敵討ちのはずが返り討ちに遭ってしまった(T.T)

2016年9月25日(日)5:30〜10:00
場所:東伊豆赤沢海岸(→八貫山下 12:00〜13:00)
天気:曇り時々晴れ
潮:長潮


今回は、東伊豆の赤沢海岸でジギングとキスの投げ釣りをやってきた。
一昨年、今頃の時季にこの場所でキスが良く釣れた。また、釣れたキスが巻いてくる途中で何物かに襲われ、傷だらけになって上がってくることが何回もあった。今回はそいつの正体を確かめるのが狙い。その為、今回はライトジギング用のロッドも新調して、手持ちのジグの他にジグヘッド+ワームも用意した。因みに、このジグヘッドは潟fュオ製” ビーチウォーカー ハウルヘッド 27g AHA0279”でワーム(シャッド)とセット品。


釣り場には早朝5時過ぎに到着し、少し明るくなってから仕掛けの準備を始めたので、釣り開始は5時半頃だった。
朝方は、低く垂れ込めた雲に覆われ薄暗く、小雨もぱらついていたので暑くもなく過ごしやすかった。

《ジギング》
まずはジギングから開始。最初は、 ビーチウォーカー ハウルヘッドを使ってみることにした。ワーム(シャッド)は赤と白があったが、今回はシロギスに似た色の白い方を使用。浜の右端から左にランガンしながら少しずつ移動してみることにした。
■早朝5時半頃の釣り場


一投目。70m程飛ばし、殆どただ巻きでゆっくりリトリーブ。岸近くになると、徐々に巻く手が重くなってきた。回収してみると、先日の台風で川から流れ込んだゴミが塊となって掛かってきた。ここで竿を出すのは3度目だが、いつも台風後のためか、毎回ゴミには悩まされる。


投げ始めて数投目。3、40mの波裏付近に差し掛かったときだった。突然、”ゴン、ゴゴ、ゴゴ、ゴッ”と、何かがヒット!ドラグを緩めにしていたので、リールが巻けない。直ぐにドラグを締め直して、やや強引に巻き、寄せ波に乗せて引き寄せてみると、見えてきたのは良型のマゴチだった。


ところが、魚にゴミも絡まっていため引き波で戻されそうになる。そのままゆっくり後ろに下がって魚をずり揚げようとしたときである。リーダーとPEの結び目付近がプツッ。尾をくねらせるようにしてジグを咥えたまま波の中に消えていった。
過去にマゴチは釣ったことが無く、初マゴチとなるところだったが残念なことをしてしまった。切れた瞬間、まだ浅いところにいたので何とかなりそうだったが、体が動かなかった。(泣き)


その後は、手持ちの30gのジグを付けてキャストしてみたが、数投したところで高切れ。ラインを確認してみると、何箇所か毛羽立ちが見られたので、ライン自体脆くなっていたようだ。
今日使用したラインは、2、3年ほど前から何度も使用してきたPEラインの使い回しだったので、切れ易くなっていた。まだ、先程バラしたマゴチのこともあり、後ろ髪を惹かれる思いはあったが、潔くジギングは終了し、キス釣りに切り替えることにした。


《キス投げ釣り》
6時半頃から投げ釣りを始めたが、キス釣り師は私以外にもう一名左側で竿を出されていた。この方の話によると、「ここは最近全く釣れない。キスが居ない。」とぼやいていた。


とりあえず、100m付近に仕掛けを投入。ゆっくりサビいてくるが、2色を切ってもアタリがない。「本当にキスは居ないのかもしれないな〜、ひょっとしたら今日はボ・・?(~~;)」、などと考えていると、波裏近くになって、不意に”コン、、クククククーッ”。強烈なキスのアタリだった。そのまま手を止めて、ゆっくり巻き出すと、もう一度アタリ。とりあえず、ボ・・回避を確定するために回収してみると、良型のキスがダブルで付いていた。


もう一度、アタリのあった付近をサビいてみると、小気味良いキスのアタリ。これも、一かで釣れてきた。
≪本日の釣果≫
 シロギス 4匹(16〜19.5cm)
「な〜んだ。キスは居るじゃん(^^  ツ抜けは堅いな。」などと、少し安心したのも束の間、その後は全くアタリが無く、浜の右端から左端まで、120mから波裏付近まで彼方此方探ってみたが外道のアタリすら無かった。


帰り際、地元の老人に話を伺ったが、今年はキスは駄目だと言っていた。また、「今日は海が荒れている(底荒れ)から、魚はみんな沖へ行ってしまっているよ。」とのこと。


帰る途中、八貫山下に寄ってみたが、潮が悪いのかここでも全くアタリが無く、ウネリが入っていて波が高く釣り辛くなった為、3投程で引き上げることにした。


伊豆方面のキスは年内は期待できそうも無い。ただ、ジギングで機会があればもう一度挑戦してみたい。