No.089

念願の水晶岳へ(黒岳)2986m

2011.08.18掲載

 
 
 深田久弥さんの選んだ日本百名山の内、富山県には9つが位置する。

 日本の百名山全てに登ってみたいが
 軟弱な私には出来そうもない。とりあえず富山に位置する9つのを登り終えたい。

 2年前に水晶小屋まで行きながら強風で断念していた水晶岳を計画することにした。
 仕事上、あまり無謀な休暇も取れないので、実家の墓参りとなんとか混んでいなさそうな平日を狙い日をセッテイング。
 同行者はまるぼー。行程はまるぼーの足で可能な範囲に合わせた。

 【1日目】

 
 初日は、途中少し雨にあって雨合羽を2回ほど着たときもあったが
 夕方鏡平小屋のテラスで雲が赤くなった。
 槍ガ岳の姿は見れなかったが、明日の天気は良くなる感じだ。

 【2日目】

 
 夜中2時半過ぎ、天気が気になって外へ出て見ると満天の空だった。
 星の撮影を1時間30分ほどした。この写真は3時45分

 
 星撮影で眠かったが、朝の鏡池に映る槍ヶ岳や穂高も撮る。
 写真撮りにとっては至福の時間。
 
 
 鏡平小屋を出発、とてもよい天気。
 小屋は食事も、部屋もきれいだった。
 なんとか1人に布団1枚スペースがあたった。

 
 雲をまとった槍ガ岳と西鎌尾根。

 
 チングルマと鷲羽岳、水晶岳。贅沢な光景。

 
 三俣蓮華岳の三角点。なんで三つあるの?
 鷲羽岳とワリモ岳が見える。水晶は雲隠れ中。

 
 三俣山荘前から見た槍ガ岳。赤く染まりドラマチック。

 
 月も出てきて、さらにドラマチック。
 槍ガ岳後ろの雲には雷の稲妻が見えていて花火大会のようであった。

 【3日目】

 
 雷鳥の親子mの散歩。水晶小屋へ行く途中にて。
 今回の山行では、雷鳥を5回も見ることができました。
 
 
 
 水晶岳より見る黒部ダム方向。

 
 生けたように水晶の岩に咲いている。

 
 黒部川水源の地

 【4日目】
 
 
 何時も癒してくれるチングルマ  

 
 双六〜鏡平間にて見たクマ君の○○コ。

 
 夕方、ガスが撮れてきたので山小屋での楽しい会話をやめて
 撮影に。鏡池に映っているのは月です。
 この写真は第35回大津市写真展覧会にて入選。
 ダブルクリックで、大きな写真にリンクします。

 【5日目】

 
 最終日は、とてもよい天気。ちと晴れ過ぎ。

 
 ワサビ平小屋では、スイカ1/8カット500円なりとそうめん700円を頂いた。
 山で食べるとすべてが美味い。
 

 【行程】 →車  ***乗物   〜歩き



 
2011年

 8月 8日(月) 晴れ 

 自宅6:1008:20新穂高登山者用無料駐車場8:45〜10:30ワサビ小屋10:45〜12:30秩父沢12:55〜13:55イタドリヶ原〜14:45シシウドヶ原15:00〜15:55鏡池〜16:00鏡平小屋

 8月 9日(火) 晴れ

 鏡平小屋06:50〜08:00弓張乗越8:25〜9:55双六小屋10:50〜12:15双六岳12:40〜13:10〜13:10巻道分岐〜14:30三俣蓮華岳山頂14:50〜16:00頃?三俣山荘

 8月10日(水) 晴れ

 三俣山荘6:25〜7:45鷲羽岳8:05〜9:00ワリモ岳〜9:20分岐〜10:10水晶小屋10:30〜11:20水晶岳山頂12:10〜12:50水晶小屋13:10〜14:05岩苔乗越14:10〜15:30黒部川源流碑〜16:20三俣山荘小屋
                                                                (まるぼー転ぶ)(まるぼー応急処置)                      (まるぼー診療所にて4針)

 8月11日(木) 曇り 

 三俣山荘6:35〜7:35巻道への分岐〜9:55分岐〜10:15双六小屋11:30〜13:05弓張乗越13:15〜鏡平小屋
                                  (ラーメン)

 8月12(金) 快晴 

 鏡平小屋6:15〜鏡池6:35〜7:25シシウドヶ原〜8:00イタドリヶ原〜8:50秩父沢9:05〜10:20ワサビ小屋10:55〜12:00新穂高〜駐車場→ホテルニューホタカ16:30頃自宅
                                                    (スイカ500円、ソーメン700円)            (温泉500円)

 【感想】 
 
 水晶岳に恵まれた条件で行けてとてもよかった。

 天候や写真の条件にも恵まれ、また山小屋で出合った音楽家のご夫婦、100名山狙い中のお姉さん、ドクターファミリー、山口県の男性たちとの
 会話もとても印象に残る楽しい山行であった。

 詳細はいつの日か、まるぼーがトレッキング奇行を書いてくれるであろう。

 まるぼーの膝下のケガの応急処置をしていただいた水晶小屋さん、そして三俣山荘の診療所のドクターや看護士さんにとても感謝。
 感謝しきれません。

  <<今回の教訓など>>

  ・まるぼーの要求で、行動食をたくさんもっていったがたくさん余ってしまった。
   次回からはもう少し荷物の軽量化を考えよう。

  ・10年もののトレッキングシューズ、山行途中でソールの剥離と靴紐の止具が1箇所脱落していた。
   ケチらず更新が必要ですね。


 
 ・ハイキング保険には入っていましたが、山行にはやはり保険は大切ですね。  

  ・三俣山荘でモンベルカード割引がありました。



 
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ひとりごと