キスの投げ釣り


2015年5月8日(金)8:00〜12:30
場所:伊豆多賀・八貫山下

天気:晴れ
潮:大潮





■伊豆多賀
まだ時期的に早いかとも思ったが、久し振りにキスの投げ釣りがしたくなって昨年初秋の頃に竿を振った伊豆多賀に行ってみた。


世の中、ゴールデンウイークは6日までというところが多いと思うが、私の働いている会社は10日までお休み。2日からなので9日間の連休となる。なので、この連休中に3回は釣りに行けると思っていた。ところが、実家の父の緊急入院等があって思うようにはならず、それでも折角の連休なので1日ぐらい竿を出しておこうと思って今日の釣行となった。


今日は、まだ休みの人もいる筈なので多少は道が混雑していると思っていたが、心配するほどでもなく意外と早く7時半頃伊豆多賀の駐車場に到着。

最初は国道下の小さな浜から投げてみた。しかし、魚の気配が全く無く、彼方此方投げてみたが一度も餌が取られることが無かった。


ボ・・だけは避けたかったので、ここは魚がいないと判断しもう少し深場を攻めてみようと場所を移動することにした。
向かった先は、浜から見ると右手の護岸の上にある歩道。ここから、沖に向かって竿を振ってみることにした。


ところが、浜からは見えなかったが、赤潮が足下から沖の方まで発生していてとても釣れそうな気がしない。
先に竿を出されている方がいたので状況を伺ってみたが、まったくアタリ無しとのこと。私もダメ元で投げてみたが、やはり、キスのアタリはなかった。ただ、一度だけ小さなアタリがあり待望のキスかと期待したが釣れてきたのは15cm程の小さなメゴチだった。


■15cm程のメゴチ
時計を見ると、10時を少し過ぎたところだった。餌のジャリメはほとんど減っていないし、このまま帰るには納得がいかないので、取りあえず場所を移動することにした。干潮が13時過ぎなので、まだ2時間位は釣りが出来る。5月初旬では少し早いと思うが、八貫山下へ引き返すことにした。


来るときは全く確認できなかったが、伊豆多賀から熱海までの海はいたるところ赤潮が発生していた。暫くは熱海方面は厳しそうだ。
■八貫山下


八貫山下の釣り場に着いてみると、赤潮は無く潮色も悪くは無かった。一見したところ良さそうな雰囲気だが、どうだろう?


急いで準備をし、第一投。時計を見ると11時を少し回ったところだった。
3投ほど投げたところで漸くアタリ。巻いてみると本日初の待望のシロギスだった。だが、今日は食いが浅く唇の皮に掛かっていて抜き上げた途端、波の引いた直後の砂の上に落下。直ぐに拾ってどうにかセーフ。15cmのレギュラーサイズだったが、ボ・・を逃れて一安心。


しかし、今日は、時期的にまだキスが少なく、アタリは計3回しかなかった。2回目のアタリでは、20cmオーバーと確信出来るほどの大きなキスが掛かっていたが、波打ち際で岩にあたって針が外れ逃げられてしまった。
3回目のアタリでも、まずまずのキスだったが、同じように波打ち際で逃げられてしまった。


まだキスの数も少なく、活性も低いのでよっぽど条件が良くなければ数を釣るのは難しそうだ。ただ、今の時期、釣れれば大型が期待できそうだ。大昔の話になるが、この八貫山下では20cm以上23.5cmまでのキスは毎回2、3匹は混ざった記憶がある。今回大型のキスを確認できたので、6月初旬のシーズンには良型も期待できる。


本日の釣果は、シロギス1匹に終わったが、次回のキス釣りはツ抜け位は出来るよう好条件が揃ったときに釣行したい。(^^;)゛
■シロギス(15cm)