No.148

ゼリー遊び

2006.7.31掲載

5月に伯母の家を訪ねた時、昼食後のデザートは豆乳プリンだった。
料理好きの伯母は、もちろんデザートも手作りだ。当時、ようやくお腹の
風邪が治って、いろいろ食べれるようになったばかりだったので、いたく
感動した。

豆乳をゼラチンで固め、ブルーベリージャムをたっぷり乗せただけのシン
プルで簡単なレシピ。それに、ヘルシーなだけじゃなく、ちゃんと栄養も
ある。さすがは伯母ちゃん。いつもいつも、お邪魔する度に収穫がある。

家に帰って早速作ってみた。
寒天はよく使うけど、ゼラチンとなると少し勝手が違うので、ゼラチンは
取り説通りに扱った。やはり、まったりして旨かった。それにしても簡単
だった。こんなに簡単に作れるおやつがあったんだ。

オット母にもお裾分けすると、なんとなんと、オット母は粉ゼラチンを大量
に保有していることが分かった。お茶や汁物など、液体を普通の状態で
摂ることが難しくなったおばあちゃんの為に、業務用のゼラチンを買って
いたのだけど、今は直接胃に栄養を入れているので、もうそれも不要に
なってしまい、困ってっていたのだそうだ。

ゼラチンを買わなくてもいいのをいいことに、それから数日は、豆乳プリン
を作りまくり、オットやオット母に無理やり食べてもらった。寒天と違って
粉ゼラチンは沸騰させなくてもいいし、ポットのお湯で溶かせばよかった
ので手軽だった。それに、コラーゲンも摂れるし。

豆乳プリンは飽きてきたので、今度はコーヒーゼリーや100%のマンゴー
やブルーベリーのジュースなどを買ってはゼリーにして楽しんだ。市販の
ものと違って、甘さを好きに出来るのが何よりだ。

でも、オットは実は寒天派だった。
「この食感があんまり・・・」って言いながら食べるのと、さすがにワタシも
飽きてきたので、ゼリーブームは去ったかに思われた。

だけど、季節は変わり、毎日こう暑くなってくると、やはりヒンヤリしたもの
が恋しくなってきた。ゼリーブームふたたび。

こないだは甘酒を固めてみたら、これが何とも旨かった。
どこかの料理番組で「夏こそ甘酒を」って先生が仰ってたのを思い出した。
どうしても麹は重いので、自然と二層になってるのがまた涼しげでよかった。
初めは「え・・・あまざけぇ?」と難色を示していたオットだけど、食べてみると
「大丈夫・・・うん大丈夫!全然大丈夫!美味しい。」ってなっていった。

その他、レモンを絞ってハチミツで甘味を加えたものや、煮梅ゼリーも美味し
かった。あれもこれも・・・いろいろゼリーにしてみたいものだらけで、考えて
るだけでワクワクしてくる。

もちろん、暑くなると寒天も食べたい。
寒天はツルツルっとあっさりしている。海草だしお腹の掃除にもなる。
実はワタシも寒天派だ。今年は定番の牛乳寒天の他に、”抹茶寒天白玉
あずき抹茶汁粉”(ながっ!)を作ってみよう。

イマイチ背中も完治してなくて、家事が思うように捗らないこの夏は、ぷるる〜
んゼリーとつるる〜ん寒天に現実逃避中。。。





 

独り言 へ 戻る