(水)くもりのち晴れ 毎度毎度の衣替えのたびに思っていたこと。 今、またひとつの季節を終えて役目を終えたこの制服を、次のシーズン にはまた、スカートが入るだろうかってドキドキしながら、クリーニングの 袋を破って着てるのだろうか。。。 でも、今年の夏服はこれで終わり。そう決めた。ようやく決められた。 あと今月ひと月、冬服を着れば、これも終わり。 来月中旬で、ちょうど丸4年だったのだけど、もうこれ以上無理がきかな くなってしまった。8月でひとりやめ、また今年いっぱいで退職予定のコ もいて、店内の体制も変わって、忙しくなるのは目に見えて分っている ので、みんなには申し訳ないのだけど、もうこれ以上はがんばれなくな ってしまった。 しんどかったけど、楽しくもあった。 だけど、それだけじゃない。いろんなことを天秤にかけて悩みに悩んだ。 みんなとお別れするのはつらいけど、別の人生を生きてみたくなった。 今月いっぱい、と言っても、もうあと10日足らずになってしまった。 あともうちょっとだけど、がんばろう。 出来れば、最後くらいはぐちを言わずにがんばれたらいいのだけど(^-^;A" とにかく今は、かんでもかんでも出てくる鼻水と格闘しながらがんばって いる。 |
10月2日(日)曇りのち雨 今日は校歌下の住民運動会の日だった。 ウチは今年は班長なので、何かと行事には引っ張り出されえることに なっている。まぁ、みんなが交替でしていることだし、今年は奉仕させ てもらうつもりで首はくくってた。 1週間前の週間予報では、晴れの予定だったのに、近づくにつれて 予想がどんどん怪しくなり、全く先の読めない状態だった。ずっとずっ と天気予報が気になった。なんでこんなに気になるかって言うと、雨 天時は来週に順延されるからだ。来週といえば3連休。こんな絶好の 行楽シーズンの3連休のど真ん中に運動会なんてやってられない。 やるならやってしまいたかった。 予報では雨だけど、天気予報も最近は全く当てにならない。当日にな ってみないと分らないってカンジで、オットは昨日から準備に駆り出さ れていた。 そして、今朝のオットの集合時間はお天気によって違ってた。 夜中に雨が降ったりした場合はグランド整備の為に30分早く集合し ないといけない。ややこしくて、目覚まし時計を掛ける時は少し悩んだ。 朝起きて窓の外を見てみると、アスファルトは濡れてはいなかった。 ほっ。もうあと少し多く寝れる。ほんの15分くらいだけど(笑)。でも、空 は雲が低く暗かった。 時間になり、起きて、まっさきにしたのは天気予報を見ることだった。 まるで、大型の台風が近づいてきてるみたいに。どう考えても今日は 雨だ。いつ雨が降ってもおかしくないような暗い空。まだ降っては来て ないけど、レーダーの雨雲は富山にもちらほらかかってきていた。 そのうち、サーーって静かに雨が降ってきた。と思うとまたすぐに止ん だりした。 「今日は中止だろうね。」「今日はゆっくりビデオでも観ようか〜。」 一応集合時間に間に合うようにオットと朝食を食べながらも、完全に 中止モードだった。 でも、決行を知らせる花火の音が鳴った。 「えーーーーーっ!まじでぇーーーーー!それはありえんやろーーー!」 まぁ、いろいろ準備もしてえるし、やってしまいたいって気持ちは分るけ ど・・・。そもそも順延なんてのは止めるべきだ。 ふたりして、暴言の数々を吐きながら、ぶつぶつ文句を言いながら、オッ トは先に出かけて行った。 相変わらず、時々サーーーーって降っては来るけど、さほど激しい降りで もなく、すぐに止むので、準備も滞りなく済んだ。空も朝起きた時よりは、 よほど明るくなり、悪いなりにも落ち着いて来てしまったようだった。とに かく、開会宣言さえしてしまえば、その後中止になったとしても、やったこ ととして、順延はないらしかった。そうか。そういうからくりだったのか。 住民運動会の開会式なんてものに出たのは生まれて初めてだった。 何でも、各町内25人以上出てないと点数がもらえないそうなのだ(笑)。 だから、班長役員は参加が義務付けられていた。 オットとふたり並んでの入場行進。 にゅっ、にゅっ、にゅうじょーこーしんなんてあるん〜? 各町内ごとに本部席前を通るのはものすごく恥ずかしかった。そして、そ の本部席前では、国体選手みたいに手を斜めに上げたりしないといけな いのか、前の人達がみなそうしていたから、えぇっ?しなきゃいけないの? って思いつつ、笑いをこらえながら下を向いてそれに従った。まさか、大 人になってからこんな想いをするとは思わなかった。 開会式って、もっと閑散としてるものかと思ってたけど、苦肉の策?の点 数制?のおかげか、結構たくさんの人が出てた。なぜか国旗掲揚なんて あった。へぇ〜・・・こんな運動会でもするんだ〜って思った。君が代が流 れるとなぜかじぃ〜ん・・・っとした。日本の代表選手にでもなったような 気分になった(笑)。 久しぶりのラジオ体操はカラダが固くてイデデデデーーーって思わず言っ てしまったけど、気持ちよかった。降ることは確実な予報。お天気を見な がら臨機応変に、得点数の高い競技を中心に進めることもあるらしかっ た。まだ、雨は降らなかった。とりあえず、大会宣言は終わった。もう、い つ雨が降ってもいいのだ。早く降っておくれ〜。 一番最初の競技途中から、もう弱い雨は降り始めた。 でも、またすぐに止んだので競技は続行された。でも、今度はすぐに本降 りになって来た。それでもなかなか競技は中断されなかった。やり始めて しまったらこんなものなのかな。競技に出た人達はみな濡れてしまう。風 邪を引かなきゃいいのだけど。 結局、10時半頃から雨足がひどくなり、しばらく中断の末中止が決まった。 思わずみんなが安堵の拍手をした。ワタシとオットは、なぜか綱引きだけ にエントリーされていたのだけど、出番が来る前に終わった。おかげで無 傷でよかった(笑)。 |