ゴロタからのキス釣り


2014年6月15日(日)6:30〜13:00
場所:八貫山下

天気:晴れ 潮:大潮




西湘方面の大サバはそろそろ終りらしい。替わって、ワカシが入ってきているようだ。
今頃の時期は、夜明け前に着ければ、ジグサビキとサーフトローリングで青物を狙って、7時頃からはキス釣りに変更するというのが何時ものパターンだ。
今日も、そのつもりで数日前から弓角やジグのメンテ等準備をしていた。


ところが、目が覚めてみると外は既に明るくなり始めていた。残念だが、青物は諦めてキス一本に絞るしかないが、私の場合、最初からキス一本で釣りをするなら、浜からは狙わない。なぜって? 人が多くて隣との間隔が狭いため探れる範囲が狭いのと、何しろ100m位しか飛ばせないので...(汗)
そこで、キスの投げ釣りはあまり人が行かない場所、例えば磯かゴロタからの釣りとなることが多い。


■八貫山下の釣り場風景(13:00頃)
そんな訳で、今日は何時もの八貫山下に行くことにした。
途中、根府川を過ぎた辺りでは枇杷が黄色く色づいていた。私の経験では、枇杷が黄色く色づく頃になると八貫山下ではキスが良く釣れる、という験担ぎのようなものがある。


6時半頃、現場に到着。
誰も居ないだろうと思っていたが、既に先行者が2名いた。1人はエギンガーで、もう1人はキス釣りをされていた。



キス釣りの方に状況を伺うと、左手の親指と人指し指を広げて、”こんなのばっかり”、と言っていた。
私も、早速準備をして釣りを開始。1投目から、”プルプルプル”と気持ちよい当たりで、小型のキスが釣れてきた。
その後も、殆ど空振り無しで釣れてきたが、如何せん小型ばかり。


先行のキス釣師は、あまりにも小型ばかりなので嫌気が差したのか、7時を過ぎるとさっさと竿を仕舞って帰られていった。
エギンガーもランガンしながら移動し、何処かへ消えていった。
ついに、この広い釣り場は私一人で自由に使えるようになった。右に、左に、彼方此方投げてみたが、今日はどこでも釣れた。


途中、ヒメジやこんな(右の写真)危ないお魚さんも釣れたが、それ以外の外道は掛かってこなかった。
こんなことは、この場所にしては珍しい。何時もなら、必ずと言っていいくらいベラやキタマクラが掛かってくるのだが...


結果から言うと、キスが36匹。秋に釣れるようなピンギスばかりだったが、数では過去最高となった。外道に邪魔されなかった分、キスが多く釣れたような気がする。また、根掛かりも少なかったので効率よく釣りができた。


■ミノカサゴ

【本日の釣果】
シロギス 36匹(9〜17p)
ヒメジ 2匹


キスは大きいほうから10匹を天ぷらにして天丼で美味しくいただき、他は内臓を取った後、塩水に1時間程浸し、丸干しにしてみた。(下の写真)