まるぼ-のつぶやき日記

2005年 6月

2005/07/05 更新


忙しかった6月

6月は、環境週間とかなんとかで、3日連続してゴミステーションの立会いに
朝の7時から1時間も立ってなきゃいけなかったことから始まって、公私ともに
何やらバタバタと慌しく過ぎていった。

そんな6月のある休日、山用品専門店やさんに買い物に出かけ、密かにテン
トデビューを目論んでいるオットと、お泊りグッズを見て回ったりしてた。各々
の寝袋にシート、もちろんテントも。テント泊となると、荷物が格段に多くなるこ
とが目に見えて分る。

でも、山小屋泊は案外と高く付くのだ。その分、テント泊だと、1泊あたりの宿
泊費(2万円弱)が浮くのと、就寝や行動が自由って言う利点もある。だけど、
この荷物の重さは・・・。ワタシは、ただでさえ、オットに比べると軽い軽〜い、
まるで雲みたいなリュックを背負わせてもらっているのに。。。

はっ!そうなのか!

もしかしたら、オットが日々、怠らず筋トレをしているのは、ワタシを置いて行く
ためではなくて、これらテント泊の重〜い荷物をワタシの分まで背負おうとし
ているからなのか( ̄v ̄*)

などと、一人勝手な思い込みをして、オットの愛情を無理矢理感じてみたり。。。
まさかっ、そんな甘いことないよな〜( ̄∀ ̄;)A

んで、せっかくだから、お店の床に張ってあるテントの中に大きさを見る為に、
ふたりごそごそと入ってみた。寝そべってみる。2〜3人用って書いてあるけど、
狭い。この狭さで、床にシートを敷き、寝袋を着込んで・・・、もうそれでふたりで
ぎゅうぎゅうじゃないか。そのうえ、足元か枕元にリュックやら靴を置くと・・・。

オット:「これ買おうかなって思ってるんやけど。」
ワタシ:「え〜!狭いわ〜!」
オット:「だって、山だもん」

「だって、山だもん」って言われると黙るしかないけど、これでも3人寝る人もい
るのかねぇ。。。などと、テントの中から声が聴こえてしまった人はさぞかし、
おかしかったろうなぁ・・・と思ったのだった。


そして、またある日の休日。
新聞のテレビ欄を見てオットが反応した。「おっ、『汚れた英雄』かぁ〜。」
「『汚れた英雄』って、ローズマリー・バトラーで松田優作のやろ?」あれ、あんま
り好きじゃないけど。」って言うワタシに、小首を傾げるオット。どうやらワタシは
『蘇る金狼?』だったか『野獣死すべし』と勘違いしてたようだ。

買い物から帰り、オットがすかさず『汚れた英雄』にチャンネルを合わせた。
その瞬間、見えた場面の主人公の美しさに見とれてしまった。草刈正雄だった。
ふぅ〜ん・・・これ、あんまり見たことないかも。

その後も、バタバタと家のことをしたりしながらも横目で見つつ、ようやく茶の間
に座り、アイロンがけをしながら、オットと一緒になって見てたら、なかなかおも
しろくなってきたではないか。主人公はバイクのレーサーだった。それだけで、
もうワタシには充分過ぎる設定なのに、皮のつなぎのスーツを着ている姿は、
堪らないものがあった。

レースのシーンでは、あの、カーブを、膝が着きそうになるくらい車体を倒しつ
つ曲がるところなんか、オットよりも興奮して、わーわー言っていた。たまらん〜。
この映画はこんなかっこいい映画だったのか。知らなかったぞ〜。ワタシは、知
らなかったぞ〜。

そして、クライマックス。
レース途中で、主人公の乗ったバイクが転倒した。もう、ダメか・・・と思っていた
ら、先を知ってるオットが「ここであの音楽が始まって、立ち上がって行くんや。
スローモーションで。」って、言った。え〜うそや〜。ワタシは、それを聴いただけ
で、鳥肌が立ってしまった。スローモーションって言うのが、トドメをさした。

実際、その場面がオットの言った通りになると、ワタシの暴走は止められなくな
ってしまった。かっこいい〜!かっこよ過ぎる〜!レースのシーンは最高にいい。
馬とバイクの違いはあるけど、ワタシは『シー・ビスケット』くらい好きだ。

その後数日の間、ワタシ達二人は、あのスローモーションのシーンを、自らあの
イントロを歌いながら、再現してみせては盛り上がっていたのだったf(^^;)


そんなこんなで、6月は過ぎていった。

6月22日(水)晴れ

今日は水曜日だからきっと暇だろう、と言う予想に反して、なぜだか分らな
いけど水曜日の割にはお客さんが多く
朝からずっとバタバタしていた。
それは、先月末よりぐっと少なくなった来客数にカラダやアタマが慣れてし
まっていたこともあるのだけど、ベテランが出張してたり、1年生が窓に出
始めたから、って言うのも理由のうちだった。

久しぶりにほぼ一日中バタバタしていて、閉店間際にも単純でない処理が
回ってきて、皆いっせいにてんてこ舞いだった。

ようやく収集がつき、慌てて郵便物をまとめ、所定の場所へ向かって、狭い
通路をすたすた歩いていた時、視界が回転し、ワタシはこけた。派手に。

気が付いた時、ワタシは床に横たわっていた。
通路と言っても無理やりで、近道したい為に、キャビネットと座っている人の
イスの間を無理矢理通っていたもので、たぶん、その足元にあったシュレッ
ダー行きのダンボールの中にでも足を入れてしまったのだろう。

けとけとしてるワタシのこと、ゴミ箱や空箱に躓いて転びそうになることなん
てしょっちゅうだった。だけど、その度に上手く、空中で(?)体制を整えて、
転んだことはなかった。ワタシの身体能力もまだまだ大丈夫だわって思って
いたのに・・・。

「いったぁ〜い(泣)」
転倒なんて久しぶりのことだ(笑)
封筒を抱えていたので、左側を下にして倒れ、左側の肘やら腕やらが痛い。
上体を起してはみたけど、痛いのと、恥ずかしいのと、おかしいのとで、それ
以上立ち上がれない。

「あれ?まるぼーさん、倒れとる(笑)」
イスに座ってた女の子もめちゃくちゃ笑っている。カノジョも今日は忙しくてカ
リカリしてたのに。

ワタシはまだ立ち上がれず、しゃがんだまま、そのコと笑い転げていた。
そうだ。こんな時は笑うしかないのだ。一緒に笑ってくれる人がいて救われ
た。こける時は、一緒になって笑ってくれる人の側に限る。ブラウスの袖を
めくって見ると、腕が青く腫れていた。

幸い、後ろの机とキャビネットに囲まれて、たぶん、決定的瞬間は誰にも目
撃されてはいないだろう。でも、ど派手にコケタことが恥ずかしくて、立ち上
がれそうにない。事の成り行きに気付いた周りの男の人も、これ以上近づい
てはイケナイ雰囲気を読み取っているのか、机の向こう側から遠巻きに見て、
にやにや笑って「大丈夫か」って声を掛けてくれる。

ひとしきり笑ってから、ようやくのろのろと立ち上がり、本来の目的だった郵
便物を所定の場所へ持っていった。

それでもまだ、おかしさは、とめどなくこみ上げてくる。
帰りはまた、性懲りもなくその狭い通路を通り、また、さっきの女の子とげら
げら笑い、ようやく営業場を出た。もう、帰りの時間をとっくに過ぎていた。

その帰り道も、やはり思い出し笑いをしてしまう変な人になってしまった。
たぶん、笑のツボが同じカノジョの事、カノジョもきっと思い出し笑いに閉口
しているはずだ( ̄v ̄*)

それにしても、梅雨入りがまだなんて。。。
だから、空梅雨でもなんでもないんだけど。。。
紫陽花がカラカラでかわいそう。カエルもどこでどうしているのか。。。

ひと雨欲しい今日この頃です。
6月14日(火)晴れ

ありがたいことに、今日まで4連休させてもらった。
ほんとは、今週の休みは火曜日と木曜日を予定していたのだけど、職場
の都合で木曜日は出勤することになったので、その代わりの休みが月曜
日になった。

ちょうど今は、桑小卓とさざえの蓋置・それに染付けの水差し、と好きな道
具が出ていることもあって、ワタシはほんとはお茶に行きたかったので、
初めは文句たらたらだったのだけど、いざ4連休が決定すると、ワタシのニ
ヤニヤは止まらなくなった。

お茶には行きたいけど、お茶に行くと半日が潰れてしまう。
実際は、無駄に潰れてるわけではなく、ちゃんと自分の好きなことをしてい
る、とても贅沢な時間のはずなのに、家事や用事が出来ない分、そう感じ
てしまう事が多かったので、この休日の変更は、”続いている”って言う事
もあって、ある意味ものすごくありがたかった。

休みが続いている思うとと、それだけで心にもカラダにも余裕が生まれた。
おまけに、オットは2連チャンで飲み会だ。幸いお天気にも恵まれた。今や
らなくていつ出来る!と思って、ずっと気になってたコタツをようやく片付け、
ソファーカバーものれんも夏使用の涼しげなものに替えた。のれんを新しく
求めたものに替えると、ここ1年、元気がなくて替えてなかったピンク色の
カーテンがミスマッチになってしまったので、カーテンも掛け替えた。スリッ
パも洗ったぞ。おぉ〜やればできるじゃん( ̄ー ̄)

おかげで、すっきりさっぱりした。
当たり前だ。コタツが無くなっただけでも相当すっきりする(笑)

たぶんワタシは、体力も気力も人より少ない。
それなのに、こういった布ものを季節に合わせて替える事が好きなのだ。
それらを替える、と言うことは、オフシーズンのものは洗って仕舞わなけれ
ばならない。余計な仕事が付いて回る。だから、それだけ一気に出来るくら
い、体力気力が充実していることと、お天気が合わないと取り掛かれない。

この頃何だか忙しくて、コタツなんて、永遠に上げられないような気がして
たけど、とにかくよかった〜。

そして、今日は、久しぶりに母方の伯母を訪ねることも出来た。
昨日、「明日行ってもいい?」ってTELすると、すぐに「お昼ごはんを何か作
るから一緒に食べよう。何が食べたい?」ってうれしい返事が返って来た。

料理好きの伯母のことだから、ワタシも半分はそれを期待していたのだけど、
伯母の作ってくれたごはんは栄養満点で美味しかった。誰に作ってもらって
もそうなのだけど、人にしてもらった料理って言うのは、本当においしい。

おまけに、手作りのデザートまで付いていた。
抹茶あずきの白玉ミルク。と無理矢理名前を付けてみたけど、白玉入り
抹茶あずきミルクが正しいかな。おばちゃんは、やっぱりマメだなぁ〜。。。

ほんとは、ワタシもおやつを手作りしたい。牛乳寒天だけは、時々無性に
食べたくなって作るのだけど、白玉だって、粉は買ってある。ただ、こねこね
して丸めて茹でるだけなのに、それがなかなか出来ないで、すぐに、袋の
お菓子を開けてしまう。70歳になったって言うけど、そうは全然見えない伯
母を見習いたいな〜って思った。

槍ヶ岳奇行もまた書き出せたし、有意義な4連休だった。
だけど、もう、会社に行きたくなくなってしまったなぁ〜(;^_^A


6月4日(土)

そろそろパンジーも終わり。
花壇や鉢物も衣替えをしたかったので、先週久しぶりに、さほど行きた
そうでもないオットを半ば強引に誘い園芸やさんへ行った。

これから暑い夏に向うので、少しでも涼しげに見える水色のイソトマや
濃い紫のニーレンベルギア、逆にパキっとしたショッキングピンクのサ
フィーニア、カエルの似合いそうな水生植物(ウォーターマッシュルーム
というらしい)も水鉢用に選んだ。

オットのロックガーデン(風)コーナー用にも、おもしろい花を買った。
多肉植物ももちろん見てみたけど、さほど変ったものもなかったし、今
持ってるもののメンテさえ出来てない状態なので、こちらは珍しく自ら
差し控えた(^-^;A"

まだまだ欲しいものはたくさんあったけど、オットもワタシも同じ性格を
していて、一度に多くのものを買うことに罪悪感を感じてしまうタチなの
で、いい加減で止める事にした。

レジで会計してもらうと、5千円近くにもなってしまった。うぅぅ・・・今回は
鉢や土、肥料は一切買ってないのに5千円にもなってしまった・・・。オッ
トに植物だけに5千円も使ってぇ〜!ってぶーぶー文句を言われたけど、
オットの買った”種しょうが”が単価的には一番高く780円もするのだ。

それに、オットが呑みに行く度にパァーってひと晩で消えて行くお金のこ
とを思えば、何ヶ月も楽しませてもらえるのだから、どれだけ価値がある
か解らない。なんてことを反論するとすぐに黙った(笑)。

実は今年、我が家の庭では、思わぬところで花が咲いていた。
ウッドデッキの下に何やら青い小さいかわいい花♪
 

忘れな草草のようだ。
な〜ぜ〜?って思ってみたら、そういえば去年、ウッドデッキの上には、
忘れな草の寄せ植えを置いていて、花が終わっても、結構長いこと放置
していたのだった(^-^;A"それだ♪そのこぼれ種からこうして芽を出してく
れたに違いない。

そして、もうひとつは、芝生の上にも、何やらふわふわとウサギのしっぽ
みたいなものが♪これも忘れな草と一緒に寄せ植えにしていたものだ。
 

ふわふわのも(名前忘れた、なんとかテール?))忘れな草も、3ヶ所くら
いから芽を出してくれていた♪おそるべし、こぼれ種パワー!来年もこの
こぼれ種パワーが炸裂してくれることを密かに願っている( ̄w ̄*)

願っていることといえば、もうひとつ。
ここ数年ずっと、ワタシのマイブームのひとつのミント♪
ミントの葉っぱも買って来た。ひと口にミントと言っても、その種類は数え
切れないくらいある。それらひとつひとつを、葉っぱを擦って匂いを嗅ぎ、
迷いに迷って、一番好きなものを一つだけ買って来た。

オットには、中くらいのプランターに、バジルと一緒に植えとけば、って言
われたけど、中くらいのプランターには、バランス悪くミントだけを片側に寄
せて植えた。ほんとは、もうひとつだけでも、別のミントも植えたいと思いつ
つ、そのプランターがわっさわっさのミント王国になるのを夢見ている( ̄w ̄*)

それにしても、大事に(?)鉢の中で育てるものより、こぼれ種から育った
ものの方が生き生きとして元気がよかったりする( ̄w ̄;)好きなところで
好きなようにさせとくのが一番なのかな
ぁ。。。(笑)
 
こんなところからも((TmT))プププ
ちなみに、この隙間は5mmくらい(笑)

6月1日(水)晴れ

今日は、お祭りの日。
富山の市街地の神社のお祭りなんだけど、市内では一番大きなお祭りで
露天の数も多く、富山市民のお祭りみたいなカンジで親しまれているお祭
りだ。

今の職場にパート復帰してからは、仕事前は、露天商の並ぶのをうきうき
眺めながら出勤し、帰りはもちろん、寄り道をして帰る。

今日は、たまたま飲み会があったので、いつもみたいに電車時間を気に
することもなく、やっぱりお祭り好きのセンパイと一緒にゆっくり見ることが
出来た。

そこでは、大抵誰かカレかに会うワタシ。
別に期待して、キョロキョロ探しているわけでもないのに、ぱったりと出会
ってしまうのだ。今年もそうだった。

まず、一人目は、昔の銀行の上司。
センパイも知ってる古〜い人だ。それから、高校の同級生。「あれ〜?ま
るぼーちゃん?」なんとも珍しい人と会ったものだ。カノジョとは、年賀状だ
けの付き合いになってしまって久しく、もう何年も会っていなかった。

いつも、年賀状で成長を見ていた女の子や、去年生まれた、とやはり年
賀状で知らされていた赤ちゃんもお初でお目にかかれた。ついこないだ、
やはり高校の同級生から、同窓会の話で電話があって、目の前にいる
カノジョの連絡先を訊かれてたばかりだったから、久しぶりに連絡してみ
ようかって思ってたところで、なんともタイムリーな再会だった。

次は、行列の出来るベビーカステラやさんの列に加わろうとして、列の最
後尾を目で追ってたら、既に並んでる人の中に、何やら見たことのある顔
が・・・。お互いに「あぁ〜♪○○さん?」って指をさしあった。今度は、中
学の同級生だ。ワタシは、殆ど顔が変ってないらしくすぐに解るらし。「変っ
てないねぇ〜」「○○さんこそぉ〜」なんて、笑って突き合った。

何度も言うようだけど、このお祭りは大きなお祭りで、たくさんの露天商が
立ち並ぶので、人の数も多いのだ。そんな中で、こんなにもいろんな人と、
しかも久しぶりの人と再会してしまうのが何とも不思議だ。そういえば、高
校の同級生は、あの頃からお祭り、って言うか、ヤシが好きだったことを
ふと思い出した。

今日が飲み会だったために、お祭りに行けないって、職場の女の子が悔
しがってた。そして、時間つぶしの為にお祭りに行くワタシ達は、ものすご
く羨ましがられてたのだった。バックの中には、ベビーカステラと、ミニリン
ゴ飴と、瀬戸焼の風鈴を忍ばせて宴会場へ向かったけど、お祭り好きの
新入生にめざとく見つけられてしまった(^-^;A"

これは、お祭りで買ったカエルの風鈴