東京湾の大サバ

2015年8月30日(日)7:00〜15:30
場所:横須賀うみかぜ公園

天気:雨
潮:大潮





■今日は一日中雨だった。
昨年は今頃キスがよく釣れたのでキス釣りに行きたいと思っているのだが、このところ荒天が続き毎回投げ釣りは断念。その代わり、荒天の日でも釣りの出来る横須賀に足が向くようになってしまった。
今回もサバを狙ってうみかぜ公園でカゴ釣りをしてきた。


前回強風に悩まされたが、今日は雨雲が低く垂れ込め断続的に雨が降っていて肌寒く感じる一日だった。
その為、8時頃になると早朝から来られていた釣り人が帰られ、釣り場にも空きが目立つようになってきた。


今日は7時前に釣り場に到着したが、始めの内は前回同様竿を出せる場所が見つからず、右端のスロープから竿を出すことにした。
バクダン仕掛で釣り始めたが、数投目ウキに変化があり、ポコポコと上下した後、ウキが倒れた。喰い上げたようだ。
竿を立てリールを巻いてくると、10p程のカタクチが3匹付いていた。


しかし、その後は全くアタリがなく、周りでも釣れている様子は見られない。この頃、雨がポツリポツリとあたっていたが、1時間程すると雨脚が強まってきて、釣り場を去る方も出てきた。
ベストポイントで釣りをされていた方も帰り支度を始めたため、直ぐにそこへ釣り座を移すことにした。尚、先程までここで竿を出されていた方は前夜から夜釣りをされていたとのことで、大サバを4匹仕留めたとのこと。仕掛は1本針で1.5m程のハリスの中間付近にガン玉を打ち、餌には、何とイソメを使ったとのこと。
イソメでサバが釣れるというのは初耳だった。


午前中は、潮の流れが速く、正面に遠投してもあっという間に左から右へ流されるため、直ぐに仕掛を回収しなければならない。しかも、アタリは全くなく、仕掛もバクダンから1本針に換えてオキアミを付けてみたりしたが、全く効果無し。


正午頃になって、今日はもう何も釣れないだろうと思いつつも、バクダン仕掛に戻して粘っていると、ウキが僅かに沈んだ。取りあえず、軽く合わせて巻き始めると意外と重く、魚が掛かったようだ。しかし、残念ながら上がって来たのは25cm程のクサフグ。しかも、スレだった。ただ、何もアタリがない中、フグでも釣れると少しほっとする。


この頃になると、潮の流れが右から左へと変わった。そろそろ魚が回ってくるかもしれない、などと淡い期待を抱いて仕掛を打ち返していると、波間を漂っていたウキが突然海中へ引き込まれた。すかさず、合せを入れてみたが糸ふけが出来ていて充分な合せができず、少々慌てたが、急いでリールを巻いてみるとずっしりとした手応え。先程のフグとはだいぶ違う引きだ。


慎重に引き寄せてみると、本命の大サバだった。抜き上げ後、計測してみると40cmあった。今日はボ・・を意識していたので非常に嬉しい。


その後、サバの群れが入ってきたようで周りでもポツポツ釣れ始めた。私にも、更に2回アタリがあったが、喰いが浅く2回ともバラしてしまった。


その後、私の隣に入られた方がジグで大サバをゲット。しかし、その方はサバは要らないので下さるとのこと。遠慮なく、頂くことにした。
江ノ島で釣れるサバに比べると、ここのサバは脂がのっていて半端なく美味しい。


ネットで昨年の情報を調べてみると、10月頃まで釣れているようなのでもう一度位サバ狙いで竿を出してみたい。
次回は、穏やかな日に西の方面でシロギスを狙いたい。


≪本日の釣果≫
ゴマサバ 40cm 1匹(前回のサバより少し大きい)
頂き物のサバ 1匹