荒久海岸のシロギス

2018年8月19日(日)7:30〜10:00
場所:小田原荒久海岸
天気:晴
潮:小潮




18日(土)、伊豆方面の状況が気になり、早朝4時前に自宅を出発。最近では珍しく暗い内の出発だ。暫く、釣りに行っていなかったので大釣りに恵まれそうな期待と妄想が膨らむ。しかも、台風の影響も収まり、風もなく波も穏やかで晴、そして、数日前の猛暑が嘘のように涼しい。最高のキス釣り日和だ。
ところが、真鶴の青木釣具店でジャリメを購入したところまではよかったのだが、いざ出発の段になって、悲劇が...
車に戻ってエンジンを掛けようとしたところ、セルが回らない。なんでェー!?(・_・;)  こんなところで、バッテリー上がり...。(ToT)


今年の3月に5年目の車検を通した際に、”そろそろバッテリーとタイヤは交換時期ですね”、とは言われていたが、もう少し様子を見るといって先送りにしていたのだ。
しかし、この夏の猛暑で、エアコンがフル稼働しバッテリーへの負荷も大きくなっているため、そろそろ交換しようかと考えていた矢先だった。


釣りに来て動かなくなるとは、なんと運の悪いことだろう。ほぼ毎日運転しているが、エンジンのかかりが悪くなっているようには感じなかったのに...
取りあえず、明日もまだ休みなので、気持ちを切り替え明日出直すことにした。JAFを呼んでエンジンをかけてもらい帰宅。
帰宅後、オートバックスでバッテリーとタイヤを交換した。


そして、本日の釣行となったわけだが、日曜なので帰りの渋滞を考え、伊豆へは向かわず、前回と同じ早川手前の荒久海岸で竿を出すことにした。


餌は昨日購入したジャリメだが、一晩、パックごと新聞紙に包んで冷蔵庫に入れて置いたら7割方は動かなくなっていた。乾燥して水分が殆どなくなってしまったのだ。
海水に浸ければ動き出すかもしれないと思い、やってみたが、数匹は生きていたもののほぼ全滅だった。


ただし、死んでいるものもまだ硬さはあり、ハリにも普通に刺せたので、今日はこれで我慢することにした。

しかし、今日は、昨日とは打って変わってテンションが下がり気味。寝坊して出発が遅れたことと、やはり餌の状態が悪いことが原因だ。
7時半過ぎに釣りを開始したが、全くアタリがない。前回までは、フグの猛攻に悩まされたが今回はフグのアタリすらない。


アタリがないまま、1時間が過ぎた頃、私の左奥の方で竿を出されていた方が此方へ移動してきたので、釣果を伺ってみると18cm程のキスが1匹釣れたとのことだった。しかも、かなり沖合でのアタリだったらしい。しかし、あまり芳しくなかったのか、私の後ろを通り過ぎて前回私が竿を出した辺りに移動していった。
時折、横目で様子を窺っていたのだが、この方、遠投派らしく相当な距離を飛ばしていた。そして、移動後、すぐにキスを釣られていた。


私の方はという、餌の状態が良くなかったため、あまり釣れる気もせず、使えそうな餌を消化するような気持で、遠投とサビキをやや早目のピッチで繰り返していたのだが、開始から2時間程経った頃、漸く小さなアタリが伝わってきた。


しかし、残念ながら釣れてきたのは、ゴンズイ。4色付近でのアタリだった。
最初の内は、遠投後2色までサビいていたが、全くアタリがないので、渾身の力で5色へ遠投し、3色に入ったところで回収するようにした。
因みに、私の力では5色が精いっぱいで、しかも安定していないため、常に5色飛ばせる訳ではない。

数投目、5色後半で着底。ゆっくりサビき始めると、数メートル巻いたところで突然、”ゴゴゴゴ..ッ”と竿先を持っていかれた。少し送り込んで軽く竿を立ててみると、魚が付いている!
バラさないように寄せてみると、ヤッターッ、本日初のシロギスだ。
しかし、その後はアタリがなく、使えそうな餌も無くなったので、終了。


帰り際、先程の方に釣果を伺うと、現時点で7匹釣れたとのこと。この内、5匹は20cm超の良型だったらしい。
サーフで釣るには遠投に分があることを痛感させられた一日だった。
あと1色分遠投できれば、もう少し釣果が伸びると思うのだが...


《本日の釣果》


シロギス 1匹(20.5cm)