まるぼ-のつぶやき日記

2001年 8月

2001/08/31 更新

8月30日(木)うす曇りのちすごい雨風

昨日のヘビ様騒動以来、裏口の網戸を開け放っておくのはどうも落ち着かないので、トッタ
はお気に入りの場所から閉め出されてしまった。でも、犬っていうのは一度獲得した権利を
守ろうとする生き物らしく、トッタにとっては突然の締め出しに合点がいかないのだろう。

朝、オットを送り出しに下に降りていくと、もうそのお気に入りの場所に鎮座していた(笑)。
オット母曰く、網戸をしていたんだけど「入れてくれ〜〜!」と言わんばかりに、網戸に頭を
押しつけて網戸がたわんでしまったらしい(爆)。

ちなみにそこの網戸は、アコーディオンカーテンみたいに(分かるかな?)びろろ〜んと開け
閉めするタイプのものです(^_^;)

そう、それで、まだ昨日のヘビ様効果なのかどうなのか・・・大大大好物のみょうがを大量に
頂いた(^○^)。ウチのみょうがはさっぱりなんだけど、みょうがって今頃たくさんなるのかな。
いろんなところから少しずつ頂くのだけど。こないだも登山の帰りに「道の駅」でお買い得の
みょうがを買ってきたばかり。にわかにみょうが長者になってしまった(笑)。

ほんとに我が家ではみょうがは大歓迎。オット母も大好きなので、おかげさまで、味噌汁な
んかに惜しげもなく入れまくっている。だけど、味噌汁に入れるだけではなかなか減らない
ので、今年は甘酢漬けに初挑戦!失敗したら哀しいので少しだけ塩漬けをした後甘酢に浸
している。今夜当たり食べれるかな♪楽しみ楽しみ(~▽~@)♪♪♪



8月29日(水)晴れ

いよいよトッタの毛触りがしっとりして匂ってきたので、お風呂に入れた。ふ〜わふわに生ま
れ変わったトッタ♪かわいすぎる(。-_-。)ポッ あんまり気持ちがいいので、ついつい触りすぎ
てしまう(笑)。今日は顔を見る度に「トッタぁ〜おまえはほんまにかわいいやっちゃなぁ〜」
といじくり回したり、上から覆い被さって「セクハラ」したりした( ̄▽ ̄;)ゞあははっ

夕方トッタと散歩から帰ってくると、車庫のいつもトッタがいるとこらへんにヘビらしきものがい
た。細〜い長〜いヘビ。こんなに細いヘビを見たのは初めてだ。頭を持ち上げているからたぶ
ん・・・たぶんホンモノだろうけど、もしかしたら、オット母のイタズラかもしれないから訊いてみ
よう。とにかく、ワタシはそこから動けないのだ。

「おかーさーん!これ、おもちゃじゃないよねーーー!」
ワタシの声色がいつもと違うと気付いてオット母もすぐに裏口に顔を出してくれた。
ヘビはこの騒ぎにびびったのか、長いカラダを小刻みに鋭くくねくねさせて全身に緊張感をみ
なぎらせている。どうやらオット母に訊くまでもなくホンモノに間違いないようだ(ーー;)

「ぎゃーーーーー!」ようやく事態を呑み込んだオット母も震え上がった。
「マムシじゃないがけーーー?!」たぶん、自信はないけどマムシではないとは思うけど。
これまでももっと大きなアオダイショウに実家の敷地内で出くわしたことがったけど、こちらが
声を発するとすぐにするするとどこかに逃げて隠れてしまったので、それはそれでよかったの
だけど、コイツは逃げてはくれない。

ヘビは神様のおつかいとか、神様そのものとか、家を守ってくれてるとか・・・とにかく、縁起
のいいものだし、下手なことをしてはいけないって聞いてたから(たとえ聞いてなかったとして
も触れないけど)さっさと逃げて行ってくれればいいのに(T△T)

そのうち、ヘビ様は車庫に停めてある車のタイヤの陰に隠れて二つ折りになってしまった。
どうやら、こっちの出方を窺っているようだ。どうしよう、どうしよう。オロオロオロ。。。

ヘビ様をつまみ出すなんてとてもじゃないけどそら恐ろしくて出来そうにない。そのうちどっか
に行ってくれないかな〜。ワタシはごはんを作る時間も迫って来てたので、とりあえず庭の
水撒きを始めた。

その間にオット母は、後ろの家のオット母よりも年上の奥さんを呼んできたようだ。ちょうど井
戸端会議中だった近所の奥さんが2〜3人見に来ている様子だった。

そのうちさらに騒がしくなったので、ホースを置いて見に行ってみると、頼もしい後ろの家の
奥さんがつまんで用水に流してくれたらしい。。。( ̄。 ̄;)その人、ねずみはダメだけど、ヘビ
は平気なんだって(笑)。よかったよかった。

それにしても、このところ、トッタが裏口から上がり込んだ所にいるのが好きなので、網戸を
開け放っていたけれど、もしかしたら、そこからヘビが家の中に入って来てたかもしれないん
だな〜なんてこと想像すると寒気がする(T△T)ちなみに、ここは住宅地です(^_^;)

その後、オット母宛に5キロの梨が当たったっていうハガキが届いていた事が分かった。
こっちはこっちで、オットが何気にサマージャンボ宝くじを調べたら3千円当たっていた。
あのヘビ様が運んできてくれた幸運だったのかな(^ー^)ヘビ様ありがとう♪

しばらくこれから、車庫を見回すことになりそう。そうそう、うっかり轢いてしまわないように、
出庫するときはよ〜くタイヤの陰を確認しないと。。。



8月28日(火)晴れ

すごいニュースだと思った。長崎から1ヶ月も漂流した末に、銚子で何とか無事保護された
という50才の船長さんの話だ。長崎から銚子!しかも、その間には海上の小さな船の上
でひとりで台風11号にも遭遇しているのだ。

初めの頃は船に積んであった僅かな食料と水で凌いだ。食料はすぐに底を着いたけど魚
を釣って刺身や焼き魚にして食べたと言う。そのうちお水がなくなると、いかに人間の身体
には水が必要なのかが分かったと言う。雨も降ったけど、多く降らないので容器に溜めて
いてもすぐに蒸発してしまい、ついには尿をなめたり、海水を沸かしてやかんの蓋についた
水滴を舐めてすごしたらしい。

それでも、朝になると必ず目が覚めて「あぁ、今日も生きてる」って思ったのだそうだ。
「人間てなかなか死なないものだな。」って飄々と語っていた(笑)。一体全体2週間も飲ま
ず喰わずで人って生きられるものなのだろうか。

もちろん運もあるだろうけど、自分に出来ることは全てして、後はなるようになるだろうって
言う船長さんの元来からののんびりポジティブな考え方が良かったのではないかと言われ
ている。他の人では助からなかったのではないかと。スイカとかメロンが流れて来ないかな
って思ったとも仰っていた(笑)。

助かった今となっては、なんだか物語みたいで笑えてしまう。生命力が強くて魅力的な人
だなって思った。ちなみに独身らしい(笑)。

「唐松岳トレッキング奇行」だらだら書いてます。もう少しお待ち下さい(^ー^)



8月23日(木)晴れ

今日もオットは飲み会でごはんが要らなかったから、お腹もすいてなかったし、ガソリンを入
れるついでに6時半ごろから出かけた。

すると、出かける時はまだ明るかったのに、みるみる暗くなっていってしまった。。。
あ、やっぱりもう夏も終わりなんだな〜ってちょっとさみしくなってしまった(T△T)
そういえば、あんなに涼しげだった風鈴の音もなんだか切なく聴こえるし。今朝だって、便
座が冷たく感じたよなぁ。。。(笑)

それはそうと、ものすごく気持ち悪い虫を見てしまった><
玄関の外側にいて、初めは毛虫だと思って「わっ、やだけどつままなきゃ」って思ってたら、
するするするって、足をめいっぱい使って降りて行って見えなくなってしまった。

「おぉぉぉ〜っ!なんだこりゃ〜〜〜〜!( ̄□ ̄;)!!」(まるぼーの雄叫び)
足があったぞ、足が・・・。それはそれは気味の悪い生き物だった。全体に1cm以上の黒
い毛が生えてて、体長も4cmくらいあって、どう見ても毛虫なんだけどコオロギみたいな
足がついてて、すごくすばしっこいのだ。今まで見たこともなく、それこそ、宮崎駿ワールド
みたいだった。

オットに話すと「それは絶対カマドウマや〜。あれは気持ち悪いぞ〜。」と言う。いかにも、
名前を聞いただけでも気持ち悪い。

それから、ワタシはカマドウマの存在が気になって仕方がない。インターネットで調べてみ
たりもした。確かに足は似ているけれどなんかカラダが違うような気がするのだ。

それに、なぜかその「カマドウマ」って言う名前がなかなか口から正しく出てこない(笑)
ナナカマド?オロカモノ?ナマケモノ?

夜、とったのいる車庫にゴミを捨てに行って、電気を点けた。パッと。
そしたら、エサ入れのまわりにコオロギが5〜6匹もいた。うわ〜秋なんだな〜。アンタ達
が鳴いていたんだね〜って思って、帰宅したオットにも見せた。コオロギがいっぱいだよって。

そしたら、なんとそれはコオロギじゃなくてそのうわさの「カマドウマ」だと言うのだ。
えーー?うそだ。ワタシは今までこれをコオロギだと思っていたんだけどなぁ。。。

そしたら、あの虫は・・・あの奇妙な生き物は一体なんだったんだろう?



8月21日(火)晴れのち雨

どうやら今週末は登山らしい。しかも1泊で。こないだの日曜日に登山グッズもいろいろ買い
揃えてきた。「こうゆう事は準備をしているときが一番楽しいんやから。」とオットは言って、
もう茶の間にはリュックやらフィルムやら雨具やら靴下やら・・・そんなものが並んでいる(笑)。

普通の旅行ならもう何日も前からわくわくして、何を着ていこうか、何を持っていこうかと楽し
く準備もするけれど、登山となるとそうもいかない。荷物は極力減らさないといけないし、服
装も思い悩むこともない(笑)。茶の間に置いてあるリュックはただただワタシに「登れるの?
だいじょうぶなの〜?」とプレッシャーを与えるのだ。

登山・・・って言っていいのかどうか、はばかられるけど(笑)・・・毎年秋には、標高1000m
前後(超えることはごくごく希)の近隣の山をひとつずつ登ってみていてはいるけれど。

もともと父が山が好きだったこともあって、ワタシも好きではある。だけど、何にもしていない
から年々体力は衰えるばかりで、少し登り始めただけでもう心臓がばくばくてしんどい、しん
どい。。。( ̄。 ̄;)

ただ、見晴らしのいい処に立った時の景色や、頂上に着いたときの達成感や爽快感を味わ
いたい為に登るのだ。

行き先は唐松岳。標高はどれくらいあるのかも知らない。いや、知らされていない?(笑)
「なぁん、そんな大したとこやないちゃ。1泊するし物足りんくらいやちゃ。」とオットは言う。

だけど・・・だけどだ。前にもニッコウキスゲを見に行くとか何とか言って、ほんの気楽なハイ
キング気分で行ったら、いきなり急勾配の登山道を登り始めた事もあったのだ(-_-;)

あの時は、その道がいやなら迂回をして、舗装された緩やかな道をぐるっと回って行くことも
出来たのだけど、やっぱり「いばらの道」を選んでしまったのだった。なんだ、結局ワタシも
好きなんだ(笑)。

今から腹筋しても気休めにしかならないよなぁ。。。



8月20日(月)晴れ

最近のトッタとの散歩の時の鼻歌は気が付くと「高校野球の歌」を歌っている。これが正しい
タイトルではないと思うけど、あの♪くぅ〜もぉはぁ湧〜き、ひっかり溢れて〜♪って言う、とっ
ても健康的な、いかにも高校野球に相応しい歌だ。

なんでまた?今はまだ夕方と言ってもお日様が高くて暮れる気配もない青空で、セミがじー
じー暑苦しく鳴いている。そんな景色がこの歌を歌わせるのかな。

そして、散歩の途中に、見事に咲いてる濃いピンク色のサルスベリの木にうっとり見とれる。
こないだなんか、はらはらはら〜と花びらを散らせていて、一瞬桜吹雪かと思ったくらいだ(笑)
サルスベリ吹雪。初めて見た。

台風で一日延期になったようだけど、いよいよ明日は高校野球も決勝戦だ。結婚前、まだ
両親と暮らしていた頃は、親が好きで見ていたこともあって、つられてよく見たけど(おかげ
でいつの間にかルールも覚えた)最近じゃ、ニュースに感心を示す程度であまり見なくなっ
てしまったなぁ。

この高校野球が終わると、いよいよ夏が・・・夏休みが残りわずかだって思ったさみしさを思
い出す。さみしさと、そして宿題をやってない焦りと。ワタシは夏休みの宿題の写生を最終日、
31日の午後から始めた事もあった(笑)。

歌の続きを歌う。気が付くと、初めから同じ処ばかりを何度も歌っていたり、分からないところ
はところどころ飛ばして適当にハミングしたりしながら・・・(笑)。でも、最後は分かる。これだ
けは自信がある。

♪あぁ〜栄冠は君に輝く〜♪なんという気持ちのいい終わり方。
ふむ、やっぱり名曲だ。などと思いながら。。。



8月19日(日)晴れ

こないだ、伯父がワタシのいない間に置いてってくれた大きなスイカを割ってみた。
縦横25×25の立派なスイカ。持ち上げてみるとちゃっぽんちゃっぽん♪って、いかにも水分
たっぷりの音がした。

まぁるいスイカに包丁を入れるのはかなり久しぶりだった。たまたま、冷蔵庫が空いていてよ
かった(笑)。めりっめりっと、外側のしましま模様の皮の割れる音のあとは、さくさくっとみず
みずしい感触。中には筋ひとつない真っ赤な果肉が待っていた。

糖度12.5度ってとこかな(笑)。こないだ食べた13度には僅かに叶わないけど、それより何よ
り感触通りの水分をたっぷりとたたえていて、それはそれは美味しかった♪

スイカは我が家では人気者。高齢になると、自分の喉の乾きにも鈍感になるらしく、93才の
おばあちゃんの水分補給には持ってこい(笑)。初め、その丸いスイカを見たときは、食べき
れるか不安になったけど、アッと言う間に2分の1がなくなった。この分だと心配いらない。

そして今日は、ばんごはんのお供に、昨日久しぶりに会った友達が買ってきてくれたどじょう
の蒲焼きを食べた。これがまた、ちょっと骨ほねっとしてて甘辛くておいし〜のだ(@゜〜゜@)

ワタシは、その友達に出会うまでそれを食べたことがなかった。父は飲んべえでかなりゲテ
モノ好きで、ワタシもその影響でいろんなものを食べて来たけど、なぜかそれを食べた事が
なかったのは、たまたま父の周りになかったからなのだと思う。

どじょう・・・と言えば、やはり父を思い出す。生きたどじょうを買ってきて(死んだ物を買ってき
てもしょうがないけど)よく柳川とかを作ってくれたっけ。

あの味は忘れられない・・・。ごぼうとどじょうの美味しいダシが出ていた。そして、やっぱりど
じょうの骨ほねっとしたカンジ(笑)。

スーパーでどじょうを見かける度に食べたいなぁ〜って、もうヨダレもので思うのだけど、ワタ
シにはまだ生きているどじょうを調理出来ない。父がいなくなった今、ただただ懐かしい味に
なってしまった。

オットよ、いつかどじょうを食べさせておくれ。お願いだ。



8月18日(土)晴れ

ぱきらはほんとに元気だ。確か、朝5時半に起きて朝釣りに行ったはずなのに釣果がなかっ
たからか(笑)、また夕方からいそいそと夜釣りに出かけて行った。ほんとに釣りに行っている
のだろうか(笑)。

おかげで、ワタシはテレビ三昧だ。おとといから3夜連続で入ってるNHKのドラマ「少年達2」。
家庭裁判所の熱血調査官を演じる上川隆也さんがあまりにもはまり役でついつい見入ってし
まった。カレはほんとにいい役者さんだ。山崎努さんもすごいと思った。一見くたびれた、どこ
にでもいそうなオジサンなんだけどなぁ・・・(笑)

次に入る番組も録画の予約をしてあるから、どろどろの汗をさっさとシャワーで流せばばいい
ものを、汗だくついでにアイロンをかけながらついつい見てしまう。今日は昨日までのように
涼しい風が入って来ないからあついあつい。。。だから、早くシャワーに入ればいいのに。

これまたNHK「いのちの言葉」。ワタシも年をとったなぁ(笑)。最近NHKとかBSばかり見て
しまう(笑)。

身体中の筋肉の力が無くなっていくALSと言う難病に冒された人が、脳波によるコミュニケー
ションがとれるようになって、生きる希望を取り戻したというお話。呼吸さえも自力では出来な
くなるから、喉を切開して人工呼吸器を付けるため言葉を発することが出来なくなるのだそう
だ。そして、この病気は例え、病状が進んでも意識は普通の人と変わらないという。

最後に、目の筋肉も動かなくなってしまって、コミュニケーションの手段が断たれてしまってか
ら2年後のこと。ベータ波という、強く念じれば発せられるという脳波をとらえる装置を付けて、
奥さんの話しかけにYESであれば、ピッと機械が反応して、また意思の疎通が出来るように
なったのだ。

言葉は、奥さんがまず「あ・か・さ・た・な・・・」を読み上げて、そのどの列の言葉かにダンナさ
んが反応すれば・・・例えば「か」に反応すれば、「か・き・く・け・こ」とその列の言葉を読み上
げて・・・という風に、五十音の中からひとつひとつ拾うのだ。そうやって、言葉をつないでいく
のだ。

そのコミュニケーションがとれるようになったことによって、どれだけ救われたかしれないのだ
ろうな。奥さんもダンナさんも、子供さん達も。人間はそうゆう生き物なんだなって改めて思った。
「今しあわせです」と仰っていた奥さんはとてもきれいで、介護の疲れなんて感じられなかった。
看護学生さんの前でご夫婦揃って講演されてる時も、ダンナさんは奥さんの言葉にいちいち
反応していた。「しあわせです」と言った時も。

それにしても、ワタシもすっかり涙もろくなってしまったなぁ(;_;)

その後もまだまだ我慢大会の様にシャワーに入らないワタシ(笑)。
今度は新聞をチェックして、BSの浜田省吾を見た。最後から2番目に歌った「君の名・・・」って
いう歌はどえらく切ない歌だったなぁ。。。男心を歌っているのに、ムネがきゅ〜んってなった。

以上、本日はテレビ感想文と言うことで。壁│・m・) プププ
あ、ちゃんとシャワーには入ったからね〜




8月13日(月)晴れ

オットとオット母とで、オットのおじいちゃんのお墓参りに出かけた。車で走って2時間ほどの
ところ。ちょっとしたドライブだ。帰りに海に寄るのでいろいろ車に詰め込んで。途中、オット弟
の家族とコンビニで落ち合って合流することになっていた。

コンビニでガムを買って車に戻るとき、ふと、オット弟の車の中を覗くと数珠がバックから顔を
出していた。???数珠???なんで数珠なんか・・・。

!!しまった〜><またしても、数珠を忘れて来てしまった〜。実は去年も忘れて来てたの
だ。一体全体ワタシの目的は何なのだろう(笑)。

数珠なんてなくてもいいのだ。心なのだ( ̄∀ ̄*)


みんなの後ろにこっそり隠れて、無事お墓参りが済んで海に向かった。予報では、今日まで
はぐずついたお天気のはずが、きれいな夏空が広がっていて、海岸線を走っているだけでも
気持ちよかった。


新しくオープンしたばかりの海水浴場。県外ナンバーの車がやたら多い。いつもの岩場じゃ
ないから、シュノーケリングしてもほとんど何も見えなくて、ただちゃぷちゃぷと水に浸かって
姪っ子と遊んだりした。逆に、作られた砂地で障害物もないから、浮き輪を止めて平泳ぎなん
てことも久しぶりにしてみた(笑)。そしたら、ほんの少し泳いだだけで腕がだるくなった。水
泳始めようかなぁ。二の腕にいいかもしれない(笑)

帰りは、やっぱり新しくオープンしたばかりの温泉にも入れた。外に出たら汗が吹き出しそう
だからあまり長くは浸からなかったけど。

いよいよ、こんどこそほんとの帰路について、ワタシの第2、いや第3の目的、「おらっちゃの
店」( ̄ー+ ̄)ニヤリッ(初めての方は8月4日の日記をお読みください)

だけど、ちょっと心配ではあったのだ。何しろ今はお盆。勝手な想像だけど、あのおばちゃん
達も帰省した子供さん達のお世話で忙しいだろうに・・・。お店、やってるかなぁ・・・。

朝、通りかかった時はおじちゃんが店番しているように見えた。そうか。忙しいおばちゃんの
代わりに「アンタちょっと行ってきてよ」とか何とか言われておじちゃんが来ているのだ(笑)。
おじちゃんでもおばちゃんでも誰でもいい。とにかく、ワタシはあのトマトとなすが食べたいの
だ。焼きなすにするととろりと甘かったなす。みょうが大好きの我が家にとって、あのたっぷり
入って100円のみょうがも魅力的だった。やっててくれるといいけど・・・。

案の定、お店の前に野菜は並んでいなかった。張り紙には、お盆の間は朝市のみで7時半
から9時半までの営業となっていた(T◇T)あうっ

今日の1番の目的といってもいいくらいだった。オットもミョウガを買うのだ、と張り切っていた
のに。今度また来る。絶対に来るとワタシは静かに心に誓った。そしたら、やっぱりあの岩場
の海にも足を伸ばしてしまうのだろうか(笑)。

今夜はみんな我が家にお泊まりで、庭でバーベキューの後花火をした。姪っ子の為だったの
だけど、気が付くとワタシも久しぶりの線香花火にうっとりしていた。

あ・・・そういえば今日は13日。迎え盆だ。よく母が「おしょうらいさんの代わり」と言って溝で
花火を回して「おしょうらい、おしょうらい」って言ってたのを思い出した。

富山ではそうゆう木ぎれ(?)を束ねた物に火を付けて回して、亡くなった方々の霊魂をお迎
えしたり送り出したりするのだそうだ。「ウチはここだよ」って言う道しるべみたいなものなのか
な。ワタシも心の中で「おしょうらい、おしょうらい」って言ってみた。父も母も来てるのかな。
お盆だからって特別じゃなく、ワタシの側にはいつもいてくれてるって思ってるから、なんという
こともないのだけど。

数珠も持たずにお墓参りに行った夜、シャワーに入ると水着の後がくっきり赤くてヒリヒリした。




8月6日(月)晴れ

オットが歯医者に行く為に午後から休暇をとった。歯医者が終わったら「千と千尋の神隠し」
を観に行くと言う。夏休みはいっぱいで、だから土日なんてとんでもないだろうから、平日の
今日しか行く日はないと言う。

それもそうだ。オット言うとおりだし、オットの気が向いたときに行ってしまうに限る(笑)。
だけど、ワタシにとっては「藪から棒」であり「棚からぼた餅」だった。

この映画はどうしてもビデオ化されるまで待てそうになかった。
ー古くからこの国に棲む霊々が病気と傷を癒しに通う温泉町ーなんて、なんて夢のあるおも
しろい発想なのだろう。もう、それだけで観たいという衝動に駆られた(笑)。絶対に観たいの
だ。観なければいけないのだ。ワタシはオットに訴え続けた。テレビで特集があればさりげな
く見せ、CMで入れば「これこれこれこれぇぇぇーーー!」と見せ、もう呪文の様に唱え続けた。

別にひとりで行ってもいいのだけど、どうせなら、分かち合えるひとが隣にいた方がいいに決
まってる。オットがどうしてもいやと言うのなら、他の誰かと行くつもりだった。(「他の誰か」っ
て誰だろう?壁│・m・) プププ)

そして、遂に夢が叶った(笑)。ワタシは週末の海以来いろいろ忙しくてちょっと疲れてはい
た。明日も一日着物を着なければいけない。できれば、今日はゆっくりしていたかった。だけ
ど、そんなことは言ってられないのだ。今日、オットが行くと言ったら行くのだ。

はてして、2時間ちょっとの宮崎駿ワールドはワタシの疲れを十二分に癒してくれた。とにか
く、あの個性豊かな愛すべきキャラクター達がかわいかった。宮崎駿さんの頭の中を一度で
いいから観てみたい。っていうか、あれが、これまでの作品こそがそのものなのか(笑)。
すごいなぁ。。。

笑ったり、ちょっとほろっとなったり。。。最後はもうちょっと引っ張って欲しい気がしないでも
なかったけど、楽しませてもらった(^ー^)

帰り道はオットと”カオナシ”のものまねに忙しかった(笑)。



8月4日(土)晴れときどき曇り

今日は6時半にオットに起こされて、1時間半走って今年初の海へ行った。そこは岩場で海
水浴場ではない。”海の家”もない。着替えは、来るときは水着を下に着てくるけど、帰りは
車の陰に隠れてバスタオルを巻いて、男子と同じ教室で着替える小学生みたいにきょろきょ
ろしながら着替えるのだ(笑)。でも、たいてい車の陰に隠れて道路側からの雲隠れには成
功したように思うけど、後ろは崖下とはいえ、海なのだ。殆どみんな潜ってて貝採りに忙しい
から誰も見ていないとは思うけど(笑)。

砂浜がつながってないから一部がプライベートビーチみたくなってて、そこがまたお気に入り♪
の理由のひとつでもあるのだ。今日は早く来たから誰も先客はいなかった。

一応準備体操をして、日焼け止めを真っ白に塗りたくって(笑)オットはとっとと海へ入って行
った。あいにく空は曇り空。なんだか寒そうで、ワタシはぼんやり汗が出るのを待った。

だけど、汗は出ない。風が吹いているので、待てど暮らせど汗は出ない。
諦めて、足についた砂を落として足ヒレをつけて、シュノーケルを付けていざ。いざ海の中へ。
膝まではぜんぜん平気。腿までもなんとか平気。だけど・・・ここからが問題なのだ。お腹ま
で冷たい海水に浸けるのってワタシにとっては結構たいへんなことなのだ。

オットの黄色いシュノーケルはいつもの少し深いところを漂ったり潜ったりいる。くっそ〜〜

せぇ〜のぉ〜でぇ〜!で、お腹まで浸かる。つ、冷たい><
でも、いつも程じゃないかな。これでようやくワタシも楽しめる( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

砂地のところはキヌバリやフグ、クロダイの稚魚やメジナの団体がいた。砂地から目だけを
出してきょろきょろしてるフグもいた(笑)オットのいる方に行こうかと思ったけど、どうも足の
届かないところには恐くて行けない。だって、もしかしたらあの効果音とともにジョーズが来
るかもしれないし(笑)

念のため。念のため浮き輪を取ってきた。これで怖いモノなしだ(爆)
深いところに近づいてみた。水の色がそこだけ深いエメラルドグリーンをしているからすぐに
分かる。やっぱりコワイ〜。

諦めて、ワタシは浅瀬も浅瀬、小さいおムネがつかえるかつかえないかのところで「しただみ」
って言うオット母の好きな貝を探し始めた。この「何かを採る」ってゆうことをやり出すと止まら
ないモノだ(笑)少しだけオットの気持ちが分かるというものだ。

それに「探す」っていうことはじっと目を凝らしてよく見ることで、探している貝の他にも小さな
かわいいサカナをいっぱい発見した♪中でも、主のいなくなった貝殻の中から顔を出している
サカナはちょーかわいかった。初めて見るサカナだった。発見したときはもう小躍りしたいくら
いで、吹き出しそうになった。ワタシを警戒して、貝の中に引っ込んだり出たりしていた(笑)
あぁ〜!いいカメラがあったらみんなに見せてあげられるのになぁ〜。

それに!なんと!サザエも見つけてしまったのだ!オットは苦労して息を止めて潜って採って
いるっていうのに。こんな浅いところで(爆)たぶん、これはサザエに間違いないはずだ。この
”ふた”には見覚えがある。左手が”しただみ”とサザエでいっぱいになったので砂浜に向かう。
その間にも左手の中で貝がごにょごにょと蠢いているのが分かる。それに少しずつ手のひら
からこぼれ落ちてもいるみたい。まっ、いっか(^ー^)

海の中ではすっごく大きく見えるけど、上がってみるとあらら〜ちいさいものばかり(^_^;)それら
をクーラーボックスの中に入れた。それにしても寒い。相変わらず雲が多くてお日様が隠れて
しまうと寒い寒い〜><海の中の方がよっぽどあったかいから、すぐにまた入りに行った。

浅いところで止まってじぃ〜っとサカナを見てにやにやしてるから、もしかしたら他の人が見た
ら(みんな潜ってるからあまりそんな人はいないけど)一見「死んでるかも」って思われるかと
思って、時々足ヒレを動かしながら(笑)

ようやく上がってきたオットに誇らしげにサザエを見せると「誰か放したんやろな〜」って言った。

オットはちゃんと海パンの紐に結ぶ網を持っている。採ったものを入れておくための網。
ワタシも欲しいなぁ〜(笑)そしたら、いちいち左手をくすぐられながら砂浜に上がってこなくて
もいいのに。

帰りはちょっと気になるお店「おらっちゃの店」とやらに立ち寄った。おばちゃん達が自家製の
野菜とかを持ち寄って売ってるお店。プレハブのお店におそるおそる入ってみると惚れ惚れす
るような真っ赤なトマトが目を引いた。ワタシはトマトには結構うるさいのだ。新鮮だし安い。
即、買い♪決定!他にもぴっかぴかに黒光っている長なすとみょうがを買った。

隣の『みそこんにゃくおでん・コーヒー・かき氷なんでも100円』ってボール紙に書かれた看板
もみょ〜に気になる(笑)珍しくオットの気が向いたのでかき氷を食べることに。ワタシはイチゴ。
オットはメロン。やっぱり小屋みたいな、一応屋根はあるけど開放部分が大きい、ほとんど外
みたいな処で丸椅子に腰掛けて(笑)

かき氷は外で食べるに限る。汗をたらたらかきながら食べるのだ( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
器は発泡スチロールだったけど、なんとも美味しいかき氷だった。メロン味の方があっさりと
美味しかったのがちょっとシャクだけど。

夜は外で七輪でサザエのつぼ焼きやら刺身、焼きばふんウニなど海の幸を堪能した。弱いく
せにきゅっと冷酒なぞを飲みながら( ̄ー ̄)フフ

そうそう、ワタシがひと目惚れしたトマトはやっぱり甘くて美味しかった。こんなトマトを食べると
スーパーのトマトなんて食べられなくなるよ└(´ー`)┘

8月2日(木)晴れ

このくそ暑い中、今日のお茶の稽古は浴衣を着ていった。来週、着物を着てお茶を点てたり
運んだりしなければならないことがあるので、その予行演習のつもりで。帯もいつも本を見て
こんなもんかな?って適当に結んでいる。もちろん、エアコンを付けているけど汗だくになった。
濃い紺の地色に大胆な白い蓮の花と黄緑色の葉色。それに、リバーシブルの帯を赤い方を
表にして締めた。もう、今日の稽古は終わったようなものだ(笑)

今日は母の月の命日なので、仏壇に「どぉ?これでいい?」と見せた(笑)

とっくに化粧もとれたけどリップだけ塗りたくってドロドロの顔で先生んちに行くと、「あらぁ〜
涼しそうな顔してぇ〜」と年輩の方に言われた。おいおい・・・(ーー;) 浴衣が涼しげなのかな。
「上手に結べてるわよ〜」だって(^▽^)vブイ

たかだか浴衣を着るだけで疲れ切ってしまったけど、着物はやっぱりいい。背筋がしゃん♪と
する。そういえば、昨日は富山で花火大会があったのだけど、オットを迎えに行く車の中から
見た、浴衣を着た高校生くらいの若い男の子が、やっぱり後ろに浴衣を着た女の子を乗せて
自転車を走らせてる姿はかわいかったなぁ(*^_^*)

稽古が終わって先生んちを出たワタシは、気が付いたら前をはだけて「大江戸捜査網」のよう
な出で立ちで歩いていた。(爆)

今日のお菓子は、主菓子が、ガリガリの錦玉風の中に小豆がいっぱいのお菓子(よく分から
ない説明)と、干菓子は『米百俵』っていう俵の形をした長岡の落雁風(?)お菓子と、富山銘
菓の『月世界』だった。