フタマタ磯で再びメジナを狙う

2018年1月6日(土)9:00〜15:00
場所:富戸フタマタ
天気:晴
潮:中潮



正月休み明けの土曜。まだ、どこの釣り場も初釣り釣行で大勢繰り出していると思われるが、今日は少し早めに家を出ることにした。
それでも、家を出たのは4時半。途中、コンビニや釣り餌屋によって、釣り場近くの駐車場に着いたのは8時だった。
駐車場には、既に数台の車が止まっていた。釣り人の車か? 急いで支度をし、釣り場に向った。


途中、モズカネを過ぎ左に進んだ辺りの林の隙間からフタマタ磯を見ると、なんと先客がいる。見たところ1人しか見えないが、釣り人が2人以上いたら竿を出せないかもしれない。
一応、釣り場まで行ってみることにした。


幸い、釣り場には1人しかおらず先端から竿を出していたため、いつもの釣り座は確保することが出来た。


ところで、今シーズン私が竿を出した磯は、釣り人のものと思われるゴミが放置されていたり、コマセで酷く汚れていたり、水溜りからは異臭がしていて、荷物を置く場所にさえ困る程だった。
昨シーズンは、フタマタの磯などは、多少ましだったような気もするのだが...



磯釣りをする釣り人も年々増えているのかもしれないが、自分の出したゴミは最低限持ち帰る等の意識は持ってもらいたいものだ。


さて、釣りの方だが、オキアミのブロックが解けていなかったため、仕掛け作りなど準備をするのに1時間程費やして、9時過ぎから開始した。


今日の海は、前回の初釣りの時とは打って変わって、ベタ凪で水も澄んでいて海底が透けて見える程だった。それでも、釣り始めは満潮時で潮位が高く、多少サラシも出ていたので釣れそうな雰囲気だった。


釣り始めて数投目、漸くアタリ。ウキが海底に消えてから、軽く合わせを入れると、ヒット!
結構な重量感だ。
しかし、竿を立てリールを巻き始めると、突然、フッと軽くなってしまった。
すっぽ抜けだった。


その後は、サラシが殆ど出なくなり、海底が透けているのでコマセには何も反応せず、当然餌も取られずそのまま残っている状況が続いた。


正午を過ぎた頃だった。やや沖の深場をめがけて仕掛けを流していると、ゆっくりとウキが沈んでいった。軽い引きで上がってきたのは、ホウライヒメジだった。キス釣りの外道で釣れるヒメジとは違う種類の魚だ。小振りのためリリースしたが、美味しい魚らしい。


暫く、コマセを撒いていると、小魚の群れや、4、50cmは有りそうな薄茶色をした大型の魚が回遊してくるようになった。この大型の魚は最初1、2匹だったが、いつの間にか数が増え数匹が群れを成して近くをウロウロするようになってきた。
コマセに反応しているようだったが、ハリに付けたオキアミには反応しないようだ。


群れの近くに仕掛けを流していると、突然、波でサラシが発生し海面がザワついて、一瞬、海の中が見えなくなった。
その時だった。水面下を漂っていたウキがスーッと海底に向かって消えていった。


すかさず合わせると、本日2度目のいい引き。しかし、すぐに、力尽きたように海面に現れたのは良型のベラ、ではなく、小型のブダイだった。
どうも、先程からウロウロしていたのはブダイだったようだ。
もう少し大きい個体を狙って、群れの中に仕掛けを入れてみたがその後は全く反応がなかった。


その後も辛抱の時間が続き、とうとう14時を回って潮が干潮から上げに向かい始めた。すると、潮も動き始め、サラシも発生し釣れそうな雰囲気になってきた。


そして、14時半コマセも残り少なくなってきた頃、漸くアタリ。中々の引きで上がってきたのは31cmの口太メジナだった。何とか、ボウズを回避でき一安心。その後は、残っているコマセをガンガン撒きながら粘ってみたが、アタリどころか餌が取られることもなく、15時竿を納めることにした。



《本日の釣果》

・メジナ1匹 31cm
・ブダイ1匹 27cm(リリース)
・ホウライヒメジ 15cm位(リリース)
■15cm程のホウライヒメジ
■27cmの小型ブダイ
■31cmの口太メジナ