今シーズン初のキス釣り

2019年7月13日(土)@7:00〜9:00、A10:00〜11:00
場所:@八貫山下、A荒久海岸
天気:曇り
潮:若潮

このところ晴れの日が少なく、週末は決まって雨になるといった状況が続いていて、中々釣りに行けるチャンスがなかった。しかし、この三連休の初日は、曇りだが雨は降らないとの予報だったため、久し振りにキスの投げ釣りに出掛けることにした。


今日は、小田原の荒久海岸で投げる予定で出かけたが、6時半頃に小田原漁港に到着してみると、駐車場は既に満車になっていて車を停めることが出来なかった。
この時間なら、いつもはガラガラに空いているのに、本日は運悪く朝市が開かれるようで、朝早くから一般の車よりも業者の車で一杯だった。

■八貫山下


小田原の海岸は付近に駐車できるところがないので、いつもは、この小田原漁港の駐車場に停めて釣り場まで歩くことにしている。
しかし、今日は駐車できないので、昨年クサフグの大量発生で釣りにならなかった八貫山下へ向かうことにした。


7時前に八貫山下に到着。
波は穏やかで、風もなく、潮色も悪くない。釣れそうな雰囲気が漂っている。
あとは、フグさえ居なければ・・・



一投目、4色飛ばしてゆっくりサビきながら3色を半分過ぎたところで、”ブルブルッ”とキス独特の小気味よいアタリ。力糸を含めて約70m程の距離だ。
追い食いを期待して、ハンドル1回転程ゆっくり巻いてみると、また、”ブルブルッ”。2度目のアタリだ。
ここで、回収してみると、予想通りダブルでキスが釣れてきた。


”1投目から本命が釣れるとは。しかも、ダブル! 今日はいけるかな。”
取りあえず、写真を撮って、2投目。これも、直ぐにアタリ。しかし、釣れてきたのはササノハベラだった。
今度は、投げる方向を変えて3投目。またもや直ぐにアタリ、今度はかなりいい引きだったが釣れてきたのは、大き目のオハグロベラ。

■シロギス16cmと14cmのダブル

その後も、投げる度にアタリがあるのだが、釣れてくるのはササノハベラかオハグロベラだった。フグに齧られて針が無くなることはなかったが、根掛かりはいつも以上に多いように感じた。
結局、根掛かりで力糸ごと失ったところで、この場所に見切りをつけ、小田原漁港まで戻ることにした。
10時頃になれば、そろそろ朝市も終了し駐車場が空く筈と判断。


■荒久海岸
9時半に小田原漁港に戻ってきたが、案の定、駐車場はポツポツと空きがあった。ただ、10時を過ぎると食事目的の車がいっきに入ってくるので、車を止めるには今しかない。


釣り場は、海は穏やかだったが、早川の河口近くは川から流れ込んだ水の影響で茶色く濁っていた。


釣り場には、釣り人は少なく、私がいつも竿を出す付近に2人と遠くの方に1人確認できた程度。


釣果の方もあまり芳しくないようで、釣れているようには見えなかった。


ジャリメが随分余っていたので、昼過ぎまで粘ってみるつもりで準備を始めたが、肝心なものがないことに気付く。
肝心の天秤やフィンガープロテクターを車に置き忘れたてしまったのだ。
幸い、道具入れに未開封のデルナー天秤27号があったので、取り敢えずプロテクターなしであまり力を入れずに投げてみることにした。


ラインがPE0.6号なので何とか5色までは飛ばすことが出来たが、アタリはなく、数投してみたものの魚の気配は全く感じられなかった。
そこで、更に遠くへ飛ばそうと思い少し力んでしまった。すると、振り抜く瞬間、出ていくラインで人差し指を切ってしまった。
同時に、スプールを触ってしまったのか力糸から先が天秤ごと切れて飛んで行ってしまった。気力もなくなり、ここで、終了することにした。


次回は、よく晴れて穏やかな日に出かけることにしよう。