冬の風物詩ハンバブダイ&寒メジナ釣り

2015年12月27日(土)8:30〜15:00
場所:東伊豆城ヶ崎海岸

天気:晴れ
潮:大潮





今日は、昨年にもこの時期に竿を出した城ヶ崎海岸へ行ってきた。本日のターゲットは、以前から釣ってみたいと思っていたブダイと、保険として、食べても美味しい寒メジナ。11時位までブダイを狙い、その後、午後3時位までフカセ釣りでメジナを狙った。


■城ヶ崎海岸
8時少し前に、イガイガ根の駐車場に到着。少し遅い時間だったため、駐車場はほぼ満車だったが奥の方にポツポツと空きがあったので無事駐車は出来た。


直ぐに準備をして、釣り場に向かった。今日の釣り場は、昨年竿を出して多少様子の分かる”ダセンバ”だ。本当は駐車場から近くて大物が期待できる”カンノン”に入りたいのだが、ここは暗い内から入って場所を確保しないと竿を出すことは出来ない。しかも、本日はかなり混雑しているはず。


左の写真の中央に見える磯が”カンノン”で、その直ぐ後にあるのが”イガイガ根”。写真では小さ過ぎて見えないが、撮影場所から眺めると”カンノン”は予想通り釣り人で混雑していた。


8時半頃に”ダセンバ”に到着。駐車場からは20分程で到着するが、ここまで来るにはアップダウンが何箇所かあって結構体力を消耗する。江ノ島の裏磯と大して変らない。


ブダイ釣りから開始。
餌は、昨年真鶴で採取して冷凍保存しておいたものを使用。今回のウキは、全長74cm程の細身の長ウキを自作しておいたもの。


ただ、今日の海は、風はそれ程でもなかったが、昨夜前線が通過した所為で波が高くブダイ日和ではなかった。
取りあえず、ハンバノリを付けて投入するがアタリは無く、餌も取られない。2時間ほど辛抱して続けてみたが、残念ながら一度もアタリがないまま終了することにした。


■ブダイの釣り座---正面は日蓮崎
10時半頃から釣り座を少し移動してフカセ釣りに切り替えた。

■メジナポイント
ところが、こちらも苦戦を強いられることに・・・
海の状況は、程よいサラシがあってメジナには好都合だったが、まだ水温が高いのか餌取りが多く、仕掛を投入すると一瞬で餌が無くなってしまう。しかも、ウキに殆ど反応が現れない。偶に、ウキが引き込まれて、上げてみるとベラかキタマクラが掛かってくる始末。


木っ端でさえ掛からず、正午過ぎまで釣果ゼロ。本日は正午頃に干潮をむかえた関係で魚の活性が悪かったようだ。その後、潮が上げ始めると13時近くになって、漸くメジナが掛かってきた。このときは、ウキにハッキリしたアタリは無かったが、ウキがほんの僅かにシモリ始めたので軽くあわせてみると、魚が掛かっていたという感じだった。



手の平サイズかと思ったが、釣り上げてみると意外に大きく足裏サイズの26cmあった為、取りあえずキープすることにした。
次に釣れたのは、これも26cmの良型のカワハギだった。


しかし、その後は、キタマクラの猛攻にもあい、頻繁に針を失うようになった。そのため、棚を変えたり沖目を狙ったりしたがあまり効果がなく、最終的に磯の際ギリギリに仕掛を落とすとメジナの反応が出るようになった。


そして、22cmの手の平サイズの尾長メジナが釣れてきた。あまり大きくはないが、本日はあまり釣れないと判断し、これもキープすることにした。


磯際を攻め続けて暫くたったころ、ウキがゆっくりシモリはじめた。根掛かりかもしれないので軽くあわせてみると、根掛かり!?  かと思ったら、違った。地面がゆっくり動いている。いや、魚だ!


高いところから釣っていたため、低いところまで降りてタモですくったが、36cmの良型の口太だった。
そして、あまり間を置かずに、29cmの良型を追加。


その後は、何回かアタリはあるものの、針ハズレでバラすなど釣果には繋がらず、時計を見るともう15時になっていた。
魚の血抜き処理や、道具の片付けに多少時間を取られる上、林の中を歩いて帰るので、薄暗くなる前に納竿することにした。


■良型26センチのカワハギ
■本日最大36センチの口太メジナ


さて、年内は今回をもって釣り納めとするか、もう一度何処かで竿を出すか思案中。


《本日の釣果》
 上から順に、
  29cm口太メジナ
  26cmカワハギ、26cm口太メジナ
  36cm口太メジナ
  22cm尾長メジナ