富戸の磯でフカセ釣り

2017年12月23日(土)9:30〜15:00
場所:富戸フタマタ
天気:晴
潮:中潮



今シーズン2回目のメジナのフカセ釣りに行ってきた。
今日は、晴れて風もなく穏やかな天気。寒くもなく絶好の釣り日和だ。これでサラシが出ているようなら釣果も期待できるのだが。


今日の釣り場は、実績のある富戸のフタマタ。
新しい釣り場も開拓しようと思うのだが、最近はあまり釣りに行けていないこともあり、期待外れの結果に終りたくないので実績のあるフタマタで竿を出してみることにした。


■釣り座正面にオオヅリ、奥に富戸上磯を望む ■釣り座の反対側からモズカネを望む




釣り場到着は9時頃。
釣り場には、朝の景色を撮影しに来たのか望遠付きカメラを抱えたカメラマンが1人いたきりで、どこからでも竿を出すことができた。


今日は人気のある先端から竿を出してみようかとも考えたが、先端はサラシがなく海底が見えて釣れそうになかったので、結局いつもの場所に釣り座を構えることにした。




釣り開始は9時半過ぎだったが、暫くアタリがなく餌が取られず戻ってくる状況だった。
海水を汲んで触ってみるとかなり冷たかったので、魚の活性が下がっているようだ。



ひたすらコマセを撒き続けていると、漸く餌が取られるようになってきた。
すると、気持ちよくウキが引き込まれた。釣れてきたのは15cm程のアナハゼだったが、魚全体の活性が上がってきている証拠。
続けて、ササノハベラに、再びアナハゼがヒット。




その後は、微かにウキに変化があるものの合わせても掛からず、餌が噛み潰されてグズグズになって戻ってくることが多くなった。メジナの仕業だと思うが活性が低い為、口先で噛んでいるだけのようだ。


もうそろそろ、メジナが来ると信じてコマセを撒きながら仕掛けを打ち返していると、水面下を漂っていたウキがゆっくり引き込まれていった。すかさず合わせると、結構な引き。やっと来た。
タモを使うほどのサイズではなかったが、30cmジャストのオナガメジナだった。




今日は、外道も多く、この時期には珍しいイシガキダイも釣れてきた。20cm程だったが、針の掛かり所が悪く鰓から血を噴き出していたので持ち帰ることにした。一応食べてみるつもりだったのだが、やはりシガラテ毒が気になり食べずに処分することにした。




本日唯一タモを使ったのは、37cmのブダイだった。尚、ブダイをオキアミで釣ったのは今回が初めて。
昼過ぎに来られた方が、ブダイ狙いで竿を出されていたが、エサは磯に生えていたハンバノリを採ってハリに付けていた。そして、ブダイを1匹釣られたが、30cmに満たないサイズだった。



結局、メジナは25〜30cmを7匹キープした。手の平サイズも1匹釣れたが、これはリリース。その他、うれしい外道に23cmのカワハギが2匹釣れた。
結局終わってみれば、大型は出なかったものの、まずまずの釣果に満足。




今回の釣行が、今年の釣り納めになると思うが、暮れにあと一回行ければ真鶴辺りで竿を出したいと思っている。

《本日の釣果》

・メジナ7匹 25〜30cm
・ブダイ1匹 37cm
・カワハギ2匹 23cm
・イシガキダイ1匹 20cm