今回は、オキアミを使わずにノリ餌のみのメジナとブダイのフカセ釣りに行ってきた。付けエサは釣り場付近の潮溜まりに生えているアオサを使ったが、オキアミに頼らずノリだけで狙うため、今回はコマセにマルキューの”のりグレ”を用意してきた。
ノリ餌だけで挑戦するのは今回が初めてだが、ブダイなら過去の実績からほぼ100%釣れると考えている。しかし、メジナに関しては1回だけ釣れたことがあるものの、本格的にノリ餌だけで狙ったことがないので勝算は五分五分といったところだ。
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岬先端の階段を下りてくると、途中に寒桜だろうか、早咲きの桜が1本あって昨年もこの時期に咲いていたが、今日も5分咲き程度だったが、見事に開花していたので一瞬足を止めて写真をパチリ。
今年の冬は寒い日が続いているが、もう一月もすれば暖かい日が多くなりソメイヨシノも開花する時期になる。そして、その頃になればメジナの乗っ込みが始まるので楽しみだ。
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今日の三ツ石は満潮時から既に何人かの釣り人を確認できた。
私は潮が引いて潮位90cm以下になってから渡るようにしているのだが、先客の釣り人たちは渡船もしくは夜明け前に歩いて渡礁したようだ。
10時前に釣り場に着いてみると、やはりメインの釣り場には釣り人が入っていたが、私がいつも竿を出す釣り場はワンドの奥で浅くて釣れそうに見えないためか、予想通り空いていた。
今回は何時ものようにブロックのオキアミを解凍したり、集魚材と混ぜる手間も掛からないので、仕掛けを作って直ぐに釣り始めることが出来る。
コマセは”のりグレ”に海水を足して混ぜるだけで出来上がるため、非常に簡単だ。
ところが、今日は久しぶりの釣行だったため、毎度のごとく忘れ物が...。ガン玉とウキ止めに、潮受けゴム等の小物を忘れてきてしまった。
仕方がないのでウキ止めには3号のナイロンを使い、道糸とハリスは直結して結び目より上側にテーピング用のテープを巻いて潮受け代わりとした。取り敢えず00号のウキを使ってオモリなしで試すことに...
しかし、潮の流れが意外と速く、ノリ餌が潮の流れを受けて沈んでいかない。これでは釣りにならないので、隣の磯で竿を出されていた方にガン玉を幾つか分けていただいた。
その際、釣果を伺ったが、今日は渋くて、尺サイズが数匹だったとのことだった。
いただいたガン玉を付けて再開すると、直ぐにアタリがあり、軽く合わせるとヒット。かなりの重量感だが、引きは弱い。ゆっくりと魚が上がってきたが、急に反転して針外れでバラしてしまった。魚は茶色っぽい色をしていたが、恐らくブダイだった可能性か高い。
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■三ツ石
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■40cmのブダイ
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餌を付け直して、数投目海面下10cm程のところを漂っていたウキがゆっくり海底に引き込まれていった。完全に見えなくなったところで、大きく合わせてみると、ガツン、ヒット!
重量感はあるが引きはあまり強くないので、ポンピングをしながら寄せてくると、赤茶色の魚体。タモに収まったのは40cmジャストのブダイだった。
その後、41cmと46cmのブダイ2匹を追加したが、メジナは掛かってこなかった。
本日のアタリは6回のみ。その内の3回はブダイだったが、その他の3回のアタリはバラシとノーヒットだった。一回は針外れによるバラシで、もう一回は針のチモトを齧られてハリが無くなっていた。更に、もう一回のアタリでは餌がきれいに無くなっていた。恐らく、今回のアタリは全てブダイによるものと言って間違いない。
大きな魚がいると小さな魚は寄ってこないといわれるが、元々ここは良型のメジナが少ない上に、ブダイがウロウロしていたのでメジナが寄ってこなかったのかもしれない。
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《本日の釣果》
ブダイ 3匹 40、41、46cm
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