今年は、八貫山下のシロギスはあまり良くない。数が少ない。今まで、岸から近い５０ｍ付近でよく釣れていたのに、今シーズンはこの付近では殆どアタリが無い。ベラやフグなどの外道が殆ど釣れなくなっているので、魚全体の数が激減しているような気がする。海底の状況が変ったのか、根に付いていた魚が何処かへ行ってしまったようだ。その代わり、今シーズンは数は少ないが50〜100ｍのエリアで、良型がポツポツ釣れる。潮が動いているときに回遊してくるようだ。
■正午過ぎに撮影した釣り場の様子
 |
今日の海の状況だが、着いた時は潮色は悪くはなく、多少ウネリが入っていたものの風が無いので釣りには支障はなかった。しかし、暫くすると、急速に濁りが入って潮色が悪化。更に、ゴミが手前に集まりだし、釣り辛くなってしまった。
今回は何を釣るか迷った挙句、キス釣りに決めたのだが、出てくる直前に道具を準備したので、遅い時間の釣行となってしまった。
釣り場には9時前に到着。既にキス釣りの先行者が2名竿を出していた。1名はルアー竿で軽めのジェット天秤を付けて投げておられたが、結構遠くまで飛んでいた。頻繁に移動し、広く探っていたようだ。近くに来た際に、釣果を尋ねてみると、早朝から竿を出しているが、まだ5匹しか釣れていないとぼやいていた。
|
釣り始めたときは干潮の底で、潮は動いていないようだったが3投目くらいに気持ちよいキスのアタリ。距離は75m付近。１匹目なので追い食いを待たずに回収したが、上がって来たのは、20ｃｍには満たないが良型のシロギスだった。
２匹目が釣れたのは半時ほど経ってからだったが、その間にアタリが１回あるも乗らず、本日３度目のアタリで２匹目が釣れた。
その後、４度目のアタリは強烈なアタリだったが、これも最初の”ククククーッ”だけで、魚は乗らず、５度目のアタリで漸く３匹目が釣れてきた。
しかし、その後は２度アタリがあったものの魚は掛からず、１３時頃まで粘ったが、ラインの高切れでテーパーラインから先が飛んでいってしまったので納竿とした。
今日は、干潮の潮止まりから釣りを開始したが、早朝６時頃から始めていればツ抜け位は出来たかもしれない。
今シーズン釣れるシロギスは中々の良型揃いなので、１０匹釣れれば充分満足できるのではないだろうか。
|
 |
 |
≪本日の釣果≫
シロギス ３匹（１８〜１９ｃｍ）
|
|
