まるぼ-のつぶやき日記

2004年 5月

2004/05/27 更新


5月22日(土)くもりのち雨

オットが1泊で慰安旅行に出かけて行ったので、ワタシは必要最低限
の家事を必死になって済ませて、午後からお茶に行くことにしてた。な
んか疲れてるし、いっそ休むって言ってしまってぐーすか寝たり、好きな
ことしたりするのもいいかな・・・って一瞬よぎったけど、結局はお茶に行
った。

今月はなんやかやで、今日でようやく3度目のお稽古だ。回数が少な
くなると
やっぱり気合や集中力が違うような気がする(笑)。実家か
ら先生んちが見える、と言う近さだったのでこれまで続いているけれど、
このワタシがいつか人に教える日がくるとは思えない。いっそのこと、お
茶なんて辞めてしまったら、金銭的にも時間的にもどんなにラクだろうっ
てたまには思わないこともない。。だけど、やっぱり好きだから続けて
いるのだろう。

順番が来て、ワタシが薄茶の点前をしてて、先生も飲む方に加わってい
た。ふと、先生が「私が死んだら、また誰か他のところに行かれや。」
って冗談まじりで笑いながら仰った。珍しく、お点前に集中してたからか、
なんでそんな話になったのかは分らないけど。

それはワタシが一番どうしようかと思ってることだった。お茶人は長生き
らしく、その中では先生もまだまだだけど、世間一般的には一応70代
ともなると、そーゆうことを全く考えないというわけにもいかない。もしも、
この先生が亡くなったら、ワタシはどうしよう。。。どうするのだろう。。。
他人事みたいに、そんなことを時々思うようになってはきてた。

「も〜止めて下さいよぉ〜!ずっと死なないで下さい〜。こんなワタシみ
てくれるとこないですから。他のところに行っても愛想付かれますから」
って、やっぱりお点前をしながら笑って応えたけど、なんだか泣きそうに
なってしまった。亡くなった後のことまで案じてくださる人が親・オット(オ
ットはどうかな?(笑))以外にいることが何だかありがたかった。師弟関
係っていうのはこーゆうものなのか。

そういえばお軸の文字も、いつもいつも毎年見てても、何が書いてある
のか分らなくて、ただでさえ意味も分らないのに、せめて字くらいもうちょ
っと分りやすい字を書いてくれたらいいのに〜って思ってたけど、もしも、
はっきりと読めるような字で書かれてたとしたら、それはものすごく味気
なくて退屈なものなのだろうなって思えるようになってきた。

最近では、たとえ何て書いてあるのか読めなくても、字の勢いとかでお
もしろみを感じるものなのだということがようやく分ってきた。

ようやく、だ。
まだまだ先生には長生きしてもらわないと。





5月18日(火)晴れ

夜、ぱきらとともに音楽を聴きに行って来た。
縁あって、めぐりめぐってワタシ達のところにやってきてくれたチケ
ット。もちろん、タダ。一度こーゆうの、生で聴いてみたかったんだ
〜。今日は朝早くから出かけてて、ちょっとしんどいと言えばしんど
いけど行かない手はない。

昨日、仕事帰りのぱきらから知らされた朗報だった。はじめ、ぱき
らは帰るコールの時に、歌劇のチケットもらった、って言った。歌劇?
歌劇ってことは、オペラ〜?数年前に市の施設が新しくなってから
富山にもオペラが来るようにはなっていた。オペラは1度でいいから
行ってみたいと思ってた。やっほっほ〜い♪

え〜〜〜でも、何着ていけばいいんだろう。。。服買わなきゃ・・・で
も、何のオペラだろう〜♪なんて思ってたら、ぱきらが棒読みで読み
上げた名前は、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とやら。よ〜く聴いて
たら、”歌劇”の後に”場”が付いてるじゃんよ〜。ぱきらぁ〜それって
たぶんオーケストラの名前だよ。

ぱきらが持ち帰ったチラシによると、何でも、とっても伝統ある由緒正
しい楽団らしい。しかも、指揮者のベルナルト・ハイティンクさんとやら
も随分と有名なお方のようだ。とにもかくにも、こういった外人さんの
オーケストラを生で聴くのは初めてなので、ワタシは興味津々だった。

プログラムを見ても素人がピンと来るものではなかったので、もしかし
たら、子守唄にして眠ってしまうかもしれないけど、それはそれでよい
ではないかと思ってた。

だけど、結局ワタシは眠らなかった。ぱきらも、珍しく(?)眠らなかっ
たようだ。眼を瞑ってはいたけど、眠ってはいなかったのだそうだ(笑)。

ステージの上には100人を超える楽団の人達。その人達や指揮者の
動きを見ているだけでもおもしろかった。音楽的な専門的なことは全く
分らないけど、演奏の始まりの入り方や終わり方が見事だった。ただ、
はるばるドイツから大勢の人達が、こんな田舎の富山にまで来てくだ
さったって言うのに、会場の入りが少なくて申し訳ないくらいだった。

それにしても、シンバルとトライアングルの人の出番がたったの1回だっ
たことが、気の毒に思えてしょうがない。ほとんどが自分の出番じゃな
い間、眠くなったりはしないのだろうか。しかも、たった1度の出番でも
万が一しくじると結構目立ちそう。そろそろ出番が近づいてきて、立ち
上がり、手首をぷらぷらさせてるシンバルの人を見て思わず笑ってしま
った。

今日はほんとによい思いをさせていただきました。


5月17日(月)雨

ようやく寝つきよく眠れるようになってきた。
実は、寝つきの悪い不眠症はまだ続いていた。疲れてる。時間に
なるとちゃんと眠たい。なのに寝つけない。4月のように毎日毎日
眠れないわけじゃない。GW頃から少しずつ眠れるようになっては
来てたけど、それがなぜか一日置きくらいだった。

いろいろ調べてみたところ、どうやら自律神経が乱れているようで、
精神的な疲れに比べて、体の疲れがさほどでないためだと思われ
る。体の疲労具合が寝つきの良し悪しを左右するらしい。

で、しばらくサボってた体操をすることにしてみた。
腹筋をしてみたり背筋をしてみたりスクワットをしてみたり・・・。
いつもの漢方のお医者さんにも眠れないことを訴えたら、精神疲
労に効く薬を処方してくださった。

そしたら、徐々に寝付き良く眠れるようになってきた。うれしい〜♪
これで、お腹やその他諸々のたるみも解消(?)出来るかも♪一石
二鳥で続けてがんばりたいものだ。

そういえば、オットもこのところ随分とがんばっている。
カレは毎朝起き出して来て顔を洗った後、着替える前に、ワタシが
朝ごはんの仕度をしてる間に、がんばっている。腹筋背筋スクワット。
やってることは同じでも、ワタシとは回数が違う。

オットよ・・・何をそんなにがんばっているのだ。
ひとりでそんなにがんばって、どんな山に登ろうと言うのだ。ワタシを
置いて一体どこへ行こうとしているのだ・・・。まさか、若い恋人でも。。
。。f(^^;)

こうなったらワタシも負けてられない。眠れるようになっても、ワタシも
がんばる( ̄w ̄*)



5月14日(金)くもりのち晴れ

毎朝食べてるヨーグルトは、ここ数ヶ月の間、特売がない限りは
手作りして食べている。手作り、と言っても、ただ牛乳にヨーグル
トの菌?みたいなのを混ぜ混ぜして常温で放置しておくだけって
言う超簡単なモノ。

巷で話題になってたカスピ海ヨーグルトとやらではなくて、乾燥
してて個包装になってるから扱いやすい。コーカサスケフィアヨ
ーグルトって言うもので、なんじゃら菌が普通のものの何十倍
もあるとかないとかって言う宣伝文句につられて買ってみたの
が始まり。

作り方を見てふむふむ。やっぱり簡単〜♪ただ、取説を読み進
んでいってちょっと気になったのは、『異臭を感じたり、味に異常
を感じたら、雑菌による異常発酵の可能性があるので・・・』って
いうところだ。異常発酵・・・?異臭・・・・?ワタシの脳裏を一抹
の不安が過ぎった。異臭がしているヨーグルト・・・?想像したく
ないことだった。

そんなワケから、ようやく決心が着いて、手作りヨーグルトが食
卓に上るまで1ヶ月はかかった。まだ真冬だったので、固まる
までは3日かかった。とりあえず固まったヨーグルトを見て嬉しく
はあったけど、それを食べるのは勇気が要った。

まず、恐る恐る匂いを嗅いでみる。嗅いでみたところで元々発
酵食品だ。すっぱい匂いがするに決まってる。分らない。。。た
だ、つんとするような匂いはなかったので、とにかく食べてみる
しかない。

黙って食卓に乗せて、いつも、一番初めにヨーグルトに手をつけ
るぱきらの様子を窺がう。大丈夫・・・きっと大丈夫。。。祈るよ
うな気持ちで固唾を呑んでぱきらを見守った。カレは、いつも食
べてるのと味が違うことに気付いたけど、どうやら異常発酵はし
てなさそうだった。ワタシも食べてみた。酸味がそれほどなくて
かえってまろやかでオイシイ様な気がした。

それから、やっぱり特売がない限りは手作りしている。だって、
なんじゃら菌がいっぱい入っているんだもん。取説通り、混ぜる
前はちゃんと手を洗って、容器洗いや乾燥にも気を遣って・・・、
まるで何かの儀式をするかのように緊張して、神経をすり減らし
て(?)ヨーグルトを作っている。

そして、毎回、新しいヨーグルトが出来る度に、今度は大丈夫だ
ろうか、とどきどきしながらスプーンを口に運んでる。高気密住宅
な上に、狭い部屋に主な電化製品が集中している茶の間は、こ
のごろは室温がかなり高くなってきてて、1日で固まるおりこうさ
んようになってきた。

ただ、こう室温が高くなってくると、どきどき具合もUPしてきた今
日このごろ。さてさて、いつまで続きますことやら。。。


5月12日(水)晴れ

最近の通勤のお供は『世界の中心で愛を叫ぶ』
図書館で借りようかなって思ってたら、友達のお姉ちゃんから
又貸ししてもらえることになったので、ありがたく読ませていた
だいている。

こないだの集中豪雨に遭ったときも
水筒と共にサブバックに
入っているその本の存在に気付き、雨が入って本が濡れない
ように大事に持って帰って来た。

映画化されて、公開も始まってしまったから、毎日この映画の
CMを目にしてしまう。そして、平井堅のあの歌も耳にしてしま
う。


もう既に出来上がったイメージを見聞きしてしまっているので
読んでても、頭に浮かぶ主人公の男の子はどうしても森山未
来君になってしまっている。もうそれはしょうがないことだし
森山未来君は好きな方なので、それには逆らわずにどんどん
そのまま読み進んで行くことにした。

もちろん、その本を読んでる間はずっと、アタマの中で平井堅
の音楽が流れ続けている。


こないだ朝ご飯を食べてる時に入ったCMを見て「う〜ん・・・
平山堅で来るのはずるいよね〜。平山堅の声って、切なくて
あったかくて・・・ずるいよね〜。」って、新聞読んでて聴いて
るのかいないのか分らないオットに語っていたら「平山堅じゃ
なくて平井堅やろ。」って短く突っ込まれてしまった。


自分でも語りながらなんか変だと思ってたんだよね〜(笑)。
でも、人の話を聴いているのかいないのか分らないオットに、し
かも、この分野のことで突っ込まれるなんて、ワタシとしたこと
が不覚だったわ。



お話の方は、電車の中で切なく進んでいってます。。。