まるぼ-のつぶやき日記

2004年 11月

2004/12/03 更新


11月25日(木)晴れ

今日はオカヤド拾い主とランチの約束をしていた日。
ものすごく久しぶりにカノジョの車で行動することになり、迎えに来てく
れたので、かわいいオカヤド達の我が家での暮らしぶりを見てもらった。

幸い、先週、ちびっこ達が来てから、みんなして賑やかに地上で動いて
いることが多かったので、一見誰もいなさそうに見えても流木を持ち上
げると、その下でびくっとしているのを見つけることが出来た。

カノジョは名前は付けてなかったと言うので、遠慮なく名前も付けた。
”ちびころ”と”ころすけ”。
初め、どうしても”ちびころ”としか思い浮かばないってぱきらに言ったら
じゃあ、”ちび”と”ころ”でいいやんと言われたけど、”ちび”と”ころ”じゃ
犬みたいだし〜ってずっと悩んでたのだった。

そして・・・そーなのだ。
ぱきらはもう知っている。結局ワタシは我慢できずに、連れてきた次の
日の朝には、直接言いはしなかったけど、オットがオカヤド小屋を見る
ように仕向けた。そして、そこにちっちゃいちびころの姿を見つけた時の
ぱきらの顔と言ったら・・・(( ̄w ̄))

カノジョは、他の2匹、ダブルさざえ(ユニット名かよ)の大きさに驚いて
いた。初めに入ってた貝殻を見せると、ますます驚いていた。ワタシだ
って、びっくりだ。そして、当時の小さい方から数えて、2つの貝殻をオ
カヤド小屋に入れてみた。穴を見てみると、思ったより小さくて、もしか
したら、引越し出来るかも、と思ったから。

旨いランチを食べ、買い物をして帰宅。どうやら大丈夫のようだ。
実は、今日は久しぶりにピアスをしていたのだった。金属アレルギーが
出てから出来なくなって久しく、職場ではアクセ禁止で、せっかく痛い
思いをして穴を開けたのが塞がってしまうんじゃないかって気になって
いたのだった。

今日のは、ポストがプラスチック製の物だった。
なんだか、ポスト部分もごっついし、おっかなびっくりだったのだけど、
痒みも無かった。プラスチック製っていうのはちょっと悲しげだけど、とに
かく安いし、またピアスが出来るということが分ってうれしかった。



11月18日(木)曇り

ふぉっふぉっふぉっ
なんとなんと、今日は我が家にかわいいかわいいちびっこオカヤド2
匹を、里親として友達の家にお迎えに行ってきたのだった。

夏に沖縄旅行に行ってきたカノジョは、半信半疑ながらもワタシの勧
め通りにオカヤドカリをお持ち帰りし、飼い始め、そのかわいさをワタ
シと分かち合えるようになっていた。

だが、寒い冬を迎えるに当たって、ヒーターまでは準備出来ないとい
うので、我が家が里親にならせていただくことになったのだった。実を
言うと、その言葉を待ってました!と言ってもいいくらいだ(笑)。

カノジョのお母さんから預かった小さな袋には、お菓子か何かの空き
箱が入っていた。手渡されると思ったより重い。砂も一緒に入れてく
れたのだろう。

受け取って、後ろの座席に置き、嬉々として車を走らせる。
帰路、長い信号で止まった時に、そっと蓋を開けて見ると、箱の半分
くらいまでも入ってる砂の上に、ちょこんと、それはそれは小さなオカ
ヤド2匹が小さく動いているではないか。ちっちぇぇぇ〜。かわえぇ〜。
ちっちぇかわえぇ〜♪2匹とも巻貝の宿に入ってて、カノジョらしいな
って思った。

信号が変って、慌てて箱を無造作に後ろの座席に置いた後、はっと
オカヤドの小ささを思い出し、次の信号で止まった時に開けて見ると、
小さすぎるオカヤドが、砂に埋もれて砂の中でごそごそしてた。おぉ〜
ごめんごめん。

ほんとにちっちゃい。
ワタシ達が連れ帰った当初の、一番ちびっこかった今は亡きちび太
よりも小さい。その時ちびから数えて2番手だったモンジロウが、2年
経った今、信じられないくらい大きくなってサザエの貝殻に入り、元祖
サザエさんとダブルサザエさん状態のあのオカヤド小屋で、一緒に仲
良くやっていけるのかものすごく不安になった。

大きい組にいじめられたりしないだろうか・・・。最初は隔離しておい
た方がいいのだろうか・・・。

でもまぁ、とにかく、様子を見ながらするしかないので、家に帰って、
暖かいオカヤド小屋に入ってもらった。新入りさん、いらっしゃ〜い♪

なんて、呑気なこと言ってる場合ではない。何か異変が起きてはい
ないか。気になって気になって、何度も覗きに行ってみる。案の定、
大きい組の1匹が(今となってはスグには見分けがつかなくなってし
まった)、新入りをモノ珍しそうに抱えていた。羽交い絞めにまではし
てなかったのだけど、とにかく小さいので心配だ。そのたびに大きい
のを遠くに引き離したりした。

さて、それはいいとして、このことは里親をお願いされた昨日の夜から
オットには何も報告していなかった。オットをびっくりさせよう( ̄w ̄*)
オットがいつ気付くか見ていよう( ̄w ̄*)

うぅぅぅ〜でも、言いたいよぅ〜〜〜〜

少し残業して疲れて帰ったオットは、このところ静かなオカヤド小屋に
は見向きもしなかった。

ごはんを食べながらも、たびたび、密かにオカヤド小屋を覗いてはにや
けるワタシだった( ̄ー ̄) 。

いつまで黙っていられるか自信は全くないけど。


11月17日(水)晴れ

「まるぼーさん、ちょっといいかな。」と職場の上司に呼ばれた。
「あの・・・前にちょっとあったお客さん覚えてるやろ。」
「はいはいはい・・・。」(今日も来店してるのは知ってた)
「そのお客さんがなぁ・・・、今でも、まるぼーさんが自分のこと睨んで
るって言わはるんや〜。」
「え゛っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(絶句)。」
「それでな・・・ちょっと簡易応接に上がってもらったから、いやかもし
れんけど、ちょっと来てくれへん?」

こうして恐ろしいことに、お客さんとガチンコ対決することになってしま
った。

今を遡ること・・・一体どれだけ前のことか。少なくとも1年以上は前の
話。その日は、ものすごくお客さんの多い日で超忙しかった。窓口か
ら回ってきたそのお客さんの処理の他にも、2、3件くらい店頭客待ち
処理を抱えていた時のこと。

窓口担当者の聞き漏れで、お客さんにもう一度訊いて確認しないと
処理が出来ない状態だったのだけど、その担当者も目の前の処理
でいっぱいいっぱいで、とてもそんな余裕などなさそうだったので、ワ
タシが直接お客さんにお聴きしたのだった。これで、やっと処理が進
められる。

その後、そそくさと席に戻り、せっせと処理をこなすのに精一杯だった
ワタシに、なぜかそのお客さんは、えらく恐ろしい顔でワタシを睨みつ
け、えらくご立腹の様子だった。どうにも収まりそうになかったので、
上司が事情を聴くと、ワタシのそそくさと立ち去った態度がなってない
ってなことだったかどうだったか・・・。あまりにも前の話だし、思いも
しないご指摘だったので、もう覚えてもいないけど(^-^;A"

その時も、ワタシは特別、自分でも悪いと思えるような応対をした覚え
もないのに、そんなことを言われ、おまけに自分のことで、人が怒られ
てる状況が申し訳無さ過ぎて、涙がちょちょギレていたのだった。

そのお客さんが、まだそんなことを言ってるなんて・・・。まいったな〜。

とりあえず、目の前に行って、ぎこちなくもにこやかに挨拶をするしか
ない。
「ワタシのこと、覚えてるかしら。」
「はいー、覚えております。申し訳ありませんでした。でも、そんなつ
もりでは全然ないんですよー。」

これで、この場からは離れられると思ってたのだが甘かった。

「まぁ、座って。」と上司。
「えっ。。。。。」

それから、そのお客さんのまん前に座って、針のムシロ状態で三者
面談。まさか、こんな年になってこんなことになるなんて。笑顔を保ち
つつ、お客さんの話を聴く。

いきなり始まったのは、富山県民は大っ嫌いだっていうことだった。
その「大っ嫌い」って言った時の顔の怖かったこと、怖かったこと。

東京に居たと言うその人は、とにかく、そうらしかった。ワタシも上司
もはぁ・・・ってな感じだった。でも、そう思ってたのは、ワタシだけで、
その県外から来ている単身赴任の上司は、富山の県民性を一生懸
命フォローしてくれた。いやだいやだって思いながら過ごすよりも、自
分は今ここにいることを楽しんでいる、と。それは、その方への、ささ
やかな抵抗のように感じられた。

そうやって、上司のフォローのおかげもあって、ひとつひとつ、そのお
客さんの心をいろんな方面から解きほぐしてくださり、30分後には和
解することが出来た。

実は、銀行からは無作為にチョイスしたお客様にアンケートが行ってる
ことは知っていた。それが、たまたま、そのお客さんの所にも行ってた
のだそうだ。そして、態度の良くない行員(そういう項目かどうかは詳し
くは知らないけど)の名前の欄にワタシの名前を書こうかと思ってたく
らいだったことを言われた。ひえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
あな、おそろしや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!もう、ワタシの
心の中は、ムンクの絵の中の人状態だった。

でも、それは書きません。破って捨てます。って言われた。
「いえいえ、それは、それ、ですから、お客様の正直な気持ちを書いて
下さっていいんですよ。」と上司。ワタシも隣で頷くしかない。

「いいえ、やっぱり、書かれた方は、いい気がするはずがないでしょう。
これで、すっきりしましたから、もう書きません。」

そう笑顔で言われた途端、体の力が抜けて、不覚にも涙が出てしまっ
た。

例え、自分にはそんなつもりはなくても、相手にそう思われたのなら、
それは自分の責任だ。

確かに、数年前のあの日以来、そのお客さんが来店されるたびに、あ、
あの人だ。いやだなぁ・・・とは思っていた。それがきっと、睨み付けは
しないまでも、そうゆう気持ちが相手には伝わって、お客さんはそう感じ
てしまわれたのだろう。人を教えているというその方は、ちょっと高ビー
なところがあるにせよ、やっぱりワタシが悪いのだ。

涙は、一度出だすとなかなか止まらない。
でも、最後はちゃんと締めくくった。
「自分がどんな顔をしてるかなんて自分でも気付かないことを教えてい
ただきまして、ありがとうございました。」
ワタシもオトナになったもんだ。

席を立たれた後見送るワタシにその人は「アンタ、がんばんなさいよ」と
言ってくださった。まったく、いいタイミングで涙が出たもんだ。あいや、
決してウソ泣きではありません。

後で聞けば、その人は、アンケート用紙が届いてから、何度もワタシを訪
ねて来店されてたのだが、たまたまワタシの休みの日だったりして出勤
してなくて、その対応に出た上司は、こりやぁ、直接話しさせんとあかん
なーって言ってたそうな。。。そんなこととはツユ知らず。。。

でも、やっぱり、直接ガチンコ対決して良かったのだろうと思う。この場を
設けてくださった上司にカンシャいたします。貴重な体験をさせていただ
きました(^-^;A"そして、よい教訓となりました(^-^;A"



11月14日(日)寒いくもり空

金曜・土曜と二夜連続で入ってた『Dr.コトースペシャル』のビデ
オを、オットとふたりで昨日今日(つまり土曜・日曜)と観た。

去年だったか、連続テレビで放送されてた時には、ワタシ達が行
ってきたばかりだった与那国島がロケ地だということで欠かさずに
見てはいたけど、録画したビデオを残しておきたいと言うほどでは
なかった。

だもんで、今回もさほど期待もしてしなかったのだけど、オット母が
せっかく録画してくれたので観たのだった。

それが・・・、今度のはものすごくよかった。
親子愛と夫婦愛がテーマとかってCMでも言ってたけど、親として、
子として、また、夫として、妻として、そしてその娘として・・・。どの
立場の気持ちも痛いほど伝わってきて、とにかく常にウルウルだっ
たワタシ。あのセリフがたまらない、とかって言うのはないんだけど、
セリフのないところの演技でぐっとくることが多かった。

ワタシがウルウルしてるんじゃないかと、隣からオットがしょっちゅう
ちゃちゃを入れてくるけど、そうされると、もう堪えてるのもアホらしく
なってしまって、うえ〜ん・・・って泣いてしまったりもした。

ラスト近く、転向していくクラスメイトのお別れ会で、子供たちが歌い
始めた歌を聴いてまた涙が出る。なんなんだ、この歌は。歌詞を聴
いてると、どんどん涙が出てきて、ほんとに止まらなくなってしまった。
「ビリーブ」というこの歌は初めて聴いたのだけど、よい歌でした。

ワタシも負けずに、オットの顔を覗き込む。
オットは、タオルの場面で(観てた人にしか分らないけど)号泣(ワタ
シの知り得るオット的には)していた。(オット的号泣:ティッシュで
涙を拭くほど泣くこと)。タオルの場面ではワタシも、う〜ん・・・こう
来たかーーー!やられたなー!ってなカンジだった。

今回はドラマの中で、沖縄民謡も聴けたし、エイサー(?)っぽいの
も見れたしそれがまたよかった。今回のは永久保存版だな。今回
見逃された方は、再放送などあれば、ぜひ観てみてください。その
ためにネタバレしないように書いてみました(( ̄w ̄))


11月8日(月)晴れ

ここ数日、久しぶりに寝込んでいた。
この1年近く病欠をしなくなって、貴重な有給休暇を無駄に使わ
なくてもよくなって喜んでいたっていうのに。

先月末、まだ1泊しか出来ない新作『キャシャーン』のDVDを
借りて来て夜更かしをし、翌日は、朝から年末大掃除の予備
戦モード炸裂のオットにつられて、ワタシもカーテンを洗ったり、
片づけをしたりと休み無く働き、おまけに午後からは一家総出
で食材調達に釣りにまで行った。帰ってくると、またまた休む
間もなく、オットの調理した小アジ46匹を唐揚にした。もうへと
へとだった。

そして、月曜日には職場のかわいい相棒は風邪を引いていた。
その月曜日の帰り道、ワタシはひどいスコールに見舞われて
びしょびしょに濡れた。

以上のことから、いとも簡単にワタシは風邪を引いてシマッタ。
そのタイミングも悪く、引いたかな?って思った日は祭日だった
りして、初期段階に医者に行くことが出来なかったり、どうしても
外せない大事な用事があったりもした。んで、用事のない時は
おとなしく寝ていたにも拘らず、風邪をこじらせて気管支炎にま
でなってしまった。。。

う〜ん・・・思い返せば思い返すほど、引くべきして引いた風邪だ。
『キャシャーン』のいせやゆうすけ超かっこいい〜なんて、言ってる
場合ではなかったのだ。もう夜更かしは決してするまい。。。

それにしても、今回、オットは溜まっていた洗濯をしてくれただけ
でなく、アイロンまでかけてくれた。自分のワイシャツだけでなく、
要アイロンの私服全てに。これには助かった〜。ワイシャツだけで
もイヤなのに、最近のオットの私服は要アイロンのシャツが増えて
いたのだった。これを機に、私服だけでも掛けてくれるとありがた
いのだけど、そうはいかないよなぁ。。。

そして、ワタシが寝込んでいる間、洗濯やアイロンを済ませた後は
せっせと食材調達に通ったオット。サヨリ釣がおもしろくてしょうがな
いご様子(自称:サヨリスト)。サヨリといえば、刺身のパックには少
〜ししか入ってなくて、何でも「お父さんが一番エライ」と言うワタシ
の育った家では、ハラいっぱいに食べた記憶のない、ワタシにとっ
てはえらく高級なイメージのお魚。

それを、ぱきらはいっぱい釣ってきてくれた。
風邪引きの時は、ほとんどおかゆしか食べないワタシ。お刺身なん
てもっての他。でも、味噌汁くらいならオッケー。サヨリの味噌汁は
ほんとに上品で、ねぎなども入れなくても大丈夫なくらいあっさり美
味しい。一昨日いっぱい釣ってきて冷凍してあったのを、昨日は天
ぷらにすると言ってきかないぱきら。自分がするから指図してくれと
言う。

それで、お得意の卓上天ぷらセット登場。これは山菜の季節に重宝
している。病み上がりで天ぷらは食べられないよ〜って言いつつも
天ぷら好きのワタシ。殊に、揚げたてとなれば自然に手が伸びてい
た。おかゆばっかり食べてたのに胃袋びっくりするやろな・・・。いや、
病み上がりと言っても、食べたいと思うのなら大丈夫なはず。なんて
言い聞かせて食べたサヨリの天ぷらの旨かったこと旨かったこと。
サヨリって刺身だけじゃなく、他の料理もこんなに美味しかったんや。

オットのおかげで、サヨリ、堪能させていただきました( ̄w ̄*)
そして、その夜中、胃袋は全然平気だったけど、咳で眠れなかったの
だった。。。