キスの投げ釣り


2015年5月30日(土)7:00〜14:30
場所:伊豆多賀・岩港

天気:晴れ
潮:中潮




前回、八貫山下へ行ったときにはウネリがあって釣りが出来なかったので、リベンジのつもりで再度八貫山下に行ってみることにした。


そろそろ枇杷が黄色く色づきはじめているので、海の状態さえ良ければ好釣果が期待できる時期だ。私の験担ぎのようなものだが、「枇杷が黄色く色付いている時にキス釣りに行くとキスが良く釣れる。」 (^^;)゛
ただ、気になるのが今日の海の状態。予報では、「波の高さ1.5m、9時頃から南西の風5m/s」と、八貫山下で竿を出すにはちょっと条件が悪い。


そんなことも気にしながら、今日は少し早めに出発し、八貫山下の駐車場には7時頃到着したが、やはり心配していた状況が的中してしまった。
前日の低気圧の影響で海が荒れた様子で、濁りが酷く、まだウネリも残っていた。これでは前回と同様1匹も釣れないかもしれない。
そこで、今日は南西の風が強まることを考え、伊豆多賀まで足を伸ばしてみることに...


岩港
しかし、伊豆多賀でも底荒れしたのか、濁りがある上、海藻ゴミが酷く投げる度に引っ掛ってくる始末。キス釣師は前回よりも多かったが、どなたも釣れている様子は無く移動を繰り返していた。
仕方なく、あまり数は期待できないが、岩港に移動することにした。岩港でダメなら、今日はどこも釣れないと諦めるしかない。


9時頃岩港に到着。キス釣師が1名と、マゴチ狙いの方が2名程竿を出されていた。キス釣りの方に状況を聞いてみると随分前に1匹釣れただけで、その後さっぱりとのこと。
それでも、私が釣りの準備をしている最中に1匹追加していた。ただし、置き竿にしていた仕掛けを回収したら、釣れていたといった感じだ。


早速私も釣り始めたが、潮止まりとなったこともあり、アタリはおろか餌を取られることもなく1時間程が経過。
正午近くになって漸く待望のアタリ。しかし、回収した仕掛けには魚は掛かっていなかった。その後は再び沈黙。その間に、先程のキス釣師は釣れないと判断されてか諦めて帰っていかれた。


正午を少し回った頃から、ウネリが小さくなってきて濁りも取れてきた。そして、本日2度目のアタリ。今度は魚が付いているようだ。しかし、上がってきた魚はキスではなく15cm程のメゴチだった。


その後、ポツポツとだがアタリが出るようになり、漸く待望のシロギスが釣れるようになった。
結局、あまりの喰いの悪さに苦戦しながらも2時過ぎまで釣って、どうにか4匹を釣ることが出来た。


■15cm程のメゴチ
岩港は、以前からカワハギが良く釣れていたが、本日私にも帰る間際に20cmの良型のカワハギが釣れてきた。実は、前回にも30cm近い大物を釣っている人がいたので、カワハギ専門で狙っても面白いかもしれない。


■本日の釣果 本日もマゴチ狙いの方がいたが、仕掛けを良く見ると投げ釣り用のL型天秤に、1m程のハリスを付け、その先にはピンク色の針(擬餌針)が結んである。更に針には短冊状のサバの切り身が刺さっていた。これを遠投し、置き竿にしてアタリを待つという釣り方だった。
因みに、私がいる間に1匹掛かったが、釣れてきたのは40cm程の大きなエソだった。こんな釣り方もあるのかと感心させられたしだいである。






【本日の釣果】
シロギス 12〜14.5cm 4匹
カワハギ 20cm