No.053

剱岳

2004.08.29 掲載剱

 富山のシンボル剱岳。
 まだまだ、初心者なので2〜3年先に登ろうと思っていたが、晴れた日の剱を日々見上げてると登りたくてしょうがなくなってきた。
 まるぼーは怖がりなので、まだ登れる山ではないだろう。
 一緒に登るメンバーを探していたが、鍬崎山へ一緒に登ったSさんを誘い、剱岳登山が実現することとなった。

 山登りの本を見ると、カニの縦這いやら横這いなどと結構怖そうな感じで書いてあり、自分で登れるか少しの不安はあった。

 出発前日の天気予報では、山の天気は良くなさそうであったが、朝起きてみるとそうでもなさそうであった。
 
 室堂を出発し、雷鳥沢経由で雷鳥坂を登り始める。最初の30分は心臓も足もしんどかったが、そのうち調子が出てきて

 軽快な足どりになった。剱御前小舎へ到着すると剱岳がどっしり構えていた。2年前に剱御前小舎へ泊まった時はガスっていたので
 剱は見えなかったのだ。
 
       
剱御前舎屋から見た剱岳 

 剱御前小舎で、軽くおにぎり1個を食べ剣山荘を目指す。

     
           
何て花かな?

 宿へ到着。明日の天気が悪いようであれば、本日中の剱往復も考えていたが、雨の心配はなさそうだったのでゆっくりすることにした。
 宿の受付けを済まし、生ビールを注文。なんとおいしいのだろう、アルコールは弱いぶるいだが、ここ数年で一番おいしいビール
 となった。その後、Sさんご持参の豚しゃぶしゃぶをいただく。追加のアルコールですっかりできあがってしまった。
 
 その後、部屋で気を失っていて16時10分に。風呂へ入れる時間となり山小屋での風呂初経験をした。これまた気持ちよ〜い。

 風呂上りは、カメラをもって散歩。沢渡からきたという2人と会話。穂高に結構登っているらしくうらやましい...

 晩ご飯は、昼の宴の分、お腹がすいていなかったがすべて食べ、超満腹となった。

 昨晩は相変わらず、良く眠れなかったが
 翌朝、6時過ぎに出発、一服剱へ到着すると前に大きな山が見える。これが剱と思ったが、前剱であることが判明。
 前剱へいくと今度は本物の剱岳が。なんと大きく、急な山であろう。 人も凄く小さく見えて、どこからどう登れるか検討がつかなかった。
 近づくと、縦バイへ人がとりついていた。しかし、鎖場は得意のぱきらは、簡単に登ることができた。
 その後も急な岩場を登っていき、無事山頂に到着。あいにくガスっていたが、コーヒーを作り終わったころに晴れ間が出てきたので、
 コーヒーが冷めるよ〜と気にしながら、チャンスを逃さないように写真を何枚も撮る。
 
        
剱岳頂上から見た八峰

 頂上で1時間休憩後、下山開始。
 横這いも、なんなく通過。しかし結構な岩場が多いので、転んだりすると転落を免れない場所がたくさんであり、
 気を抜けるところはほとんどなかった。
     
       
  前剱から見た剱岳



 剣山荘へ到着。またもや生ビールをおいしくいただいた。
 カップヌードル他を食べて、出発。ビールがきいて30分はしんどかった。
 剱御前小舎を越え、雷鳥坂の途中で強めの雨が降ってきたが、雷鳥沢を過ぎるころには雨も止んでしまった。
 室堂へ着くと、まるぼーへの土産を素早く買ってバスに飛び乗った。

 −感想−

 剱は、大きくて、格好がよくて、登りがいのある素敵な山であった。
 ちょくちょくいける山でもないが、また是非登りたい。

 行程

 8月27日(金)
 自宅6:15→S邸6:30→立山駅8:00→9:10室堂9:10→11:15剱御前小舎11:30→12:45剣山荘(泊)

 8月28日(土)
 剣山荘6:10→6:35一服剱→7:25前剱→9:13剱岳10:10→12:00一服剱→12:25剣山荘13:25→14:30剱御前舎屋14:35→16:30室堂→19:15自宅
 

 <<今回の教訓など>>
 ◆まるぼーと来る場合は、2泊必要かな!
  

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ひとりごと