10月2日(土)
まるぼーと恒例の秋山へ。
まだ、登ったことがない前穂高と奥穂高へトライ。
天気予報は、微妙で雨マークも少し入っていたが、天気図から判断すると大きく崩れることはないだろうと予測。
とりあえず、上高地まで行って判断、その後は無理しないで帰ってこようと思っていた。
1日目は、上高地に入って岳沢ヒュッテに入るだけであり、自宅は6時50分に出発。
富山は、曇り空だったが、平湯付近では薄日も射すようになっていた。
さすが、晴れ男だわいと自分で納得。
河童橋に到着し、穂高方面も見ると、岳沢ヒュッテや前穂高が見える。
天候が悪いようだと帰ることも考えていたのでラッキーだ。
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河童橋より
しかし、岳沢ヒュッテに着き、おにぎりを頬張った途端、雨が降ってきた。
すぐに、チェックインしヒュッテの食堂で食べることになった。
その後は、雨で散歩もできないので、食堂で山の本を読んだり、ベランダの下でお湯を沸かし、お茶を飲んだりと
いつもよりさらにゆったりと過ごした。
部屋は、まあまあの入りで、6畳よりちょっと狭い部屋に7人だった。
ちょっと窮屈であったが、山小屋では良いほうだろう。
夕食に飲んだワンカップが利いて、消灯の21時前に寝れたが、目が覚め時計を見るとまだ23時30分だった。
これが、3時ぐらいなら熟睡だったのだが、その後は余り良く眠れなかった。
10月3日(日)
翌朝は、5時30分より朝食を食べ、いつものようにゆっくり出発。雨は降っていない。
下を見ると雲海が広がっている。
しかし、いきなり登山口も間違え15分ロス。ちょうど体があったまったが、まるぼーに白い目で見られる。
雲海や、きれいな紅葉を見ながらどんどん登っていく。
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雲海と紅葉(焼岳が見える)
下の写真を撮り、きらいな紅葉だな〜。晴れればな〜。と思っていると緑の木の下にカモシカを発見。
まるぼーは初めて見たらしい。(この小さい写真では見えないけど!)
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カモシカがいたところ
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岳沢パノラマ
紀美子平に到着し、とりあえず前穂高へトライ。ここでちょっと判断を誤る。
雨が降ってくるとまずいと思い、置いていくリュックにはカバーを掛けていたものの
登りは暑いと思いカッパも着ずに前穂へ登っていったしまった。しかし、途中に雨が降ってきてしまった。
リュックの中にフリースと着替えのシャツもあると思い濡れてもしかたがないと本人はあきらめていたのだが
まるぼーは、濡れて可愛そうと思っていたそうだ。いらぬ心配を掛けてしまって、ぱきらはあとで反省。
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前穂高岳
割と暖かい日で、寒くはなかった。雨で濡れた岩をゆっくり下りてきたので、紀美子平に着いたのは12時前だった。
雨が降っていて、宿で作ってもらった弁当を食べることもできなので、ビスケットなどをほおばる。
雨は強くなってきていて、奥穂はまったく見えなくなっていた。一旦、奥穂へ向けて歩きだしたが、
奥穂からの眺望が期待できないこと、雷の心配、まるぼーの元気さ・滑落の恐れなど勘案して、諦めて引き返すことにした。
せっかくきたので、奥穂へ登りたかったが、また来たらいいわと、なんども言い聞かせながら、ゆっくり下山した。
時間を見て、岳沢に泊まるか上高地まで下りるか考えていたが、途中あった年配のご夫婦が上高地まで下りられると
言われたので、下りることに決定、前に一度泊まったことのある宿へ岳沢パノラマあたりから電話した。
(上高地から前穂高の間は、携帯電話がばっちり通じた)
岳沢ヒュッテに到着し、食べることができなかった昼食を食べ、上高地まで下山となった。
上高地の宿では、ゆったり温泉に入り、食事をしてたっぷり休養することができた。
10月4日(月)
翌日は、いつも通過していた明神池まで散策。途中みた、六百山は絵になった。
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梓川に映る六百山
−感想−
奥穂に行けなくて寂しかったが、また近いうちにトライしよう。
行程
10月2日(土)
自宅6:50→9:00平湯9:20→9:40上高地→10:20登山口10:20→12:35岳沢ヒュッテ(泊)
10月3日(日)
岳沢ヒュッテ6:20→(登口間違え15分ロス)→7:55カモシカの立場→9:35雷鳥の広場→10:00紀美子平→11:00前穂→紀美子平12:00→
14:40岳沢ヒュッテ15:10→17:00登山口→上高地温泉ホテル(泊)
10月4日(月)
上高地温泉ホテル→明神池までの散策→上高地バスターミナル14:10→自宅
<<今回の教訓など>>
◆雨だと弁当を食べる場所がないので頼んでも無駄だった。
◆雨が降りそうな場合は短時間の間でも迷わずカッパを持っていこう。
◆ザックカバーだけでは、ザックの中が少し濡れたのでパッキングの工夫要。
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