渚でフカセ釣り

2016年3月20日(日)8:00〜12:00
場所:小田原早川河口

天気:雨のち曇り
潮:中潮



予報では、週末の土曜は天気が崩れ海も大荒れとなり、日曜は晴れて海の荒れも大分落ち着くとのこと。多少天気が悪くても海が荒れていなければ、土曜にメジナ狙いで真鶴に行く予定だったが、波高2.5〜3mでウネリを伴うとのことで断念。仕方がなく、釣行は日曜の本日に決定。
ただし、翌日が仕事なので体力の消耗が激しい真鶴は諦め、以前から挑戦したいと思っていた早川河口の渚で竿を出すことに決めた。


■早川河口と早川港赤灯台との間にある狭い浜
8時前に釣り場に到着。予報とはかなり状況が異なり、早朝から雨が降っていた。幸い風が無いのが救いだが、雨脚も強く早川から流れ込んでくる水量の影響が心配だ。


その所為か、到着したときはこの場所にしては珍しく、先行者はいなかった。
早速、場所を確保し釣りの準備を始めるが、波が高く波足が長いので釣り座は波打ち際から大分離れた位置に取りることにした。一応、足の付け根まであるウェーダーを履いているため波の中に立って竿を出せるが、コマセや餌は波の来ないところに置かないと流されてしまう。
その為、コマセを撒くのが非常に面倒だ。

今日の撒き餌は、オキアミ3kgに黒鯛用の配合餌を混ぜたもの。付け餌はコマセ用のオキアミから粒の大きいものを選んで使用。


しかし、今日は早川からの増水した水の影響なのか、仕掛けが物凄い速さで右へ流されてしまう。その上、道糸が波に取られて、直ぐに波打ち際までウキが戻されてしまう。しかも、ハリに付けた餌は殆ど付いたまま戻ってくる。全く生命反応を感じない。
場所を港内に移すか迷ったが、西湘にある堤防や港内はこの時期は殆ど期待できないというイメージがあるため、今日は意地でも渚でコマセがなくなるまで頑張ってみることにした。しかし、残念ながらというか、予想通り本日の釣果は、ゼロ。


渚でのフカセ釣りは初めてだったが、磯とは随分勝手が違うように感じた。木っ端メジナでも釣れれば、次回は良型を釣る自信が持てるのだが、今日は殆ど得るものがなかった。しかし、この時期に渚で良型のメジナや黒鯛を釣っている人もいるので、状況が良ければ釣れる筈。
もう少し海の状況が良いときにもう一度チャレンジしてみたい。


ところで、今日は偶然にも「磯・投げ情報」のライター”磯釣り一直線”の方も来られ、この場所について色々と話を伺うことが出来た。昨年、「磯・投げ情報」でこの場所が紹介され、夕マズメに釣果が上がったことが書かれていたが、ここは日中でも釣れる上、ポイントは遠投しなくても波裏付近でも釣れると言っていた。
尚、この方の釣り座は波の中だった。4本足の脚立のようなもの波の中に立て、その上にコマセ入れを乗せていた。やはり渚釣りは専用の便利な道具があるようだ。