真鶴三ツ石のメジナ釣り


2014年4月5日(土)11:00〜15:30
場所:真鶴

天気:晴れ 潮:中潮
南西の強風



今日も前回に引き続き、真鶴の三ツ石に渡ってきた。
あまり釣りものがない時期に、一度良い思いをしてしまうと他に目が向かなくなってしまう。
三ツ石はこれで今年3度目となるが、過去2回良い思いをしているので他に選択肢はなかった。
■三ツ石(16:00頃の風景。帰り際に撮影。)


しかし、今日は渡る前から波が高く、南西風が強い。
岬先端の階段下から三ツ石の釣り座までは約500mあるが、渡り始めた10時半時点では、全長の3分の1近くがまだ水没している。潮時表によると潮位は80p強となっているが、深いところで腰近くの水位がある。


過去2回の経験では、この位なら、水中の大き目の岩の上を歩けば以外と容易に渡れるはず。
しかし、今日は両側から来る波が白く泡立っている為、水中の岩が見えづらく中々歩を進められず苦労させられた。

渡る途中で前方を見ると、前回ご一緒させていただいたお二方が渡っているのを発見。
前回は私の方が先に釣り座に到着していたため、後から来たお二方とご一緒できたが、今日はちょっと気が引けるので別のポイントに入ることにした。
今日の釣り座は南西の強風が少しでも避けられそうな東向きの場所を選んだ。


コマセはいつも3kg購入しているが、オキアミのみ3kgのときもあれば、アミ2sとオキアミ1kgをブレンドして使うこともある。これに配合餌を混ぜてコマセを作るが、最近は、少しだけ経済的なアミ2sとオキアミ1kgを購入している。
今のところ、どちらも大差があるようには感じていないので財布に優しい方を選んでいるというわけ。


さて、今日は前回に比べ南西からの風が強く、東向きの釣り座ではあっても、ポイントは南の方向にあるので仕掛けの投入に苦労した。特に、釣り始めた11時頃は思いっきり投げても風で押し戻されてしまうような状況だった。コマセを撒いても仕掛けまで届かない。


そんな中、気持ちよくウキが引き込まれ上がって来たのは22、3cm程の手の平サイズのメジナ。
そして、暫くして2度目のアタリがあり、少しサイズアップして25、6p程の足裏サイズ。まずまずのサイズだったためキープするか迷ったが、前回釣行では後半に30cm前後がたくさん釣れたことを思い出し、リリース。


■手の平サイズのメジナ
ところが、潮がどんどん引いて足下付近はいちめんサラシが広がり釣りづらくなり、アタリも遠退いてしまった。
風も強く、暫くこんな状態が続いたが、2時近くになって風向きがやや追い風気味に変わり、仕掛けとコマセが思い通りのポイントへ投入できるようになった。
そして、やや沖目を流している時だった。ウキが僅かに海面下を漂いだした。が、それ以上引き込まれない。


■30cm近い良型の口太メジナ
根掛かりでもしたかと思い、竿を立て仕掛けを回収し始めると、魚の魚信が伝わってきた。
しかも、かなり重く”グングン”と竿を絞り込んでくる。良型を確信。
しかし、根に潜られないよう強引に竿を立てリールを巻こうとした瞬間、針がすっぽ抜けてしまった。


気を取り直して、再度同じポイントを攻めていると、数投目、ウキがゆっくりと海底に向かって引き込まれていった。
軽く合わせを入れると、ずっしりとした手応え。中々の重量感で上がって来たのは目測30cm前後のメジナ。釣り坐が海面から高い位置にあったので、タモ入れに手こずったが無事回収できた。思ったほど大きくはなかったが、丸々と太った29cmの口太だった。


その後、同サイズの口太を1匹追加し、3時過ぎに納竿とした。
今日は、南西の強風とうねりを伴った高波に悩まされたが、もう少し穏やかであったら更に釣果を伸ばせたはず。
まだ暫くは期待できる。


■本日の釣果
口太メジナ29p 2匹