横須賀の青物
2016年10月30日(日)9:00〜15:00
場所:横須賀海辺つり公園
天気:雨。北よりの強風。風波が立ち、雨と波飛沫が正面から吹きつける状況。
潮:大潮


例年、この時季になると裏磯で青物を釣りたくなるが、今年は裏磯の状況が良くない。
青物は裏磯だけに限らず、熱海もダメらしい。私が青物狙いでカゴ釣りをした事のある場所は裏磯と熱海、そして横須賀だが、最近は何処もあまり良い情報が無い。その為、手軽に竿を出せる横須賀の公園が多くなった。大サバが主なターゲットとなるが、今年は青物なら東京湾の横須賀が可能性が高いと思っている。


今回も、釣れそうな場所が思い付かなかったので、またもや横須賀で竿を出すことにした。


7時頃の釣り場
6時過ぎに釣り場に着いたが、車を出ると雨混じりの強い風。直ぐに道具を持って釣り場に向かうが、風で白波が立ち波飛沫が飛んでくる。


これでは釣りにならない為、皆さん道具だけ釣り場に置いて飛沫の掛からない所に避難。予報では朝の内が最も雨風が強く、徐々に回復に向かうことになっているので、皆さん様子見らしい。


私も、車に戻って暫く様子を見ることにした。今日は上着と合羽を羽織っていたが、風が冷たくじっとしていると震えがくるほど寒い。車の中は天国だ。エンジンを掛けてカーナビのテレビを見ていると、いつの間にか眠ってしまったようで、気が付くと8時半を回っていた。


まだ、天候は回復していなかったが、とりあえず釣り場に向かうことにした。海は先程よりも多少良くなって来ているようだったが、北風が正面から吹きつけているのでカゴ釣りは厳しい状況だ。


しかし、この悪天候で全体的に釣り人が少ない中、遠投カゴ釣り師のみかたまっている一帯があった。そこだけは間に入れる余地が無いほど混みあっていた。広い釣り場なので、コマセが効いている場所に集まってきていると思うが、私もその端っこで竿を出させてもらうことにした。


こんなに荒れているのに釣れるのだろうか? 向かい風に逆らうように仕掛けを投げるが、飛ばない上、風で直ぐに押し戻されてしまう。
そんな中、両軸遠投師の”入った”の声。長竿が曲がって何やら掛けた様子。最後は丁寧にタモで掬っていたが、上がってきたのは大サバだった。大サバが回ってきたようだ。


この天候に諦めかけて仕掛けを手摺に休ませていた方が多かったが、皆さん、俄然気合が入った様子で、一斉にウキが並び始めた。


しかし、大サバは偶にしか回って来ないようで、偶にポツポツと釣れている程度。しかも、釣れているのは先程の両軸遠投師のいる辺りだけだ。過去にもよく釣れていた場所だ。


私にも、偶に見分けの付きにくいアタリがあるが、本命の大サバではなく、仕掛けに傷をつけるフグと小アジのみ。


クサフグ
結局、本日期待していた大サバのアタリは無く、13〜15cmの小アジしか釣ることが出来なかった。今日は、オキアミの餌と吹流し式のサビキの仕掛けを試してみたが、オキアミ餌にはフグ、サビキ仕掛けには小アジが掛かってきただけ。


本日、確認できた範囲では10数本の大サバが上がっていたので、1匹も釣れなかったのは情けない思いだ。ただし、釣れていたのは私より右側の遠投集団だけで、私より左側は全滅だった。どうも、大サバが回ってくる場所は限られているような気がする。


年内の横須賀釣行は今回で終了。次回は何を狙うか思案中。


≪本日の釣果≫
 小アジ 4匹

  ※小さいながらタタキにして食べたが、美味い。このサイズだと10匹位ないと物足りない。