フカセ釣り


2014年12月13日(土)9:00〜13:00
場所:東伊豆城ヶ崎海岸(だせんば)

天気:晴れ
潮:小潮




そろそろメジナのシーズンだ。
とはいっても、明るい時間帯に良型を釣るのは難しい。また、この時間帯に釣れる場所は限られてくる。
そこで今回は、東伊豆の城ヶ崎海岸へ調査に行ってきた。


■本日竿を出した”だせんば”入り口の標識
この辺りは磯釣りポイントがたくさんあるが、有名な磯は人気が高く、暗い内から入らないと竿を出すことができないらしい。今回は事前にネットで調べて釣り人の少なそうな、”ダセンバ”という磯に入ることにした。


現場に着いてみると、メジナのポイントには誰も入っておらず、釣り座も海面からの高さが丁度よい位で釣りやすそうだった。ただ、釣り始めた頃から次第に西風が強まり、まともに竿を出せたのは午前中の僅かの時間だけだった。ここは、メジナのポイントが西向きのため、西風の影響を受けやすい。


一方、東側は高所からの釣りとなるが、追い風で海も比較的穏やかだった。そのため、釣り場に到着したときには、既に先客がここからブダイ狙いで竿を出されていた。


先客は地元のご夫婦で、釣果を伺うと先程漸く1匹釣れたとのこと。その後、ブダイの活性が上がったようで、帰る頃に様子を伺うと、10匹釣ったそうだ。丁度、奥さんがブダイの腹を割いて、帰りの支度をしているところだったが、40cm超の良型が何匹か転がしてあった。


因みに、ブダイ仕掛けは、磯竿5号、道糸7号、ハリス4号、中通しオモリ10号、ハリはブダイ針(と言うのがあるらしい)の10又は11号とのこと。ウキは60p程のブダイ専用ウキだった。餌は、ハバノリを使用されていた。今年は例年になくブダイがよく釣れているとのこと。



さて、今日は西風が強いため、最初は風を避けて先端の左側の一段下がった所から竿を出したが、アタリは全く無く、結局西側の正面からもろに風を受ける場所へ移動した。足下に多めにコマセを撒いてから仕掛けを投入。


すると、直ぐにアタリがありニシキベラが釣れてきた。しかし、その後は餌は取られるもののアタリはなく、たまにアタリがあっても掛かってくるのはニシキベラだった。
そこで、仕掛けの投入ポイントをやや沖目に替えた途端、手の平サイズだが本命のメジナが釣れてきた。


その後暫く粘ってみたが、更に小さな木っ端メジナしか釣れず、また、ウネリで波も高くなり、釣り座まで波が這い上がってくるようになったため、やむなく竿を納めることにした。


今日は西風が強く、伊東では正午頃に風速10m/s、ウネリがあって波高3mの予報だった。
もう少し風が弱かったら、メジナは期待できそうな感じがした。
この場所は今シーズン中にもう一度チャレンジしてみたい。