去年の初釣りは江ノ島の裏磯で竿を出したが、海が荒れていて殆ど釣りが出来ず、わずか３投で退散することになった。今年は出来るだけ気持ちよくスタートを切りたいものだ。
そこで、今年の初釣りは昨年暮れからメジナが好調な東伊豆城ケ崎で竿を出すことにした。場所は、前回３７cmが出て最も期待できるフタマタ。
■今日も前回の釣り座を確保
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今日は、釣り場に８時前に到着したが正月明けの最初の週末で、土日月３連休の初日。しかし、初日の今日は晴れで、日月は天気が崩れるとの予報だったため、駐車場から近いカドカケやモズカネは勿論、フタマタにも既に先行者が入っていた。
ただし、前回竿を出した場所は運良く空いていたので迷わずここに釣り座を構えることにした。この磯は、先端と右（西側）は低いところまで降りられるので釣りがしやすい為か、毎回釣り人が入っている。
私が竿を出す釣り座は海面から少し高い位置にあり、タモが届かないため敬遠されるようだ。
しかし、右下に、時折波が這い上がってくるが、降りられる場所があるので、タモを使う場合はここまで降りればよい。ここからなら6ｍのタモが使える。
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今日は、来る途中の海を見ると全く波がなくて釣り場にサラシが出ているか心配だったが、この辺りまで来ると流石に波もあり、磯に打ちつける波が程良いサラシを作っていた。しかも、今日は正面からの風が波を大きくしているようで、前回よりサラシが大きく広がっていた。
今日の道具は、竿イングラム1.75号、リールは一年前に購入し使用していなかったダイワの最下位モデル”トライソ”を使用してみた。今までは、レバーのついていない3000番のリールを使っていたが、ドラグを効かせれば獲物が多少大きくても困ることはなかった。レバー付きの利点が今一つ分からないが、折角持っているので今回デビューさせてみた。
その結果、レバーを使う場面はなく、竿の弾力とドラグだけで十分だということが分かった。むしろ、レバー無しに慣れているせいか、レバーが邪魔に感じてしまう。メジナやクロダイなどには要らないような気がする。
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■釣り座からの眺望
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レバーが必要だとしたら、シーバスや青物がかかった時かもしれない。不意に突っ走ろうとする魚に対して、一瞬ブレーキを開放して対処するのには有効だろう。
竿の方は今回もイングラム1.75号を使用したが、30cm程度のメジナなら余裕で抜き上げられる。多少の大物でも竿の弾力で魚を浮き上がらせることが可能だ。普段よく使うダイワのインプレッサ1.5号に比べてかなり余裕がある。ただ、地磯で日中使用するならインプレッサ1.5号でも十分だし、魚と遊ぶのには楽しいかもしれない。
■巨大なササノハベラ。２７、８cm有りそう。
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今日は釣り始めて暫くの間アタリが全くなく、付けエサも取られることがなかったが、少し沖目のサラシの切れ目に仕掛けを投入すると漸くアタリがあり30cm弱の尾長が釣れてきた。
しかし、その後はササノハベラやキュウセンベラが釣れたのみで、まったくアタリが無くなってしまった。
ただ、この時釣れたササノハベラは27、8cm程の巨大な大きさだったのでキープするかちょっと迷ったが、リーリースすることに。
今日は沖に向かって潮が速く流れていたので、ひょっとすると仕掛けが軽過ぎて魚のいる層まで届いていない可能性がある、と判断。
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そこで、ウキを少し浮力のあるものに取り換え、ハリスに４G2個を追加し仕掛けが速く沈み、且つウキが水面下を漂うようにしてみた。また、ウキ下も竿一本程度と深めにしてみた。
すると、第1投目からアタリ。30cm弱の口太がヒット。既に同サイズの尾長をキープしていたのでこの口太はリリース。続けて、足裏サイズの尾長がヒット。
その後は、３０cmUPのメジナが飽きない程度にヒットするようになった。
ただし、今日のアタリは小さく、前回のように引っ手繰るようなアタリはなかった。後から来られた方が一旦反対側（西側）で竿を出されていたが、あまり芳しくなかったようで私の隣に場所を移動してきたものの隣の方には全くヒットすることはなかった。
同じようにウキを沈めて仕掛けを流しておられたが、アタリが小さいために合わせのタイミングが分からなかった可能性がある。
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■40.5cmの口太メジナ
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今日は正午頃の満潮を迎える頃になって、今季最大の40cmUPのメジナがヒットしてきた。本日はこれで満足できたので、あと1投で納竿にしようと最後に足下の磯際に仕掛けを入れてみた。すると、すぐにアタリがあり35cmの口太をゲット。
本日のお持ち帰りは、8時半〜12時半過ぎまで釣って、40.5cmと32〜35cm7匹の計8匹。最初に釣れた尾長は30cmを少し下回っていたためリリース。
ところで、今日は最初に尾長が釣れて一応魚が居ることが確認できていたので、釣れなくなってから仕掛けを頻繁に変えてみたり、広範囲にポイントを変えてみたりしてしぶとく粘ることが出来たが、早い時点で釣れていないと、魚の活性が低く全く釣れていなかった可能性もある。アタリが小さく見逃す可能性が高かった。
とりあえず、２０１７年の初釣りは最高の出来となって十分満足できたが、さて、メジナはもう随分釣ったので、次回はブダイでも狙ってみようか・・・
《本日の釣果》
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40.5cmの重量
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メジナ 8匹
40.5cm 口太1.26s
32〜35cm ７匹（口太4と尾長3）
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