まるぼ-のつぶやき日記
2005年 5月
2005/05/30 更新
5月26日(木)晴れ この頃どうも腰が痛い。 特に、座る時、腰を下ろす時(下ろしきる時)が痛い。 原因として思い当たるのは、GW中車を擦られてしまい、その修理中に来た 代車の座席が、今乗ってるものよりかなり低く、乗り降りする時に腰ががくん、 ってなったような、ならなかったような。とくかく、その日を境に痛くなったので、 情けないことなのだけど、多分原因のひとつと思う。 その他には、職場で新入生が入って来てから、ますます机が足りなくて(元々 足りない)、立ってることが多いから?(^-^;A"どっちにしろ、情けない理由。 腹筋も毎日ではないけどしてたんだけどなぁ・・・。 それほど激痛ってワケではないので、騙し騙し来てた。恐る恐る腹筋や柔軟 なんかをしてみたら、案外、良いような気がしてた。 ただ、完全に良くもならず、また今週に入ってから痛くなり、眠っている時も、 腰が気になってしょちゅう寝返りを打ったりして熟睡出来なくなってきた。 通勤時も、歩いていると、腿の内側の方の筋やお尻の方までも痛くなってき たって言うか、突っ張り出したので、このまま放っておいてはよくないような 気がしてきた。どこかがずれてる。そんなカンジのいやぁ〜な痛みだった。 整形へ行くかどうするか悩んだけど、動けない程ひどいわけではないし、明 らかに骨に異常はなさそうだった。かといって、接骨院もへたなところへ行く と、悪化してしまうケースも無きにしも非ず、だったので、ここは慎重に評判 を窺がって、引っ越してきて初めて、近所の接骨院へ行くことにしてみた。 入った瞬間、ずらーーーーっと並んだ寝台にまず驚いた。ひ、広い。 接骨院自体は初めてではなかった。中学だったか高校生の頃、部活で酷 使して痛む腰や肩に、何かしらしてもらいに通ったことはあったけど、そこは 先生がひとりしかいない、こじんまり〜としたところだった。 そして、ちゃきちゃきしてて飾らない看護婦さん(接骨院も看護婦さんって言 うのかな?一応白衣は着てたけど)のカンジからして、一瞬にして、ワタシの ツボにぴたりとはまった。第一印象はばっちりだった。先生もこれまたビンゴ で、なかなか良さそうな所を紹介してもらったと思った。 まず初めに腰に、ぴりぴりっぴりぴりぴり・・・ぴぴぴぴぴ・・・・なんてのを繰り 返しながら、電気を通して腰に心地よい刺激を与えられた。このところ、また しても不眠続きで疲れも溜まっていたワタシは、すぐにでも眠りに落ちてしま いそうだったけど、初めて来た所で勝手も解らないから、眠ってはいけない、 眠ってはいけない・・・と言い聞かせていた。 次は、ローリングとやら。 これがウワサに聴いてたローリングかぁ・・・。確か、大江千里の歌でそんな 歌があったよな・・・。なんて、思う間もなく、そこに横たわると、ものすごい感 覚が背中、いや背面全体を襲った。お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜。 。。。なんとこれは・・・。 大きくて硬い、だけども、心地よい波が、背中の下をうねっていく感触。それ は、生まれて初めての感触だった。なんて気持ち良いのだろう。。。疲れた オジサンが、風呂に入って、あまりの気持ちよさに思わず、お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ ぉ゛ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜って言ってしまうような気持ちよさだった。 その硬い波は、時に大きくなり、時に小さくなりながら、アタマの先から足の 踵の先まで、ほんとに文字通り、背面全体に渡って丁寧にうねってくれるの だった。特に、ふくらはぎの気持ち良いこと、気持ちよい事。世の中にこんな に気持ちのいいことがあったのか・・・と思う程だった。これできっと、左右の ズレやなんかも直してくれるのだろうなぁ・・・と期待は膨らんだ。 その次はまた寝台に横になり、腰に、電気スタンドみたいな間接的なもので、 何やら温か〜いものを当てられた。赤外線か何かだと思うのだけど。初めは ちょっと熱いくらいで、電気スタンドみたいなものから逃げるように、カラダを前 にずらしたりしてたのだけど、そのうちとうとう、こっとん・・・と眠りに落ちてしま ったようだ。 先生に起され、「寝言言うとったぞ〜」って言われた時は「えっ、ほんとですか」 って、まじでぎょっとしてしまった(^-^;A" その後は、先生が揉んでくださった。 仕上げには、上半身と下半身をゆるゆるさせておいて(実際には、痛みで硬 くなってて、ゆるゆるになってない)えいっ!(コキっ!)って、整体みたいなこ とをされて、思わず大声を上げてしまった(^-^;A"後は、シップみたいなのを貼 られてオシマイ。ぎっくり腰の一歩手前?みたいな状態だったみたいだ。やっ ぱ、そうだったか・・・。 すぐによくなったわけではなかったけど、これを書いてるのは30日(月)。 随分とよくなった。お尻や腿の突っ張り感もなくなった。あと1回くらい、仕上げ に行ったらもう大丈夫だろう。また、怠けないで、筋肉鍛えないと。。。 |
5月23日(月)晴れのち雨のち晴れ う〜ん・・・何やら休んでも休んだ気がしない今日この頃。 それと言うのも、今年春から町内会の班長さんのお役目が回ってきたのと、 恐怖の手紙のせい・・・。おかげで、恐怖の手紙のひとりごとも書けやしない。 他にも、実はものすごーく落ち込むことが先週あった。 2年生が結婚退職するらしいことが解ったのだ。結婚退職、すなわち寿退職。 本来ならば、真によろこばしいことなのだけど、残念ながら素直に祝福してあ げられない自分がいた。でも、多分それはワタシだけはないだろう。 ここ数年、毎年毎年職員の女の子が辞めている。 今年も既に結婚退職者の予定がある。この少人数制でのそれは、残される 者達にとってはかなりしんどいことだ。ベテランに辞められるのももちろんしん どいけど、研修に何度も行かれ、その度に忙しさを皆で補い合い、そろそろ慣 れてもらって、さぁこれから、がんがん働いてワタシ達を助けてねって頃に辞め られるのもまたしんどいものがある。 カノジョは手も早く、気も利き、素直でかわいくて、皆の期待の星だったのだ。 いい子だからこそしあわせにはなって欲しい。でも、まだ2年目が始まったば かりなのに。。。もう、結婚しちゃうの?もったいない。でも、それはひとりひと りの人生だからしょうがないんだけど、でも・・・。 去年辞めたベテランの子を除いては、2年目、4年目で辞められることが続い ている。教えても教えても辞めていかれる不毛さに空しさを覚えずにはいられ ない。この分だと多分来年も採用があり、また1から教えていかなくてはいけ ないのだろうなぁ。 ワタシ達の頃には高卒採用だったのが、いつの間にやら短卒採用になり、 遂に今年からは四大卒採用となった。ますます、早期結婚退職率が高くなる ばかりではないか。考えたくもないことだけど、考えてしまう。想像しただけで ぞっとしてしまう。ワタシも一緒に辞めてしまいたい。たくさん勉強してきたの だから、しっかり働いて社会に貢献してから結婚してねと言いたいけど、これ ばっかりは縁のものだからしょうがないか。まぁ、普通は結婚してからでも社 会に貢献は出来るのだけど。この職場ではちょっと無理かな。厳しすぎる。 先輩からのお知らせのメールを、ワタシは、休みだった日のお風呂上り、そろ そろ寝ようかなって頃に見た。あまりのショックに言葉が出なかった。せっかく 温まった足もすーっと一気に冷たくなってしまった。そして、その夜はやはりな かなか寝付けなかった。 その翌日、もはや直属の上司には報告済みらしいことも分った。 上司は、相手の年収なども訊ね、ものすごく引き止めたらしい。それはそうだ ろう。何よりも若い。上司としての立場と、親心もあったと思う(笑)。もうちょっ と貯金してからの方がいいよとワタシも言いたいぞ(笑)。でも、若いから、と にかく結婚したいんだろうなぁ。。。 さて、昨日からNHKでは新しいアニメが始まった。 アンデルセンの『雪の女王』。ゲルダとカイ。小さい頃に少しだけ見た記憶が 微かに残っている。その名前を聴いたとき、なぜかぞくぞくっと来た。その時 間帯は、鉄腕ダッシュか、さんまのからくりTVを見るとはなく見ているのだけ ど、どうせ野球で見れないことも多いし、続けて見てみようかなって思ってい る。”ぞくぞく”っのワケも知りたいし(^-^;A" |
5月16日(月)寒〜い晴れ なぜかGW前後から、やけにカラダが軽いような気がする。 いや、痩せたとかじゃなくて・・・、体重はむしろ重くなってしまっているので、 重力的にではなく、何かしらカラダが軽いのだ。 思い当たる節はある。 たぶん、だったんそばハチミツ。先月、生協で買ったものだ。 ワタシは生協で、近くのお店や地域では手に入らない、いろいろ珍しく美味 しそうなものを買うのを密かに楽しみにしている。 ーれんげ蜂蜜と比較して、鉄分、カリウム、その他ミネラルの含有量が多い。 色は黒っぽく、独特の味と香りが特徴です。ー ”ミネラル”とか”鉄分”って言う言葉に弱いワタシは、カラーチラシのその歌 い文句(?)に、えらくそそられてしまった。何これ♪めっちゃカラダによさそう♪ 食べてみたい♪買いたいな〜。ー独特の味と香りが特徴ですー このあたりがやや気にはなったけど、とにかく注文して、その商品が配達さ れるのを楽しみに待った。 2週間後に届いたそれは、ほんと蜂蜜とは思えない程、プルーンエキスみた いに黒に近かった。やっぱり容器にはー独特の味と香りが特徴ですーと書い てある。それがみょ〜に気になって、すぐに開封は出来なかったのだけど、そ うやって賞味期限を過ぎ、無駄にしてしまうことも多いので、買った以上はと にかく・・・となぜか勇気を出して開封したのだった。 おそるおそる匂いを嗅いでみる。 ん・・・・・・・・・・・・?これは・・・・・・・。 それを、おそるおそるヨーグルトにレーズンと一緒にトッピングして、おそるおそ る、いつもの様に朝食に出した。 一番先にヨーグルトに手をつけるぱきらをそっと見守る。 カレは新聞を読みながら食事をするので、ワタシの話も大抵いつも上の空。 もしかしたら、”ながら”だから、大丈夫かも。。。ぱきらは何も言わず、器を 空にし、次々といつもみたいに平らげた。 ほっとして、ワタシも食べる。ワタシはヨーグルトは最後に食べるのだ。 口へ運ぶとその匂いに思わず「うっ。」となった。ほんとに”独特の香り”だ。 我慢して、口へ入れてみる。う〜ん・・・微妙な味だな〜。最後にようやく、 あぁ蜂蜜だ、って味がする。ワタシは割と許容範囲の広い方だ。大抵の物 は大丈夫だ。だけど、オットは・・・。思わずオットに「大丈夫だった?」って 訊いてみる。 「あぁ・・・ちょっとね・・・。」って言う答えが返ってきた。でも、何とか大丈夫と 言ってくれた。ほっと胸を撫で下ろした。へんな物好きのワタシに慣らされて、 オットも随分といろんな物を受け入れられるようになってしまった(笑)。とにか くカラダには良さそうなのと、もちろん、捨てるワケにも行かないので、続け ることを理解してもらった。 その、だったんそば蜂蜜のおかげの様な気がしている。 女性は定期的に鉄分が失われる。だから、積極的に鉄分を摂らないといけ ないのだけど、オットがレバー嫌いなもので、ついつい怠りがちだった。この 頃では、やはり生協の冷凍レバーの甘辛煮を冷凍庫に常備しておいて、自 分一人だけでも・・・と思い出したように食べている。その翌日も気のせいか カラダが軽いと感じる(笑)。 ワタシの思い込みの強さのなせる業なのかもしれないけれど|^m^) |
5月10日(火)晴れ 今日はお休みだったのだけど、お茶のセンセイの喜寿のお祝いの茶事によ ばれていた。もちろん着物を着て。 昨日の夕方、明日ワタシが休みだということを知ったオットが「おっ、休みか。」 と羨ましそうに言ったので、ワタシはすかさず言った。「♪休みのようで休み でない。ベンベン〜♪」すると、ちょうどその時、帰宅後のうがい中だったオ ットが噴出した。「言うと思った。」「アンタの言いそうなことはみんな分るわ。」 「ほんとは♪ベンベン♪を言ってやりたかったんやけど、うがい中やったから。」 と残念そうだった。ほんと残念♪ベンベン♪がハモればサイコーだったのに。 なんてことはどうでも良いのだ。 この着物を着る、という行為。これが日頃し慣れない者にとっては相当なスト レスだ。おまけに、この行為、実は一昨日の日曜日もあったのだ。GWの最 終日だと言うのに。センセイの茶事は3日間に渡って、5人ずつが客として 招かれ行われた。その間の、台所役、半東と言って、着物を着てセンセイの お手伝いをするホスト側の脇役をそれぞれの都合を考えながら皆で割り振っ たところ、そうなってしまった。 ほんとは着物を着なくて済む台所に入りたかったのだけど。いや理由はそれ だけではない。裏方の方が好きだし、勉強になることもあるし、年配の人が 連日台所に入るのは大変だろうからと言う思いもあったのだけど、勤めの都 合上仕方がなかった。まぁ、何をさせてもらうにしろ勉強なのだけど。 んで、今日。着物は始末が面倒なので、先日に引き続き同じ着物を着ること にして、帯と帯締めを変える事にした。一昨日、焦りつつも一応それなりに、 着物を着れたということが多少の自信にはなっていた。あんなにあわあわに 着てるのに、人生の先輩方からは「アンタ〜すっきりと上手に着れとるわ〜。」 って言われるのが不思議で、でも、やっぱりそう言われて悪い気はしないの でいい気になっていたけど、それは多分、色あわせがすっきりしているから なのだと、後から思った。ワタシは無難に同系色でまとめるよりも、反対色を 合わせるのが好きなのだ。たぶん、それで誤魔化されたに違いない。 ただ、前回とは少し違うところがあった。 帯の仕立て方が違うのだ。だもんで、ほんのちょっとだけど、違うことをしない といけないことがやや心配ではあった。今日は一応客なので、そんなに早く 行かなくてもよかった。着付けの時間は余裕を見て1時間とってある。それま での間掃除をしたり片づけをしたりして、着付け開始と決めた10時までは家 事をしたりして余裕だった。 時間が来たのでトイレも済ませて、さて、と帯を取りに部屋に行くと、締めよう と思ってた帯がない!他の帯やこないだの帯はもちろんあるので、諦めてそ っちにしようかとも思ったけど、どうしてもあの帯を締めたいのだ!たかだか 浅い引き出し4つしかないのに、どこに隠れているものやら。あぁ〜まるぼー のバカ!どうして、昨日のうちに・・・いやせめて、今朝のあの余裕こいてた 時間に準備だけでもしておかなかったんだろう〜。母の呆れる顔が目に浮か ぶ。「アンタは一事が万事そうなんやから〜。」まるで、すぐ側にいるようだっ た。 どうしようどうしよう。。。時間は刻々と過ぎてゆく。大丈夫、だいじょうぶ。こな いだは45分で着れたから大丈夫。万が一1時間かかっても、出発時間も余 裕をみてあるからーと言い聞かせる。ようやく探し出した時は20分も過ぎて いた。帯は、畳紙の中で裏面を表に向けて畳まれてあった為まるで違う模様 だった。リバーシブルだったのだった・・・。そうだったっけ・・・。この帯は久し ぶりの出番だったのと、裏でなんて締めたことなかったから、うっかりだった。 とにもかくにも大慌て。 着物なんてどうでもいい。着物は、前がはだけてさえ来なければいい。と思い つつ、前回着て気になったポイントだけ改善出来る様に工夫して、とにかく さっさと着る。問題は帯だ。 くるくるぎゅ〜っと巻き付ける。袋帯なので、二つ折りにしながら巻き付けるの が、この焦った状況にはしんどかった。とにかくやってみるしかない。ものすご く強引に、作ったお太鼓を背中に持って行き、帯枕の紐を結び、帯締めを・・・ と持っていってみたけど・・・、ゆるゆるだ。はぁ〜。。。もう1回初めからやり直 し。すでに汗だくだ。間に合うのかな〜。。。 茶事というのは席入り時間が決められていて、それに合わせてホスト側はご はんも炊き始める。最初のお膳に並べられるごはんと言うのは、水を多めに 入れて炊き上げ、蒸らしも終わってなくて、混ぜ返しもしてないじゅくじゅくの ごはん(これがまた美味しいのだ)をほんのひと口盛ることになっているので、 時間厳守。こないだもそう思ったけど、今度こそ、帯持って走って、センセイ んちで締めてもらわないとダメかな〜。。。なんて弱気が顔を出す。 でも、何とかかんとか帯締めまで締めることが出来た。さっきみたいにゆるゆ るにもなってない。鏡で見てもそれなりに大丈夫だ。よし!と思って、後ろに 手を廻して、タレの長さを指で測って確かめ整える。・・・・と、すると、タレと 着物の間にごろごろの帯の塊があった(/-_-)/なんだこれは・・・。なんで こんなものがここに・・・?慌てて鏡に映してみるけど、外から見た感じでは 分らない。これから直す気力も時間もない。まぁいい。これでいい。ノープロ ブレムっ!とりあえずは、その塊を上へ押し込み、お太鼓の裏にくるように した。これでいいのだ。外から見えなければいいのだ。着付けというのはこ ういうものなのか。ある意味誤魔化しが効く、ありがたいものだとつくづく思 った。 近いこともあって、時間にはなんとか間に合った。 だけど、センセイの体調が悪いと言う。やっぱり〜。元々血圧の高いセンセ イの体のことは初めから心配だった。前日からの料理の準備も入れると実 質4日連続だ。かと言って、飛び飛びにするのもしんどいから一気にやって しまいたい、って仰ってたのだった。それで・・・?それで、今日の茶事は? 中止?って思ってたけど、止めるとかそんな話もない。結局、無理を押して 始められた。幸い今日の客は内輪の人達ばかりだから、出来るだけ手伝 って、センセイの負担を減らせるようにってことで。 それで、お膳を運んだりするのは、今日の客の中では一応一番若くて、元 気なワタシがすることにした。随分前にも、ホスト側の主役である亭主役を させてもらったことはあるのだけど、たった5人の客とはいえ、茶事の料理 って言うのは、一度に全部を並べたらそれで終わり、というものではない。 何度も運ばなくてはいけない。それを、ひとりひとりにいちいち座って膳を 運ぶ、て言うことを3日連続でするのはものすごくタイヘンなことだ。 珍しく前回の教訓を覚えていたワタシは、美味しいお酒を控えた。 あれだけ頻繁に立ったり座ったりを繰り返すと、すぐに酔いが回ってしまい 前回はふらふらになったのだった。 「こんなことで、命と引き換えたりしないで下さい。」って祈りながらだった。 ろれつまで回らなくなってきたって言われてたので、皆でセンセイを気遣い ながら、何とか最後まで終えることが出来た時は本当にほっとした。全て の行程を終えることが出来たことと、センセイが倒れたりしなかったことに。 3日の間に2日も着物を着て、茶事に携わるなんて初めてのことだったし これからも滅多にないことだ。でも、おかげで、何度やっても覚えられなか った茶事の流れがようやくわかってきたような気がする。そして、こんなし んどい想いをして、こんなことまでもしなくてはいけないのか、というセンセ イの、お茶に向き合う心と言うか、心意気と言うかなんというか、そんなよ うなことを見せ付けられてしまった。。ものすごいお手本を見せられてしま った。京都の先生に就いているセンセイは、その先生から学んだことを、 そのままワタシ達に身をもって伝えようとされている。だから、その大変さ を間近で見てきたセンセイの娘さんは後を継がれなかったのだった。 センセイ、ワタシにはとてもとても出来そうにないです。 でも、センセイのその心だけは十二分に、痛いほど学ばせていただきまし たから。そして、そんな素晴らしいセンセイにご縁があったことに改めて感 謝したい気持ちでいっぱいだ。 |
5月5日(木)晴れ 先週いつだったか朝、いつものようにめざましテレビを見てたら、うれしい ことに、近頃好きな一青窈さんが生出演して新曲の『影踏み』を歌ってくれ るというではないか。一青窈といえば『ハナミズキ』という歌が好きで、歌詞 をじっくり聴いていると、意味が解る様で解らないのだけど何故だか涙が出 てしまう歌なのだった。 この『影踏み』という歌もまた然り。 初めて聴いたのは、JRAのCMでだったのだけど、これまた何故だか涙 が出てしまうのだった。この場合は映像もとってもいい。ある本を読んで から競馬の世界に魅せられつつあるワタシにとっては、競走馬が生まれ てからレースに出るまでを(確かスローモーションで)綴った映像は堪らな いものだったのだけど、そのバックに一青窈の歌が流れているとなると、 もう諸手を上げて降参するしかなかった。 その一度しか見聞きしたことがない歌を本人が歌ってくれるのだ。 ただ、その前に、この歌に対する一青窈さんの想いを聴いてしまった。そ れは、幼い頃に亡くなってしまったお母さんへの想いだったのだった。 ー会いたい。1年に1度でもいいから、夢ででもいいから会いたいーとケロ っと話す一青窈さん。そうそう・・・そうなんだよね。会いたいよね。。。そう か・・・そうだったのか・・・。 CMでは映像に見とれてたこともあって歌詞なんてほとんど判らなかった。 でも、その一青窈さんのお母さんへの想いが、その歌にはにじみ出ていて、 それで、ワタシは涙が出てしまってたのだろうか。もう、その時からすでに ワタシの涙腺は緩み始めていた。歌を聴きながら、字幕の歌詞も読む。そ うか・・・こんな歌だったんだ。もう、ワタシはぼろぼろに泣きながら歌を聴い ていた。朝からなんていうことをしてくれたのだろう。新聞を読み耽っていて いきさつを知らないオットはきょとんとしていた。 さて、そんなこんなで始まったGW。 オットはうらやましい10連休中だけど、まじめなワタシは飛び石連休だ。 連休がたとえ飛び石ででも、それが嬉しくないかといえばウソになるけど、 その谷間がやたら忙しい。 先月30日はお休みだったため、2日(月)は事実上の月末だ。オットの様 にずーっと連休中の方々が「こんな時しかない」と言わんばかりに来店さ れる。お盆や夏休みのように、他店の受付もものすごく多く、ワタシはどれ だけ念入りにチェックをして封筒を作ったか分らない。窓口の客待ち人数が あれよあれよという間に15人待ちになってしまった時は、もう笑うしかなく、 返って落ち着けてよかった。(ちなみに今まで一番多かったのが11人待ち。 通常は5〜6人待ちでヤバイ状態。)来客数も年末並みだった。 その後は、近場の低山登りをして、熊に襲われる恐怖と闘ったり、鈍った カラダを再認識させられてショックを受けたり、ぼ〜っと蜃気楼出現を待っ たりして、低予算で近場で遊んで過ごしている。なんせ、先月は出費が多 かったのだ。(一番大きかったのはとったのごはん。)おかげで、お日様と 仲良くし過ぎたワタシの顔はタイヘンなことになっている。 今日は、気になってた寝室の、植木鉢を外に出した後の片付けが出来た。 オットは、やはり気になってたオカヤド小屋の砂洗いを終え、ふたりともすっ きりさっぱりしている。いつもそうなのだけど、砂洗いが終わった後は、彼 らも落ち着かないのか、ウロウロウロウロ動き回っている。4匹のうち、脱 皮直後だったサザエさんを除いて3匹がウロウロウロウロ動き回っている。 そんなことは滅多になく、見ていておもしろい。 すっきりしてオットは夜釣りへ行ったけど、ワタシは明日は出勤だ。 また、忙しいのかなぁ〜。。。2日程ではないことを祈るばかり。。。 |