キスの投げ釣り用天秤(錘)

キスの投げ釣りは、仕掛けをキャストした後低速でサビキながら釣るのが一般的だが、最近はPEのラインを使用するようになってきているため、ナイロンを使用していた時代と違いアタリは敏感にキャッチできるようになっています。
また、キスのアタリをより敏感に捉えて釣ることはキス釣りの醍醐味といえます。


キスの投げ釣りは一般的に天秤を使用しますが、天秤の種類によって感度がだいぶ違ってくると考えられます。
また、天秤は一般的なL型天秤の他に、L型の遊動式天秤やラムダ型天秤、或いはジェット天秤等がありますが、ベテランの投げ釣師はオリジナルの天秤を自作している人が多いようです。遠投性能と感度を併せ持ったものは中々難しいようです。


私の場合、高級な並継竿ではなく振出竿のため、あまりロングキャストには拘らずに、キスのアタリを敏感に捉えることに気を使っています。その為、一般的なL型天秤よりも、遊動式の天秤を使うことが多く、最近は市販の天秤をラムダ型の遊動式に改良して使っています。

従来使用していた天秤 今年(2014年)から使用
一般的なL型天秤 L型天秤の遊動式 ラムダ型の遊動式
ステンレス棒の太さが細いものだと、アタリがあっても撓んでアタリが吸収されてしまう。 以前良く使用していたが、感度がいまひとつでした。 遠投性能はあまり考慮していませんが、錘25号程度で5色(約125m)位飛びます。感度は良好です。

今年から使用しているラムダ型の遊動式天秤。百均で購入した天秤を改良したもの。仕掛けを通す方のステンレス棒の太さは細いもの(φ0.8)を使用。因みに最初から錘についているステンレス棒はかなり太目のもの。


今年(2014年)は、東伊豆方面でこの天秤が大活躍しました。