まるぼ-のつぶやき日記
2003年 3月
2003/04/03 更新
3月31日(月)晴れ 今日は・・・今日こそは辞めたいことを言わないと。 確か、パートは1ヶ月前までに言えばいいはずだったけど、今日言 わないとさらにまた1ヶ月も先延ばしになってしまうので、何が何で も言っておきたかった。 とは言っても、こうゆうことはなかなか言い出せないもの。仕事はき ついけど、いざ辞めるとなるとさみしいもの。こないだから、まわりに 人がいないときに課長が近くに来て「今だ!」って思うんだけど、結 局チャンスを逃してしまっていたのだ。 忙しい年度末に、朝からそのタイミングを窺がう為に、課長を見ては そわそわし、まるで、チョコレートを渡そうとそわそわしている、小学 生のバレンタインデーみたいだった。そんなことで、続けざまにヘン なミスを連発してしまった。今日ワタシ、ヘン。。。だめだなぁ。。。 まだ、そんなに混みあってはいなかったからよかったけど、お客さん に迷惑がかかることになってはタイヘン。 やっぱり、営業時間中に言うのはムリだし、言われた方も迷惑だろ うから、パートの仕事が終わったあとに切り出すのが筋と言うもの なんだろうな、と気持ちを切り替えた。そして、どうかそのタイミング に恵まれますように、と。 チャンスは絵に描いたように巡って来た。 時計を見て、そろそろ終わりだ・・・と思って、課長の席に視線を移 すと、珍しく課長が着席していた。ただ・・・その前には課長代理、 その通路を挟んだ後ろにはしっかり支店長までが着席されていて、 他の人に聴こえないようにコソコソ言わなければいけなかった。 少し戸惑いながら、「お先に失礼します」っていつものように挨拶し たあと、課長の真横に来て、支店長には横顔を見せないようにして 体制を整えたあと、少しだけ姿勢を低くして、出来るだけ課長に接 近して笑顔を保ちつつこそっと小声で言ってみた。「ワタシ、来月で 辞めたいんですけど。。。」 どんな反応をされるかと見守っていたら、課長はすぐに分ってくれた らしく、やっぱり周りの人には分らないように、イスから少し斜めにカ ラダをずらして、冗談っぽく眉をひそめ「えっ」と言う顔をされた。イス から立ち上がって、微かにあごが動いたか動いてないか、というカ ンジだったけど、場所を移して話を聞いてくださるようだった。 空いてる支店長室に入りそうになったので、そこではあまりにも目立 ち過ぎるから「ダメですダメです」と手を振ると、パーテーションで仕 切られた簡易応接に入った。 「一体どうしたんや。。。」という困惑顔の課長に「限界を感じまして」 と切り出した。限界は限界だ。課長の奥さんはワタシと同じ年らしく もう銀行では働けない、と言ってらしたって話を前にしたことがあった。 今年に入って配置換えが始まってから負担が大きくなってしんどかっ たことなどもみんな話した。自分自身が虚弱なことも。 そしたら「そういえば、まるぼーさん、この頃元気ないなぁ、ヘンやな・ ・・って思てたんや。。。」て言われた。ワタシもカリカリして余裕がなく 自分が心の底から笑ってないことを感じていたもの。「悪かったなぁ・ ・・」と言われた。 そして、結局来月いっぱいで・・・というのはちょっと。。。と。 富山では次のパートさんを見つけるのはかなりタイヘンなことなのら しい。だって、時給はめちゃくちゃ低いし( ̄w ̄;) 「きついなぁ・・・まるぼーさんに辞められるのは、職員がひとり辞め るのと同じことやからなぁ。。。」 「課長、そんなうまいこと言ってもダメですよ( ̄w ̄*) 」 とにかく、言うことは言った。すっきり晴れ晴れと歩く帰り道。 いつの間にか、ワタシの大好きな小ぶりのモクレンのつぼみがほこ ろび始めていることに気付いた。 最後の角を曲がると、釣りに行ってるものと思ってた、ワタシが忙し い思いをしてるこんな日に有休を取ってたぱきらが前庭の手入れを していた。恥ずかしいから小さい声で呼んでみたけど気付かない。 早く気付いてほしくて咳払いをした。すぐにワタシと分るとみんなに 言われる咳払い。 オットの横にしゃがみ込んで、やっと辞意を表明したことをかくかく しかじかと報告した。「(1ヶ月で辞めれないのは)しょうがないけど まぁよかったやん。一応引き止めてもらえて(笑)。」ほんとに(^-^;A" ちなみにオットは、狭い自分の庭では飽き足らず、ウチから見える 道路を挟んだ向かい側の、草やごみや犬の散歩で荒れてる、ほん の少しの空き地の整理をして種まきをしてたらしい( ̄w ̄;) まぁ、確かにそこにきれいな花が咲いたら、自分達も通行人も気持 ちいいだろうけど、そこは、ほんとにいろんなわんこのお気に入りス ポットなのだ(^-^;A" |
3月27日(木)晴れ どうしたことか、このところ連日不眠に悩まされている。 おまけに、舌の奥の方に何やら出来ていて沁みる。 不眠の理由は、間違いなく仕事のストレス。3月はお客さんがや たら多いのと、今年に入ってからの配置換えのしわ寄せが来て いて、ワタシの仕事は溜まる一方だったから。 疲れて眠いのに、一向に眠りに落ちてくれなくて、隣でうまそうに 眠るオットをうらやましく思いながらあっという間に2時3時・・・。 ときどき、「う〜ん・・・むにゃむにゃむにゃ」とか言うから、おっ♪も しや、オットも眠れなくて起きてるのかな♪って思って呼びかけて みても、ばさっと羽毛布団の音をたてて寝返りを打っただけ。む、 むなしい。。。 そうだよな、そんなわけないよな。なんせ、オットが「昨日寝付け んかったじゃ〜」って、ごくごくたまに言うことがあっても、それは たかだか10分や15分のことなのだから。そうして、がばっとむ き出しになっている背中に、母のように布団を引っ張ることたび たび。 結局、おとといはベルガモットのアロマオイルで、昨日は”何とか 式指圧器”でようやく眠りに落ちていった。 「今日こそはあれとこれを絶対やらねば」そう意を決して職場に 向かう。ありがたいことに、ときどきお客さんの途切れる合間を ぬって、何とか少しだけ片付けることが出来た。それでも、まだ まだまだまだ。職場にいる5時間半の間は、もう馬車馬のように 働らかされている。交感神経だか、副交感神経だかがずっと働 きっぱなしで、緊張状態が続いている。神経の休まる時がない。 お昼ごはんを食べてる時もそうだ。 でも今日は、この忙しい時季に連続休暇を取っていた上司のディ ズニー・シーのかわいいおみやげが食堂に置いてあった。支店長 と一緒になってしまって、そのお菓子をめぐってカステラの中のク リームはなんだったとか・・・そんな他愛のない話をしたりしていた。 ふと、そのブック型の蓋をめくる形のキャラクターの空き箱が、ビ ーズを作る作業をしたりするのにいいような気がして欲しくなった。 やってみたくてしょうがなくてキットだけが増えていくこのごろ。ど うなってもいいからやってみようと思って、手頃な箱を探していた のだ。 空き箱を片付けながら、別に黙って持って帰ってもいいだろうけど 「この箱もらって行こうかなぁ〜」ってつぶやいたら、支店長が「別 にいいと思うよ」って仰った。そりゃあ、そう言われるだろうけど(笑)。 それからまた、食堂にはぽつぽつと法人部の人も入ってきたりし て、支店長はその人と仕事上の会話を交わしたりされていた。 ほんの少しの時間の後、ふと、支店長が思い出したようにワタシの 方に向き直って、「空き箱持って帰ってどうするの?」と訊ねられた。 笑ってしまった。もしかしたら、さっきから気になってたのかなぁ(笑)。 正直に言った。 「ビーズを入れようかと思って、箱を探してたんです(^-^;A"」 家に帰ると、オット母にひと足早い誕生日プレゼントをもらってしま った。理由はまた後日|^m^) ちび太の様子が変。脱皮であってほしいけどもう脱皮?!びみょ〜 なんだか、安っぽい予告みたいになってしまったけど(笑)、いちお 日記ということで。。。今日こそは眠れますように(−人ー) |
3月17日(月)晴れ ワタシの通勤路途上には、中学校・小学校、そして保育所まで ある。 今日は確か中学校の卒業式・・・だったはず・・・と思って、中学 校の前を通りかかると、礼服を着た先生方が正門のところで、 生徒や父兄を出迎えたり、いつもより遅く登校してくる、卒業生 と思われる生徒達の姿が見えた。 なんだか、遥か昔の自分の時のことを思い出してムネがきゅん となってしまった。母はどんな気持ちだったんだろう。。。 そういえば先週の金曜日、仕事帰りにてくてく歩いて通りかか ると、正門前の校庭でブラスバンド部員達が何やら聴いたことの あるテンポの速い曲を演奏していたっけ・・・あれは確か「ゆず」 の歌。きっと、あの演奏で卒業生達は見送られるのだろうな。。。 これからの季節は、こうしてさまざまな卒業式や入学式を目にし ながら出勤するのだ。 仕事の方は相変わらず忙しい。お客さんが多い〜(T▽T) だけど、営業場にいても、そんなワタシに癒しのひとときをもたら してくれるものを発見してしまった。 ちょっと前に新しく入ったキャビネット。 その引き出しを開けると、なんともいい〜匂い〜なのであります。 |
3月4日(火) 今日は毎週オットと楽しみに見ているドラマの日。 オットの帰りが早くなったおかげで、ドラマもゆっくり見れるよ うになったからか、今回はたくさんのドラマを楽しんでいる。 中でも今日のは、ワタシ達の一番のお気に入りの『僕の生 きる道』。ある日突然、主人公が余命1年と宣告されるところ から始まって、そこから、いかにして残り少ない人生を悔いの 無いように生きていくか・・・という話で、決して病気の進行に 伴う痛い辛い・・・が中心の話ではなく、もっと前向きなメッセ ージの込められたドラマで、毎回違う意味で「そうだよね、そ うなんだよね〜」とウルウルしながら見てしまう。 オットは、そんなワタシのことを分っていて、ここはもしかした ら”うるうるポイント”か・・・と思うところで、ぱっとワタシの顔 を覗き込む。そして、泣いてるかどうか確認して冷やかす。 そんな時は、ワタシも悔しいのでオットの顔をしげしげと眺め て、同じことをせざるを得ない。まったく、止めてほしい・・・。 それが、今日は、張り切ってテレビの前に集合したまではい いけど、オットはいつの間にか睡魔に襲われて瞼がくっつい てしまったようだった。あ〜あ〜あ、もったいない。何回か声 をかけてはみたけど、相当眠そうだったのでそのまま放って おいてワタシはドラマに集中することにした。 いちいちオットから”検査”される心配もないと思うと、思い切 り泣けてしまった。今日の話の内容も泣かせる内容だったの だろうけど、とにかく、ある時からずっと涙が止まらなくなって、 そして、とうとう最後の方のあるひとことで号泣してしまった。 「ん・・・?」 そのとき、隣で何やら気配がする・・・と思ったら、タイミングが いいというのか悪いと言うのか、オットがむっくりと起き上がっ た。 「おれ・・・寝とったんかぁ・・・」と思いっきり寝ぼけている。 ひとり、目を腫らしてハンカチを握り締めているワタシがバカみ たいだ。 あ〜あ〜あ、せっかくひとりで浸っていたのにぃぃぃ〜 |
3月1日(土)くもりのち雨 今日は久しぶりに、ぱきらが釣りに行かない土曜日。 今年に入ってから、毎週毎週、判で押したように行ってた 土曜日の釣りが初めて休みになったのは、午後から雨と いう天気予報のせいだった(笑)。 ワタシは月末の疲れか、だるくてしんどくて何もする気に なれなかったので、お昼ごはんをぱきらに作ってもらった。 メニューはもちろん、インスタントラーメンd(^-^) その後ワタシは、少し横になることにした。 午前中、ワタシがふらふらと最低限の家事をしている間、 こたつで眠り呆けていたぱきらは元気だった。「ほんなら、 おれ、ヤドカリの砂洗うわ。」と腕まくり。 だって、昨日の夜、見てしまったんだもん・・・。ごはんに入 れておいた”チータラ”周辺に小さいムシがいっぱいいたこ とを・・・。こんな季節に砂を洗うのは、乾かすのがタイヘン だけどしょうがない。 お日様で乾く季節が過ぎた後の乾ききらない湿気は、エア ンの効いた部屋で新聞紙に薄く広げて干したりしてたけど、 それだと今日すぐには使えない。 「どうやって乾かすん?」 「そやな〜・・・いっそのことフライパンで乾かそうかな〜」 「え゛・・・フライパン使うん?」 「別に洗うからいいやん・・・そや!フライパンや!熱湯消毒 にもなるしフライパンや!」 って言うのが昨日の夜の会話だった。 やっぱ、フライパンでするみたい・・・。まっ、いいか・・・。 他に方法も思いつかないし、しんどくて抵抗する元気もなか ったワタシは、こたつに潜り込んで横になった。 思い立ったら行動が早いぱきら。 シャカシャカシャカ・・・とザルで砂を洗う音が聴こえる。。。 ここは台所付き茶の間。カウンターのすぐ向こうから聴こえ てくる軽快な音を聴きながら、そのうちワタシは浅い眠りに 落ちていった。。。 ジャーーーーーー!シャカシャカシャカジャーーーー! 浅〜い眠りの狭間に聴こえて来たのはさっきとは、ちょっと 違った音。あ゛〜遂にフライパン行ったんかなぁ・・・「何使っ とんが〜?」と目も開けられず夢うつつながら大声でで尋ね ると「フライパン〜!」と聴こえた。やっぱりかぁ・・・と思いな がら、しゃあないなぁ〜・・・とまた夢の国に戻って行った。 心地いいのやら悪いのやら分らない音に包まれながら。 ふと目が覚めたときも、まだその音は続いていた。 時計を見ると、1時間半か2時間くらいも経っていた。結構 眠っていたんやなぁ・・・こんな音の中で。案外心地良い音 なのかも(笑)。その間、ぱきらはずっとフライパンの砂を炒 り続けていたのだ。小分けにするしかないから、何度も炒っ ては床の新聞紙の上に広げ、炒っては広げ、それが乾いた らヤド小屋に戻し・・・を繰り返して。 「タイヘンやね〜」と台所のぱきらに声をかけると「タイヘンや わい〜」と泣きの入った声が返って来た(笑)。「コーヒーでも 淹れよか〜?」「頼むわ〜(泣)」「ワタシのカラダが完全に起 きてからやけど」 ヤドカリたちは、仮に入れられたバケツの中をごそごそと動き 回っていた。覗き込むと、カラ〜ンと音を立てて、その場でツ メで固く蓋をして仰向けに転がっているものもいる。久しぶり に見る全員動いている姿♪かわいい(^-^) シロちゃんの足はピンク色。やっぱり脱皮した模様。ぱきらが 掃除してくれたハイドロボールの中から、でっかい早太郎の ハサミが出てきた。しげしげと眺めてみる。こんなに頑丈そう な殻を脱ぐなんて、さぞかしものすごいエネルギーがいるだろ うに。。。 マメなぱきらさん、お疲れさん。ワタシには到底出来ないこと。 その後、コーヒーが入ったのはずいぶん経ってからだった(^-^;A" |