No.041

西穂高トレッキング

2003. 8.11掲載


夏山シーズン到来!

出発
今年は、夏休みをとって槍ヶ岳に行こうと決めていたのだけど、
天気予報が下り坂で、台風10号も来ていて、前線の端も北陸地方にかかっていたので、
予定は、1泊で2日西穂高岳と決めた。
しかし、雷も予想されていて、明日(8月6日)の出発は、半分あきらめで
準備らしい準備もせず、朝一番の天気図を見て決めることにした。
4時に起きて、天気図をチェックするつもりだったが、どうせ天気が悪いだろうと思い
目覚ましを止めて寝てしまった。目が覚めたのは、8時。なんやら外は晴れ模様。
天気図を、気象台のHPで見るとなんと、前線が東の方向へ移動しているではないか。
最近の天気予報は、当たらんわい!
ここで、出発を決定。まるぼーも行く気がなかったのか準備はしていなかったが
準備を開始。結局、家を出たのが11時前であった。

駐車場
新穂高は、昔、スキー(もうスキー場は、ないらしい)で良く来たのだけど
第1ロープウェイに行くと駐車料金がメチャ高い。一泊二日となると
駐車料金も馬鹿にならないので、無料のところを探すことにした。
バスの駐車場のおじさんに聞いたが通りすぎたところで、
第二ロープウェイ「P」の看板を発見。
昔は、第二ロープウェイの駐車場なんかなかったと思っていたが、
ロープウェイも2階建に変ったらしいので、駐車場もできたのかな?
と思い行ってみることに。
結果して、第二ロープウェイ乗り場には、たくさん駐車場があった。
料金も1日500円と安い。駐車場は、まだ工事中のところもあったけど
来年には、立派になりそうな勢いで工事をしていた。

ロープウェイ
第二ロープウェイの料金は、往復で2700円
第1ロープウェイからでも、プラス100円だけだ。
あとは、荷物の重量を量られ8Kg以上だったので200円追加。

西穂山荘へ
途中、少し雨も落ちてきたが、カッパは着なくても良かった。

西穂山荘
今日は、空いているらしく1人に布団1枚のスペース。
部屋は、きれいで布団も清潔な感じがした。
先に入っていた人も、民宿みたいと言っていた。
山小屋では、することもなく、
山の本を読んだり、オセロをしたりと贅沢な時間を過ごす。
夕食は、普通だった。
夕食後も本を読んでいた。そのうち部屋の人との会話もありとなってきた。
今回の部屋の住民は、
京都の3人組と千葉のファミリー4人と私たち2人の9人だった。
会話は、モンベル儲けすぎとか
山登りが初めてだとか、
明日の予定とか...

天気
山荘についてから、ずっと、ガスが出ていて、明日の天気が気になる。
9時に消灯になるが、あまり寝付けない。
途中2時30頃、窓から覗いてみると、雲があるものの月と星が結構見えた。
明日は、期待できるかもと思いながら再び横になる。
朝食が5時30分なので、4時40分に目覚ましをかけていたが、4時過ぎには目が覚め
天気をみたが、結構ガスっていてガッカリ。
でも、朝焼けらしいものはチョッピリ見れた。

朝焼け

出発
食事を済まし、6時10分に出発。
団体さんに先に行かれてゆっくりペースとなったが、
6月に登った焼岳が、見えた。

少しの時間だけ見えた焼岳。

独標
独標近くでは、雷鳥の鳴き声を聴けたが、姿は確認できず。
1時間ほどで、独標に到着。
先に出発していた、京都の3人組もいた。
ここからは、少し危ないコースとなる。
視界も効かないので、3人組は、戻るようだった。
他の人も戻る組が結構いた。

西穂高へ
独標で、休憩すると動きたくなくなるので、早々に西穂高へ向け出発。
確かに、独標までと違いスリリングな感じだ。
まるぼーは、少々びびっているようだが、
まるぼーのリュックは、宿においてきたのでなんとか着いてくるだろう。
今日は、ガスっているので、下への視界も効かず、高度感は少ない。
まるぼーは、びびったことを言いながらも、西穂高岳に到着。
残念ながらガス模様で、ほとんど何も見えない。
晴れ間を待ち、おにぎりを食べたり、お菓子を食べたり1時間30分ほど頂上
にいるが、結局晴れ間なし。

バックが真っ白。

ピラミッドピーク
ほんの少し、晴れ間が見え、西穂高頂上も少し見えた。

奥が、西穂。


花ばたけ


ヨシバシオガマ?


トウヤクリンドウ




つかの間の晴れ間


イワヒバリ(望遠レンズにて)

再び西穂山荘へ
西穂山荘へ到着し、食事の準備をしようとしたら、大雨が降ってきた。
うまく、ここまで雨にあわなかったもんだ。
山荘の人に聞くと、2〜30分で止むとのこと。
山荘の中で、おにぎり、カップヌードルで食事、コーヒータイム。

下山
雨も止み、下山開始。
ぱきらは、膝裏の筋が痛くなってきたが、ゆっくり降りた。
7割くらい下ったところで、とうとう雨が落ちてきた。
今回の初カッパだ。そのうち、とても雷とともに強い雨が降ってきて
登山道は水が流れ川状態になっていた。

気持ち良いくらいの強い雨だったが、ロープウエイの途中からは、晴れていた。


クルマユリ

帰宅
もう、一泊くらいどこかでしていこうかと思ったが、
明日の天気も読めないので帰ることにした。


<<行程など>>

行った日は、2003年8月6日(水)〜7日(木)

天候:曇りベース

行程
富山11:00前→(昼食)ロープウェイ13:50〜14:50西穂山荘

6:10西穂山荘〜7:00独標〜9:00西穂高10:30〜11:30ピラミッドピーク12:00〜独標12:30〜13:30西穂山荘14:00〜ロープウェイ16:00→20:00富山

→車  ***乗物   〜歩き

<<今回の教訓など>>
なし

西穂高の地図

ひとりごと