真鶴三ツ石のフカセ釣り


2014年4月20日(日)11:00〜15:30
場所:真鶴

天気:曇り 潮:中潮



日増しに暖かくなって、晴れた日には上着もいらないくらいの日が多くなってきた。
釣りに行くときにも防寒着を着込む必要もなく、いよいよ快適に釣りができる季節になってきた。
これからは徐々に魚の活性も高くなって、ゴールデンウィーク頃にはキスの投げ釣りも面白くなってくる。


■三ツ石(10:00頃の風景。)
それまでの間は、冬の間やっていたメジナ釣りを続けるつもりだ。後1、2日釣行できればと考えている。
という訳で、今回もメジナのフカセ釣りに出掛けてきた。



3月8、22日、4月5日は三ツ石でメジナがよく釣れたが、そろそろノッコミも終わって夜釣りでもしない限り良型は厳しくなっているかもしれない。
それでも、前回まで好調が続いたので、まだ釣れるかもしれないと淡い期待を抱いて再び三ツ石に渡ってみた。
ただし、ネット情報によると、ここ2、3日真鶴、伊豆方面で赤潮が発生しているようだし、昨日の雨の影響など海の状況が心配だ。


釣り場へ向かう途中、西湘バイパスから海を見ると、昨日の雨で川から流入した濁り水の影響なのか見渡す限り緑色に濁っていた。
浜には、投げ釣り等の釣り人が何人も竿を出していたが、とても釣れそうな気がしない。
岬の先端にある三ツ石ならまだましだろうと思いながらも不安がよぎる。


そして、その不安は的中してしまった。
10時半頃三ツ石に到着したが、ここでも濁りは同じだった。どうも今日は相模湾一帯がこんな状態なのかもしれない。
しかも、予報では波高1mで風も大して強くなかったが、南東からの風が吹いていて海はかなり荒れていた。


三ツ石に着いたときには私が一番乗りだったようで、まだ誰も来ていなかったが、後から来られた方の中にはこの状況を見て諦めて戻られる方もいた。
私も移動を考えたが、ここまで渡ってくるのにかなり体力を消耗していたので、仕方なく実績のある場所で竿を出すことにした。


■潮色が薄緑色に濁っている。
しかしながら、昨日の雨で水温が低下したことや、菜っ葉潮のような濁りが影響したのか魚の活性は低く、付けた餌が取られることは殆どなかった。なので、今回はメジナを釣り上げることはできなかった。
ただ、根掛かりと間違えるようなアタリが1度だけあり、23.5pの良型のムラソイが掛かってきたのは不幸中の幸いといえる。


午後3時過ぎに納竿としたが、皮肉なことに、この頃から海の荒れも収まってきて、潮の濁りも取れてきた。
そして、釣り場を離れるときに、向かいの磯で竿を出されていた方が、足裏サイズのメジナを釣り上げた。
その後、夕マズメにかけて時合いが訪れたかもしれない。


今後、潮の状況が好転すれば、どんなことになるのかもう一度くらいここで竿を出してみたいが、潮位の低い時にしか渡れないのでタイミング的にどうなるか?

■ムラソイ23.5cm

フカセ釣りのターゲットではないが、とりあえずボ・・回避?
撮影後リリース。