東京湾の大サバ

2015年8月11日(日)14:30〜17:30
場所:横須賀うみかぜ公園

天気:晴れ、真正面(北東)からの強風
潮:若潮





■15時頃、釣り場から見る猿島
この場所は前回初めて竿を出したが、運良く美味そうな大サバをゲットすることが出来た。持ち帰って捌いてみると、身は白く脂がのっていて刺身で食べれば相当美味そうだった。しかし、刺身はちょっと怖いので、塩漬け後1時間程酢に漬けてしめ鯖にたが、ほぼ刺身に近い状態でとても美味しくいただけた。


今回はシロギスでも狙おうかと思っていたのだが、台風14号のウネリでキス釣りは断念。青物なら多少海が荒れていても期待が持てるが、今までは竿を出せる場所を知らなかった為それも断念していた。


前回の釣行は釣り場の選択肢を広げるのに役に立った。東京湾内であれば外海が多少荒れていてもあまり危険をともなわずに釣りは出来る。
そこで、今回も大サバを狙って横須賀で竿を出すことにした。


ネット情報では、数は減ったがまだ大サバが釣れているようだ。16時頃から夕方に時合いがあるとのことなので午後から出掛けた。


釣り場に着いたのは14時過ぎだったが、既に満員状態で私が入れる余地はなく、仕方なく前回と同じ場所で竿を出すことにした。ここは、テトラだと思うが、手前に沈み根が張り出していて前回苦労した場所だ。干潮時の仕掛の取り込みには注意を要する。根の先は急に深くなっているらしく、魚を掛けた時には早目に魚を浮かしておかないと仕掛けごと失うことになる。


■前回作ったしめ鯖(1匹分)
釣り始めて、半時ほどは全くアタリがなく周りでも釣れている様子は見られなかったが、15時を過ぎた頃、左隣のサビキではないカゴ釣りの方に大サバが掛かった。そして、魚の群れが回ってきたのか、右隣の両軸遠投仕掛の方に大サバが掛かった。どちらもバクダン仕掛ではない。
私の仕掛はバクダンだったため、正面から吹きつける強風で遠くまで飛ばすことが出来ない。その所為か、周りではアタリがあるのに私のウキには全く反応が無い。今日は、強風の影響で岸近くは濁っていたので遠投が有利だったようだ。


折角の時合いなので、一回り大き目のロケットカゴに換えて、カゴの重さで遠投を試みることにした。しかも、このカゴは蓄光タイプなので潮が濁っているときに効果があるかもしれない。
早速投げてみると、先程よりかなり遠くまで飛ばすことが出来た。二、三度竿を煽って待っていると、ウキがポコポコと微かに動いた。これが魚のアタリか分からなかったが軽く煽って回収してみると、小アジが1匹スレで掛かってきた。


2投目も同じような動きをしたため、そのまま待っていると、いきなりスパッとウキが引き込まれた。すかさず竿を立てるとずっしりと重い手応え。しかし、巻いてくる途中ハリが外れてバラシてしまった。それでも仕掛を回収してみると小アジが1匹付いていた。アジの群れにサバが入ってきたのだろうか?


3度目のアタリがあったのは16時半頃だった。ずっしりと重い手応えで上がって来たのは、前回と同サイズの大サバだった。漸く、ボ・・は回避できたが、その後、17時過ぎまで粘ったが小サバと小アジしか釣れず、手前の根に仕掛が絡んでカゴ以下を失ったところで竿を納めることにした。


今回は危うくボ・・になるところだったが、途中でカゴを換えていなければ釣果ゼロだった可能性が高い。一回り大きいカゴで遠くまで飛ばせたこと、蓄光の効果、どちらが効いたのか分からないが、小物も何種類か用意しておくと助かることもあるようだ。


≪本日の釣果≫
ゴマサバ 38cm 1匹
小サバ 22 1匹
小アジ 5匹