No.049

鍬崎山(標高2089.7m)

2004.06.20 掲載


 
今年2回目の山。家の窓からも拝めて、富山城主の佐々成正が軍用金を埋めたと言われている山である。

 山小屋などなく、日帰りで帰ってこなくてならず、足の遅い人と一緒では、ちょっときつい山。

 かと言って一人で行くのも、ちょっと不安な山である。

 会社で、山好きの人Sさんを誘って、今回の山行が実現した。

 ゴンドラ駅に7時50分到着。ゴンドラ始発の8時30分までちょっと、時間あり。

 キップ売場から、ぼぉっと外を見ていたら、なにかが通り過ぎていった。

 「犬にしては、大きいな〜」と、外へ出て見るとかもしかのようだ。

 そうしていると、目の前にもう一匹出現。しばらく目を合わせると、アスファルトの上をパッカ、パッカとひずめを鳴らして駆けて行った。

 ゴンドラ駅で、登山計画書を出して出発。天気は曇りベースで、雨は降らなさそうな感じ。

 ゴンドラ頂上駅についてすぐに歩きだす。足に自信があるわけでないので、なるべく止まらず距離をかせぐ作戦だ。

 歩き出してまもなく、マムシさんを2匹見た。きっと、道の上で寝ていたのだろうけど、本日初めての人間を見て目を覚ましたのだろう。

 集発後、瀬戸蔵山へ30分で到着、水分補給。大品山でも水分補給。今日は、結構暑い。水を多目に持ってきて正解だ。

 その後も30分ごとに、水分補給の休憩のみ取り採り登っていく。

 独標の手前で、同じくらいの歳の男性と遭う。ゴンドラは、私たちが一番乗りだったはずだし?

 「早いですね」って訪ねると、7時頃、栗巣野からの道で登ってこられとのこと。「鍬崎山までですか」と訪ねると

 今日は、バテタから独標までで帰ろうかなとのこと。

 その後、独標で再びあうと、水もないので帰りますとこことだった。水は、分けてあげるほども、持っていなかったので...

 結構、キツイ山であったが、12時ジャストに山頂へ到着。

 
 鍬崎山頂上から薬師岳方面を見る。残念ながら薬師は、雲の間からほんのちょっと覗けた程度。 

 
 
稜線を境としたガス。

 昼食時間、30分しか見ていなかったけど、予定より早く着いたので、カップヌードル、焼おにぎり、ススタケ、コーヒーなどをいただき

 写真を撮ったりとあっと言う間の1時間20分の大休憩となった。 結局、頂上にいる間は、2人専用スペースであった。

 下山開始。下りは苦手のぱきらなので、行きと交代し、Sさんに先頭を言ってもらう。

 いつも、下りでは、膝裏の筋が痛くなるのだ。今日も、何回か痛くなったが、そのうち治ってしまい、ほぼ快調の下山路となった。

 途中、男女ペア2名と会う。本日の頂上を踏む人は、私たちを含めて4人だけのようだ。

 Sさんペースで下り、途中2回ほど水分補給のみして、瀬戸蔵山で15分の休憩。足は、結構疲れがきている。 

 
 
瀬戸蔵山から見た鍬崎山。この頃になると良い天気に!

 
 
ゴンドラ頂上駅から見た、鍬崎山。

 −感想−

結構、ハードやったな〜。頂上から薬師岳を見ることができなくて少し残念。
でも、念願の鍬崎山に登れて満足。またトライできる日があるかな?
飲み水は、1.5リットル消費。暑い日でした。

6月19日行程
自宅6:37→6:55S邸→7:50ゴンドラ着8:25発→8:35ゴンドラ山頂駅着→9:10瀬戸蔵山→9:30大品山→

10:50独標11:00→12:00鍬崎山13:20→大品山14:50→15:20瀬戸蔵山15:35→15:55ゴンドラ山頂駅16:10→16:20ゴンドラ下部駅→温泉→S邸→18:30

<<今回の教訓など>>
◆ポッケに入れた、帽子を落としてしまった。 → 偶然にも、次の日に鍬崎山に登ったまるぼーの知り合いの方がこの帽子を拾って届けていただきました。
                              奇跡のような話です。 7/14 ぱきらの手元に!感謝感謝。

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 先週(2004.06.13)美女平より見た鍬崎山

ひとりごと