2019年初釣り

2019年1月5日(土)9:30〜16:00
場所:富戸モズガ根
天気:晴
潮:中潮


初釣りは、前回イワシの群れで全く太刀打ちできなかった富戸のモズガ根へ行ってきた。
前回はイワシの大群に邪魔されて、仕掛けをメジナの棚まで落とすことが出来ないまま終了してしまったが、釣り開始早々はイワシの群れも少なく手の平サイズのメジナが結構釣れていたので、棚まで落とせれば良型が喰ってくる可能性は十分にあった。


前回から1週間しか経っていないので、海の状況はさほど変わっていないと思われるが、今回は、餌取りを躱す対策として、仕掛けを重くしウキごと早く沈むように工夫してみた。
私が使っている道糸は2.5〜3号のため、軽い仕掛けだと、糸がウキの穴を通る際の抵抗が大きく仕掛けが中々落ちていかない。ならば、仕掛けを更に重くして、ウキごと沈めれば、より早く、しかも棚迄落とすことが出来るはず。

■正面に大島を望む
■右隣のカドカケ

駐車場に着いたのは前回とほぼ同じ時刻だったので、モズガ根は先行者で一杯の可能性もある為、念のために、フタマタも確認してみることにした。
モズガ根の入り口を少し行ったところにある林の切れ間から、フタマタを覘いてみると、先端と手前側、及び裏側の本命場所に少なくとも3名の釣り人がいて、もはやフタマタには入れる余地はなかった。


果たして、一級磯であるモズガ根はどうなのか、ダメもとで先端まで行き、恐る恐る下を覗いてみると、4名の釣り人を確認できたが、意外にも、中央から右側にかたまっていたので、左側の釣り座が空いていた。
そこで、皆さんに了承を得た上でここで竿を出すことにした。この場所では前回も竿を出してみたが、結構釣りやすい場所だ。


尚、右側の狭い釣り座に2名の方がいて、更に右奥で1名の方が竿を振っていた。この3名の方達はグループで、私が声をかけたときは日本語で返事が返ってきたが、仲間内での会話は日本語ではなく、どうも韓国か中華系の人達のようだった。二人はフカセ釣りで、もう一人はルアーを投げていた。
あちらの国でも、日本のようにフカセ釣りをやるのだろうか? それとも、日本に住んでいてフカセ釣りを覚えたのだろうか?


更に、もう一人の方は、中央で一人で竿を出されていたが、この場所のことはよく知っているようで、私が前回見たヒラメのことを話すと、以前からも度々現れるれると仰られていた。そして、本日、私が帰り支度をしている時にもこのヒラメを見付けたようで、”また出てきましたよ”と言っていた。


さて、本日の釣りの内容だが、イワシの群れは前回程ではないが、対策を打たないと仕掛けを棚迄落とすのは難しい状況に変わりはなかった。


今日は、釣り始めは多少ウネリはあるものの、殆ど波が無かった為、最初は自作00のウキにG4のガン玉を打ってウキを沈めるようにして流してみた。しかし、暫く流してみても全く反応がない為、Bの沈めウキと自作G3のウキを使った二段ウキ仕様に変えてみた。


すると、すぐにアタリがあり、外道だったが手のひらサイズのシラコダイが釣れてきた。
アタリは、ウキの動きでも判るが、糸が引っ張られてダイレクトに手元まで伝わってくるので、その時軽く合わせるようにした。


その後、ポツポツとだがシラコダイに混ざって手のひらサイズのメジナも2匹ヒットした。
そして、11時頃、漸く大物がヒット。今回使用したリールはレバー無しだったので、ドラグを効かせ、やり取りしながら無事取り込んだのは、38cmの尾長メジナだった。


当たった棚は、水深8〜10m。ハリから6mの位置にウキ止めを付けていたため、更に2〜4m程ウキが沈んでいたことから8〜10mで喰ってきたものと判断。


■38cmの尾長メジナ

その後は、東からの風が強くなり海面がざわつき始めたため、波も出てきて、アタリも取り辛くなってしまった。ただ、足元に小さなサラシが出来始めたので、残り少なくなったコマセを集中的に撒いて、足元の磯際を攻めてみた。
すると、納竿間際になって再びアタリ。ウキがスーッと消えていったので、合わせると、中々いい引き。上がってきたのは33cmの良型の口太メジナだった。
その後、コマセのなくなる16時まで粘ってみたが、何の反応もなく納竿とした。


<本日の釣果>

尾長メジナ 38cm
口太メジナ 33cm