No.075

五色ガ原

2007.08.11掲載

 
 夏山は短い。
 高山植物が真っ盛りのシーズンに山へ行ったことは少なく、花畑をじっくり楽しみたいと思っていた。
 できれば2〜3泊して縦走したいが、休みがとれない。花の百名山である五色ガ原1泊を計画。

 週間天気予報では、曇り、雨マークがついていた。出発前日の晩の天気予報でも雨マークはとれたが
 曇りの予想。やはり、山は晴れが良いに決まっている。
 天気図をみるからには、晴れそうだし、晴れ男でもあるのでとりあえず準備して寝た。
 翌朝、薄曇りであったが、天気予報には翌日晴れマークが出ていた。
 これで、出発は決定。

 今回は、まるぼーと二人でテント泊だ。荷物は重いがテント泊は混んだ部屋で寝なくても
 良いメリットがある。

 
 コバイケソウ(小梅尅吹jと雄山

 
 室堂を出発し、室堂山へ


 
 タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈葉母子)

 
 
 浄土山頂上付近で見た雷鳥のオス君
 
雷鳥を見ると山行の楽しさが一気に倍増します。
 写真はトリミングしています。4mは離れていたかな

 
 獅子岳(標高2714m)

 
 雷鳥の親子
 聴きなれない声がしたと思っていたら、雷鳥の親子が居ました。
 子は3羽いました。雷鳥の子は初めて見ました。
 とってもかわいいですね。
 
数メートル離れていたのでトリミングしています。

 

 何て花?

 
 コバイケイソウ群落と黒部湖
 


 
 ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
 淡いピンクがとっても綺麗です。いつもアリがいます。
 蜜がおいしいのでしょうね。

 
 チングルマの群落(五色ガ原ヒュッテの近く)

 
 
 ハクサンコザクラ(白山小桜)の群落

 
 ハクサンコザクラ(白山小桜)
 
 
 テント場の近くで晴れてきました。
 晩ご飯は、「ぶたしゃぶ」をおいしくいただきました。
 

 


 【2日目】

 
 鳶山(2616m)から見た五色ガ原
 
 ぱきらだけ、早起きして鳶山へ やはり早起きは3文の徳があります。

 
 鳶山から見た薬師岳(右上)

 
 テン場
 快適なテン場でした。

 
 テン場を出発

 
 平ノ渡し

 
 沢超えのハシゴ
 きちっと整備されていました。
 

 
 沢にかかる橋
 まるぼー、あいかわらずびびっています。
 このあと、雨が降ってきました。

 
 黒部平〜大観峰からのロープウェイより

 
 

 【行程】

 2007年8月5日(日)〜8月6日(月)  
→車  ***乗物   〜歩き

 
 【1日目】

 自宅6:50→7:50立山駅8:20***8:35美女平***9:20室堂9:35〜10:20浄土山登山口10:40

 〜11:15浄土山北峰〜11:55浄土山〜14:30獅子岳〜16:00ザラ峠〜16:40五色ガ原ヒュッテ

 〜17:00五色ガ原山荘〜17:30テント場



 【2日目】

 テント3:20〜3:40山荘前〜4:15鳶山5:15〜5:40山荘前〜6:05テント場7:42〜9:35刈安峠〜

 11:00平乃小屋11:35〜16:36黒部湖17:00***17:35室堂発***立山駅→自宅 
 

 【感想】 
 
 真っ盛りの高山植物、雷鳥の子供、ガスあり、晴天あり、強風あり、夕立ちあり
 で、1泊であったがとても満足感がありました。

 しかし、なんといっても、平ノ小屋から黒部湖の道のりが長かった。
 コースタイムは3時間25分であったが、5時間もかかり、最終のロープウエイに
 乗れないかと大変焦り、最後は、まるぼーのストックをとりあげていた。

 <<今回の教訓など>>
 ◆まるぼーの足が思ったより遅く、最終に乗れないのでないかと焦ってしまった。
   余裕を持った行程が大切です。

 ◆ガスストーブが途中で点火しなくなった、ライターはやはり必需品でした。

 ◆マットは、まるぼー用しか持っていかなかったのですが、やはり体が痛かったです。
   マットはあったほうが良いです。  

 五色ガ原への地図へ

ひとりごと