No.147

にごり酒

2005.12.7掲載

最近のマイブームはにごり酒。
米の味が大好きなワタシにとっては、焼酎よりも日本酒!だ。
お酒の類は好きなのだけど、たくさんは呑めない。たぶん、体質的
には合わないのかな。呑んでると大抵咳が出てくる(苦笑)。だから、
ちびちび・・・ほんとにちびちびと呑んで楽しむ。

ちびちび・・・と味わって呑むのに最高なのはやっぱり日本酒だ。
父譲りなのか、やっぱりお酒が一番好きだ。

最近会った友達に晩酌で何を呑んでるの?って訊くと「にごり酒」
って答えが返って来た。『にごり酒』・・・この、まったりとあまい言
葉の響き。何とも言えない。それは大好きな甘酒を彷彿とさせる。

米好きのワタシは、やっぱり甘酒も好きだったりする。砂糖で甘み
を付けたのではなく、ちゃんと麹の自然な甘みが出ているのが好
きだ。そして、粕汁も好きだ。冬の寒い季節には欠かせない粕汁。
板粕を見るとかぶり付きたくなる。匂いがもう堪らない。

『にごり酒』って言うその言葉を聴いただけで、もうこれだけうっとり
してしまうワタシだった。

呑んでみたい〜。。。

そして、たまたまぱきらと買い物をしていた時に、白川郷のにごり酒
を見つけてしまった。すっごい濁ってる〜!どろどろだ〜!にごり
酒って言っても、もっと薄いのを思い描いていたので、このどろどろ
具合は相当そそられた。しかも、「今年の新酒出来ました!」なんて
赤いラベルが貼ってあった。買いたい〜!

でも、ちょっと瓶が大きかった。もしも、もしも美味しくなかったらどう
しよう。。。ただのお酒だったら、最悪料理に使ってもいいのだけど。
それに、先月買ったボジョレーの赤ワインが、まだ手付かずのままだ
った。今年は、解禁の少し前のぱきらの誕生日に、地元産の新酒の
ワインを買ってみたからだった。

でも、呑んでみたい〜。
棚の前から動けなくなり、ぱきらに訴えると、やっぱり「大きいし、今
あるのを呑んでから」って、もっともな意見が返って来た。

一旦諦めて他のものを選んでたときに、すぐ目の前に、小さな手ごろ
な大きさの瓶に入ったにごり酒をぱきらが見つけた。これこれこれ!
この大きさだったら買えるよね!買おう!買おう♪って満場一致で
瓶を手に取った。

でも、ぱきらが成分を見てみたら、なぜか酸味料とかが入っていた。
酸味料?そんなもんをなんでわざわざ入れるわけ?途端にキレて
瓶を元に戻した。さっきのはどうだったっけ?

さっきのにごり酒のところへ先に行ったのは、ぱきらだった。
素早かった(笑)。こっちは米と米麹だけだった。ふむ、やっぱ買おう!

かくして、我が家ににごり酒がやってきた。
米の味が旨い。それはそれは旨いにごり酒だった。
まったりほっこりさせてもらっている。
ぱきらが呑み会の時だって、手酌でまったり和んでいる。

父ちゃん、やっぱりまるぼーもお酒が好きだよ。
なんて心の中でつぶやきながら。。。

こないだ2本目を買って来た。

ぱきらが単身赴任の間に、酒豪になってもワタシは知らない( ̄v ̄*)



 

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