東京湾の大サバ

2018年5月12日(土)6:00〜16:00
場所:横須賀海辺つり公園
天気:晴
潮:中潮



ようやく今年も、待望の大サバが釣れ出した。
数年前より情報を聞きつけて、3年ほど前から夏から秋にかけて竿を出すようになった横須賀だが、今年も例年通り大サバが回り始めた。


前回までは、磯からメジナを狙っていたが、3月に入って急に気温が上昇し寒メジナのシーズンも早々と幕を下ろすことになった。
その後、釣りのレパートリーが少ない私にとっては、青物が釣れ始めるゴールデンウイーク明けまで殆ど竿を出す気になれなかったのだ。


5月に入れば、例年なら横須賀で大サバが釣れ始めるため、毎日のようにネットをチェックしていると、5月7日、ついに大サバが釣れたとの情報をキャッチ。
その後、日を追う毎に数も上向きだしたので、このチャンスを逃すまいと5月12日(土)、横須賀の海辺つり公園に出かけてみた。


釣り場には6時前に着いたが、大サバ情報が出ていたため、当日は土曜日ということもあり、さぞかし混んでいるかと思いきや、釣り場は意外と空いていて、ほぼどこからでも竿を出すことが出来た。


当日の釣り座は、実績のあるトイレ前の左側。
私の右側にはルアーマンが2名。ジグを投げていて、頻繁にバイトがあるようだったが中々ヒットせず。しかし暫くすると、隣でジグを投げていた方に、漸くヒット。慎重にやり取りして、抜き上げられたのは40cmジャストの立派な大サバだった。


その後は、遠くの方でポツポツとサバが上がり始めたが、まとまって釣れるのではなく、30分に1匹位のペースで忘れた頃に何処かで釣れているという状況だった。


そして、私の左隣のカゴ釣りの方に漸くアタリ。釣れてきたのは、35cm程のサバだった。
すると、直ぐに今度は私のウキがスパッと消えた。すかさず合わせると、中々の重量感だ。最初のアタリなので慎重に寄せてくると、手前まで来たときに最後のあがきで一気に潜り始めた。と、次の瞬間、フッと軽くなってしまった。


その後、再び左隣の方にアタリ。そして、ほぼ同時に、私にもアタリ。お隣さんは先程と同型のサバが釣れた。しかし、私にはアタリはあったもののハリ掛かりせず。(ToT)


その数投後、アタリがないまま、仕掛けを回収しようとすると何かがヒット。一瞬、サバかと期待したが、見えてきたのは大きめのクサフグ。口には掛かっておらず、下顎の皮に刺さっていた。


お隣さんの仕掛けは錘付きカゴ天秤にケイムラ6本針のサビキ(市販品?)を付け、その先端に2.5号の錘をぶら下げていた。
私の仕掛けは、錘付きカゴ天秤に自作のケイムラサビキ3本針の吹き流し仕掛け。

■クサフグ

以前から、気になっていたことだが、吹き流し仕掛けはアタリがあっても掛りが悪く、 バラすことが多い。
そこで、道具入れにかカミツブシ(中)があったことを思い出し、吹き流しの先端の幹糸とハリスの結び目にこのカミツブシを1つ打ってみることにした。


既に時間は11時を回っていて、カゴ釣りでは全くアタリが無くなり、朝から竿を出していた方は徐々に減り始めていた。
しかし、私は今回は少し遅い時間まで粘ってみるつもりでコマセを3s(1.5s×2ブック)買ってきていたので、暫く休憩した後、仕掛けを新しいものに取り換え、カミツブシを打って、気合を入れ直し再開した。


暫くは周りでも釣れていなかったが、突然、お隣の方に再びアタリ。しかし、残念ながら誰かの仕掛けと絡まり寄せてくる途中でバラしてしまった。
それから、半時ほど経った頃、今度は私のウキがスパッと一気に消えた。すかさず竿を立てると、ガツンと結構な重量感が伝わってきた。
慎重に寄せ、最後の抵抗もかわし抜き上げてみると、40cmの丸々と太ったサバだった。
釣り上げた直後はマサバに見えたのだが、血抜き後計測時に見るとゴマがハッキリしてきたのでゴマサバのようだ。サバの見分けは結構難しいものだ。


結局、その後は16時まで粘ってみたものの、周りでも全く釣れていなかった。
まだまだ、魚の群れは小さいようだ。次回来るときは、もう少し釣れるようになっていることを期待したい。

《本日の釣果》

ゴマサバ 40cm