まるぼ-のつぶやき日記

2003年10月

2003/11/02 更新


10月の終わりに

なんだか知らないけどこのごろとても元気なワタシ。
たぶん、このごろぱきらの帰りが早くなって、みんな揃ってちょうどよい時間
にばんごはんを食べれて、早く寝れるようになったからかな。

ごくごく普通の生活時間、早く寝れることに無上のよろこびを感じてしまうワ
タシたち。残業手当がほとんどなくなったのはちとキツイけど、それでもしあ
わせ。夜はぐっすり寝て、目覚めもなかなかよい。起きてすぐ動いても、もう
ぜんぜん大丈夫。暑くもなく、寒くもなく、ちょうどいい季節。絶好調。

父が亡くなって1年も経たないうちに母が亡くなってから、ワタシのカラダは
ふにゃふにゃになってしまった。カラダの芯がどうにかなってしまったみたい
だった。それ以来のやっとの絶好調。9年近くの年月と、ぱきらをはじめと
する周りの人たちに支えられて、ようやく長いトンネルから抜け出せたのか
な。

漢方のお医者さんと付き合いながらではあるけれど、ずっと「絶」が付き続
かなくても、「好調です」「元気です」って胸張って言える日が続きますように。

ってなわけで、まるぼーの方は、いろいろ更新が遅れがちだけど、それは
決してしんどいからなわけではないのです。ひと言で言えば、ぱきらの帰
りが早くなったから。ぱきらが遅かったときは、ぱきらが帰るまでそーゆう時
間がいっぱいあったんだけど。まるぼーの”そーゆう時間”はぱきらの”そー
ゆう時間”に乗っ取られてしまった。という言い訳です。

でも、書きたいことは日々いっぱいあるので、上手に時間を使って、時には
ぱきらとPCを奪い合って更新作業の他にも、もっともっといろんなことが・・・
例えば、部屋の片付けとか、ずっとやりたいと思ったままのビーズなんか・・・
が出来るようにがんばりらなくては( ̄w ̄*) やる気満々



10月24日(金)くもり

今日はワタシ達の課だけで、こじんまりと新しく来られた支店長の歓迎会。
全体の歓送迎会の時は、ワタシは槍ヶ岳登山中だったので、欠席せざるを
得なかったのだった。

でも、日中から何となく寒気がして、制服もひとり、ベストではなくジャケット
を着込み、背中には、ロッカーに常備してあるカイロをぺたっと貼っていた。

まだ風邪の引き始めってカンジだったけど、宴会開始時刻まで、どうせどこ
かで時間をつぶさないといけなかったので、いつものお医者さんに行くこと
にした。

いつものごとく待ち時間に爆睡しては、ときどき本を読んで・・・とある意味
贅沢な時間を過ごし、あったまる薬をもらってちょうどよい時間。

今日のお店は飲み放題。
って言ってもそんなに飲めないので、ワタシは別にうれしくもなんともない
んだけど、とりあえず、みんなそれぞれ呑みたいお酒を注文していた。

みんな早いなぁ・・・。焦りながらメニューを見ても、ほとんど冷たそうなもの
ばかり。なにせ未だ寒いの続行中なものでどれも呑みたくない。そんなも
の呑んだら歯が鳴りそう。

そうこうしているうちに、みんな注文し終えたのか、注文を聞いていたお店
の人が「もうお一人さまのご注文がまだのようですが。。。」と細かいことを
言う。仕方がないので、こっそり「熱燗ありますか」って訊いてみる。(いち
お中華やさん)ありがたいことにあるようなので、こっそり熱燗を注文。

でも、こっそりしたつもりが、ひとつだけ運ばれてきたお銚子とお猪口が見
つかって笑われてしまった。ひとりお猪口で乾杯をして、ひとくち口に含む。
人肌よりちょっと温めだったけど、旨い♪最近、お酒が好きなのだ。やっぱ
り父ちゃんの血が流れてる。それに、温まる。彩のよい温かい炒め物もど
んどん運ばれてきて、みるみる温まった。ようやくコートを脱いで、背中の
カイロも取った(笑)。

お酒をいっぱい呑んで(対自分比)酔っ払いそうになったら、コーラで薄め、
上司のおやじギャグがなぜかツボにはまってしまい、ほっぺたがだるくな
るくらい、腹筋が疲れるくらい笑ってしまった。

上機嫌で電車に乗って、最近の通勤のお供『ももぺ』(by犬丸りんさん)を
うきうきと開いてしまった。

新聞に連載されてたからおもしろいのは知ってたけど、やっぱりおもしろい。
おもしろすぎる。でも、笑えない。ワタシは、電車の中で必死に笑をこらえ
た。でも、にやけ出した顔はどうにもならなかった。にやけた顔からコホンと
わざとらしい咳払いをして収めようかとしたけど、どうにも収まりが悪く、歪
んでにやけた顔だけがいつまでも残ってしまった。笑いたいのを我慢する
のもタイヘンなもんだ。だれもワタシの顔なんて見てないだろうけど。



10月20日(月)晴れ

今日のばんごはんは、サンマの塩焼きに栗ご飯。
大根おろしをたっぷり乗せた焼きたてのサンマに、すだちをぎゅ〜〜〜〜っ
と搾って食べる。しあわせだ〜。

サンマは特にお腹の辺りが旨い。
ちょっとずつ、お腹の中のものを崩しながら、ちょっとずつちょっとずつ、味わ
って食べる。

そのサンマのお腹を、オット母は残す。
それを見たぱきらが「サンマはお腹がおいしいんやで。」って言う。もちろん
ワタシもオットに加勢するが、オット母は頑として聞き入れない。「昔から魚
の内臓は食べんもんや。(そんなもん)食べたことない。」

思わずそれに反論したワタシ。「サンマと鮎だけは特別やの!」

あれっ♪ワタシの声だけじゃない。ぱきらとハモッた♪
さすがは我が夫。息もぴったりだった(笑)。

まぁ、いやなものはしょうがないけどね┐(´-`)┌ おいしいんだけどな〜。

話は突然、久しぶりにヤドカリへと飛ぶ。
栗をむいた皮にまだ実がついていたので、ヤドカリにあげてみた。
でも、生よりもやっぱり炊いてある方がいいのかな。分らないので、結局、
栗ご飯に入ってた栗のかけらと、おつゆの煮干と豆腐、それから、薄揚げも
入れてみた。

自分達のごはんと後片付けを終え、ふと、ヤドカリ小屋を覗いてみる。
何か食べたかな〜♪生の栗の皮が移動したような気がするけど気のせいか
な。

そして、また何かの拍子に、少し離れたちゃぶ台から見てみると、ただそれだ
けのその気配を察して、サザエさんがじりじりじり・・・・と、流木の陰に後ずさ
りしていく。すごい視線察知能力だ。それとも声が聴こえるのか。この後ずさり、
小屋の近くで覗こうものなら、ものすごい速さで後ずさっていくからおかしい。

サザエさん、おっかしいわ〜なんて、PCに向かいっぱなしのぱきらに話かけ
て笑っていたけど、あれ?生の栗の皮がない。さっきの場所にない。

さては〜・・・って近づいていってみると、サザエさんが栗の皮を抱えたまま、
隅の方でこれまたすごい速さで逃げ惑っていた(笑)。生の栗がたいそう気
に入った模様(笑)。

あんまりおかしいので、逐一ぱきらに報告する。じぃ〜っと覗いていても、サ
ザエさんは栗を抱きしめたまま、やっぱりじぃ〜っと縮こまっているだけなの
で、諦めて離れる。

しばらくして今度は、歯磨きを始めたぱきらが覗く。
「おぉぉ〜サザエさん、すんごい勢いで栗食べとるぞ!」
「え〜っ!うそ〜!」ってワタシが押さえ気味にどかどかと駆け寄ると、また
栗を抱えたまま縮こまる。う〜ん・・・。見たいよ〜。しばらく我慢比べしてみ
たけど、負けた。でも、とにかくがっついていたらしい。そっか〜。生栗好きな
んだね〜。

8月に3匹になってしまってから、ずいぶんひっそりと暮らしていて、見てい
る方もなんだかな〜って言うくらいさみしかったけど、夜に冷え込み始めた
先週から、いよいよヒーターを入れ始めた。そしたらこのごろ、ワタシみたい
に結構元気な姿を見せてくれている。食欲の秋で、いろんなごちそういっぱ
い入れてみるからこれからも元気でいておくれ。

10月13日(月)晴れ

昨日ぱきらが、お水だけはあげてたけど、ほったらかしだった我が家のプラ
ンターから”新生姜”を掘り上げた。食べれるようになるんだかどうなんだか
・・・って半信半疑だったから、さほど期待もしてなかったし、掘り上げられた
その姿を見ても、これ何して食べるの?ってなカンジでちょっと冷めた目で
見ていたワタシだった。

それに、これってほんとに”新しょうが”なの?
だって、スーパーで売られているのは、確か梅とかが売られてた頃だった
と記憶しているし、それに比べると、あんなにほんのりしたやさしい色じゃ
ない。新生姜って言えば「ガリ」。うちはみんなガリ好きだから、甘酢漬け
でも作ってみるしかないな・・・って思ってた。

でも、昨日ぱきらがネットで調べてた”かき揚げ”がちょっと気になる。
新生姜とじゃこと桜海老のかき揚げ。ワタシとしたことが珍しく、ちょっと味
は想像つかないけど、でも、とっても気になる組み合わせだった。それを作
ってみることにした。

問題は、新ショウガがどのくらい辛いか、ってことだった。
実は、昨日の夜、その他の検索結果のメニューの中から簡単な”さしみ”で
食べてみた。しょうゆやポン酢を付けて食べるらしいのだか、これが結構辛
かった。ひぃひぃ言いながら食べてると、ぱきらに「もう止めた方がいいよ。」
って言われてしまった。たぶん、薄くスライスするのが苦手なワタシが、ごつ
く切りすぎたからなのだろう(^-^;A"

その、新生姜のかき揚げ。
普通、我が家のかき揚げの主なわき役はたまねぎ。その、主なわき役が
新ショウガになったら一体どんなことになるのだろう。ちょっと、ドキドキだっ
た。

さて、新生姜とちりめんじゃこと桜海老のかき揚げは、ものすごーく旨かっ
た。ほとんど辛さがなくなって、なんとも言えないオツな味。出来れば、居
酒屋さんなんかで季節限定で置いてくれたらとってもうれしいだろうな〜的
代物なのだ。こんなに美味しいものをこれまで食べたことがなかったなんて
ちょっと悔しい気がした。

新ショウガの季節は今一よく分らないけど、とにかくあれは、ひねしょうがの
味ではないみたいだった。ぱきらのおかげで、また美味しいものを食べる
ことが出来ました。ちゃんちゃん。



10月7日(火)晴れ

昨日の朝6時45分から小休憩を入れて、5時間もせっせと歩き続けても
家に着いたのは夕方になってしまった。新穂高はやっぱり遠い。
でも、あの登山者用の駐車場から和泉ナンバーや豊橋ナンバーで帰って
行った人たちから見ると、ほんの地元みたいなものなんだけど。


んで、今日はふたりとも元気にお仕事。
なんてったって、金曜日と月曜日にお休みをもらって4連休にさせてもらっ
たのだから、今日は這ってでも行かなくては。

昨日はふたり、4日ぶりで家のふかふかの布団で寝れるしあわせを噛締
めながら眠りに落ちていった。さて、今朝の目覚めは?背中からわき腹(
あばら?)にかけての筋肉痛が新たに加わっていた。そして、昨日からの
ワタシの胃の軽い痛みはしつこくまだあった。

ごはんを食べて、ぱきらを送り出し、洗濯物を干して後片付けをして、いつ
ものように家を出て歩き初めて、あれ?胃がさらに痛い。歩くと胃袋に響い
て歩きづらい。一瞬自転車で行こうかと思ったけど、また戻るのもなんなの
でそのまま歩いたけど、ほとんど摺り足状態だった。

何とか摺り足歩行で駅までたどり着いたけど、予想通り、駅の階段がこれ
またキツイ。一段一段登る度に、膝下全体がどよよ〜んとしてまことにし
んどかった。階段を登りきったらもう息も絶え絶えで、思わず膝に手を付い
てハァハァしてしまった。

山ボケしたアタマでぼんやり溜まった仕事をしていても、やっぱり歩くと
胃に響くので、低いヒールでそろそろと摺り歩くしかなかった。そればかり
ではない。笑っても響くし、咳をしても響く。とってもツライ。これは一体どう
したことか。かと言って、腹筋の筋肉痛の場所ではない。明らかに胃袋な
のだ。

軽く頭痛もしてたので、帰りにいつもの漢方のお医者さんに寄った。
待合室で座ってじぃ〜っと、うとうとしている間は不思議と胃は全くと言って
いいほど大丈夫だった。

かくかくしかじか・・・と症状を切々と訴えるワタシに先生はおかしそうに
仰った。「高山でむくむのはよくあることですよー。」

はっ、そういえば、昨日山での最終日の朝、ワタシは顔と瞼ををパンパンに
腫らして起きてきたのだった。昨日の夜量った体重も恐ろしく重かった。
2.5キロ増。結婚してからは見たことのない数字。いくら上げ膳据え膳だ
とはいえ、あんなに歩き回っているのに2.5キロも太るのが不思議だった
けど、あれはむくみによるものだったんだ。

いつものように、仰向けになってお腹を診た後、「この足見てごらんなさい
よー。これこれ、ここの膝の辺り、全くくびれがないでしょう(笑)。」
どうりで、階段が辛かったワケだ。

高山で新陳代謝が悪くなって、胃腸の働きも悪くなって、ただでさえ下がっ
てるワタシの胃袋も余計な水分でちゃっぽんちゃっぽんだったってワケだ。
何となく察しは付いてたけど。全身筋肉痛なんじゃなくて、全身水分で辛
かったってワケだ└(´ー`)┘なんだかちょっと笑えた。



今年に入ってからの、『まるぼーのトレッキング奇行』溜まりに溜まってる
けど、忘れないうちにがんばって書かなくては〜。。。ヘ(;^^)ノ