まるぼ-のつぶやき日記

2001年 11月

2001/11/29 更新

11月27日(火)しぐれ模様

今日は仕事が始まって始めての平日のお休み。
もう、昨日の夕方からすでにるんるん気分でにっこにこ((爆)) そして、弁
当の日( ̄Δ ̄;)オットよ・・・そんなに愛妻弁当がいいかい( ̄w ̄*)

手話サークルに行くには南に向かって走る。富山は三方向を山に囲ま
れている。少し走るだけで、ずいぶんと見える景色が変わってくる。
手前の方にある、比較的低い山にも雪が降ったみたいで、ふわふわっ
としてる感じがとてもいい。高い山に積もる感じとまた違っていいのだ。

久しぶりの手話サークルの帰り、買い物メモを片手にあっちこっち寄り
道。仕事は電車通勤なので、あまり重いものも買えないので、今日は
そんなものもごろごろと買った。おニクの本もようやくゲットした。帰ると
もう1時半・・・でも、弁当が待ってくれていた(笑)。

図書館に、今度はオットの為にハリポタを予約しに行った。
顔見知りになった係りの人(司書?)がいたから、ついでに『指輪物語』
っておもしろいですかって訊いてみた。すると、そりゃあもう〜って顔を
された。

反応は予想通りだった。『指輪物語』の方はハリポタよりももっともっと
奥が深いですよって言われた。これも映画化されるみたいだ。でも、そ
の人は、出来れば映画化はして欲しくなかったって言ってらした。

全6巻・・・だったかなぁ。。。こないだ本屋さんで見たけど文庫だと9巻。
思い切ってどさっと買いたいなぁ・・・とらぬ狸の皮算用。。。まだ、先月
の短期のバイト代でさえ入ってないって言うのに( ̄w ̄*)

スーパーでは、ジジコンのワタシにとって、実に好みのかわいいおじい
ちゃんを見かけた(笑)。腰は曲がり気味だったけど、胸元にだけ明る
めの模様のあるモール素材のジッパーを着て、それがとても似合って
いた。

ワタシと同じようにときどき立ち止まっては、じぃ〜っと平茸などに見入
ったりしていた。

そして、パンのコーナーを過ぎ、そろそろとレジに近づいたお餅とかが
置いてある和菓子のコーナーで足を止めたワタシの前には、またして
も、例のおじいちゃんがじぃ〜っとお菓子を見つめていた(笑)。

レジに並んでると、ワタシよりもひと足早くレジを済ませたおじいちゃん
が、またしても目に入った。おじいちゃん、重くない?家まで車で送っ
て行ってあげたいくらいだった。送り狼になるかもしれないけど((爆))

っと・・・お風呂上りに、この日記を書いてる途中でオットが帰って来た。
メールチェックだけして、電源を切ろうと思っていたのだけど、知ってる
人から添付ファイル付のメールが来た。タイトルが文字化けしていたの
が少し気にはなったけど、ごはんを食べているオットに「だいじょうぶか
ねぇ〜?」って訊いたら、見もしないで「だいじょぶやろ〜」って言うから
「だいじょぶだよね〜」って思いっきりクリックしてファイルを開いた。

開けてるんだか開けてないんだか知らないけど、その直後からメール
がバンバン入ってきた。なんだなんだ?って思ってオットを呼んだら、
なんかやばそ〜な気配。「これ、怪しいのぉ。絶対怪しいぞ。。。」

ついに、新しもの好きの我が家もどうやらウィルスに感染してしまった
みたいだった。。。その為に、どんどんメールが自動的に送られて行っ
てるみたいで文字通り凍り付いてしまった。

その間にも、「あなたはウィルスに感染した恐れがあります」って言う
メールが、やりとりをしたことのない所からも受け取り拒否されて戻っ
て来たりした。何なの〜?どうなってるの〜?どしたらいいのさ〜?

とりあえず、うちで登録しえてる人みんなに削除お願いのメールを送っ
た。ぱきらはネットでウィルス情報を調べまくり、ズームのメンバーの
方からもいろいろアドバイスメールをいただいたりした。

とにかく、あたふたと(T.T )( T.T)オロオロ(T.T )( T.T)オロオロした。
時間ばかりがどんどん過ぎて行く・・・オットの後ろで、オットのするこ
とをいじいじしながら見守る事しか出来ない。だけど、カラダは正直だ。
眠い。。。死にそう。。。あまりの眠たさに死んでしまった人って言うの
はいないのかな。

働き出してからはばっちり守りの体制に入っているワタシは、出来れ
ば今すぐ寝たかった。だけど、せっかちにもファイルを開いてしまった
のはこのうっかりもののワタシ( ̄Δ ̄;)なんておバカなんだろう。耐
えなければ・・・耐えるのだ。

だけど、珍しくオットもそんなワタシを責める気配がない。なぜだろう?
って思っていたら、カレもカレなりに責任を感じているらしかった。無
責任に見もしないで「だいじょぶやろ〜」って言ったのはカレなのだ。
そういうわけで、ふたりともややイライラしつつも地獄絵図のようには
ならずに済んだ。

そうして、0時を過ぎた頃からいろんな意味での返却メールが落ち着
いてきた。みなさんに一応メールもしたし、極悪ウィルスでもなさそう
だから、今日のところは寝ることにした。もう、ふらふらだった。ウィル
スの駆除はまた、明日。。。はぁ〜マイッタマイッタ・・・反省。

今回、運悪く我が家からメールが送られてしまった方、もしかしたら
感染されてしまった方がいらっしゃったら、すみませんでしたm(__)m



11月21日(水)晴れ

今日はオットが飲み会だという( ̄∀ ̄*)ニヤり☆
やった〜!ごはん作らなくてもいい〜!オット母には「かくかくしかじか
で本日は自炊ということで・・・」と交渉もした(笑)。いつもなら、ごはん
作りに費やす時間をPCに当てれるぅぅぅ〜!と、大喜び。

それに、オットは「そんなに遅くはならんから」と言って出かけた。
今週はもうとにかく寝不足だったので、オットが軽く飲んでくるだけなら
早く寝れる〜♪それも、楽しみだった。

だけど・・・オットの「そんなに遅くはならん時間」の9時を過ぎても10時
を過ぎても帰ってこない・・・。いつものカエルコールがない。ぐ。。。

そろそろPCと向かい合ってるのも疲れ、眠くなってきた11時過ぎに電
話がなった。今から迎えに来てって言ったって行かないぞ。と思って電
話をとったらもうちょっと遅くなるとのこと。ワタシにとってはもう十分遅い。
もっと早く寝れると思ってたのにぃぃぃ〜!

んでも、悔しいから『ココリコ』を見てげらげら笑って布団に入った。ワタ
シはすぐに眠りに就いた。

ガタンガタンガタン・・・風呂場の戸を開ける音で目が覚めた。
あ、帰って来たんだ。。。Zzzzz

それから、どれくらい経ったか知らないけど、はっと目が覚めて隣を見た
らまだオットは来てない。風呂場は静かそうだし、まさか、酔っ払ってお
風呂に入って湯船で死んでるんじゃないだろうか。。。そんな話をワタシ
はたくさん聞いている。

疲れたカラダはずっしりと布団に沈み込んで鉛のように重かったけど、
やっとのことで起き上がった。ふらふらと寝ぼけ眼で寝室の戸を開ける
とすぐの洗面所は真っ暗。その代わりに、茶の間はあかあかと電気が
点いていた。

カツカツカツと、まさか靴を履いてるわけではないからそんな音はしない
けど、そんな効果音を付けたくなるようなワタシの心境。カツカツカツと歩
いて茶の間の戸をがらっと開ける。

そこには、案の定テレビをつけっ放しにして、コタツで眠っているオットの
のんきな姿があった。そう、オットは湯船で死んではいなかった。

「布団で寝られ〜!」と怒りをぶつけてワタシはさっさと布団に戻った。
起きて損した。おかげで、またしても寝不足は積もった。

これからは罰金だ。




11月20日(火)晴れ

カラダが重い。。。朝、起き上がれない。。。まるでなんかのCMみたい。
おとといのしし座流星群に加えて、昨日はオットの帰りがいつもより遅
かった。しんどい〜(T△T)

仕事では、毎日職員の人と同様日誌を出さないといけない( ̄_ ̄;)
なんて書こうかな?むかしむかしの新入社員の頃、一番上の先輩に訊
いたことがあったっけ。「日誌って何を書けばいいんですか?」って。そし
たら「日誌は日誌、アンタの思うことを書けばいいの!」って言われたん
だった。人には見せられないものね。先輩もそーゆうしかないよな(笑)。

さて、その第一日目の日誌。ついつい顔文字とか(笑)を使いたくなって
しまう。いかんいかん( ̄_ ̄;) でも、正直に「ちんぷんかんぷんだった」っ
て書いた。これは・・・もしかしたら、この「つぶやき日記」のノリだったか
しら(笑)。

返って来た日誌にはちゃんと上司のコメントが走り書きされていた。大
変だな〜。お互いに。でも、なんか交換日記みたいだ( ̄w ̄*)

同期だった友達に報告メールをしたら「楽しそうでいいな〜」って返事が
来た。楽しくない訳ではないけど、それなりに大変さを訴えたつもりだっ
たけど、どうもワタシの書くメールはそう思われてしまうみたい( ̄w ̄*)

それにしても、賑やかなところに職場があるので、毎日毎日・・・って言
ってもまだ2日だけど(笑)、誘惑に負けそう。呼ばれてる((爆))

でも、早く帰らないと・・・カラダが持たないのだ(T◇T)あうっ



11月19日(月)晴れ

いよいよパート初日。昔懐かしい古巣へ、オットの歩いて行った道を1時
間おくれで最寄の駅に向かって歩く。

職員の人はすっかり入れ替わってしまったけど、建物の中もそのままで
懐かしくって仕方がなかった。更衣室に入っていくと、懐かしい先輩方の
面々がいるんじゃないかって思うほど。

ひとり、パート仲間には先輩がいるみたいだけど、ワタシが主に関わる
事になるのは若いコばっかり。それも今どきの(笑)。うまくやっていかな
いといけないのだけど、やや心配ではあった。

それが思ったよりもみんなフレンドリー(笑)。みんな若くてかわいくて、
きれいなコばかり。ちゃんと伝統は引き継がれているのね((爆))

それにしても、当たり前だけどいろいろ新しくなってて便利に合理化が
進んでて、ワタシは一日ずっと「へぇ〜・・・」とか「はぁ〜・・・」とか、もう
口あんぐりで浦島太郎もいいとこだった。これからは感心してばかりじゃ
なくて脳みそ動かして、かわいい後輩のお役に立てるようにがんばらな
いと。

先週の週間予報では雨のスタートとなるはずだったのに、あったかくい
いお天気だった。ありがたい。父もきっとよろこんでいるのだろう。

そして、若いコ達のエネルギーをいっぱいいっぱいいただくのだ( ̄w ̄*)

家に帰るとどっと疲れが出た。

11月18日(日)曇り

オットと久しぶりに買い物に出かけた。
金曜日に面接があって「いつからでも働けます」って言ったら、じゃあ月
曜日からって言われてしまって、実を言うと、まさか月曜日からって言わ
れるとは思ってなかったんだけど、そう決まってしまった。

それで「制服が間に合わないかもしれないから仕事できる服装で来て」
って言われたけど、よ〜く考えてみるとジーパンとかコール天のズボンと
か、そんなのしか持ってないので、金欠の給料日前だったけど、オットの
カードでそれなりに見えるものを買ってもらうために出かけた( ̄w ̄*)

服はなんなく決まった。グレーのストレッチパンツって決めてから。ただ、
それに似合う赤いセーターもついでに買ってもらった。グレーってほんと
に何色にでも合うから罪作り( ̄w ̄*)

オットとはそう来ないショッピングセンターだったので、食品売り場もうろ
うろと物珍しげに見て回った。

なんかオットとの買い物それ自体も久しぶりだったけど、いつもと違った
食品売り場をゆっくり見るのも楽しいものだ。

ふと、漬物売り場にふたりとも足が止まった。売り場のおばちゃんが白
菜のしょうゆ漬けをワタシ達それぞれの手のひらに乗せて、せっかく味
見させてくれたけど、ワタシとぱきらがわき目も振らず見ていたものは
ただひつつ、白菜のぬか漬けだった。

おばちゃんの白菜のしょうゆ漬けの説明を気のない返事で聞き流して
食べた後、ふたりして相談して「それ下さい。」とぬか漬けを頼んだ。
100グラム298円って書いてあった。「どのくらいあるの?」って訊いた
ら「300グラムくらいだよ。」っておばちゃんは言った。「今の季節しか売
ってないからね〜。」って。

結局、みかんとさんま3匹と白菜のぬか漬けだけをかごに入れて、レジ
を済ませた。「2,097円です」って言われてなんの疑いもなくお金を払
っているワタシをオットは不審な顔で待っていた。

そして、「ちょっと待てよ・・・」と言って白菜のぬか漬けの入ったナイロン
の袋に貼られたシールを見て絶句した。ワタシも負けずに絶句した。

「せんさんびゃくなんじゅう何円!えぇぇっ( ̄□ ̄;)!!」
なんちゅー高い漬物!!量的には400グラムほどあったみたいだけど、
しっとりした”ぬか”の重量もたっぷり含まれているだろう。白菜はたぶ
ん1/4個分。そういえば、確かに100グラム298円って書いてはあっ
たし、おばちゃんも「300グラムはある」って言った。騙されたわけでは
ない。だけど、なぜあの時ふたりともそのことに気づかなかったのだろう。

それだけ、あの漬物が魅力的だったってことだろうか。それにしても、こ
れまで節約して来たことはいったいなんだったのだろう。落ち込む〜。

でも、でもでもでも、白菜のぬか漬けは久しぶりで、ムネが痛みながら
もわくわくする(笑)。今日はもうごはんと味噌汁と漬物とさんまだけにし
たいくらいだった。

黙っているともくもくもくもくあっという間に食べられることが予想された
ので、オット母には前もって事の次第をお伝えした。

それはそれはものすごくおいしい漬物だった。みなで奪い合ってあっと
いう間になくなった( ̄w ̄*)

ししざ流星群は、明日から初出勤だというのにがんばって起きたのに、
残念ながらうす雲に覆われていて、だめかな〜って思ってたけど、その
雲の向こうを初めて、スーーーーーーーーって流れ星が落ちていったと
きはうれしかった〜。

第一発見者はやっぱり目のいいまるぼーでした( ̄w ̄*)



11月15日(木)晴れ

昨日もまだ何となく病み上がり状態でで時間の許す限りゆっくりしてて、
ふと気が付くと今日はなんとオットの誕生日だった(゚◇゚)~ ガーン

プレゼントは珍しくリクエストがあるものの、今月は冠婚葬祭に、車検に
茶事に・・・と育てた覚えのないお金がどんどん巣立って行ってピーピー。
だから、ワタシの例のバイト代が入るまで待っててもらうことにして、でも
せめて本人の好きなモノを食べさせてあげたいと希望を訊くとイクラ丼。

よっしゃー!イクラ丼なら醤油漬けのをぽろぽろ〜っとあったかごはんに
乗せれるだけだからラクチンだし、ワタシはケーキだけに情熱を注げば
いいのだわ( ̄ー ̄)フフ

ところが、いつも使ってる瓶詰め冷凍ものを売ってるお店が休み( ̄_ ̄;)
違うスーパーに行っても醤油漬けは1パックしかなく、これじゃ足りない。
ふと、生筋子を探すとあった。筋取りめんどくさいな〜。出来るかなぁ・・・。
しばし、パックを手にとって悩んだけどやるしかない。

最低でもお茶のお稽古に行く前に漬け込んでいかないと今日食べれな
い。前回の「怒りの筋とり」を繰り返したくないので、いろんな人に電話し
て訊きまくった。”お湯を使って簡単にとれるよ派”と”お湯なんて使わな
くても大丈夫だよ派”がいた。( ̄〜 ̄;)ウーン・・・どっちだ。

前回の事がトラウマになってたワタシは、結局前回とは違うやり方を選
んだ。お湯なし。それは、意外にも簡単に筋がとれて自分でもびっくりだ
った。なんだぁ〜簡単じゃん〜( ̄w ̄*) 適当な醤油漬けにして、お茶に
行った。

「アンタ遅いぜ。寝とったんけ〜。」どうも、ワタシが遅いといっつもこう思
われるようだ。「違いますよー。今日はオットの誕生会で下準備してたん
ですよー。」今日のお茶菓子は、主菓子が醤油の焦げた匂いと白ゴマの
香りが香ばしい『そば饅頭』。干菓子は末富の麩せんべい『光悦寺せん
べい(だったかな)』とかわいい栗を形取った赤エンドウ豆の落雁だった。

忙しい、忙しい。慌てて帰る。まだ、ケーキ作りと言う大仕事が待ってい
る。いつもなら、木曜日はオット母ごはんデーなのだけど、風邪で寝込ん
でる間ずっと作ってもらってたし、オットの誕生会ってこともあって、ワタシ
が申し出た(笑)。

イクラ丼以外の副菜を用意して、さっさとお風呂にも入って、さぁ!いざケ
ーキ。いざいざ・・・とは思うのだけど、初挑戦のシフォンケーキ。果たして
出来るのだろうか。そんなこと思ってる場合じゃないんだけど、なかなか
取りかかれない。どんどん自分を追い込む。

やっと取りかかったのは8時を過ぎていた。一発勝負もいいとこだけど、
卵白の泡立てもしっかり出来たし、だいじょぶそうだぞ。

それが、生地を型に流し込むと型はみるみる一杯になって入りきらない。
っかしいな〜・・・。だけど、時間もないのでとりあえず、焼く。

焦げ臭い。。。型一杯に流し込んだ生地はすぐに膨らみまくってオーブン
の天井につかえそうになって焦げている。仕方がないから、はみ出し部
分を削って続行を繰り返した。だって、そうするしかないんだもん。。。
そして、焼けたには焼けた。部屋中焦げ臭くして(-_-;)

いつもより1本遅い電車で、やっとオットも帰ってきた。もう、その頃には
ワタシはふらふらだった。あろうことか、こんな日にお風呂掃除ランクAも
していたのだ。

メインのイクラ丼に鯛のお刺身・・・超和風のおかずに今日解禁のボジョ
レー・ヌーボー( ̄w ̄*) かんぱーい♪

「ん?」イクラ丼を盛りつけた時点で感じていたワタシのいやな予感は当
たってしまった。「イクラ固〜い。」

そう、イクラは今まで食べたことのない固さで全然おいしくないのだ(T_T)
それでも、しばらくガマンして食べてはみたけれど歯茎ににっちゃ〜っと
いやなカンジでくっつくのだ。「ちょっと食べれんのぅ・・・。」さすがにがま
ん強いぱきらもとうとう箸を置いてしまった 。

ワタシは今日の筋とりが上手く行ったことを嬉々として語っていたのに。。。
実は「お湯」が皮を柔らかくしていたんだろうか。ぱきらは味噌汁にイクラ
を数粒浸して食べてみたりしている。

結局、ごはんに乗ってるイクラを取り除いて、ダメ元でしばらくお湯に付け
てみることにした。それから、また醤油漬けにしておくしかないね。性悪
イクラだったのか、やっぱりワタシのやり方がまずかったのか。はぅ〜・・・
今日一日の疲れがドッと出てきてしまった。メインの丼はほんのりしょう
ゆ味のするごはんだけになってしまった(/_;)

ぱきらは責めることもなくいいよ、いいよ〜って言ってくれるけど、ワタシ
の落ち込みは激しかった。失敗がイクラだけ、とか、ケーキだけ。だった
らよかったのだが、ケーキもイクラもふたつも変なことになってしまって。

だいたい、初挑戦のものを作るのに、時間的にも精神的にも余裕がない
なんて無謀だ。この性格を何とかしなくてはなぁ。。。

本に書いてあるケーキ型の直径は24cm。後で、ワタシが使った型の
直径を測ってみると16cmしかなかった。どうりで生地がたくさん余った
はずだ。

お湯でふやかしたイクラの粒の中に混じってるごはん粒を取り除きなが
ら、ふと、ワタシは看護婦にならなくてよかった〜・・・となぜか思った。

だけど、ケーキは味はよかった。ちゃんとしっとりふわふわしてた。お供
のオレンジジャスミンティーは少し前にぴすけちゃんが送ってくれたもの
だった。今夜は香りの良いお茶に救われた。ありがとう(*^_^*)

その後、ぐったり疲れ果てたワタシは後片づけもしないで、布団に倒れ
込んだ。片づけを翌日に廻したのは初めての、オットの誕生日だった。



11月13日(火)晴れのち雨

先週末からのハードスケジュールがやっぱりたたって、微熱ながらもオ
ットとふたり、日曜日のハイキングから帰って来るなり頭痛に耐えられず
寝込んでしまった。

そして、今朝起きると・・・やっぱりだ。
母の夢を見ていた。母が夢に出てきてくれたのはほんとに久しぶりの事。
それは父もそうなのだけど、亡くなった当初はそれはもう毎日のように
出てきてくれていた。夢の中で「あ、やっぱり生きてたんだ!」って思える
くらいに。

それが、1年も過ぎる頃からだんだん登場回数が少なくなって、なかなか
現れてくれなくなっていた。

ただ、ワタシが寝込んだりしたときは、不思議と母が出てきてくれてるよ
うな気がする。ワタシは別に熱にうなされて「母ちゃん」とうわごとを言っ
たわけでもないのに。やっぱりつながっているのかな。。。

さすがにそう何日も休んでいられないオットは今日から会社に行ったけ
ど、ワタシはもう少し大事をとって休ませてもらった。

おかげで、「行列が長いので1週間で返して下さい。」と言われていた
『ハリーポッターと秘密の部屋』を何とか読み終えることが出来た(笑)。

先週はほんとにいろいろ忙しくて読まずに返そうかと諦めていたのだけ
ど、よかった。本当におもしろかった。子供が夢中になるのもムリもない。
大人にしか分からない笑いもあった( ̄w ̄*)

実は前作を読んだときは誰が誰だか分からなくなって(笑)そんなにも
なぁ・・・ってカンジだったんだけど(ただ、すごく印象に残る忘れられな
い文章があったけど)、今回のはおぼろげながらもワタシの脳味噌の
片隅で眠ってたそれぞれのキャラがすぐに蘇ってきて楽しめた。

やっぱり本はいいなぁ・・・と改めて思った。また、本を読む時間を取り
戻さないと。 もうすぐ誕生日のオットに「ハリーポッターシリーズ買った
げようか( ̄w ̄*) 」って訊いたら「要らんよ〜( ̄w ̄*) 」って言われた。
くっそぉぉぉ〜でも、オットにも読ませたいなぁ。。。

明日は早速続編の予約をしてこよう。また何ヶ月先になるか分からな
いけど。それまで、またワタシの脳味噌の片隅で眠っていてちょうだい
な、ハリー、ロン、ハーマイオニー( ̄w ̄*)


11月8日(木)晴れ

今日は待ちに待った葉加瀬太郎のコンサート♪
オットは予定通り午後から休暇をとって帰ってきた。ワタシは、忙しない
な〜とは思いながらも月謝がもったいないので(笑)、お茶のお稽古に
も行ってきた。

お稽古は今日から炉に変わった。茶道では、寒くなるにつれて、だんだ
んと客に火が近くなっていく。あかあかと燃える炭を見せて少しでもあっ
たかく感じてもらえるように。こうゆうところがすごくいいなぁとこの頃思う。

とは言うものの、稽古中も気はそぞろでなんとなく腰が浮いていて落ち
着かない。濃い茶を点てさせてもらって、飲ませてもらってそそくさと帰ら
せてもらった。薄茶が飲めなかったのが残念だったけど、今日の干菓子
はなんだったんだろう(・_・?)気になる。。。先生に干菓子持って帰ってっ
て言われてたのに、忘れて来ちゃった(T△T)

コンサートに行くときっていっつも思うのだけど、ごはんをどうしよう。食べ
て行くには早すぎるし、終わってからでは遅すぎる・・・。でも、ぱきらが
そう決めたので、先に食べていくことになった。

会場までの途中に、最近移転してきたばかりの好きなお店があったの
でそこへ行ってみた。ワタシは生ハムのピザとオットは鴨の挽肉の煮込
みスパゲティーをコーラで食べた。

店内にはエンヤの「冷静と情熱のあいだ」のサントラが流れてて、それぞ
れのテーブルの上には濃いお酒をぐっとひと息で飲み干すようなちっちゃ
いグラスにカモミールの花がさりげなく活けてあって、もうそれだけで十
分しあわせな気持ちだった。そのまま帰ってもいいくらだった(笑)。

全然お腹なんて空いてなかったけど不思議と食べれて、ほどよく腹八分
になって、会場に向かった。

ー新しいCDを買った方に握手会に参加できますーって言うビラが貼って
あった。買い物は開演前に済ました方が空いてるからCD買ってもいい
よってオットが言うけれど、今ワタシはエンヤとBIGINのCDが欲しいし、
この新譜も聴いてみないと分からないし、別に握手もしたくないしいいよ
って席に着いた。別にCDを買ったからと言って握手をしなければいけな
い義務が生じる訳ではないのだけど(笑)。

コンサートはすごく良かった。バイオリンの葉加瀬太郎さんの他には、ピ
アノ・ギター・チェロ・コントラバスの4人がいらした。みんなノリノリで心か
ら音楽を楽しんでいる様子だった。音楽をやってる人ってどうしてこんなに
かっこいいのだろう( ̄w ̄*)

ピアノの人を指さしてオットが「アンタあの人好きやろ( ̄w ̄*) 」と言う。
みんなそれぞれすてきだけどオットもまだまだだね( ̄w ̄*)

関西弁のトークもおもしろかった。ワタシ達がごはんを食べていたすぐ近
くのちょっと大きい地元では有名なお風呂やさんで葉加瀬さん達がお風
呂に入っていたことも判明した(笑)。時間的にもちょうどその頃。もしか
したら、ワタシ達の車の前後にいて一緒に走って来たのかもしれない。

そして、休憩時間にはすでに新しいCDとパンフレットを買い求めていた。
言わんこっちゃない(^_^;)でも、決して握手目的じゃなく、あくまでも新しい
曲がよかったから( ̄w ̄*) 今日初めて聴いた3曲目に演奏された『エン
ジェル・イン・ザ・ハウス』でワタシはCDを買おうと決めたのだ( ̄w ̄*)

『To Love You More』はセリーヌ・ディオンのボーカルなして一体全
体どうするんだろうなんて余計な心配をしていたけど(笑)、しっとりとした
アレンジで聴かせてくれた。後でオットは、『恋人よ』の最終回を思い出し
たって言った。ずいぶん前にふたりで真剣に見てたドラマだった。ワタシ
はただただぼ〜っと聴き惚れていた。

今話題の『冷静と情熱のあいだ』の小説のサントラも聴かせてくれた。
ん?(・_・?)みんな葉加瀬さんで繋がってるぞ。なんでだ?

アンコールも最後の最後までたっぷり聴かせて魅せて楽しませてくれて
ほんとにほんとに楽しかった。それぞれの弾き手の楽しさがこっちにも伝
わってきてそれがこんなにもワタシ達をしあわせにしてくれる。それに、
バイオリンってこんなにもいろんな音色を持ってるんだって改めて思った。

代は満足じゃ。そして、ワタシ達はいそいそと握手会の列に並んだ。人の
気持ちってなんでこんなにころころ変わるのだろう( ̄w ̄*) だいたいオッ
トだって握手してもらう気満々だ(笑)。

ー今日の握手会には大勢の人が並んでいらっしゃるので、サイン、写真
撮影、長話などはご遠慮下さいーって言う係りの人の声が響いた。親戚
じゃあるまいし、誰が長話するかっちゅうねん!(爆)

葉加瀬さんが来るのを待ちながら、実はワタシはもうひとりの握手会の
主人公が気になっていた。チェロを弾いていた柏木広樹さんって言う人
の初のソロCDを買った人はカレと握手が出来るのだ。( ̄〜 ̄;)ウーン
・・・この不純な動機の為にCDを買うお金はない。柏木さんのCDを買っ
た人は葉加瀬さんとは目的が違う気がする(笑)。

それと、もうひとつ気がかりだったのはウチはオットとワタシとふたりで1
枚のCDしか買ってないのに、「アンタだめ!」って言われたらどうしよ〜。
そしたらどうする〜?ってふたりで考えながら葉加瀬さんが来るのを待っ
ていた。だけど、いよいよふたりが現れて握手が始まったけど、買ったC
Dをチェックされたりはしなかった(笑)なんだ〜。。。( ̄。 ̄;)

無事、何事もなく握手をしてもらって「また来てくださいね〜」って声をか
けて出口に向かいながら振り返ると、柏木さんの方はもう終わったみた
いで戻って行くところだった。

あ♪柏木さんだ〜( ̄¬ ̄*)ってでれでれ〜っと見ていたら、な、な、な
んと!ワタシの少し前にいた女の子がささっと前に走り出てカレに握手
を求めたのだ。すごい早業だった。はっ(゚o゚)!そんな手があったのか!
しまった〜!やられた〜!CDを買ってないから握手は出来ないって、
そんなこと思いもしなかったよ〜 (T◇T)あうっ

実は、少し前に別の会場で葉加瀬さんのコンサートに行った友達から
「握手会あったん知らんかった〜!ショック〜!」って言うTELがあった
のだけど、別に葉加瀬さんと握手したいとは思わなかったワタシは、カ
ノジョの気持ちに同情してあげられずに冷たくあしらっていたのだった。
その、カノジョの気持ちが今すごく分かった気がする(T△T)

ワタシに葉加瀬さんを聴くきっかけを与えてくれた大事な友達。出会い
によってワタシの聴く音楽もいろんな方面に広がってきた。これはきっと
天罰だ。友よ・・・ごめんよ( ̄w ̄*)

それにしてもやっぱりナマはいいなぁ。音楽バンザイ!!\(^O^)/


11月3日(土)曇りのち雨

お天気はイマイチって言うか絶対雨に遭う予報だったけど、明日はワタ
シに予定が入っている為、今日は予定通り僧ヶ岳へトレッキングに出か
けた。泊まりに比べるとなんて気軽で気楽なんだろう♪

標高1250mのところまで車で行けるらしいので、くねくねした道を対
向車を気にしながらそろそろと走るけど、前にも後ろにも車はない。県
内の低山に行くときはいっつもこうで、もしかしたら、今度こそワタシ達
ふたりだけ?だったりして・・・って言う不安に駆られる。

だけど、目的の第四登山口に着くと、靴を履き替えている家族連れの
姿があった。おぉ〜!仲間がいたいた♪まるで世界の果てで人間に出
会ったような懐かしさを感じて、思わずにっこり笑いかけてしまった(笑)。
他にも車が4台ほど停まっていてホッとした。

もう、紅葉には遅くほとんどの葉っぱは落ちていたけど、その落ちた湿
った葉っぱを柔らかく踏みしめながら歩くのもまた気持ちが良かった。

登山道は、ほんの少しだけ無口になってしまった連続した登りが続いた
けど、ちゃんと平坦なところや時に下りがあったりと”休憩道”があったり
して変化に富んでいて楽しく、そうキツイ登りではなかった。

標高が上がるにつれて、程良く白く雪が積もった高い山が向こうに見え
てきて素晴らしい眺めだった。また、後ろを振り返るとグレーの海も見え
た(笑)。( ̄〜 ̄;)ウーンこれが青い海だったら・・・とちょっと想像して
みる。絶対にまた晴れた日に来よう♪

最後の藪を抜けて「やったぁ〜!着いた着いたぁ〜!」って頂上に躍り
出ると、先客のおじさんのグループに「おっ?若い人が山なんて珍しい
ねぇ。」と言われた( ̄w ̄*) 若い人だって( ̄w ̄*)

残念ながら帰りは雨に遭ってしまったけど、ようやく買い揃えた水を通
さない(笑)上下のカッパを着込んでたったかたったか下りていった。

やっぱり厚く積もった葉っぱがクッションになってくれたからか、いつもの
ピノキオにはならずに済んだ(笑)。少しは歩き方も上手になったかな♪

「ラクだったなぁ〜。」って言うと、オットは「だって、アンタほとんど荷物
空荷やもん。」って言われた(^_^;)
ほんとに幼稚園の遠足みたいに気楽だったってわけだ( ̄w ̄*)
別にワタシは、もっと荷物詰めてくれてもよかったけど( ̄w ̄*)


11月1日(木)晴れ

このところ親戚ネタが続いているけど(笑)、今度は長いこと顔を見てない
母方の伯母に会いに行った。母方と言うこともあって、ワタシが一番頼り
にしてて何でも話し易い親戚。

その伯母の連れ合いの、つまり伯父がウチの近くの病院に入院していた
時はしょっちゅう顔を見に行ってたのだけど、退院してからは気になりなが
らもなかなか行けずに3ヶ月も経ってしまっていた。

1週間ほど前に久しぶりに電話した時、伯母もワタシのことを気にかけて
いてくれたことがうれしかった。そして「おじちゃんもまるぼーちゃんどうし
とる。って言うとったんやぜ。」って。そうやって、気にかけてくれる人がい
るってありがたいな。

午後から行くって言っておきながら、履歴書を書くのに結構時間がかかっ
てしまって、着いたら2時を過ぎていた。

奥の茶の間に入って行って「おじちゃんは〜?」って、ベッドの上の伯父
の様子を窺うと寝ているみたいだった。「おじちゃん、さっきまでまるぼー
ちゃん来るの待っとったんやけど・・・。」

やっぱりなんかうれしかった。ワタシのことを待ちくたびれて眠ってしまっ
たなんて。父を思いだした。「あ、おばちゃん、起こさんといて。」

久しぶりだったので、積もる話もたんまりあって伯母と話し込んでいた。
伯母はのほほ〜んとした人でとても聞き上手だ。

そうこうしてると、ちりんちりん♪とベルが鳴った。あ、おじちゃんが起き
た。「お邪魔してますーー。」耳が遠いから大声で話しかけないといけな
い。

なんでかこの伯父の痩せこけた顔を見ると、晩年の父を思い出す。血は
つながってないのだけど(笑)。でも、不思議と悲壮なカンジはしないの
だ。痩せてひょろひょろになったおじいちゃんみたいな父もかわいかった
からかな。本人は大変だったのだろうけど。

伯母が抱えて起こすと、杖を支えに立ち上がってひょこひょこと歩き出し
た。すごーーい!もうそんなに歩けるようになったんだ。その歩き方もま
すます父を思い出す(^m^*)プププ そう「ぷぷぷ♪」ってカンジで伯母と
顔を見合わせて笑ってしまう。おじちゃん、かわいい。

ひょこひょこ歩いてトイレに行って戻ってくると「ふぅ〜。。。」と大息ついて
またベッドに横たわった。伯母にテレビの電源を入れさせると、リモコン
操作でどんどん音量を上げていく(笑)。

しこたま話し込んで、伯母がワタシが来るからって採っておいてくれた柿
をもらって(笑)、そうそう、茶の間から見えるアロエの鉢を目ざとく見つけ
て、「”子”でいいからまた今度の時にちょ〜だい〜。」って言って伯父と
握手をして家を出た。

伯母がちょうど買いたいモノがあるらしく、ついでに車で送って行くと、フ
ロントガラスの向こうにおもいろい形の雲が見えた。天使の羽根を広げ
た様な形をしていた。

家に帰ると、台所のワタシの椅子の座布団にオット母が編んでくれた3
色のカバーがかけられていた。あったかい〜(*~▽~*)ホエェ〜

なんかすごくしあわせな気分だった。

でも、履歴書の写真はサイテーだった( ̄_ ̄;) オットに見せると「別に普
通やん」って言われた( ̄_ ̄;) ま、プラマイゼロにしておこう( ̄w ̄*)